U.L.ツェルトは、モンベルから販売されているツェルトです。スタンダードモデルのライトツェルトよりも一回り小さい分、コンパクト性や軽量性に特化しています。またくさび型のデザインであることから、強風にも耐えることができる仕様となっています。ここでは、U.L.ツェルトの特徴や機能についてご紹介します。
登山の緊急時に活躍するツェルト
ツェルトは、日帰りや小屋に泊まる予定の登山で、急な悪天候などに遭ったときなどの緊急時に活躍するものです。普段は使用しないことから、できる限り軽量性を追求しており、登山で常備していても荷物にならないように工夫されています。その代わりに本体生地は薄く、雨や風にも弱いため、通常のテントとしての使用には向いていません。
コンパクト化、軽量化に成功したツェルト
スタンダードシリーズのライトツェルトよりも、居住面積が狭くした分コンパクト化と軽量化に特化しています。重量230g、また収納サイズは350ml缶と同じの大きさと、片手で持てるほど手軽なものなので、登山中もほとんど荷物になりません。
余分なスペースをはぶいた、くさび形のデザイン
側面は長方形であるのが一般的ですが、このツェルトは余分なスペースを省いた、くさび型のデザインになっています。こうすることでより軽量になり、また強風の影響を受けにくい耐風性に特化したものとなっています。
フライシートとの併用で簡易テントとして機能
別売りのフライシートとポールセットを併用することで、防風防水性を高まります。簡易テントとしても使用することができるでしょう。
急なビバークにはツェルトを被ることで対応
ビバークの時には、ツェルトを被ることで対応することもできます。設営の手間が省ける分、悪天候などによる急なビバークに対応することができます。このときベンチレーターが付いていることで、中から顔を出して周囲を見渡すことができます。