ディハイドレート食品で軽量化を!非常食を活用しよう!

女子力アップの簡単・おいしい山ごはん!今夜のメニューは?
2021.03.05ライフスタイル
オートキャンプやグランピングなら、好きな食材も便利な機材も持ち出せます。でもトレッキングや縦走などでは、持ち物には制約があり、食事も軽量で簡素なものになりがちですね。そこで今回はそんな食材や器具でも満足感たっぷりで女子力アップも期待できる山ごはんのオリジナルメニューをご紹介します。スイーツのアイデアもありますよ。
山での食材事情

トレッキングやバックパッキング、縦走などでは装備の重量に制限がありますね。できるだけ軽量でコンパクトにしたいので、使える調理器具には限りがあり、食材も非常食や乾燥食材がメインになります。そのためお湯を注ぐか温めるだけで食べる事が多いのですが、少しの工夫で見違えるようなご馳走になります。
超簡単山ごはんレシピ
バックパッキングやトレッキングで装備できる代表的な器具と、軽量な食材でできるメニューをご紹介します。基本的には乾燥食材ですが、わずかな生鮮食材が持てるようであれば、さらにメニューの幅も広がります。
野菜とわかめタップリの具沢山味噌ラーメン

キャンプの携帯食料と言えばインスタントラーメンが定番ですよね。これに乾燥野菜とサラミを加えるだけで、具だくさんの満腹ラーメンにします。栄養バランスもアップして、少し物足りなかったインスタントラーメンがちゃんとした食事になります。加えるのは乾燥食材ですから重量の負担がありません。
【材料】
- インスタントラーメン:1袋
- 水:550cc(通常の作り方より少し多目に。乾燥食材が水を吸います)
- 乾燥野菜(みそ汁の具):10g~(お好みの量でOK)
- サラミソーセージ:薄切りを4~5枚(たんぱく質を採るためのチャーシュー代わり)
ドライトマトのペペロンチーノ

パスタもアウトドアフードの定番ですね。以前にもご紹介した早ゆでパスタにドライトマトとサラミを加えるだけで、本場イタリアンのペペロンチーノに早変わり。これも乾燥食材ですから重量はほとんど気にしなくて良いですね。
【材料】
- 早ゆでパスタ:100g
- 水:250cc(パスタが浸るぐらい)
- ドライトマト:2~3個
- サラミソーセージ:薄切り2~3枚(ベーコンでも良いですね)
- ニンニク:1片(乾燥したスライスニンニクでもOK)
- オイル:大さじ1
- 塩・粗挽きコショー:少々
しいたけとわかめの炊き込みご飯

やっぱりご飯が食べたい。でも白米だけではおかずが欲しくなります。そこで出汁の効いた炊き込みご飯をおすすめします。乾燥食材の代表格、干しシイタケを使うことで旨味が増します。わかめもカットされた乾燥わかめで軽量コンパクト。おかず要らずで満腹になります。
【材料】
- 米:2合(無洗米が便利です)
- 水:300cc(クッカーに入れた米から1cm程上まで)
- 干しシイタケ:2枚
- 乾燥わかめ(カットタイプ):大さじ1
- ダシの素:大さじ1(パックの小袋1つ分程度)
- 醤油:大さじ1(お好みで。無くても良いです)
30秒マッシュポテト

粉末のマッシュポテトの素は超お手軽なオシャレメニュー。肉料理などの付け合わせにもなります。食事にもうあと1品欲しいという時や、小腹がすいた時には最適です。いざという時にサッと作ってサービスすれば女子力アップ間違い無しです。
【材料】
- 粉末マッシュポテト:50g程度
- 水:150cc
- バター(またはオリーブオイル):大さじ1
- スティッククリーム:1本(コーヒー用のスティッククリーム)
- 塩・コショー:適量
エッグインポテト

乾燥食材ではありませんが、ジャガイモと卵1個ずつぐらいなら重量もそれほどではありません。焚火のできる環境とバックパックの重量に余裕があれば是非一度お試しください。携帯食料に飽きて来たら、これはご馳走になりますね。
【材料】
- ジャガイモ:大1個(卵より1回り以上大きなもの)
- 卵:1個
- とろけるチーズ(フレークタイプ):大さじ2
- バター(またはオリーブオイル):大さじ1
ドライトマトのミネストローネ
ドライトマトとエッグインポテトのくり抜いた中身を利用してスープを作ります。ミネストローネ風に仕上げて、これだけでも満足感のある具だくさんスープは身も心も温めてくれます。
【材料】
- ジャガイモ:小さいもの1個(エッグインポテトを作る場合はその中身)
- ドライトマト:3個
- ニンニク:1片(乾燥したスライスでも可)
- サラミソーセージ:スライスしたもの3~4枚
- (入手可能ならセロリを1/2本)
- コンソメ固形スープ:1個
- 塩・コショー:少々
ブッシュクラフトブレッド

パンをバックパックに入れて持ち歩けば形も崩れるし、日数が経てばカビの発生も心配です。そこで日持ちの良い粉状の材料だけを持って行き、現場でパン生地から作ります。できあがりはナンやピタパンのようになりますが、これにソーセージなどを挟めば満腹ホットドッグが楽しめます。
【材料】
- 小麦粉(薄力粉):200g
- ベーキングパウダー:2g
- 重曹:2g(ベーキングパウダーと重曹の代わりにドライイースト6gでもOKです)
- 塩:4g
- 砂糖:4g
- オリーブオイル:20g
- 水:120~140cc
いちじくとレーズンのパンケーキ

アウトドアのスイーツと言えばマシュマロやホットケーキですが、ホットケーキにドライフルーツを加えて、さらにホイップクリームも添えれば超リッチなケーキタイムが楽しめます。ドライフルーツの中でも乾燥いちじくやレーズンは硬すぎず、ケーキの食感を損ないません。
特にいちじくは整腸作用が期待されますし、肌の潤いを保つ成分がありますから、特に女性にはおすすめのフルーツです。
ホイップクリームを作るのには少し根気が要りますが、残雪や冷たい川の水のある所なら、冷やしながら泡立てれば比較的簡単にできます。
ラム酒が効いた大人のスイーツになり、疲れた体にはうれしいご褒美になること間違いなしです。
【材料】
- ホットケーキミックス:150g
- 乾燥いちじく:2個
- レーズン:大さじ2(乾燥いちじくとほぼ同量)
- ラム酒:100cc(いちじくとレーズンが浸る程度。又はワイン赤・白どちらでもOKです)
- 水:50cc(ホットケーキミックスの柔らかさに合わせて調整)
- 生クリーム:200g(小さいパック1個分)
- グラニュー糖:コーヒー用スティック5本分
- メープルシロップ(お好みで):適量
材料を小分けにする

乾燥食材の利点は軽量でコンパクトであることと、必要な量だけを小分けにできることです。
各食材の量をおおよそ予測して、それぞれをビニール袋やファスナー付パックに分けて持って行きましょう。

塩・コショーやシーズニングなどは、できるだけ1回分ずつ小分けされたスティック状の物か、ストローを利用したコンテナを自作するのも便利で邪魔になりません。ストローのコンテナはストローの端をライターなどで軽くあぶり、溶けてきたら指でつまんで封入するだけで完成です。
山ごはんにおすすめの調理器具を紹介!
まとめ
今回ご紹介したメニューはどれも食材も軽量で調理器具は1つか2つです。またそれぞれ同じ器具を併用できますので荷物への負担はほとんど無いでしょう。トレッキングや縦走では食事も粗末になりがちです。でも工夫次第で同じメニューがグレードアップし、一日の疲れを更に効果的に癒してくれます。重い食材を苦労して運んで来るのではなく、他の人とあまり変わらない装備から豪華な食事ができれば、周りの人を驚かし、女子力アップも大いに期待できますね。
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