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自転車をこぐ人

出典:Halfpoint / ゲッティイメージズ

ロードバイク初心者入門!乗り始めに必要なアイテムを紹介

※本記事には一部プロモーションが含まれます

ロードバイクデビューしてみたいと思っている方、ロードバイクの選び方はしっかりと理解できていますか?高価な買い物の前に知っておきたい基礎知識から、おすすめのロードバイクまで一挙紹介!初心者のロードバイクの選び方から、練習での走行距離や速度の目安なども解説します。

ロードバイクとは?

ロードバイクは、舗装路を速く走ることに特化したスポーツ自転車。ハンドルは空気抵抗を減らすために前傾姿勢を取りやすい形状で、フレームやコンポーネントは加速しやすいように軽い素材を使用しています。元々はレース用に作られた自転車なので、とにかく早く長時間走行できるような設計です。

ロードバイクの選び方

初めてのロードバイクの購入では選ぶ際のポイントは大きく分けて5つあります。

予算

良いロードバイクはその分値段が高価になります。値段の差を作っているのは、コンポーネントなど種類や性能です。中でも、フレームの素材とギアやブレーキの性能、この2つの要素が自転車の価格に大きく影響します。 丈夫な作りのものを買いたい!と考えている方は10万円~15万円程のロードバイクがおすすめです。ずっと乗り続けたいからいいものが欲しい!と考えている方は20万円から上の最高の性能のものを選ぶと理想的なサイクリングができるでしょう。

使用用途と種類

自転車に乗っている人

出典:Tuned_In / ゲッティイメージズ

ロードバイクは種類ごとに一長一短があるものなので、自分の使い道を先に考えておく必要があります。
  • 通勤通学など普段使い 信号や人手の多い場所なら走行性能よりもブレーキの性能が良いもの。フレームは、雨の日でも使えるように、サビに強いアルミやカーボン製がおすすめ。
  • 日帰りサイクリング 走行性に優れ、ギア変速段階が多いものがおすすめ。輪行するのであれば軽量だと持ち運びしやすい。「エアロロード」が走行性に優れたタイプ。
  • 長距離ツーリング 疲れにくく、荷物を積載できる荷台が付けられるタイプが良い。フレームがクロモリ(スチール製)のものだと振動を吸収し、疲れにくい。「エンデュランスロード」というタイプがおすすめ。
  • ロードレース大会 走行性に優れ、スピードが出やすいように軽量かつタイヤが細いものがおすすめ。特に「エアロロード」は高速走行に優れているので要チェック。
  • トレイルライド(オフロード) マウンテンバイクに近い、「シクロクロス(サイクロクロス)」や「グラベルグラインダー」というタイプがおすすめ。タイヤがレースタイプのものに比べて太く、表面が凸凹しているのが特徴。ブレーキも、オフロードでも壊れない強力なものが必要。
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デザイン

山に止まっている赤い自転車

出典:underworld111 / ゲッティイメージズ

デザインはそれぞれによって好みが変わってきます。ハンドルがドロップしているもの、バーハンドルのもの、レース用のように乗ったときにより前傾姿勢になるもの、ロゴのデザイン、カラーリングなど本当に多種多様です。こだわりが特になければ、一目惚れをしたデザインの購入がおすすめ!

フレームの形状

ロードバイクを選ぶ際には、フレームの素材も重要な要素となります。主な素材は、クロモリ(スチール)、アルミ、カーボンの3種類。
  • クロモリ(スチール):衝撃吸収に優れ、乗り心地が良い。フレームに傷がついても溶接で修理できるため、長く愛用できる。しかし、車体が重いというデメリットも。
  • アルミ:軽量でさびにくい。比較的安価なため、初心者におすすめ。クロモリに比べると衝撃を吸収しづらい。
  • カーボン:金属ではないため、軽量な上に衝撃吸収にも優れている。しかし、とても高価なのでロードバイクに慣れてきて長く乗りたいという方におすすめ。

コンポーネントのグレード

ロードバイクを選ぶ際には、コンポーネントと呼ばれるパーツも基準にしましょう。コンポーネントの良し悪しはロードバイクの走りに影響するため、とても重要な要素です。コンポーネントにはメーカーごとにグレードがあり、グレードが高いとギアの段階が増えたり、ブレーキの効きが良くなるなど、走りやすくなります。

ロードバイクの乗り始めに必要なアイテム

ここではロードバイクに乗る際に必須になるアイテムを紹介します。

ライト

ライトは公道を走るうえで必須!推奨の明るさが道路交通法によって定められており、市街地を走行する場合300ルーメン以上がおすすめです。乾電池を使用するライトであれば、突然バッテリーが切れてもコンビニですぐ対応できるので便利!

鍵は大きく分けての4つの種類があります。
  • U字ロック…堅牢で重く、ロックをかけた状態であれば簡単には持ち運べないので、ロードバイクを守るためには最適。
  • ワイヤロック…軽量で安価の鍵。短時間の駐輪におすすめ。
  • チェーンロック…堅牢かつある程度長さがあるのでロックしやすく、初心者に人気がある。
  • 折りたたみ式ロック…小さく折りたためるので持ち運びやすい。

空気入れ

自転車は走行中はもちろんのこと、乗っていない間でも空気量が減少していきます。空気量の減ったタイヤで走行すると乗り心地が悪くなりパンクしやすくなってしまうので、1週間に1度程度はロードバイクに空気を入れましょう。 空気入れを選ぶ際は、タイヤにあった型式を選びましょう。一般的な自転車は「英式バルブ」を採用していますが、多くのロードバイクは「仏式バルブ」を採用しています。以前から持っている空気入れではロードバイクに合わない可能性があるので、よく確認してから購入しましょう。

ヘルメット

スピードを出して走るロードバイクには、ヘルメットは必須! 事故に遭ったときに致命傷を避けられ、夏場は直射日光から頭を守る役割もあります。 ヘルメットを選ぶ際は、頭の形に合うもの・軽いもの・通気性のいいもの、この3つに注目してみるのがおすすめです。

おすすめのロードバイクメーカー

走行の快適性やデザイン性だけでなく、安全に関することでもあるので信頼できる有名メーカーで購入するのがおすすめです。こちらに、有名なおすすめメーカーを紹介しますので購入の参考にしてみてください。

ビアンキ

ビアンキは130年以上もの歴史あるメーカーで、世界最古の自転車メーカーと言われており、日本でもビアンキカラーと言われる特徴的なエメラルドグリーンのペイントが大人気!バイクは性能も良く、ファッション性も高いため、街乗りでもスタイリッシュに乗れます。 ビアンキカラーのイメージが強いですが、実はカラーオーダーも可能。2000通りからオリジナルカラーのビアンキをゲットできるのがとても魅力です。 詳しくはこちら:ビアンキ

スペシャライズド

「世界でベストサイクリングブランドになる」というビジョンを掲げ、高性能バイクを作り出している自転車メーカー。スペシャライズドは、マウンテンバイクからキッズバイク、トッププロライダーが乗るバイクまで同じ技術を生かし、一般ユーザー向けに幅広いラインアップを展開しています。 詳しくはこちら:スペシャライズド

トレック

アメリカNo.1自転車メーカーでアフターサービスも充実!トレックは特許取得済みのカーボンや航空宇宙技術を世界で初めて自転車に落とし込むなど、高い技術力とブランド力で日本でも人気を博しています。トレックは自分好みにバイクをオーダーカスタマイズできるため、自分だけの夢の一台をつくることが可能です。 詳しくはこちら:トレック

ジャイアント

大人気を誇る台湾発の王道メーカー。ジャイアントは初心者から上級者まで満足させる高い性能のバイクを幅広く展開しています。その中でも特に人気が高いバイクが、初心者向けのエントリーモデルです。比較的リーズナブルで十分な軽さと走りやすさにくわえ、幅広い用途に対応できる点から人気を集めています。 詳しくはこちら:ジャイアント

キャノンデール

自転車のパーツからウェアまで幅広く商品を展開している自転車メーカー。アルミフレームの製造にも定評があり、軽量で剛性にも優れているキャノンデールのエントリーは人気となっています。カーボンフレームと比較しても劣ることのないアルミフレームがキャノンデール最大の特徴です。 詳しくはこちら:キャノンデール

初心者におすすめのロードバイク4選

性能に比例して価格も高くなるのがロードバイクの特徴でもあります。前述の通り、本格的に始めたい、しっかりと乗り続けたいと思っている人におすすめのモデルを紹介します。

注意したいロードバイクの乗り方

初心者でもすぐに楽しめるロードバイクですが、時速30km前後で走行するため、油断すれば大怪我にもつながりかねません。気をつけたいポイントをいくつか留意しておいてください。

走行時の姿勢

自転車に乗っている人

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ロードバイクはハンドル・ペダル・サドルの3点に体重を分散して乗ります。この体重分散により、長距離走行を可能にしています。 ところがロードバイクに慣れないうちは上半身や腕をピンっと突っ張ったまま乗ってしまうため、体のあちこちが痛くなってしまいます。肘を少し曲げて上半身はリラックスする感じで乗りましょう。

走行する場所

自転車に乗っている人

出典:jacoblund / ゲッティイメージズ

ロードバイクはアスファルトやコンクリートの舗装路面を走ることが前提としてあるので、歩道のような段差があるところを走ると破損やパンクの恐れがあります。 安全のためにも、ロードバイクは基本的には車道の左側を走るようにしましょう(自転車は道交通法において軽車両なので、ロードバイク以外の自転車も車道を走ることが義務づけられています)。前照ライトや後尾ライトを付けることも忘れないでください。

シフトチェンジ

ロードバイクにはクランクが2~3速、ホイールのカセットスプロケットに8~11速のギアが付いています。これらを上手くシフトチェンジすることにより、歩くのも大変な程の急坂を登れます。 現在多くのロードバイクでは、左右のブレーキレバーにシフトチェンジレバーを兼用させているものがほとんどです。シフトチェンジ方法はメーカーにより違うので事前に確認し、練習で慣れておきましょう。

ロードバイクの素朴な疑問と練習方法

ロードバイクを始めるにあたって、よく考えたら実は知らないかも?という素朴な疑問に答えていきます。また、気になる練習方法も要チェックです!

クロスバイクとの違いは?

白い壁の前に止められたクロスバイクの写真

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クロスバイクは、マウンテンバイクとロードバイクの中間と言われています。街乗りに適したモデルで、ロードバイクよりも安定した走行ができ、マウンテンバイクよりも軽い力で漕げます。ママチャリと比べても、走行性能が高く長距離ライドにも向いています。 一方でロードバイクは、舗装路を一定の高速スピードで走行することに特化した自転車です。そのため、摩擦や空気抵抗などが極力生じないように極力無駄なものを省いています。タイヤは細く、低速走行時にはバランスが取れなくなることも。普段使いというよりは、ライドを楽しみたい人に向いています

乗る時の服装は?

適切な服装を身につけることで、より快適にライドを楽しむことができます。一覧にしてまとめたのでぜひ参考にしてアイテムを集めましょう!
  • ヘルメット:事故などから頭部を守る最も重要なアイテム。平地の走行には通気性の高い「エアロメット」、ヒルクライムやトレイルには首が疲れない軽量なものがおすすめ。公道で使用するには安全基準の目安になるSGマークが付いている必要があるため、購入の際は注意!
  • サイクリングキャップ:汗止め、日焼け止めの効果があります。また、直射日光を遮り安全な運転をサポートしてくれるため必ず着用すること。
  • サングラス:紫外線・風・埃などから目を保護する。調光、偏光、度付きなどさまざまなタイプが発売されている。また、視力の悪い人は、度付きのサングラスかコンタクトの装着がおすすめ。
  • サイクルジャージ・サイクルパンツ:サドルに座るお尻の部分クッションが入っており、体への負荷を軽減してくれる。長時間のサイクリングをする人はぜひ持っておきたい。
  • サイクルシューズ(ビンディングシューズ):ペダルと足を固定する自転車専用シューズ。通常のシューズと比べはるかに疲れにくい。
  • 手袋:季節や天候でタイプを変える。夏は通気性に優れたメッシュ素材、冬は防寒性の高いゴアテックス、雨の日はレイングローブなどが必要。

初心者はどれくらいの距離・速さで走る?

初心者がロードバイクを楽しんで走れる距離は、ズバリ「50km」です。ちょうどいい疲労感がある距離だとされています。 そして、初心者の方は約時速20km程度がちょうどいいです。平均20kmを目安に、気持ちいい道でスピードをあげたくなったらあげて、登り坂がきたら足をゆるめて…というように走れば、それほど負担なく走れるでしょう。そのため、ロードバイクでサイクリングをする時間は2〜3時間程度が目安です。走っているうちに自然と体力がつき、長距離にも挑戦可能!

カギは「輪行」と休憩スポットの把握

自転車をこぐ人

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輪行とは、「自転車を専用の袋に入れて電車や飛行機に乗せて移動すること」。自転車で50kmを走るとなると、当然家から出発して往復50km走り切らなければいけないと思いがち。でもそうなると走れる範囲はかなり限られます。輪行をうまく駆使するのが、自転車を楽しむコツです。 また、長距離を走るのであれば、事前にルート上のコンビニや自動販売機の位置を把握しておくと良いでしょう。国道を走れば頻繁にコンビニなどがあるので問題ありませんが、サイクリングロードは近くに何もない区間もしばしば。カロリー不足になってしまっては元も子もないので事前準備が必要です。

練習はサイクリングロードがおすすめ

川沿いの土手の写真

出典:NalYukoY / ゲッティイメージズ

ロードバイクで走るとなると、交通量も多く見晴らしもよくない国道ではやはり楽しくありません。 初心者が走るなら、見晴らしも良く安心なサイクリングロードが絶対おすすめ!東京都内からスタートするなら、荒川や多摩川のサイクリングロードは定番のサイクリングスポットです。大きな川なら大抵サイクリングロードがあるので、住んでいる場所の近くを探してみましょう!

さあ、ロードバイクに挑戦しよう!

今回は、ロードバイクの選び方や初心者におすすめのロードバイクを紹介しました。どんなにいいロードバイクでも自分の体格にあったものでなければ、その性能を活かせません。購入を考えている方は是非自転車に足を運んで店員さんと相談しながら自分の気に入ったロードバイクを購入しましょう。

今回紹介したアイテム

商品画像ルイガノ マルチウェイ700ビアンキ  ヴィアニローネ 7ジャイアント コンテンド SL1スペシャライズド アレーE5スポーツ
商品名ルイガノ マルチウェイ700ビアンキ ヴィアニローネ 7ジャイアント コンテンド SL1スペシャライズド アレーE5スポーツ
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