【コスパ最強】ロードバイクおすすめ12選!10万円以下でも快適な走行性能と乗り心地
オンロードを高速で風を切って走行できる「ロードバイク」。本格的なレース用や気軽に使用できる通勤・街乗り用などさまざまなモデルが販売されています。今回はコスパ重視で、乗り心地や走行性に優れているロードバイクを紹介していきます。選び方も解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
走行性能の高さが魅力の「ロードバイク」
舗装路(オンロード)で高速走行ができるロードバイク。もともとは速さを競う「自転車レース用」に作られた自転車のため、スピードや走りやすさを重視したデザインが特徴的です。
昨今ではコロナ禍の運動不足解消のため、人混みを避けて運動できる手段としてロードバイクを趣味にしたり、満員電車など通勤や通学での混雑を避ける手段としてロードバイクを使用したりする方が増えています。
とはいえレース用の本格的なモデルは30~100万円以上するモデルがほとんど……。一般的な自転車からすると高価で手を出しにくいと思う方も多いはずです。
しかし趣味や通勤・通学などの街乗り用ロードバイクも販売されており、中には10万円以下でも快適な走行性能を誇るモデルが多く販売されています。
スピード感やスムーズ走行をコスパに優れたロードバイクで一度体験してみましょう!
ロードバイクの選び方
ロードバイクはさまざまなメーカから、多種多様なモデルが販売されています。ここでは基本的なロードバイクの選び方のポイントを4つお伝えしていきます。どのようにして選べばいいのか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
適応身長
バランスを保ちスピードを保って走行するためには、自分の体にあったサイズのロードバイクを選ぶのがポイントです。大きすぎたり小さすぎたりすると、うまく走行できず本来の性能を発揮できません。また肩や腰など体に負担がかり、転倒しやすくなるため危険も伴います。
ロードバイクを購入する際はメーカーサイト記載の適応身長や、実際店舗に行き必ずサイズ感を確認してから購入しましょう。
フレームの素材
フレームの素材は耐久性や走行性にかかわる、重要なポイントです。素材は主にアルミ、カーボン、クロモリの3種類に分かれます。
【アルミ】
軽量で比較的安価で手に入るのが特徴。またサビにくくメンテナンスに手間がかからないのもうれしいポイントです。ほかの素材に比べて衝撃吸収性は劣るものの、コスパが良く通勤や通学など普段使いにピッタリの素材といえます。
【カーボン】
超軽量でサビにくく、強度が高いのが特徴。耐久性が高く使い勝手の良い素材です。ただし耐久性や機能性が高い分、ほかの素材と比べるとコストが高いのが難点。予算に余裕があり、趣味から始めて今後「本格的にロードバイクをやってみたい」という方におすすめの素材です。
【クロモリ】
クロムモリブデン鋼のことで、衝撃吸収性に優れ比較的安価で手に入るのが特徴です。ロードバイクにおいて古くから使われている素材で、おしゃれ感や味のある雰囲気が魅力の一つ。ただしサビやすいためメンテナンスは欠かせません。予算を抑えたい方や、おしゃれなデザイン・雰囲気を重視する方におすすめです。
タイヤ・ホイール幅
加速性や耐パンク性能で重要なのがタイヤ・ホイール幅です。現在は25mm幅が主流で、加速性を保ちつつ耐パンク性能を併せ持っています。
未舗装の荒れ地を走る場合や、乗り心地を良くしたい場合には少し太めの28・32・40mmなどのタイヤがおすすめ。スムーズな走行をするためには、走行地面に合ったタイヤ・ホイール幅を選びましょう。
コンポーネントの種類と性能
「コンポーネント」はロードバイクを構成する、主要パーツ全体のことを指します。メーカーごとにグレードが定められており、グレードの高いコンポーネントほど軽量で機能性が高く、耐久性や操作性も良くなります。
コンポーネントのメーカーはシマノ・カンパニョーロ・スラムの3社が有名です。
【シマノ】
シマノは最多の6グレードに分かれており、自分の目的に合ったコンポーネントが選びやすいのが特徴。ソラ・クラリス・ティアグラは比較的安めの価格設定ですが、走行性能が高いため初心者におすすめのコンポーネントです。
【カンパニョーロ】
美しいフォルムデザインが特徴で5グレードに分かれています。デザイン性の高さや、シマノやスラムと比べて軽量なモデルが多いのが特徴です。しかし価格帯が高く、また対応していない店舗があるため修理が困難な場合もあります。高価ではあるものの、洗練されたデザインを求める方にはおすすめのメーカーです。
【スラム】
もともとマウンテンバイクで大きなシェアを誇っていたメーカー。そのためロードバイクのグレードは最小の4グレード展開です。しかし独自アイデアを生かしたコンポーネントラインナップなため、周りの人と差を付けたいという方に向いているといえます。
【総集編】ドッペルギャンガーの自転車23選!気になる評判も!
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ロードバイクの人気メーカー
ここからはロードバイクの人気メーカー7社をお伝えしていきます。気になるメーカーがあったらぜひチェックしてみてください。
GIOS(ジオス)
1948年に創設されたイタリアのブランド。「ジオスブルー」といわれる鮮やかな青色が有名です。ジオスはこだわり抜いた精度の高いフレームが特徴。強度がありつつも仕上がりが美しく、自転車レース本場のイタリアでも人気があります。
Bianchi(ビアンキ)
1885年創業の老舗バイクブランドで、世界の自転車3大メーカーの一つです。ジオスとはまた違った、水色に近い「ビアンキブルー」が有名。世界で活躍する本格的なレース用モデルから、通勤や通学の街乗りに最適なモデルまで幅広くラインナップしています。そのためロードバイク上級者だけでなく、初心者にも人気のあるブランドです。
SPECIALIZED(スペシャライズド)
1974年にアメリカで創立された自転車メーカー。アメリカの3大ブランドの一つです。人間工学に基づいたサドルやグローブなどに定評があり、自転車本体だけでなく自転車アクセサリーでも人気があります。初心者向けのモデルから、レース用の上級者モデルまで幅広いラインナップがあるのも魅力の一つです。
MERIDA(メリダ)
1972年に台湾で生まれた自転車メーカー。現在では自転車の生産量が世界第二位と、超大手の自転車メーカーに成長しています。メリダでは常に最新の技術を取り入れたカーボンフレームを開発。軽量で機能性の良いロードバイクですが、フレームを自社工場で生産しているため比較的安価な価格帯で購入できます。
GIANT(ジャイアント)
1972年に台湾で創業された自転車メーカー。ラインナップが豊富で初心者から上級者まで幅広く人気のあるブランドです。開発から製造まで自社で行っているためコストが抑えられ、比較的安価で手に入れられるのも魅力の一つ。他社ブランドにもパーツを供給しているため、実績と信頼性の高いメーカーです。
Cannondale(キャノンデール)
1971年に創業したアメリカの自転車メーカー。アルミフレームの開発技術が高く、軽量で快適な乗り心地とスピード感をより味わえるロードバイクとして有名です。また個性的でほかと被らないデザイン性も魅力の一つ。似通ったロードバイクではなく、人と少し違ったロードバイクを探している方におすすめです。
COLNAGO(コルナゴ)
1954年にイタリアで創設された自転車メーカー。イタリアの自転車3大メーカーの一つです。高性能で美しいフレームが特徴的で、ロードレースのトップチームに機材を提供しています。本格派ロードバイクメーカーで少し高価なのが難点。初心者向けのエントリーモデルも販売しているため「後々、本格的にロードバイクをしてみたい」という方はぜひチェックしてみてください。
【10万円以下】コスパ最強のロードバイク12選
ここからは10万円以下で購入できる、コスパの良いロードバイクのご紹介です。通勤・通学など街乗り用のロードバイクを探している方はぜひ参考にしてください!
スマートでクラシックなデザインが目を引くロードバイク。街中でも扱いやすい設計で、軽快にストップ&ゴーを行えます。
快適な乗り心地と、気軽にロードバイクを楽しめる一台です。
【基本情報】
- サイズ:480、500、520、540mm
- 適応身長(サイズ):160-165(480)、165-170(500)、170-175(520)、175-185cm(540)
- タイヤサイズ:700×25C
- 素材:クロモリ
- カラー展開:GIOS BLUE、WHITE、BLACK
日本の自転車メーカー「フジ」のヴィンテージ感漂う、おしゃれなロードバイク。緩やかなカーブのドロップハンドルが特徴的です。スマートなフレームには山型「FUJI」のかわいいロゴがワンポイントで入り、目をひくデザインに。サイズは5種類あり、女性でも乗りやすいサイズも展開しています。
【基本情報】
- サイズ:430、490、520、540、560mm
- タイヤサイズ:700×28C
- 素材:クロモリ
- カラー展開:Britishu Green、Sunrise Brown
18段変速が可能!サムシフター採用でシフトレベルがわかりやすいロードバイクです。シンプルな見た目で、通勤・通学など街乗り用にピッタリ。また
操作性が良く、価格帯も比較的リーズナブルなためロードバイク初心者におすすめです。
【基本情報】
- サイズ:500mm
- 適応身長:160cm以上
- タイヤサイズ:700×25C
- 素材:スチール
- カラー展開:マットブラック、マットホワイト、グレー
タイヤの太さが28mmと少し太めで安定感のあるロードバイク。
ブレーキがバー部分にも補助的に装備されており、ドロップハンドルの操作に慣れない初心者でも安心設計です。フレームには振動吸収の良いスチールを使用し、長時間乗っていも疲れにくく街乗りやロングライドにピッタリのモデルです。
【基本情報】
- サイズ(約):1720×450×880~990mm
- 適応身長(約):164cm以上
- タイヤサイズ:700×28C
- 素材:スチール
- カラー展開:マットブラック、ホワイト、イエロー
シマノ21段変速仕様のミドルクラスのロードバイクです。フロントにはシリコン素材のLEDライトが装備されており、別途ライトを購入する必要はありません。タイヤは少し太めの28mmを採用。街乗りでの高速走行をサポートしてくれます。
シマノ製品のパーツが随所に使用され、安価でありながら機能性も十分な一台です。
【基本情報】
- サイズ:470mm
- 適応身長:160cm以上
- タイヤサイズ:700×28C
- 素材:アルミ
- カラー展開:マットブラック、ホワイト
フレームにクロモリ、シフト変速パーツにシマノ製品を使用した走行性能抜群のロードバイク。
見た目はクラシックでおしゃれなため、街乗りにピッタリのデザインです。また操作性の高いブレーキを装備しているため、スピードコントロールしやすく初心者でも乗りやすいモデルです。
【基本情報】
- サイズ:490mm
- 適応身長:160cm以上
- タイヤサイズ:700×25C
- 素材:クロモリ
- カラー展開:ブラック、レッド
シンプルなデザインでシマノ14段変速を装備したロードバイク。バーに補助ブレーキが付いているため、ドロップハンドルに慣れていない初心者の方でも安心して走行できます。2サイズ展開で160cmや165cm以上からしか乗れないモデルが多い中、
430のサイズは15cmから乗れるのはうれしいポイント!160cm以下でも乗れるロードバイクを探している方におすすめです。
【基本情報】
- サイズ:430、510mm
- 適応身長(サイズ)(約):155cm以上(430)、160cm以上(510)
- タイヤサイズ:700×28C
- 素材:スチール
- カラー展開:マットブラック、ホワイト、マットカーキ、クロムシルバー
軽量アルミフレームで軽快な走行が可能なロードバイク。
ハンドルから手を離さず、ブレーキとシフト操作が可能な「デュアルコントロールレバー」の搭載で操作性は抜群です。また前輪には工具を使わず簡単にタイヤを取り外せる「クイックリリースレバー」も標準装備。タイヤのメンテナンスが手間なくできるのも、うれしいポイントです。
【基本情報】
- サイズ:510mm
- 適応身長(約):165cm以上
- タイヤサイズ:700×25C
- 素材:アルミ
- カラー展開:マットブラック、ホワイト、ガンメタ
軽量なアルミフレームでシマノ21段変速を装備したロードバイク。
構造がシンプルでバランスがとりやすく操作しやすいのが特徴です。タイヤは少し太めの28mmを採用しているため、安定した快適な走行ができます。またロードバイクには珍しいバイクスタンド付きで、駐輪時に便利です。
【基本情報】
- サイズ:480mm
- 適応身長(約):160cm以上
- タイヤサイズ:700×28C
- 素材:アルミ
- カラー展開:BLACK×RED、BLACK×YELLOW、WHITE
ヴィンテージ感があるおしゃれなデザインのロードバイクです。2WAYブレーキシステムで、フラットバーからでもブレーキが可能。
ドロップハンドルが苦手な方でも安全にブレーキングできます。変速はシマノ製21段変速を搭載。スピード感あふれる本格的な走りを楽しめる一台です。
【基本情報】
- サイズ:470mm
- 適応身長(約):160cm以上
- タイヤサイズ:700×28C
- 素材:スチール
- カラー展開:アイビーグリーン、ネイビーブルー
シマノ製14変速を搭載。フレームはクロモリで軽量さと耐久性を兼ね備えたロードバイクです。シマノSTIデュアルコントロールレバーも搭載しており、1本のレバーで変速とブレーキ操作が可能。レバーから手を離さず操作を行えるため、初心者でも安心して走行できます。安定したスピードの維持ができるホイール設計で、快適な走行を可能にしています。
【基本情報】
- サイズ:490mm
- 適応身長:165-175cm
- タイヤサイズ:700×25C
- 素材:クロモリ
- カラー展開:ブラック、ホワイト
オフロードもオンロードも快適に走行できる設計のグラベルロードバイク。タイヤの太さが40mmと太く、砂利道でも安定した走行ができるのが特徴です。またシマノコンポーネントを採用しており、シンプルな操作性も魅力の一つ!細いタイヤが苦手な方や、「オフロードの走行も視野に入れてロードバイクをはじめたい」という方におすすめです。
【基本情報】
- サイズ:470、500mm
- タイヤサイズ:700×40C
- 素材:アルミ
- カラー展開:SG-Red、SG-Yellow、SG-Blue、SG-Gold
ロードバイクで風を切りながら自然を感じよう
趣味や通勤・通学で街乗りを快適に走行できる、コスパの良いロードバイクを紹介しました。「今使っている自転車では物足りない」「スピードを楽しみたい」という方は買い替えの際、ぜひロードバイクもチェックしてみてください。きっと今までとは違った快適さを味わえるはずです!選び方を参考に自分に合ったロードバイクを見つけて、アウトドアライフを楽しみましょう。
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