制作者
嶋田ふみよし
2022年からキャンプデビューし、オールイヤーキャンパーとして活動中。自然の中でお酒と食事を楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごすのが好きです。軽さや扱いやすさを重視したギアを好み、テントはGOGlampingを愛用中。千葉の平野部で生まれたため山や川、海などを身近に感じられるキャンプ場を追い求めています。
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もくじ
一人で組み立て可能!「ワンタッチタープ」の魅力
ワンタッチタープの魅力は、製品によっては一人で組み立てができるほど簡単に扱える点です。少ない人員で設営・撤収ができ、手軽に日よけや雨よけとして活用できるため人気があります。
ペグを使わずに設営できるので、固い地面や砂浜でも使用可能。キャンプやバーベキューのほかにも、フリーマーケットやスポーツイベントなど、さまざまなアウトドアシーンで活用できるのも魅力のひとつです。
ワンタッチタープの選び方
まずはワンタッチタープを選ぶ、4つのポイントを紹介していきます。
選び方のポイントを確認して、最適なアイテムを選びましょう。
- 人数や設置場所に合わせて選ぶ「サイズ」
- 軽量性や耐久性のバランスで選ぶ「フレームの素材」
- 用途で選ぶ「フライシートの素材」
- 快適性で選ぶ「オプションパーツ」
人数や設置場所に合わせて選ぶ「サイズ」
ワンタッチタープのサイズは、使用する人数や設置するスペースに合わせて選ぶのが重要です。特に設置面積が限られている場合は、スペースに収まるサイズなのかを確認しましょう。使用人数とサイズの目安は以下になります。
あくまでも目安なのでチェアやテーブルなど、タープの下に置く道具のサイズも考慮しながら検討してみてください。道具が多い場合やスペースに余裕を持たせたい場合は、少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。
なお、サイズに比例して重さが増加したり、収納スペースがより必要となったりする点は理解しておきましょう。
- 3〜4人:200cm×200cm
- 4〜5人:250cm×250cm
- 5人以上:300cm×300cm
軽量性や耐久性のバランスで選ぶ「フレームの素材」
フレームの素材には、主にアルミ・スチール・ファイバーグラスが使用されています。それぞれ特徴をみていきましょう。
- アルミ
- スチール
- ファイバーグラス
フレームの素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
アルミ | ・軽い | ・風に弱い |
スチール | ・耐久性がある ・価格が安い | ・重い ・さびに弱い |
ファイバーグラス | ・アルミより耐久性がある ・スチールより軽い | ・アルミより重い ・スチールより強度が劣る |
使用する場所や持ち運ぶ際の状況をイメージしながら選びましょう。
用途で選ぶ「フライシートの素材」
フライシートの素材にはさまざまな加工が施されていることから、タープの用途に応じて選ぶのがおすすめです。ここでは3つのシーンにわけて紹介します。
- 真夏・炎天下
出典:PIXTA
日差しや紫外線の量が多いシーズンは、直射日光による暑さや紫外線による肌へのダメージを防ぐことが大切です。紫外線をカットしたり遮熱効果を高められたりするシルバーコーティングがおすすめ。
製品によっては、より耐性の強い加工がされているものもあります。日差しであれば遮光率、紫外線であればUVカット率などで性能が示されており、どちらも数字が高いほど効果的です。
- 雨の日
出典:PIXTA
アウトドアは天候が急に変化しやすいので、防水性も重要です。フライシートに防水加工が施されていれば、突然の雨にも慌てずに対処できます。シートのつなぎは雨が染みやすいので、シーム加工がされたものもおすすめ。
より強い防水加工がされているものは耐水圧が記載されており、数字が大きければ防水性が高いと判断できます。500mmなら弱い雨、1,000mmなら中程度の雨、1,500mmなら強い雨に耐えられるといわれているので、選ぶときに確認してみてください。
- 火の近く
出典:PIXTA
ワンタッチタープの近くで焚き火やバーベキューなど火を扱う場合は、難燃性の素材や難燃加工が施されたものを選びましょう。コットンやポリコットン(TC素材)は火の粉に強いのでおすすめです。
なお、難燃性があるとはいえ燃える場合もあるので、過信するのは危険といえます。キャンプやバーベキューを安全に楽しむためにも、火との距離や位置を配慮した上で使うようにしましょう。
真夏・炎天下 | ・遮熱性のあるシルバーコーティングで熱中症対策 ・UVカット率が高めのもので紫外線対策 |
---|---|
雨の日 | ・急な雨程度なら耐水圧500〜1,000mmあれば安心 ・強い雨には1,500mm以上が必要 |
火の近く | ・コットンやポリコットンは火の粉に強い |
使うときのシチュエーションや時期に応じて、必要な素材を選んでみてください。
快適性で選ぶ「オプションパーツ」
ワンタッチタープにはアウトドアをより快適に過ごせるよう、オプションパーツがいくつか展開されています。ここでは主な3つを紹介するので、必要な機能があるか確認してみてください。
- メッシュ
虫よけ対策に使える通気性も抜群のメッシュシートです。1枚のシートを4面に取りつけるタイプと、蚊帳のように一体型になっているタイプがあります。虫を防げるだけでなく、熱がこもりにくいため、夏のシーズンに最適です。
- サイドウォール
タープ側面に設置して、横からの日差しをさえぎるシートです。日差しはもちろん、雨が吹きいれるのを防いでくれる役割があります。サイドウォールにハトメがついているタイプは、斜めに設置してスペースを広くとれるのでおすすめです。
ワンタッチタープを重りで固定するためのオプションパーツ。ウエイトには、水や砂、石などを入れて重さを調整する袋タイプと、本体自体に重量があるため調整が不要なタイプの2つがあります。
なお、袋タイプは重りを取り出して軽くコンパクトにできるメリットも。
砂浜やコンクリートなどペグが使えない場所でも、ワンタッチタープをしっかり固定できます。
メッシュ | ・虫を防ぎながら熱がこもらない ・夏のシーズンにおすすめ |
---|---|
サイドウォール | ・横からの日差しや雨の吹きいれを防げる ・ハトメがついているとスペースを広くとれる |
ウエイト | ・水や砂などを入れる袋タイプ or 本体に重量があるタイプ ・ペグが使えない場所でもしっかり固定できる |
それぞれ用途が異なり、適したシーンで使えばより快適性が向上します。居住性や安全性を高めたい人は検討してみてください。
【幅2m前後】ワンタッチタープのおすすめ5選
ここからは、3~4人で使用するのにおすすめなワンタッチタープを紹介します。畳2.5畳分の広さを確保できるため、ピクニックや庭先でのバーベキューなど、家族で使用するのにぴったりです。
【幅2.5m前後】ワンタッチタープのおすすめ7選
ここからは、4~5人で使用するのにおすすめなワンタッチタープを紹介します。畳約3.5畳分の広さを確保できるため、少人数のグループでバーベキューやキャンプなどをするときにおすすめです。
【幅3m前後】ワンタッチタープのおすすめ5選
ここからは、5人以上で使用するのにおすすめなワンタッチタープを紹介します。畳み約5畳分の広さを確保できるため、大人数で楽しむアウトドアシーンにおすすめです。
便利な機能やオプションを使ってより快適に
ワンタッチタープには、便利な機能がついている製品や、機能を拡張できるオプションがあるので、特におすすめの4つを紹介していきます。
ワンタッチタープでより快適に過ごしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
- 機能.「ベンチレーション」で風を逃がす
- オプション1.「メッシュ」で嫌な虫も気にならない
- オプション2.「サイドウォール」で壁をつくる
- オプション3.「ウエイト」で楽にしっかり固定
機能.「ベンチレーション」で風を逃がす
ベンチレーション(風通し)機能には風による吹きあがりを抑え、タープが飛んだり壊れたりするのを防いでくれる役割があります。ケガにつながるリスクも回避できるので、安全面を重視したい人におすすめ。強い風が吹きやすい、2月~4月ごろに使用する場合に最適な機能です。
オプション1.「メッシュ」で嫌な虫も気にならない
タープを囲むようにメッシュシェルターを取りつければ、夏でも虫を気にせず快適に過ごせます。ワンタッチタープのメーカーにかかわらず使用できるタイプもありますが、設置条件を満たしているか必ず確認するよう注意してください。
オプション2.「サイドウォール」で壁をつくる
タープ側面にサイドウォールを取りつければ、横から入る日差しや地面からの反射光を防げます。雨による吹き込みにも効果的なので、2面以上用意しておくと安心です。
ほかのサイトと距離が近いときやプライベート感を確保したいときには、目隠しにも使えます。さまざまな使い方ができるので、より快適にワンタッチタープを使いたい人におすすめです。
オプション3.「ウエイト」で楽にしっかり固定
ワンタッチタープを固定するには、ペグが打てない場所でも使用できるウエイトが便利です。重さのあるタープでも、急な突風で飛ばされる場合があるので、本体が壊れたり自身がケガをしたりしないよう、ウエイトでしっかり固定しておくと安心して使えます。
水や砂を入れる袋タイプだと、使わないときは軽くコンパクトにできるので、携行性が気になる人におすすめです。
ワンタッチタープでアウトドアをもっと楽しもう
今回は魅力や選び方に加えて、おすすめのワンタッチタープを紹介しました。簡単に日よけや雨よけとして活用できますが、デザインや機能、コンパクトさにもこだわるとさらに快適に過ごせます。キャンプやバーベキューなどをより楽しめるよう、紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。最適なワンタッチタープを見つけて、アウトドアを楽しみましょう!
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今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||||||||||||||||||||
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商品名 | LOGOS(ロゴス) ソーラーブロック Qセットタープ220 | IGNIO(イグニオ) 2Mワンアクションタープ | BUNDOK(バンドック) ワンアクションタープ 200 | North Eagle(ノースイーグル) ワンタッチキャノピー200II | MASTERCANOPY(マスターキャノピー) ワンタッチタープテント 2M | Coleman(コールマン) インスタントバイザーシェードII/M | QUICKCAMP(クイックキャンプ) ワンタッチタープ 2.5m | ロゴス ソーラーブロック Qセットタープ270 | FIELDOOR(フィールドア) ポータブルタープテント(アルミ) | AND・DECO(アンドデコ) カスタムタープテント 2.5m | NEWTEC JAPAN(ニューテックジャパン) カンタンタープ240 | ニューテックジャパン カンタンタープ260キャンプカスタム | コールマン パーティーシェードライト/300+ | バンドック ワンアクションタープ 300 | CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) クイックシェード300UV | フィールドア タープテント強化版 センターロック(スチール) | ENDLESS BASE(エンドレスベース) ワンタッチタープテント サイドシート2枚付 | フィールドア バグガード 2.0m用 | フィールドア バグガード 2.5m用 | フィールドア バグガード 3.0m用 | クオルツ ガゼボ240用横幕 | Sutekus ウエイトバッグ 4個セット | クイックキャンプ テント・タープ用 マルチウエイト 6kg 4個セット |
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