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キャンプ向けの人気車種おすすめ20選!選び方も徹底解説

キャンプ向けの車選び。大きな買い物だから「しっかり吟味してから選びたい!」という人も多いはず。今回は、キャンプ用の車の選び方と、トヨタ、日産からジープまで人気の車種を紹介します。購入のポイントや、おすすめのボディタイプ、キャンプでの車の活用法まで詳しく解説!

キャンプ用に車を購入する際のポイントは2つ

車を買う時に見るポイントはいくつかありますが、特にキャンプ用で車を買う時に見ておきたいポイントは大きく2つあります!ぜひ必ずチェックしておきましょう。

1. 荷物が詰められる車載量

ラゲッジルーム
まず第一に重要なのは、どのくらいの人数が座れるのか、どのくらいの荷物が載せられるのかという点。車の車種によって、乗車できる人数が変わるので、普段どのメンバーでキャンプへ行くのか想像しておきましょう!一時的に人数が増える場合であれば、レンタカーを利用するのもひとつの手です。

2. 4WD(4輪駆動)と車高の高さ

4WD(4輪駆動)であることもとても重要!4WDとは、走行中に4つのタイヤ全てにエンジンからの動力が伝わっているもののことです。雨の後のキャンプ場はぬかるみが多く、動けなくなっている車をよく見ます。アウトドアへ出かけることが多い人は、4WDの機能を必須で付けておきたいですね。 また、悪路を走ることが多いならば、最低地上高は200mm以上をおすすめします。最低地上高が十分にないと、未舗装の道路を走行中に車のボディが地面に擦ってしまうことがあるためです。

キャンプ向きの車のタイプ紹介

キャンプ場でレーシングカーを見かけることはなかなかありません。車のタイプでもキャンプに向いているものと向いていないものがあります。ここではキャンプに向いている車のタイプを紹介します。

オフロード走行ならSUV

SUV(Sport Utility Vehicle)は、1番アウトドアに適したタイプの車種。タイヤが大きく4WDが基本なので、オフロードでも問題なく走行できます。また、最近はクロスオーバーSUVといって、未舗装だけでなく舗装されている道でも快適に走れる車も登場しているので要チェック!

荷物がたくさん積める!ピックアップトラック

荷台が特徴で、より自由度高くキャンプ用品を積載できるピックアップトラック。アメリカで人気があり、西海岸風の見た目!移動の際は荷物をしっかり固定するなど、一般的なトランクのある車よりも注意が必要です。

車中泊もできるミニバン

コストパフォーマンスの高いハイエース
家族での利用におすすめなのがミニバンタイプ。最大乗車人数が6〜8人でキャンプに行くことが多い場合、1台で行くならばこのタイプになります。また、座席がフルフラットになる車種も多く、車中泊キャンプにもおすすめです!

コンパクトに楽しむなら軽自動車

コンパクトに済ませたいけど、キャンプもしっかり楽しみたいという方におすすめなのがアウトドア向け軽自動車。最近では、4WDを採用している車種や、積載性の高いモデルも増えており、機能性が充実している上に一般のSUVよりもリーズナブルなのが特徴です。また、丸っこくてかわいい見た目もポイントです。

キャンプで人気の車種【SUV】

SUVの中でもキャンパーに人気の車種ランキングを紹介します。車だけでもキャンパー感が漂う車種ばかりです!
車種トヨタ ランドクルーザージープ ラングラーアンリミテッド日産 エクストレイル三菱 アウトランダートヨタ FJクルーザートヨタ RAV4スバル フォレスター
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乗車人数8名5名5名5名5名5名5名
スペック4WD4WD4WD4WD4WD4WD4WD

1. トヨタ ランドクルーザー

SUVの代表格、トヨタのランドクルーザー!8名分のシートがありますが、後部座席は全て折りたためるので、大型のラゲージスペースを確保できます。また、オフロードを走るとき、SUVのような図体の大きい車だと、死角が多くて不安な方も多いのでは?ランドクルーザーなら車の4方向に設置されたカメラから路面状況を判断できるので死角もしっかりカバーします。 70・80タイプはキャンパーに根強い人気がある車種です。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約510万円〜
  • 最大乗車人数:8名
  • スペック:4WD、ターンアシスト機能
  • 最低地上高:225mm

2. 【外車】ジープ ラングラーアンリミテッド

ジープラングラー

出典:PIXTA

「どこへでも行ける。何でもできる。」がコンセプトのジープ。ジープのラングラーアンリミテッドはその名のとおり、走る道を選ばない強靭な性能が特徴です。軍用に研究された本格的な機能性に加えて、かわいらしい見た目がテントサイトとの相性も良く、自慢のテントの横にジープがある光景もおしゃれ。 ビビットなカラーを選べば、オリジナル感のあるサイトに演出できます。
【参考価格】
  • 参考購入価格:約870万円〜
  • 最大乗車人数:5名
  • スペック:4WD
  • 最低地上高:200mm

3. 日産 エクストレイル

日産エクストレイルの車体画像

出典:PIXTA

日産のエクストレイルは、カスタム要素の多いSUV。2WDか4WD、2列か3列かなどのグレード選択も豊富ですし、そのほかにもホイールやエアロパーツなどのカスタムも可能です。SUVでありながらミニバンの要素もバランスよく取り入れており、家族向けになっています。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約376万円〜
  • 最大乗車人数:5名
  • スペック:4WD
  • 最低地上高:ハイブリッドタイプで200mm、ガソリンタイプで205mm

4. 三菱 アウトランダー

三菱アウトランダー

出典:PIXTA

三菱 アウトランダーPHEVは、さまざまな機能を兼ねそろえたハイスペック車。キャンパーにとってこの車を選ぶ最大の魅力は、大容量のバッテリーがついていること!車内2カ所にAC電源があり、いつでも家庭用家電が使えます。四季を選ばず、快適なキャンプを楽しめること間違いなし!
【参考情報】
  • 参考購入価格:約570万円〜
  • 最大乗車人数:7名
  • スペック:S-AWC、PHEVシステム、蓄電・給電
  • 最低地上高:195mm

5. トヨタ FJクルーザー

ポップな見た目と本格的なオフロード性能を持ち合わせた、キャンプに最適なトヨタ FJクルーザー。2018年1月末で生産中止となった今も、キャンパーに愛される人気車です。FJクルーザーはラゲッジのフロアやシートは撥水素材、左右のドアが観音開き構造で荷下ろしがラクなど、アウトドアの際に使いやすい設計となっています。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約350万円
  • 最大乗車人数:5名
  • スペック:4WD
  • 最低地上高:230mm

6.トヨタ RAV4

トヨタRAV4のフロント部分

出典:PIXTA

パワーと快適さを兼ねそろえたトヨタ RAV4。都会的な見た目ながら、スムーズなオフロード走行を可能にするパワーがあります。収納は最大で580Lと、十分なスペースを確保。スマートキーをポケットに入れておくと、荷物を持って両手が塞がっていても足でバックドアの開閉が可能です。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約293万円〜
  • 最大乗車人数:5名
  • スペック:4WD、ハンズフリーバックドア機能
  • 最低地上高:205mm

7.スバル フォレスター

スバル フォレスターの画像

出典:PIXTA

スバル フォレスターは、横滑り防止機能を搭載しているため、雪道や泥道などの悪路でも走行しやすいのが特徴です。車のボディだけでなく、カーゴフロアにも撥水加工を採用しています。ウォータースポーツ後の荷物も収納しやすく、アウトドアやアクティビティで活躍する車種です。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約299万円〜
  • 最大乗車人数:5名
  • スペック:4WD
  • 最低地上高:220mm

キャンプで人気の車種【ピックアップトラック】

ここではピックアップトラックの人気ランキングを紹介します。無骨な見た目は、ワイルドなキャンプスタイルにぴったりです。
車種フォルクスワーゲン アマロックランドクルーザー70 ピックアップハイラックスAT35
乗車人数5名5名5名
スペック4WD4WD4WD

1. 【外車】フォルクスワーゲン アマロック

ピックアップトラックの中でも高い人気を誇るのが、フォルクスワーゲンのアマロック。アマロックは、日本では正規で販売されていないので並行輸入が必要ですが、キャンプサイトでも目立つこと間違いなし!12km/Lと、ほかのSUVと引けを取らない程度の燃費があります。
【参考情報】
  • 最大乗車人数:5名
  • スペック:4WD
  • 最低地上高:192mm

2. ランドクルーザー70 ピックアップ

過去日本では発売されていなかったランドクルーザー70のピックアップタイプですが、2014年に復刻し限定発売されていたことで、日本でもちらほら見かけるようになりました。「ザ・アウトドア!」という面持ちがかっこよく、車好きな上にアウトドア好きの方には大人気になっています。
【参考情報】
  • 最大乗車人数:5名
  • スペック:4WD
  • 最低地上高:225mm

3. ハイラックスAT35

日本では長年後継車なく生産終了状態となっていたハイラックスピックアップシリーズですが、タイでは進化を続けており、英国のアークティックトラック社と共同開発した車が発売されました!南極北極の雪道用の車のスペシャリストであるアークティック社だけあって、アウトドアのオフロードに必須のサスペンションやハンドリングなど、あらゆる機能がアップグレードされています。375mmの最低地上高は大注目です。
【参考情報】
  • 最大乗車人数:5名
  • スペック:4WD
  • 最低地上高:375mm

キャンプで人気の車種【ミニバン】

ファミリーには定番のミニバンの人気ランキングも、キャンプ要素が入ると一般的なランキングとは違う結果に?ここではミニバンの人気車種を紹介します。
名称三菱 デリカD5日産 セレナトヨタ ハイエースワゴンホンダ ステップワゴンホンダ フリードトヨタ ヴォクシー
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乗車人数8名8名10名8名6名、7名7名・8名
スペック2WD、4DW2WD プロパイロット(4WDに変更可能)2DW、4WDFFFF、4WD2WD、4WD

1. 三菱 デリカD5

三菱デリカ

出典:PIXTA

優れたサスペンション性能などで、オフロードの走行も得意な三菱のデリカD5。ラゲッジスペースも四角くなっており、荷物が入れやすいのもうれしいところ。アウトドアに出かける頻度の高い家族におすすめの車です!
【参考情報】
  • 参考購入価格:約400万円〜
  • 最大乗車人数:8名
  • スペック:2WD、4DWオート、4DWロック
  • 最低地上高:210mm

2. 日産 セレナ

日産セレナ

出典:PIXTA

家族向けミニバンの定番、日産のセレナ。前方の車に追従する運転支援システム「プロパイロット」が搭載されているので、渋滞での疲労も大幅軽減が期待できます。ラゲージスペースだけでなく、小物の収納スペースもたくさんあります。アウトドアだけでなく、街乗りも多い家族におすすめの車です!
【参考情報】
  • 参考購入価格:約276万円〜
  • 最大乗車人数:8名
  • スペック:2WD、プロパイロット(4WDに変更可能)
  • 最低地上高:160mm

3. トヨタ ハイエースワゴン

トヨタハイエースのフロント部分

出典:PIXTA

抜群の積載量を誇る、トヨタ ハイエースワゴン。用途に合わせて、3タイプから選べます。キャンパーから人気の理由は、積載量ももちろんですが、自分好みにカスタムできるパーツが多いこと!広い車内を車中泊用にカスタムするのも楽しめます。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約290万円〜
  • 最大乗車人数:10名
  • スペック:4DW(2DW)、ドア自動開閉、自動ブレーキ
  • 最低地上高:185mm

4. ホンダ ステップワゴン

ホンダ ステップワゴン

出典:PIXTA

ファミリー向けのホンダ ステップワゴン。自転車やテントなど大きな荷物が積載しやすい、開口部の広い収納スペースが魅力です。座席を動かせるため、車内を自由にアレンジできます。雪道走行も可能なAWDシステムを搭載。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約305万円〜
  • 最大乗車人数:8名
  • スペック:FF
  • 最低地上高:145mm

5. ホンダ フリード

ホンダ フリード

出典:PIXTA

小回りのしやすさと、低燃費でもパワーのある走行が魅力のホンダ フリード。ミニバンの中でもコンパクトなため、キャンプ場までの細い道も運転しやすいのがポイントです。4WDなら山道やオフロード走行も可能に。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約233万円〜
  • 最大乗車人数:6名、7名
  • スペック:FF、4WD
  • 最低地上高:135m、150mm

6. トヨタ ヴォクシー

白のヴォクシー

出典:PIXTA

2022年にJNCAPにおいて最高ランクを受賞した、安全性と燃費の良さがそろったトヨタ ヴォクシー。でこぼこ道や段差による振動を改善した車両の安定性は、乗り心地抜群!2列目と3列目の移動もできるため、荷物を置いたり取ったりするのに便利です。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約309万円〜
  • 最大乗車人数:7名、8名
  • スペック:2WD、4WD
  • 最低地上高:160mm

キャンプで人気の車種【軽自動車】

ソロキャンプなどで軽自動車は今最も注目を集める車種の一つ。ここではキャンプにぴったりの軽自動車を紹介します。
名称スズキ ジムニーホンダ N-VANスズキ エブリィワゴンスズキ ハスラー
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乗車人数4名4名4名4名
スペック4WD2WD、4WD2DW、4WD2WD、4WD

1. スズキ ジムニー

スズキ ジムニー

出典:PIXTA

世界中で長年愛されるスズキのジムニー!ほかの車と比べても、手頃な値段で購入可能なアウトドア向けの車です。最低地上高が一般の車よりも高く設定されているので、軽自動車でありながらもオフロードでもガンガン走行できるのが特徴!丸っこいシルエットがかわいく、根強いファンが多い人気車種です。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約155万円〜
  • 最大乗車人数:4名
  • スペック:4WD
  • 最低地上高:205mm

2. ホンダ N-VAN

ホンダ N-VAN

出典:PIXTA

運転席以外の空間全てに荷物が積めるようになっている、ホンダ N-VAN。軽でありながら、この広さがあるのはキャンパーにとってかなり魅力的なポイントです。また、広い空間を活用した車中泊仕様にできる純正アクセサリーもあり、初心者でも気軽に車中泊が可能。オプションの「マルチボード」を使えば、しっかりと足を伸ばせる寝床もでき、さらに床下にも荷物が収納できるので、効率的な室内空間の活用ができます。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約127万円〜
  • 最大乗車人数:4名
  • スペック:2WD (4WDにも変更可能)
  • 最低地上高:155mm

3. スズキ エブリィワゴン

キャンパーに人気の軽バン、スズキ エブリィワゴン。軽バンの魅力は、購入価格を抑えながらも広々とした空間があること。エブリィワゴンの車内は、広さと高さがあるので、4人乗車していてもしっかりとした積載量を確保できます。また、純正オプションには「2段ベッドセット」があり、4人が横になり足を伸ばして眠れます。アウトドアレジャーや旅行で車中泊を楽しむのはもちろん、災害時などの緊急時にも役立ちます
【参考情報】
  • 参考購入価格:約156万円〜
  • 最大乗車人数:4名
  • スペック:2DW(4WDにも変更可能)、セーフティサポート搭載
  • 最低地上高:145mm

4. スズキ ハスラー

スズキ ハスラー

出典:PIXTA

カラフルな見た目が特徴のハスラーは、街中はもちろんオフロード走行も可能です。加速もスムーズで「遊べる軽」を体感できます。ラゲッジフロアは拭き取りやすい素材を採用しているため、雨で濡れたギアを積載する際に便利です。
【参考情報】
  • 参考購入価格:約136万円〜
  • 最大乗車人数:4名
  • スペック:2WD、4WD
  • 最低地上高:180mm

車をキャンプの中心にしよう

車に寝泊まり「車中泊」

最近注目されている車中泊。先ほど紹介したタイプの中だと、特にミニバンや軽自動車で車中泊を楽しむという方は増えています。テントやタープは必ずしも設営する必要はなく、簡単でコスト削減もできるため気軽に楽しめるのが流行っている理由。普通とは違うキャンプがしたい!キャンプ初心者だけど道具をそろえるのが大変という方にはおすすめです!

車の上で寝る!?「ルーフテント」

かっこいい車をキャンプのメインに!とは言っても、せっかくキャンプにきているのだからテントで泊まりたいという方も多いはず。そんな方におすすめなのがこの「ルーフテント」です。スペースのない場所やぬかるみが激しい場所でも、車の上なので気にせずキャンプ気分を味わいながら寝泊りできます。

車の横にリビングを!「カーサイドタープ」

寝る場所は車の中やルーフテントにするとして、のんびりくつろげるサイトをつくりたいですよね!よくテントとタープを連結しているのを見ますが、その要領で、車専用のタープ「カーサイドタープ」というものがあります。車のすぐ横に自分のつくりたいようにテントサイトをつくることができ、サイトのコーディネートによってより車が映えるようになります。

おしゃれな車でキャンプをもっと楽しく

ここまで紹介してきた車は、実用性が高くかっこいい車がその大半でしたが、「テントサイトの一部として可愛くおしゃれな車を選びたい!」という方も多いのではないでしょうか?そんな方は以下の記事をチェック!キャンプ向きのおしゃれな車の代表であるフォルクスワーゲンをはじめとした、おしゃれな車を紹介しています。

車に乗ってキャンプ場へ行こう!

自分に合ったアウトドア向きの車は見つかりましたか?積載に関しては、プラスアルファでルーフキャリアを利用すれば解決できることも多いので、合わせてチェックしておきましょう!

【番外編】現地直送キャンプ用品レンタルを利用して電車でキャンプ場に向かうのもアリ?

車がないとキャンプ用品を運べないからキャンプができない。そう思っている人は「キャンプ用品レンタル」という手段を検討するのもいいかもしれません。充実したラインナップや丁寧なカスタマーサポートが自慢のhinataレンタルはキャンプ場での受け取り、返却が可能なため、キャンプ用品を車で運ぶ必要がありません。車もキャンプ用品も購入を迷っている人におすすめのスタイルです。

現地でキャンプ用品を受け取り&返却!


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