ライスクッカーおすすめ18選!選び方やおいしく炊くコツを紹介
「キャンプでごはんが上手に炊けない」とお悩みの人は多いのではないでしょうか?キャンプでの炊飯は飯ごうが定番ですが、火加減が難しく、お米に芯が残ったり、焦げてしまったりすることも。簡単においしくごはんを炊きたい時はライスクッカーを使いましょう。この記事では人気のユニフレームやコールマンなど、おすすめのライスクッカーを紹介します。
ライスクッカーとは?炊飯器や飯ごうとの違いは?
ライスクッカーとは、お米を炊くためにつくられたお鍋のことです。飯ごうより厚みがあるため、熱がまんべんなく伝わり、ごはんがふっくらおいしく炊けます。炊飯器との違いは、炊飯器が電気のみで炊飯を行うことに対し、ライスクッカーは直火や電子レンジでも炊飯ができることです。
ライスクッカーは、焦げ付きにくく、吹きこぼれもしにくいので、初心者でも安心。ライスクッカーを使えばアウトドアでの炊飯のハードルがぐっと下がります。
ライスクッカーのメリット
手軽においしいごはんが炊けるのがライスクッカーの特徴ですが、メリットはまだまだあります!ライスクッカーは普通の鍋としても使えるので炊飯以外にも幅広く活躍します。厚手で深みのある形状は使い勝手が良く、スープや煮込み料理にもぴったり。あれこれ鍋を用意しなくても済むので、荷物が増えがちなキャンプにもうれしいですよね。
炊飯器より短時間でもっちり炊き上がるライスクッカーは、自宅での使用もおすすめです。強火ですばやく炊き上げる直火ならではのおいしさをぜひ味わってみてください。
ライスクッカーの選び方
ライスクッカーを使ってみたい!と思っても、さまざまな大きさや素材のものがあるので、どれを選んだらいいか迷ってしまいます。ここでは、ライスクッカーの選び方のポイントを紹介!
人数に合わせた大きさ
使用する人数から食べるお米の量を考えて、ライスクッカーの大きさを選びましょう。ファミリーキャンプなら普段炊いているごはんの量から想定できます。1~2人なら2合炊き、大人数なら3~5合炊きが目安です。
大きな鍋はいろいろな料理にも使いやすいので、サイズ選びに迷ったら大きめをチョイスしましょう。かさばるのが心配な場合は、スタッキングできるクッカーセットを選ぶのもおすすめです。
素材
ライスクッカーに多い素材は、アルミとステンレスの2種類です。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
短時間でおいしく炊けるのはアルミ製です。ただ、サビや傷が付きやすいので、メンテナンスが面倒な人や、焚き火や炭火で煮炊きしたい場合は丈夫なステンレスがおすすめです。直火で加熱する場合は、取っ手やフタに木やプラスチックが使われていないかどうかもチェックしましょう。
自宅のIHコンロでも使用したい場合は、「IH対応可能かどうか」も確認したいポイントです。アルミは磁力に反応しないため、ほとんどのIHコンロで使用できない、ということも覚えておきましょう。
使いやすい機能
ライスクッカーを選ぶ際は、使いやすさがアップする機能にも注目しましょう。内側に目盛りが付いたものなら、カップがなくても計量できます。「水」と「米」の目盛りが分かれていれば、さらに便利。また、炊飯中の中身が気になってしまう人は、ガラス製のフタがあるとお米の様子をチェックできます。
使用後の洗い物の手間を減らしたい人は、テフロンやフッ素加工がされているものを選びましょう。汚れがするっと取れるので、お湯が使えないキャンプ場でも快適に使えます。
メーカー
メーカーによって特徴が変わってくるため、メーカーを基準にして選ぶ方法もあります。ライスクッカーはさまざまなメーカーから発売されていますが、特に人気の高いメーカーは「ユニフレーム」「コールマン」「キャプテンスタッグ」です。
ここからは、それぞれのメーカーのおすすめライスクッカーを特徴とともに紹介します。
【ユニフレーム】キャンプにおすすめのライスクッカー7選
【コールマン】キャンプにおすすめのライスクッカー2選
使い勝手の良い3合炊きライスクッカー。うまさを逃がさない二重のフタでごはんをふっくら炊き上げます。火力調節がいらないため、火にかけて、炊けたら火を消すだけでとにかく簡単です。米とぎ用ザル、メジャーカップも付いています。黒なので汚れや焦げが目立たないのもうれしいポイント!
【基本情報】
- サイズ:19×18cm
- 重量:920g
- 素材:アルミニウム、ステンレス
- 適正炊飯量:3合
このセットさえあれば、炊飯から煮込み料理、揚げ物までお手のもの!大容量のセットですが、スタッキングして収納すれば驚くほどコンパクトになり、持ち運びもらくらくです。ノンスティック加工でこびりつきも防げます。
【基本情報】
- サイズ:ライスクッカー/19×18cm、ポット/22×17cm、フライパン/22.5×4cm
- 収納サイズ:25×20cm
- 総重量:3kg
- 素材:アルミニウム、ステンレス
【キャプテンスタッグ】キャンプにおすすめのライスクッカー3選
軟鉄をステンレスではさんだ3層鋼構造のライスクッカー。抜群の熱効率と優れた耐久性を誇り、火力の強い焚き火やガスバーナー、さらにはIHにまでしっかり対応してくれます。5合炊きなので、人数の多いファミリーやグループキャンプでも安心。白ごはん以外にも、炊き込みごはんを炊きたい人にもおすすめです。
【基本情報】
- サイズ:17.5×14cm
- 重量:810g
- 素材:ステンレス鋼
- 適正炊飯量:5合
段付ライスクッカーと同様、軟鉄をステンレスではさんだ3層鋼構造。地面に落としたり、移動中などにぶつけたりする衝撃にも耐える頑丈さも持ち合わせています。
【基本情報】
- サイズ:17.5×14cm
- 重量:810g
- 素材:ステンレス鋼
- 適正炊飯量:5合
20cm鍋・16cm鍋・フライパン・取っ手・バスケット・収納バッグのセット。金物の街として知られる新潟県燕三条で生産されています。しっかりした作りながらコスパも良く、初心者にもおすすめのクッカーセットです。
【基本情報】
- サイズ:20cm鍋/23×18cm、16cm鍋/17×10cm、20cmフライパン/21×5cm、バスケット/19.3×9.3cm、取っ手/19cm
- 総重量:2kg
- 素材:ステンレス鋼
【そのほかのブランドも】キャンプにおすすめのライスクッカー6選
燻製や蒸し調理を楽しめる「蒸し用パッド」が付属しているライスクッカー。3合炊きが可能で、2〜3人でシェアできます。炊く・煮る・焼く・炒める・燻すことができるため、炊飯以外にも豊富なアウトドア調理に使えて便利!
【基本情報】
- サイズ:20×14.5×7.5cm
- 重量:400g
- 素材:アルミニウム
- 満水容量:1.5L
- 適正炊飯量:3合
炊飯や炒め物などアウトドアでの豊富な調理に使えて便利なライスクッカー。熱伝導率の高いアルミ製で、時短調理が可能です。軽量で携帯性も抜群。調理後はフタをお皿として使用できます。
【基本情報】
- サイズ:17×9.5×7cm
- 重量:220g
- 素材:アルミニウム
- 満水容量:800mL
- 適正炊飯量:1〜2合
ソロキャンプにぴったりの1合炊きライスクッカー 。食べきりサイズで炊飯やアウトドア料理を手軽に作れます。炊飯・煮る・焼く・炒めるなど万能に使えて便利です。
【基本情報】
- サイズ:15.5×8×6cm
- 重量:155g
- 素材:アルミニウム
- 満水容量:500mL
- 適正炊飯量:1合
アルコールタンク内蔵のポータブルポット。キャンプでの炊飯にも使用でき、風の影響を受けず電源やガスも要らないため、場所を選ばず使える手軽さが魅力です。使い方も簡単で、水や温めたい食べ物を入れたら底部のタンクに火を付けるだけ。800mLのお湯なら13分ほどで素早く沸かせます。
【基本情報】
- サイズ:13×25cm
- 重量:1.5kg
- 素材:スチール、ステンレス鋼、アルシート、アルミニウム
- 満水容量:800mL
ライスクッカーとして活用できるメスキットと、1杯分の水が沸かせるスープカップのセット。ハンドルは折りたたみ式でコンパクトに収まります。また、傷が付きにくいため長く愛用できます。2つあわせても310gと軽量なのも魅力!
【基本情報】
- サイズ:メスキット/31.5×11.5×5.5cm、スープカップ/10×5cm
- 収納サイズ:11.5×18.5×6cm
- 総重量:310g
- 素材:アルミ、ステンレス、シリコン
- 満水容量:メスキット/1L、スープカップ/255mL
軽くて薄い鋳物デュオコンボクッカーセット。これひとつでおいしいごはんやあらゆる料理がつくれます。ポットには炊飯1〜3合の目盛りがついており、ふっくらおいしいごはんが炊きあがります。
【基本情報】
- サイズ:リッド/16.4×3.9cm、スキレット/19.6×16.8×4.8cm、ポット/18.8×17.2×10.1cm、プレート/19.6×16.8×3.5cm、ハンドル/3×12×0.8cm
- 総重量:4kg
- 素材:ダクタイル鋳鉄
- 満水容量:ポット/1.6L、スキレット/0.8L
- 適正炊飯量:ポット/3合
ライスクッカーの使い方
出典: Tuckraider / ゲッティーイメージズ
ライスクッカーの使い方を紹介します。ここではユニフレームのライスクッカーを例に、ごはんの炊き方の工程を詳しく解説していきます。
- お米を研ぎ、少なくとも30分は水につけておく
- 強火のコンロ、もしくは強火の炭火の上にライスクッカー置く
- 湯気が出てきてフタがカタカタと音を鳴らしはじめたら、コンロの場合は弱火に、炭火の場合はいったんライスクッカーを降ろし、手早く炭火を減らし、弱火ゾーンをつくる
- 再びライスクッカーを戻し、弱火の状態で湯気がでなくなるくらいまで加熱し続ける
- 湯気がある程度おさまったら、火から降ろし、フタをしたまま5分ほど蒸らしたら完成
吸水時間を除けば、
お米を火にかけてから炊き上がりまで30分もかかりません。また、飯ごうとは違い、
カタカタ音や湯気での合図があるので、タイミングを逃さなければおいしい白米が誰でも簡単に炊けます!
ライスクッカーでごはんをおいしく炊くコツは?
手間なく簡単にごはんが炊けるライスクッカーですが、おいしく炊くにはちょっとしたコツがあります。ライスクッカーを使った炊飯で一番重要なポイントはしっかり吸水させること。直火炊飯は、短時間で一気に温度を上げるため、事前にしっかりお米に水を吸わせておくことが大切です。
研いですぐに火にかけてしまうと、お米に芯が残ってしまうこともあるため、最低でも30分、寒い季節は1時間ほど吸水時間をとりましょう。「キャンプ場に着いたらすぐに炊きたい」という時は、研いだお米に水を入れてジップロックに入れて持っていくと時短になります。
キャンプで食べる炊きたてごはんは格別!
自然を思う存分味わえるアウトドア。そんな中でいただくキャンプ飯に、おいしいごはんは必要不可欠ですよね。炊飯をぐっと楽にしてくれるライスクッカーは、キャンプの必須アイテムになること間違いなしです。ぜひお気に入りのアイテムを見つけて、ごはんを炊いてみてください。