【春のそと遊び達人が回答】レジャー&行楽に大活躍する「アウトドアチェア」の選び方&おすすめ品3選
過ごしやすい春を迎えて、キャンプやハイキングはもちろんピクニックやお花見などのレジャーに出かけたくなった人も多いはずですよね。そんなときに必須のギアといえば「アウトドアチェア」。…ではありますが、お店にはたくさん並べられていて迷ってしまうこともあるはずです。そこで今回は、アウトドアに精通する達人に、「シチュエーション別の選び方」と「おすすめの3脚」を教えてもらいました。
【達人が回答】アウトドアチェアの選び方
教えてくれたのは、エルブレス 大阪守口店で“キャンプ・スノーボードスペシャリスト”として活躍する生島さん。バーベキューインストラクター中級資格ももち、アウトドアチェアも得意分野!
今回は、ピクニックやお花見などの春のレジャーにぴったりな「収束式」のアウトドアチェアにフォーカスして、アウトドアチェアに造詣が深い達人に選び方とおすすめの3脚を教えてもらいました。
ワンタッチでパッと設置・撤収できるのが収束式のいいところですが、「肘掛け付きタイプ」「スツールタイプ」「ラウンドタイプ」などと個性はさまざま。それぞれどのような特徴や向いたシチュエーションがあるのでしょうか?
オールラウンドな「肘掛け付きタイプ」
「アウトドアチェアといえばコレ!」とはじめに思い浮かべるのが“肘掛けタイプ”ではないでしょうか。
肘掛けにドリンクホルダーが備わる品も多く、幅広いシチュエーションで活躍。キャンプだけでなく、チェアリングやスポーツ観戦などにも選ぶ人が多いタイプです。
肘掛けが肩にかかるストレスを軽減しつつ、体圧をうまく分散してくれるのも特徴です。長時間座っていても快適に過ごせるのもうれしいところ。
また、座面や背もたれの面積が広くさらに安定性が優れているモデルが多いのも、このタイプならではのポイントです。さまざまな地面に対応させやすいので、ゴツゴツとした河川敷でのバーベキューにもぴったり!
機動力にも優れる「スツールタイプ」
背もたれの省略でコンパクトにデザインされているのが“スツールタイプ”です。
高い機動力をもつので、細かく移動したり作業したりするようなシチュエーションにぴったり。キャンプサイトの設営時に使ったり、ハイク時にバックパックに忍ばせて携行したりする人も多いタイプです。
どこにでも持ち運びでき、設置・撤収もほかの2タイプよりさらにスムーズなので、チェアとしての利用はもちろん、一時的な荷物台代わりにしたり、行列待ち時の休息用にしたりと、“欲しいときにすぐ使えるアイテム”として常時携行しやすいのも魅力です。
座り心地が格別な「ラウンドタイプ」
肘掛けタイプと似ているものの、ボリュームある座面でソファーのような感覚を提供してくれるのが“ラウンドタイプ”です。
アウトドアでゆったり過ごすことが目的なら、このタイプを選ぶのがおすすめです。自宅のリビングで使用するキャンパーが多いのも、その座り心地の良さを証明しているエピソードのひとつではないでしょうか。
このタイプの多くが、座面・背もたれにクッション性の高い生地を使用しているのが特徴です。
ふかふかの生地に加えて体を包み込むようなシルエットもリラックス効果絶大!座面がワイドにデザインされているモデルも多いので、体格が大きい人もストレスなく休めるはずです。
リッチな気分でお花見を楽しみたい人や、キャンプサイトの演出にこだわりたい人など、じっくりと自然を満喫するようなシチュエーションにおすすめです。
初めての一脚には「肘掛け付きタイプ」
身軽に楽しみたい人は「スツールタイプ」
くつろぎ優先の人は「ラウンドタイプ」
【達人セレクト】初めてにおすすめ!スタイル別「アウトドアチェア」3選
ここからは、「肘掛け付きタイプ」「スツールタイプ」「ラウンドタイプ」の中から、特に達人がおすすめする逸品を厳選して紹介してもらいます。
それぞれのスペックに加えて、達人だからこその視点でのおすすめシチュエーションも解説してもらうのでぜひ参考に!
【肘掛け付きタイプ】大定番の実力派「コールマン リゾートチェア」
肘掛け付きタイプの中でも特に大定番として親しまれているのが、おなじみコールマンの「 リゾートチェア」です。
座面幅・約53cm、座面高・約43cm、耐荷重・約80kgとオーソドックスなスペックとしつつ、タフなスチール製フレームの採用で長く愛用できるキャラクターに仕上げられているのもポイント。
それでいて手に取りやすい価格(エルブレス販売価格 2,900円 税込)に設定されているのも、はじめの一脚として手にするにはうれしいところです。
また、両方の肘掛けにカップホルダーが装備されているのも見逃せないところ。
片方の肘掛けにしかないチェアも多い中、これは大きなアドバンテージになるはずです。片側にドリンクを、もう片側はスマートフォンを、などと家族で楽しむレジャーにも役立つはず。また背もたれには、脱いだジャケットなどを一時的に収納できるポケットもデザインされています。
【基本情報】
コールマン リゾートチェア
- 使用サイズ(約):81×51×87(h)cm
- 収納サイズ(約):約14×14×87(h)cm
- 重さ(約):約3.2kg
- 耐荷重(約):80kg
- 素材:[シート]ポリエステル [フレーム]スチール
- 付属品:収納ケース
- エルブレス販売価格:2,900円(税込)
【スツールタイプ】タフでコンパクトな「ロゴス キュービックチェア」
創業40周年を迎えたジャパンブランド・ロゴスの人気スツール「キュービックチェア」です。
20.5×20.5×高さ21cmという小ささとA7075超々ジュラルミン製フレームの採用で、300gという軽さを実現!
さらに座面四隅をステンレスパーツで強化し、耐荷重120kgというタフなキャラクターに仕上げられているのもおすすめ理由のひとつです。
また、収納時はわずか5×6×27.5cmという、バックパックのサイドポケットにも収まるスリムな状態になるのも魅力です。
収納袋も付属するので、いつでもどこでもストレスなく携行OK。公園でのお散歩のお供はもちろん、UL系キャンパー・ハイカーにも支持されているのも納得できるスペックではないでしょうか。これなら、家族分をまとめて運搬するのも苦にならないはずです。
【基本情報】
ロゴス キュービックチェア
- 使用サイズ(約)::20.5×20.5×21(h)cm
- 収納サイズ(約):5×6×27.5(h)cm
- 重さ(約):300g
- 耐荷重(約):120kg
- 素材:[シート]ポリエステル(PUコーティング) [フレーム]A7075超々ジュラルミン
- 付属品:収納ケース
- エルブレス販売価格:2,970円(税込)
【ラウンドタイプ】心地よさMAXな「ホールアース マーメイドチェア」
ファミリーキャンパーにも人気のホールアースの注目ラウンドチェアが、こちらの「マーメイドチェア」です。
幅80×奥行き68cmと余裕あるサイズと包み込まれるような生地の組み合わせが贅沢そのもの!座面高が立ち上がりやすい38cmに設定されているのもニクイところではないでしょうか。
落ち着いたデザインとブラックのフレームが相まって、自宅のリビングやべランピングにもマッチする雰囲気を獲得しているのも魅力です。
体と接触する部分にはふんわりとした中綿が封入されているので、クセになることは間違いなし!フィールドで腰を下ろせば、春ならではの自然の美しさを思いきり満喫できるはずです。
ボリュームある一脚ではありますが、収納時は80×68×高さ82cm(重さ3.95kg)と大きすぎず、収束バンドとハンドルも備わっているので、持ち運びにも大きなストレスは感じません。
【基本情報】
ホールアース マーメイドチェア
- 使用サイズ(約):80×68×82(h)cm
- 収納サイズ(約):23×27×88(h)cm
- 重さ(約):3.95kg
- 耐荷重(約):約80kg
- 素材:[シート]ポリエステル [フレーム]スチール
- エルブレス販売価格:4,389円(税込)
春レジャー必須の「アウトドアチェア」を選ぶなら「全国のエルブレス」へ!
今回は「エルブレス 大阪守口店」にお邪魔して、達人に春レジャーにおすすめの「アウトドアチェアの選び方」と、肘掛け付きタイプ・スツールタイプ・ラウンドタイプそれぞれの「おすすめの3脚」を教えてもらいました。
約800坪の売り場面積を誇る同店には、今回おすすめしてもらったアウトドアチェアのほかにも、そと遊びが楽しくなるチェアやキャンプギアが満載!
達人の生島さんをはじめ、アウトドアに精通するスタッフが多くそろっているので、アイテム選びに迷った際は気軽に相談してみるのがおすすめ。みなさんも、きっと大満足できる品に巡り会えるはずです。
また、最近はUL系アイテムのラインナップにも注力。ハイカーやミニマリストもすてきな時間を過ごせるので、ぜひお店に足を運んでみてください。
【店舗情報】
エルブレス 大阪守口店
- 住所:大阪府守口市佐太東町2-9-10(スーパースポーツゼビオ店内)
- 電話番号:06-6916-5550
- 営業時間:10:00~20:00