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ランドナーの魅力
私は過去にロードバイクで自転車日本縦断を達成しました。ランドナーの知識が何もなかった私は、ロードバイクで出発。キャリヤも無理やり取り付け、荷物も背負った状態で「なんとかなるだろ」と、考えていました。道中で出会ったサイクリストの方にランドナーの存在を教えてもらい、何度後悔したことか。
クロスバイクやロードバイクなど数ある種類の中で、ツーリングはランドナーがおすすめです。自分の経験から身をもって実感したランドナーの魅力を紹介します。
積載能力がすごい!
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ランドナーは、旅をするために生まれてきた自転車です。最大の特徴は、大量の荷物が積載できること。1つ20Lのサイドバッグを前輪後輪各両サイドで最大4つ。フロントバッグ、サドルバッグ、後輪のキャリアの上…と、積もうと思えばいくらでも詰めます。
積載量だけではありません。重たい荷物をたくさん積んでも耐えられる、丈夫なタイヤやフレームを備えています。そのため、パンクや壊れる心配はいりません。これが、世界中を旅するサイクリストたちに愛される理由です。
長距離走行に向いてる!
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長距離走行では、姿勢を変えられる方が良いです。ずっと同じ姿勢で走っていては疲れてしまいます。長距離走行を支える、重要な役割を果たすのがドロップハンドルです。ロードバイクに標準装備の、曲がりくねった形状のハンドルで、ランドナーも標準装備されています。
ドロップハンドルのおかげで、前傾姿勢をとれるので、長距離もラクに走れます。フロントバックに干渉しないよう、外側に少しハの字型に開いているのもポイント。
雨の日でも泥はね知らず
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「泥除け」は、雨の日や悪路の走行の際に欲しい機能です。泥除けがないと、お尻がビショビショになったり、泥だらけになったりします。天候に左右される長旅に、必須の機能です!
タイヤが太いので安定感あり
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ロードバイクと比較すると、ランドナーのタイヤは太めです。ランドナーのタイヤは650×35A×38B、タイヤの幅は30mmが主流。タイヤが太いので、タイヤ内に空気がたっぷり入ります。
タイヤ内の空気が多いことで、衝撃吸収の能力が高くなり、重い荷物を載せた時の安定感が増します。そのため、荒れた地面の運転で疲労が少なくなります。
輪行ができるから電車移動も可能
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ランドナーは「輪行」できるのも大事なポイント。輪行とは、自転車を解体し、袋に入れて電車や飛行機などに乗せることです。
クロスバイクやロードバイク同様にランドナーも輪行できます。キャリアや泥除けは考慮して分解できる設計なので、見た目以上にスッキリ収納できます。
パーツの互換性が高い
ランドナーは「パーツの互換性が高い」です。長距離走行するサイクリストにとって、自転車のトラブルはつきもの。ランドナーは、パーツが破損した時に近くの自転車屋さんですぐに修理できます。互換性の低い自転車の場合、パーツがなくて修理ができず、立ち往生してしまいます。
ランドナーの選び方
ランドナーを選ぶ際に注目すべきポイントは、タイヤ、ギヤ変速数と、フレーム、ダボ(ネジ穴)です。それぞれ解説します。
ギア変速数とタイヤの太さ
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長距離走行では、走行性が最大のポイント。長距離ツーリングの場合、太めのタイヤ(目安は32mm以上)がおすすめです。太めのタイヤであれば、路面からの衝撃を和らげてくれ、乗り心地がアップ。パンクのリスクも減らせます!
ギヤ変速数が多いランドナーは、重い荷物を背負った走行や、急勾配な道が走りやすくておすすめ。フロント部分にギアを3枚搭載した「フロントトリプルギア」は、パワーが出やすく、坂道走行に向いています。
フレーム
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ランドナーのフレームは主にクロモリとアルミの2種類があり、それぞれ特徴があります。
【フレームごとの特徴】
- クロモリ・・・衝撃吸収に優れている
- アルミ・・・軽量で持ち運びやすく、さびにくい
キャリアとボトルゲージを取り付けられる数
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荷物を沢山積むためのキャリアやボトルゲージはネジ止めする必要があります。ネジ止めするためのネジ穴のことをダボというのですが、ランドナーによってダボの数が違います。
キャンプや長距離走行などで、大量の荷物が必要になる場合は、ダボの数が多いランドナーを選びましょう!目安としては最低限、前後のタイヤにそれぞれダボが付いているものを選んでください。
【ギア25以上】長距離の自転車ツーリングにおすすめ
ギア変速数が多く、坂道走行を多くする予定の方におすすめのランドナーを紹介します!長距離に向いているのでツーリングを本格的にする方におすすめです。
【ギア24以下】街乗りにおすすめ
おしゃれなランドナー自転車
ここではおしゃれなモデルを紹介します。
コスパのいいランドナー自転車
ランドナーは得てして決して安くありません。ここでは、ランドナーの中でも手の届きやすい高コスパモデルを紹介します。
商品名 | ARAYA(アラヤ) Federal | ミヤタサイクル フリーダムタフ |
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画像 | ![]() | |
フレーム | クロモリ | クロモリ |
重量 | 14.61kg | 15.7kg |
ランドナーとともに最高の旅を!
大変なことも多いけれど、一生の思い出になる自転車での旅。大事なのは「相棒」となる自転車選び!どんな自転車でも旅はできますが、快適性と安心感を求めるならランドナーにしておけば間違いはありません。お気に入りのランドナーとともに、自転車の旅に出てみてはいかがですか?
今回紹介したアイテム
商品画像 | ||||||||||
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商品名 | MASI スペシャーレランドナーエリート | ルイガノ ビーコン9.0 クロスバイク | パナソニック FJC5 | トレック 520 | マルイシ エンペラー ツーリングマスター | アラヤ RAN SWALLOW Randonneur | ジャイアント GREAT JOURNEY | ルイガノ GMT V | アラヤ Federal | ミヤタサイクル フリーダムタフ |
商品リンク | 楽天市場 で見るYahoo! で見る | 楽天市場 で見るYahoo! で見る | ブランドサイト で見る | ブランドサイト で見る | ブランドサイト で見る | ブランドサイト で見る | ブランドサイト で見る | ブランドサイト で見る | 楽天市場 で見る | Yahoo! で見るブランドサイト で見る |
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