チャコスタの使い方やおすすめ品を徹底解説!簡単に火をおこせる理由とは?
2022.12.01キャンプ用品
チャコスタは炭を燻す時に起こる煙突効果を利用し、効率よく火種が燃焼する火おこし器です。キャンプの醍醐味である焚き火やバーベキューをするときに火おこしするなら、チャコスタは必須!今回は、チャコスタの原理から使い方まで、火おこしが得意になる第一歩でもあるチャコスタをレクチャーします。また、おすすめの商品も紹介していますので、気になるものを見つけてみましょう。
制作者
さえきっくす
"火おこし名人"始めました
もっと見る
もくじ
チャコスタはバーベキューや焚き火をスマートにする火おこし器
いざ、バーベキューやキャンプで火をおこそうと思っても、火をおこすまで準備に手間取って苦労された経験がある方も多いのではないでしょうか?チャコスタがあれば、着火剤を入れて火をつけて放置するだけで自然と火がつきます。うちわで扇ぐ必要がありません。待っている間に食材の準備ができるので、効率的に楽しめます。
チャコスタの原理の秘密は「煙突効果」
「火種に着火した後、待っているだけで自然と火がおきる」なんて言われても、そんな簡単にいくのか不安な方もいるはず。そこで、チャコスタの使い方を説明する前に、チャコスタはなぜ簡単に火をおこせるのか、その原理を説明します。
チャコスタは、「煙突効果」という現象をうまく利用したアイテムです。外気温と煙突内部の温度差によって、暖められた空気が上昇する原理を利用しています。煙突の出口から暖められた空気が出て、その代わりに新鮮な空気が煙突の入れ口から常に取り入れられる仕組みです。チャコスタの中で何が起きているのかをより分かりやすく順を追って説明します。
- チャコスタの中で着火剤が燃焼し、チャコスタ内部の空気が暖められる。
- 暖まったチャコスタ内の空気は上昇し、チャコスタ上部の開いた口より外へ排出される。
- 暖まった空気が出たことで内部の空気が薄くなり、チャコスタの側面に開いている無数の穴から空気を取り入れる。
- 取り入れた空気はチャコスタ内部で暖められる。
簡単3ステップで分かるチャコスタの使い方
STEP1. チャコスタ内に炭を縦向きでセットする
まずは折りたたんであるチャコスタを広げ、チャコスタ内に炭を入れます。この時、気をつけなければいけないポイントは2つです。
- 炭は縦向きにセットすること。
- 間隔を空けて炭をセットすること。
STEP2. 着火剤に火をつけ、チャコスタを上に乗せる
チャコスタに炭を詰めたら、火おこしの準備はほぼ終わり。あとは着火剤に火を付け、焚き火台やバーベキューグリルの上に炭を詰めたチャコスタを乗せましょう。着火剤にはロゴスの防水ファイアーライターなど、固形のものである程度長い時間燃え続けるタイプがおすすめです。
ひとつ注意しなければいけないのが、チャコスタの底が粗めの網状(1方向のみ)な点。細かい炭は落ちてしまうので、チャコスタを移動させたり、直火禁止のキャンプ場では地面を焦がしてしまわないように!
STEP3. チャコスタ上部の炭にまで火がうつるまで待つ
チャコスタ上部の炭にまで火がうつれば着火完了です。使用する炭にもよりますが、10分程度放っておけば、バッチリ炭に火がつきます。あとは、焚き火台やバーベキューグリルに炭を移すだけ!チャコスタの取っ手はとても熱くなりやすくので、軍手1枚だけだと危険です。火傷をしないようにグローブも装着しましょう。
以上がチャコスタを使ったスマートな火おこしの方法です。実質的な作業時間は3分もかかりません。
おすすめのチャコスタを紹介!
出典:Amazon
容器に炭と着火材を入れ、火をつけて約10分置くだけ火おこしが完了します。太い薪も入れられるサイズと強度を誇っており、ハンドルを持ち上げれば安定して運べるのも魅力です。炭の入れ過ぎには注意しましょう。
【基本情報】
- 使用サイズ:19×24.5×28cm
- 収納サイズ:28×19×3cm
- 重さ:1.2kg
出典:Amazon
本体は鉄がむき出しの鋼板よりもさびにくいという特性をもつ亜鉛めっき鋼板を採用し、丈夫で長持ちします。目皿とハンドルは持ち運びやすいように鉄を採用、重量も1kgと軽量で、ソロキャンプやツーリングにピッタリです。
【基本情報】
- 使用サイズ:18.5×19×20.5cm
- 収納サイズ:15×20.5×5.5cm
- 重さ:1kg
出典:Amazon
煙突効果によって起こる上昇気流をいかし、火をつけた後、約20分間放置しておくだけで簡単に火がおこせます。「ラピッドファイヤーチムニースターター」よりコンパクトなサイズで、ポータブルグリルに合わせやすいです。
【基本情報】
- 使用サイズ:20.32×26.42×14.73cm
出典:Amazon
煙突効果による上昇気流を利用して初心者でも簡単に火おこしできます。軽量で丈夫なステンレス製を採用し、コンパクトに折りたたんで収納可能!コールマンの413Hパワーハウス(ツーバーナー)に置いて着火できる優れものです。
【基本情報】
- 使用サイズ:17×16×29cm
- 収納サイズ:31×3.5×19cm
- 重さ:1.2kg
チャコスタは自作できる!?
毎週のようにキャンプに行ったり、頻繁にバーベキューに行ったりする方が「チャコスタは消耗品」と言うように、チャコスタは金属製なので、何度も高温にさらされると変形してしまいます。安くはないのでそう頻繁に買い換えるわけにもいかないという方は、「自作チャコスタ」がおすすめ!
チャコスタが簡単に火をおこせる原理さえ知ってしまえば、作るのはそこまで難しくありません。
- 煙突構造となるための穴がついた筒型構造
- 炭をこぼさないための受け網
チャコスタでアウトドア料理を楽しもう!
今回は、スマートに火おこしができるチャコスタの魅力や使い方を紹介しました。チャコスタを持っていれば、今まで大変だった火おこしも有意義な時間に変えられます。チャコスタを持って、アウトドアでの食事をもっと楽しみましょう。
【2024年】焚き火台のおすすめ31選!ソロ用からおしゃれなものまで紹介
キャンプの醍醐味といえば焚き火!今回は雑誌やテレビなどのメディアで監修やアイテム審査を務める、アウトドアライフアドバイザーの寒川一さんに、おすすめ焚き火台や選び方を教えてもらいました。地面にダメージを与えず、直火NGのキャンプ場で使えます。
今回紹介したアイテム
商品画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
商品名 | ロゴス 防水ファイアーライター | ユニフレーム チャコスタⅡ | キャプテンスタッグ 炭焼名人 FD火起し器 | ウェーバー ラピッドファイヤーコンパクト チムニースターター | コールマン チャコールスターター |
商品リンク | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る | Amazon で見る楽天市場 で見るYahoo! で見る |