ワンタッチタープおすすめ16選!おしゃれなデザインや風に強いモデルを厳選
ワンタッチタープは設営・撤収が簡単で、日よけや雨よけになります。キャンプやバーベキュー、海水浴などで活躍!今回は魅力や選び方、おすすめのワンタッチタープを紹介します。コールマンなどの人気ブランドやおしゃれなデザイン、風に強いモデルを厳選。
ワンタッチタープとは?ほかのタープとの違いも解説
ワンタッチタープとは、フレームを広げて屋根のシートをかぶせるだけで設営できる簡易テント型のタープのこと。名前のとおり、「ワンタッチ(1動作)」で設営できる手軽さが魅力です。
通常のタープ(ヘキサタープやレクタタープなど)は、ポールやロープを使って自分で組み立てる必要があり、設営に慣れが必要。一方で、ワンタッチタープは骨組みが一体化しているため、初心者や力に自信のない人でも扱いやすいのが特徴です。
また、自立式であるため地面の状況を問わず使いやすく、ペグなしでも設営できることも。キャンプはもちろん、バーベキューや運動会、フリマなど幅広いシーンで活躍します。
ワンタッチタープの選び方
まずはワンタッチタープを選ぶ際に注目すべき、4つのポイントを紹介していきます。以下のポイントを確認して、最適なモデルを選びましょう。
人数や設置場所に合わせて選ぶ「サイズ」
軽量性や耐久性のバランスで選ぶ「フレームの素材」
用途で選ぶ「フライシートの素材」
快適性で選ぶ「オプションパーツ」
人数や設置場所に合わせて選ぶ「サイズ」
ワンタッチタープのサイズは、使用する人数や設置するスペースに合わせて選ぶのが重要です。特に設置面積が限られている場合は、スペースに収まるサイズであるかを確認しましょう。使用人数とサイズの目安は以下になります。
- 3〜4人:200×200cm
- 4〜5人:250×250cm
- 5人以上:300×300cm
あくまでも目安なのでチェアやテーブルなど、タープの下に置く道具のサイズも考慮しながら検討してみてください。
道具が多い場合やスペースに余裕を持たせたい場合は、
少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。
なお、サイズに比例して重さが増加したり、収納スペースがより必要となったりする点は理解しておきましょう。
軽量性や耐久性のバランスで選ぶ「フレームの素材」
フレームの素材には、主にアルミ・スチール・ファイバーグラスが使用されています。それぞれ特徴をみていきましょう。
- アルミ
持ち運びやすさを重視するなら、軽量で扱いやすいアルミ製がおすすめです。車の乗り入れができない公園やキャンプ場など、持ち運びする時間が長いシチュエーションに適しています。軽量で防風性に乏しいため、使うときはペグなどでしっかり固定しましょう。
- スチール
費用を抑えたい人には、比較的リーズナブルなスチール製が最適です。重さがあるため持ち運びにくさはありますが、そのぶん、耐久性があり風に強い特徴があります。なお、さびに弱いため雨で濡れた場合は、しっかり乾燥させてから保管しましょう。
- ファイバーグラス
ファイバーグラス製は、アルミとスチールの中間的な性能を持っています。耐久性と軽量性のバランスが良いものを探している人におすすめです。
使用する場所や持ち運ぶ際の状況をイメージしながら選びましょう。
用途で選ぶ「フライシートの素材」
フライシートの素材にはさまざまな加工が施されていることから、タープの用途に応じて選ぶのがおすすめです。ここでは3つのシーンにわけて紹介します。
日差しや紫外線の量が多いシーズンは、直射日光による暑さや紫外線による肌へのダメージを防ぐことが大切です。紫外線をカットしたり遮熱効果を高められたりするシルバーコーティングがおすすめ。
製品によっては、より耐性の強い加工がされているものもあります。日差しであれば遮光率、紫外線であればUVカット率などで性能が示されており、どちらも数字が高いほど効果的です。
アウトドアは天候が急に変化しやすいので、防水性も重要です。フライシートに防水加工が施されていれば、突然の雨にも慌てずに対処できます。シートのつなぎは雨が染みやすいので、シーム加工がされたものもおすすめ。
より強い防水加工がされているものは耐水圧が記載されており、数字が大きければ防水性が高いと判断できます。500mmなら弱い雨、1,000mmなら中程度の雨、1,500mmなら強い雨に耐えられるといわれているので、選ぶときに確認してみてください。
ワンタッチタープの近くで焚き火やバーベキューなど火を扱う場合は、難燃性の素材や難燃加工が施されたものを選びましょう。コットンやポリコットン(TC素材)は火の粉に強いのでおすすめです。
なお、難燃性があるとはいえ燃える場合もあるので、過信するのは危険といえます。キャンプやバーベキューを安全に楽しむためにも、火との距離や位置を配慮した上で使うようにしましょう。
使うときのシチュエーションや時期に応じて、必要な素材を選んでみてください。
快適性で選ぶ「オプションパーツ」
ワンタッチタープにはアウトドアをより快適に過ごせるよう、オプションパーツがいくつか展開されています。ここでは主な3つを紹介するので、必要な機能があるか確認してみてください。
虫よけ対策に使える通気性も抜群のメッシュシートです。1枚のシートを4面に取りつけるタイプと、蚊帳のように一体型になっているタイプがあります。虫を防げるだけでなく、熱がこもりにくいため、夏のシーズンに最適です。
タープ側面に設置して、
横からの日差しをさえぎるシートです。日差しはもちろん、雨の吹き込みを防いでくれる役割があります。サイドウォールにハトメがついているタイプは、斜めに設置してスペースを広くとれるのでおすすめです。
ワンタッチタープを重りで固定するためのオプションパーツ。ウエイトには、水や砂、石などを入れて重さを調整する袋タイプと、本体自体に重量があるため調整が不要なタイプの2つがあります。
なお、袋タイプは重りを取り出して軽くコンパクトにできるメリットも。
砂浜やコンクリートなどペグが使えない場所でも、ワンタッチタープをしっかり固定できます。
それぞれ用途が異なり、適したシーンで使えばより快適性が向上します。居住性や安全性を高めたい人は検討してみてください。
【幅2m前後】ワンタッチタープのおすすめ4選
ここからは、3~4人で使用するのにおすすめなワンタッチタープを紹介します。畳2.5畳分の広さを確保できるため、ピクニックや庭先でのバーベキューなど、家族で使用するのにぴったりです。
【幅2.5m前後】ワンタッチタープのおすすめ7選
ここからは、4~5人で使用するのにおすすめなワンタッチタープを紹介します。畳約3.5畳分の広さを確保できるため、少人数のグループでバーベキューやキャンプなどをするときにおすすめです。
【幅3m前後】ワンタッチタープのおすすめ5選
ここからは、5人以上で使用するのにおすすめなワンタッチタープを紹介します。畳み約5畳分の広さを確保できるため、大人数で楽しむアウトドアシーンにおすすめです。
便利な機能やオプションを使ってより快適に
ワンタッチタープには、便利な機能がついている製品や、機能を拡張できるオプションがあるので、特におすすめの4つを紹介していきます。
- 機能.「ベンチレーション」で風を逃がす
- オプション1.「メッシュ」で嫌な虫も気にならない
- オプション2.「サイドウォール」で壁をつくる
- オプション3.「ウエイト」で楽にしっかり固定
ワンタッチタープでより快適に過ごしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
機能.「ベンチレーション」で風を逃がす
ベンチレーション(風通し)機能には風による吹きあがりを抑え、タープが飛んだり壊れたりするのを防いでくれる役割があります。ケガにつながるリスクも回避できるので、安全面を重視したい人におすすめ。強い風が吹きやすい、2月~4月ごろに使用する場合に最適な機能です。
オプション1.「メッシュ」で嫌な虫も気にならない
タープを囲むようにメッシュシェルターを取りつければ、夏でも虫を気にせず快適に過ごせます。ワンタッチタープのメーカーにかかわらず使用できるタイプもありますが、設置条件を満たしているか必ず確認するよう注意してください。
オプション2.「サイドウォール」で壁をつくる
タープ側面にサイドウォールを取りつければ、横から入る日差しや地面からの反射光を防げます。雨による吹き込みにも効果的なので、2面以上用意しておくと安心です。
ほかのサイトと距離が近いときやプライベート感を確保したいときには、目隠しにも使えます。さまざまな使い方ができるので、より快適にワンタッチタープを使いたい人におすすめです。
オプション3.「ウエイト」で楽にしっかり固定
ワンタッチタープを固定するには、ペグが打てない場所でも使用できるウエイトが便利です。重さのあるタープでも、急な突風で飛ばされる場合があるので、本体が壊れたり自身がケガをしたりしないよう、ウエイトでしっかり固定しておくと安心して使えます。
水や砂を入れる袋タイプだと、使わないときは軽くコンパクトにできるので、携行性が気になる人におすすめです。
ワンタッチタープに関するQ&A
初めてワンタッチタープを購入する人は、「風に強いってどれくらい?」「砂浜で使える?」「設営って本当に一人でできるの?」など、不安や疑問を感じることも多いはず。ここでは、特によく寄せられる質問をわかりやすくまとめました。タープ選びの参考にしてみてください。
どのくらいの風まで耐えられる?
製品によって異なりますが、ほとんどのワンタッチタープは中風(風速5m)程度までの使用を想定しています。突風が吹くような日や風速8mを超える場合は、安全のために撤収を検討しましょう。風対策としては、ウエイト・ペグ・ロープの併用が効果的です。
砂浜や芝生などペグが打てない場所でも使えますか?
ペグが刺さりにくい地面では、水や砂を入れるタイプのウエイトバッグや、据え置き型の重りを使うのがおすすめ。ウエイトを四隅に配置するだけで、風への強度が大きく変わります。特に砂浜では軽量タイプのタープより、やや重めのモデルが安定しやすいです。
一人でも設営できますか?
「ワンタッチタープ」は設営しやすさが魅力ですが、サイズが大きくなるほど力が要ります。特に3m×3m以上の大型サイズや風が強い日は、フレームが不安定になることもあるため複数人以上での設営が安心です。簡単設営をうたうモデルでも、取扱説明書の推奨人数以上で組み立てるようにしましょう。
風に強いタープを選ぶポイントは?
風に強いモデルを選ぶなら、「風を逃がす構造(ベンチレーション)」と「重みのあるフレーム(スチール製)」をチェックしましょう。設営時にしっかり固定できるよう、ペグやロープ、ウエイトに対応しているかも要確認です。
ワンタッチタープでアウトドアをもっと楽しもう
今回は魅力や選び方に加えて、おすすめのワンタッチタープを紹介しました。簡単に日よけや雨よけとして活用できますが、デザインや機能、コンパクトさにもこだわるとさらに快適に過ごせます。キャンプやバーベキューなどをより楽しめるよう、紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。最適なワンタッチタープを見つけて、アウトドアを楽しみましょう!