クッカーおすすめランキング22選！ソロ〜ファミリー向けまで比較【2024年】

※検証結果はhinata編集部が測定した数値です。メーカー公表値とは異なります

クッカーとは、登山やキャンプなど、アウトドアでの使用を想定してつくられた調理器具の総称です。ドイツ語では「コッヘル」とも呼ばれます。 野外での使用が前提であるため、持ち運びやすいことが特徴の一つ。軽く、重ねてコンパクトに収納でき、負担なく持ち運べます。アウトドアで使うために、丈夫な設計になっていることもうれしいポイントです。 この記事では、スタッキングしてコンパクトに収納できるセットアイテムも紹介しているので、ぜひアウトドアシーンに取り入れてみてください！

一目見ただけでは違いがわかりにくいクッカー。どれを買うべきかわからない！という人のために、まずはクッカーの選び方から紹介していきます。

クッカーは写真のように、鍋やフライパンなど複数のアイテムがセットになっているものが多くあります。どのように使うかわからない人は、セットが充実したものを購入すると安心。 ただし、ひとくちにクッカーセットといっても、その種類はさまざま。ケトルやカトラリー(食器)が付属するものまであります。もちろん、充実したセットのほうが汎用性が高いのは確かですが、最低限、浅型と深型の2点があれば、炒め物も煮物も対応できるので安心です。選ぶ際はこの2点が付属しているか確認しましょう。

クッカーの素材は主にアルミ・ステンレス・チタンの3種類。それぞれ、以下のような特徴があります。

【アルミ】 熱伝導性が良く、焦げにくい。比較的軽量なうえに値段も安いので、手軽に使えて初心者におすすめです。ただし強度に関しては、ステンレス、チタンに比べて劣るので、扱いには気を付けましょう。 【ステンレス】 丈夫でさびにくく、保温性に優れていることが特徴。料理が冷めにくいので、冬のキャンプに重宝します。重いために携帯性は悪いので、徒歩や交通機関でキャンプ場に向かう人にはおすすめしません。 【チタン】 軽量なので登山のような荷物を軽くしたいシーンに重宝します。熱伝導の悪さや焦げ付きやすさ、価格の高さなど、難点も多いですが、耐久性は抜群なので、キャンプに行く機会の多い人におすすめです。 迷ったら、比較的安価で扱いやすいアルミ製のものがおすすめ。今回の検証では、実際に温めやすさや保温力も調べているので、ぜひ参考にしてみてください！

クッカーは大きく分けて「丸型」と「角型」の2種類の形状があります。 【丸型】 丸型には、角がない分、扱いやすく、洗浄が楽という特徴があります。サイズが合えば、円形のOD缶をきれいに収納できるのもうれしいポイント。 【角型】 角型には、収納時にデッドスペースが生まれにくいという特徴があります。少ないスペースでやりくりしなければならないキャンプでは助かりますね。さらに料理の際も、袋麺がそのまま入れられたり、角があるので液体を注ぎやすいといった利点があります。 丸型、角型と、それぞれ異なる特徴をもつクッカー。自分のキャンプスタイルに応じてクッカーの形を選択しましょう。

使いやすいクッカー選ぶには、商品の付属品やその機能性に注目する必要があります。 【目盛り、注ぎ口の有無】 クッカーには、目盛りや注ぎ口といった便利な機能が付いている場合があります。注ぎ口があると、つくった食事を移し替えるのに便利です。目盛り付きクッカーを使用すれば、軽量カップがいらないので荷物を減らすことにもつながります。 【ハンドルカバーの有無】 ハンドルを覆う、シリコンカバーの有無もクッカーの使いやすさに影響します。火にかけたクッカーは熱を持つので、シリコンカバーが付いていると、火傷しにくくて安心感があります。 注ぎ口、目盛りの有無、ハンドルカバーの有無、をチェックして、使いやすく、便利な商品を探してみてください。

登山中の使用や、徒歩やバイクでのキャンプに使うなら、軽量で収納時にコンパクトにおさまるものだと、持ち運びしやすくておすすめ。 クッカーセット一式に加えて、OD缶やシングルバーナーもおさまるものもあるので、デッドスペースをできるだけ減らしたい人はチェックしておきましょう。

ここからはクッカーのおすすめランキングを紹介！「温めやすさ」「保温力」「扱いやすさ」「持ち運びやすさ」の4つの性能を比較してランク付けしています。参考にしてくださいね。

【総合評価4.56】 温めやすさ4.93|保温力4.57|扱いやすさ4.60|持ち運びやすさ4.14

【総合評価4.48】 温めやすさ4.07|保温力4.57|扱いやすさ5.00|持ち運びやすさ4.27

【総合評価4.38】 温めやすさ4.33|保温力4.57|扱いやすさ4.40|持ち運びやすさ4.23

【総合評価4.31】 温めやすさ5.00|保温力4.43|扱いやすさ3.40|持ち運びやすさ4.40

【総合評価4.27】 温めやすさ4.09|保温力5.00|扱いやすさ3.60|持ち運びやすさ4.39

【総合評価4.23】 温めやすさ3.91|保温力4.43|扱いやすさ4.20|持ち運びやすさ4.38

【総合評価4.22】 温めやすさ4.47|保温力4.86|扱いやすさ3.60|持ち運びやすさ3.97

【総合評価4.22】 温めやすさ3.88|保温力4.43|扱いやすさ4.20|持ち運びやすさ4.38

【総合評価4.15】 温めやすさ4.65|保温力4.29|扱いやすさ4.00|持ち運びやすさ3.65

【総合評価4.15】 温めやすさ4.53|保温力4.21|扱いやすさ3.60|持ち運びやすさ4.23

【総合評価4.14】 温めやすさ4.77|保温力4.43|扱いやすさ3.00|持ち運びやすさ4.38

【総合評価4.14】 温めやすさ4.05|保温力4.71|扱いやすさ3.40|持ち運びやすさ4.41

【総合評価4.14】 温めやすさ4.02|保温力4.14|扱いやすさ4.00|持ち運びやすさ4.39

【総合評価4.08】 温めやすさ4.23|保温力4.64|扱いやすさ3.20|持ち運びやすさ4.26

【総合評価4.07】 温めやすさ4.09|保温力4.57|扱いやすさ3.20|持ち運びやすさ4.41

【総合評価4.05】 温めやすさ4.21|保温力4.50|扱いやすさ3.20|持ち運びやすさ4.29

【総合評価4.04】 温めやすさ4.67|保温力3.71|扱いやすさ4.40|持ち運びやすさ3.38

【総合評価4.04】 温めやすさ4.67|保温力3.71|扱いやすさ4.40|持ち運びやすさ3.38

【総合評価4.01】 温めやすさ4.35|保温力4.14|扱いやすさ3.20|持ち運びやすさ4.36

【総合評価3.96】 温めやすさ4.05|保温力4.00|扱いやすさ3.60|持ち運びやすさ4.18

【総合評価3.80】 温めやすさ4.19|保温力4.14|扱いやすさ3.40|持ち運びやすさ3.47

【総合評価3.77】 温めやすさ3.53|保温力3.86|扱いやすさ3.60|持ち運びやすさ4.10

200mLの水を入れて火にかけ、沸騰までの時間を計測。早く沸騰したものを高評価としました。

クッカーに熱湯を入れ、10分後の水温を計測。水温が高かったものほど高評価としました。

hinata編集部員が実際に使ってみて評価。特に次の点を加点要素としました。

hinata編集部員が実際にアイテムを持ってみて、大きさや重さなどから評価。コンパクトで軽いものほど高評価としました。ハンドルが折りたためて邪魔にならないものや、OD缶(250mL)がスタッキングできるものは加点あり。