ワンタッチで設営できる!折りたたみ式コットおすすめ6選
力いらずで簡単に設営できると人気を集めているワンタッチ(折りたたみ)式コット。マットとの違いや、どのような種類、魅力があるのか気になる人も多いのではないでしょうか。この記事ではワンタッチ式コットの種類や選び方、おすすめの商品を紹介します。
ワンタッチ式コットの特徴
コットとは、アウトドア用の簡易ベッドのことです。キャンプ用の寝具といえばマットや寝袋のほうが主流であり、コットは必須のアウトドアギアというわけではありません。ただし高さがあるコットの方が地面の冷気や熱気を感じにくく、水没から身を守れるというメリットがあります。
従来は組み立て式のコットが定番でしたが、昨今ではソロキャンプの流行などから取り扱いが簡単なワンタッチ式の商品も増えています。ワンタッチ式コットは難しい組み立てが不要のため、キャンプギアに不慣れな人でも短時間で設営できる点が魅力です。
一方で、ワンタッチ式のコットは組み立て式のものよりもコンパクトになりにくい特徴があります。特に耐荷重のある商品は重さが大きくなる傾向にあるため、寝心地と使いやすさのバランスを考えて購入を検討しましょう。
ワンタッチ式コットの選び方
ここではワンタッチ式コットを選ぶ際にチェックしておきたいポイントとして、「サイズ」「寝心地」「高さ」の3つを解説します。
サイズ
ワンタッチ式コットのサイズ選びは、「使用サイズ」「収納サイズ」の2つをチェックしましょう。
一般的なコットのサイズは幅180〜190cm/奥行き60〜65cmで、シングルベッドと比べるとやや小さめです。そこでゆとりを持って寝転びたい人は、幅70〜80cmのワイドサイズがおすすめ。自分の体型や寝心地を考慮して、サイズを検討してください。
ワンタッチ式コットはテントの中でも簡単に組み立てられるので、テントと同じサイズにしてジャストフィットさせるキャンパーもいます。使用しているテントのサイズも考慮したいポイントです。
また、収納サイズは商品によってさまざまです。オートキャンプであればそこまで携行性にこだわる必要はありませんが、駐車場からサイトまで荷物の持ち運びが必要な場合は収納時のコンパクトさも確認したほうが良いでしょう。
寝心地
ワンタッチ式コットは、シートの素材や構造、弾力性などで寝心地が変わります。
素材は丈夫で安価なポリエステルを使用しているものが多いですが、中でもリップストップ加工(元の生地に強度が高い糸を格子状に織り込む技術)しているものがおすすめ。適度なハリのある生地がしっかりと身体を包み込んでくれ、快適な睡眠をサポートします。夏場なら通気性のあるT/C生地やメッシュ素材を選ぶと、より快適です。
シートのハリが弱いタイプは柔らかい寝心地で、シートのハリが強いタイプは背面が固く寝相が安定します。
また枕付きのものや頭部の高さを調節できるものもあり、寝心地にこだわる人は口コミなどで実際の使用感をチェックすると良いでしょう。
ハイorローor2way
ワンタッチ式コットには「ハイタイプ」と「ロータイプ」があります。
ロータイプは重心が低いため安定感があり、子どもでも安心して使えるのが特徴です。また軽くてコンパクトに収納できるものが多いので、ツーリングやソロキャンプなどに適しています。
一方で、ハイタイプは高さがありベンチとしても使えるうえ、シート下の空間に荷物を置いて収納スペースとして活用できるなど、実用性の高さが魅力。特にグループキャンプに重宝します。
また昨今ではハイタイプとロータイプの両方を楽しめる「2wayタイプ」が登場しています。2wayタイプは組み立て式のモデルが多くワンタッチ式と比べて扱いやすさは劣りますが、ベンチとベッドを1台で済ませたいときに便利です。ハイorローのどちらを選べば良いか悩んだ場合は、2wayタイプを検討しても良いでしょう。
おすすめのワンタッチ式コット6選
ここではハイタイプ、ロータイプに分けて、おすすめのワンタッチ式コットを紹介します。高さ30〜40cmの商品をハイタイプ、高さ30cm未満の商品をロータイプとしてまとめました。
ハイタイプのワンタッチ式コット3選
ロータイプのワンタッチ式コット3選
一度使うと手離せない、便利なワンタッチ式コット
ワンタッチ式コットは慣れれば1分もかからずに設営できるものが多く、「一度使うと手放せない」とその利便性が人気を集めています。ハイタイプやロータイプ、2WAYタイプなど用途に合わせた種類があるので、この記事で紹介した選び方や商品を参考にお気に入りのコットを見つけて、アウトドアシーンをより快適に楽しんでください。