スノボゴーグルおすすめ33選!選び方やブランド、レディース向けモデルも紹介
スノボゴーグルはゲレンデでクリアな視界を確保、目を保護します。多くのブランドから販売されているので、どれを選べばいいか迷ってしまう!そんな人に向けて、スノボゴーグルの種類や選び方、おすすめ商品を紹介!スノーボードを安全に楽しみましょう。
スノボゴーグルはいらない?必要性を解説
そもそも「スノーボードにゴーグルっているの?」と思っている人もいるのではないでしょうか。そこで、まずはスノボゴーグルを使う4つのメリットを紹介していきます。
- まぶしさを抑えられる
- 視認性を高められる
- 目や顔が守られる
- 紫外線から目を保護できる
どれも安全にスノーボードを楽しむために重要なポイントなので、まだゴーグルを使ったことがない人は、ぜひ参考にしてみてください。
まぶしさを抑えられる
スノボゴーグルには、太陽の光や雪からの反射光などによるまぶしさを抑えられるメリットがあります。これはサングラスと同じように、レンズに光を軽減してくれる機能があるためです。
スノーボードは、標高の高い雪山で楽しむアクティビティなので普段より直射日光が強く、そこに雪による反射光も加わるのでかなりのまぶしさを感じます。そのため、スノボゴーグルはクリアな視界を確保するために必要なアイテムなのです。
視認性を高められる
視認性を高められるのも、スノボゴーグルを装着するメリットの一つです。スピードがでやすいスノーボードは、滑る先やまわりが見えにくいと転倒や事故につながるリスクも。
レンズの大きさや色を変えたり、色の明暗をコントロールしたりするなど、視界がクリアに見えるようさまざまな工夫が施されています。より安全に滑るために、シチュエーションに適したスノボゴーグルを選ぶのが大切です。
目や顔が守られる
風や雪から目を守るのはもちろん、転倒時には目のまわりをケガしないためのプロテクター代わりとしても活躍します。ほかにも風に直接さらされなくなるため、目の乾燥が軽減されたりするなどのメリットも。
天候によっては雪が降ることもあり、スノボゴーグルを装着していないと目や顔に直接当たることは避けられません。このようにスノボゴーグルには、自然の影響や事故から目を守るという大切な役割もあります。
紫外線から目を保護できる
普段より多くの紫外線を浴びやすいスノーボードにおいて、目を保護することは特に重要なポイントです。環境省によれば、標高が1,000m上がるにつれて紫外線量は約10~12%増加するとされています。新雪への紫外線の反射率は80%にも達するといわれており、直接降り注ぐ分と合わせるとかなりの紫外線量です。
紫外線を多く浴び続けると、目が日焼けする雪目(ゆきめ)などの炎症を引き起こす可能性があり、最悪の場合は白内障の原因にもなりかねません。
安全にスノーボードを楽しむためにはゴーグルは必須です。
環境省 | 紫外線環境保健マニュアル2020
スノボゴーグルの種類
スノボゴーグルには多くの役割があるため、より安全に使えるようさまざまな工夫が施されています。ここからは購入する前に知っておきたい、スノボゴーグルの主な種類を紹介していきます。
- レンズの枚数
- レンズの形状
- レンズの色
- レンズのタイプ
- 曇り止め機能
- メガネやヘルメットへの対応
それぞれの特徴を理解することで、自分に合うスノボゴーグルを選べるようになります。
レンズの枚数
スノボゴーグルのレンズには
「シングルレンズ」と「ダブルレンズ」があります。
1枚のレンズでつくられているため、視界がゆがみにくい特徴があります。比較的安価なものが多いですが、
ダブルレンズに比べて曇りやすいため使うときには注意が必要です。
2枚のレンズでつくられたタイプです。レンズの間に空気の層ができることで
外気との温度差が小さくなり、曇りにくい効果があります。
現在の主流はダブルレンズですが、価格を重視するならシングルレンズでも良いでしょう。とはいえ、曇りにくいレンズは転倒などのリスクを回避しやすいため、ダブルレンズがおすすめです。
レンズの形状
スノボゴーグルのレンズの形状には「平面レンズ」と「球面レンズ」があります。それぞれメリット・デメリットがあるため、自分に合ったレンズの形状を選びましょう。
レンズの色
スノボゴーグルのレンズは色によって見え方が異なり、時間帯や天候により快適さも変わります。シーンに応じた最適な色がわかれば、よりクリアな視界を確保できるので、それぞれの特徴を確認しておきましょう。ここでは「暖色系」「寒色系」「クリア系」の3つにわけて紹介します。
明暗や陰影が見えやすく、地形の状態を確認しやすい特徴があります。
曇天から晴天まで幅広い天候に適応できるため、判断が難しい場合や、はじめてスノボゴーグルを購入する人などにおすすめです。
夜や曇天など光量が少ないときは見えにくいですが、
太陽光のまぶしさを抑えてくれるため晴天時に最適です。中でもブルーは明暗や陰影がくっきりするため、ゲレンデの状況が見えやすくなる特徴があります。
裸眼のときに近い見え方が特徴です。晴天などの明るいときはまぶしく感じられるため、
夜や曇天など光量が少ないときに適しています。
レンズのタイプ
ここまで紹介した種類以外にも、スノボゴーグルにはミラータイプやフレームレスタイプがあります。
ミラータイプは、鏡のように光を反射することで日差しから目を保護できる加工がされたレンズです。フレームレスタイプは、視界を広く確保できるようフレームをなくしてつくられており、曇りにくいメリットもあります。どちらもおしゃれな見た目をしているので、デザインを重視する人にも人気の高いゴーグルです。
曇り止め機能
ゲレンデの斜面やまわりの状況を確認できるよう、スノボゴーグルを長時間装着してもレンズが曇りにくいことが重要です。そのため、スノボゴーグルができるかぎり曇らないよう、多くのブランドで曇り止めの工夫が施されています。
レンズを直接コーティングしていたり、フレームに換気機能を搭載していたりするものがあるので、スノボゴーグルを選ぶときに確認してみてください。
メガネやヘルメットへの対応
メガネやヘルメットを着用したままスノボゴーグルを装着したい人は、対応したモデルを選ぶのがおすすめです。
メガネ対応モデルはレンズが大きく、メガネのフレームに干渉しないようつくられています。ヘルメット対応モデルは、スノボゴーグルがズレにくいようストラップを太くしたりし、ヘルメットのフォルムに合うようつくられているのが特徴です。
スノボゴーグルの選び方
ここからは、スノボゴーグルを選ぶときに確認する4つのポイントを紹介していきます。
- サイズが合っているか
- フィット感が良いか
- 用途に合っているか
- ウェアとのコーディネートに合うデザインか
それぞれのポイントを確認して、自分に合うスノボゴーグルを選べるようにしましょう。
サイズが合っているか
スノボゴーグルはサイズが合っているものを選びましょう。サイズが大きすぎるとズレやすかったり、小さすぎると視界が狭く見えづらかったりするなど、快適に使えない可能性があります。
サイズが合っていないことで事故につながるおそれもあるので、自分のサイズに合うスノボゴーグルを選ぶのが大切です。
フィット感が良いか
スノボゴーグルを選ぶときは、快適な着け心地が得られるようフィット感を確認するのも重要です。フィット感が合っていないと、顔の一部が痛くなったり、スノボゴーグルと顔の間にすき間ができたりする場合があります。
フレームの形状はゴーグルによって異なるので、顔に接する部分の圧力が均等になっているかを確認してみてください。なお、フィット感が合いやすいアジアンフィットモデルや、日本人の骨格に合わせてつくられたジャパンフィットモデルがおすすめです。
用途に合っているか
滑る時間帯や天候などに合わせてスノボゴーグルを選ぶのも大切なポイントです。
「スノボゴーグルの種類」で紹介したように、使うシーンなどによって最適なタイプは変わります。しかし、そのような判断が難しい場合は、環境に左右されにくいよう適応範囲が広いものや、レンズが複数ついたものを選ぶのがおすすめです。
ウェアとのコーディネートに合うデザインか
スノボゴーグルは機能性だけでなく、ウェアなどに合わせてコーディネートするのも楽しみの一つです。フレームの形状やストラップの柄など、デザイン性にこだわった製品が豊富にあります。
シンプルなウェアに目をひくゴーグルを合わせたり、柄や色をウェアと統一したりするなど、いろいろなコーディネートが楽しめるのも魅力。普段はチャレンジしないような個性的なデザインを選んでみるのも、気分を変えられるのでおすすめです。
機能性と合わせて、自分の好きなデザインを探してみてください。
レディース向けはある?女性がスノボゴーグルを選ぶときのポイント
スノーボードのウェアや小物はメンズとレディースで違うものも多いですが、ゴーグルについても区別があるのでしょうか。女性がスノボゴーグルを選ぶときのポイントも合わせて確認していきましょう。
スノボゴーグルは男女兼用
スノボゴーグルは男女兼用のものが主流です。しかし、数は多くありませんがレディース向けにつくられたサイズやデザインなどの製品もあります。より女性に合うものを探すときは、それらの製品を探してみるのが良いでしょう。
女性がスノボゴーグル選ぶときのポイント
スノボゴーグルが着脱しやすいタイプだと、顔に当たらず化粧崩れがしにくいため、バックルタイプのストラップがおすすめです。また、サイズやフィット感がより合うものを探している人や、かわいいデザインが好きな人は、レディース向けにつくられたモデルを探してみるのも良いでしょう。
前述の「スノボゴーグルの選び方」を踏まえて、自分に合ったモデルを選んでみてください。
スノボゴーグルのおすすめブランド
スノボゴーグルは多くのブランドから販売されているので、どのブランドから選べばいいか迷ってしまいますよね。そこで、ここからはスノボゴーグルを取り扱っているおすすめブランドを紹介します。
OAKLEY(オークリー)
1975年創業の米国カリフォルニア州のスポーツブランド。天候に左右されず快適な視界を実現したプリズムレンズなど、さまざまな機能を独自に開発しています。多くのトップアスリートも愛用しており、世界的に人気のあるブランドです。アジアンフィットモデルの製品も多く、日本人にもフィットしやすいモデルも多くそろえています。
SMITH(スミス)
1965年にアメリカのアイダホ州・サンバレーで設立されたアウトドアブランド。世界ではじめてダブルレンズと空気の抜ける素材をスノボゴーグルに採用したブランドです。創業以来50年以上にわたり革新的なデザインを開発し続け、多くの人に愛される人気のブランド。レンズが大きいタイプが多いので、視野を広く確保したい人におすすめです。
ELECTRIC(エレクトリック)
アメリカのカリフォルニア州・サンクレメント発祥のアイウェアブランド。シーンに応じた最適なアイウェアを開発することにこだわり続け、世界のトップアスリートや著名人からも人気があります。デザイン性の高い製品が多いのも、おすすめポイントの一つです。
DRAGON(ドラゴン)
1993年にアメリカのカリフォルニアで誕生したアイウェアブランド。機能性・安全性・デザイン性において、本当に必要なものを追求し続けています。ジャパンフィットやジャパンレンズ、JAPAN LUMALENSなど、日本人に合わせた製品も多く販売しているため、海外ブランドでも扱いやすいモデルを探している人におすすめです。
SPY(スパイ)
南カリフォルニアで1994年に誕生した、サングラスとスポーツゴーグルをメインに扱うブランド。必要な太陽光だけを取り込むハッピーレンズなどの機能性はもちろん、遊び心も大切にした製品開発をしています。「若い層の人たちの先導者になる」ことをミッションに掲げており、優れたデザインが多いのも魅力です。
SWANS(スワンズ)
1911年創業の山本光学が手がけるスポーツアイウェアの国内ブランド。創業110年を超えて培われてきた、たしかな技術力が開発基盤にあります。2015年にリリースされた、レンズがポップアップすることで湿気が排出される曇り止め技術は、「呼吸するゴーグル」としてスワンズを代表する機能の一つとして人気です。
DICE(ダイス)
スワンズと同じく山本光学が手がけるスノーボードに特化したブランド。「『スノーボーディングを愉しむ』という『最高の体験』を提供する」ことを目標として掲げており、スノーボーダーの情熱に寄り添った製品開発をしています。サイズやフィット感など、日本人に最適化されたスノボゴーグルがほしい人におすすめです。
GIRO(ジロ)
1985年に自転車用品ブランドとしてスタートしたジロ。現在はその技術を生かし、ウィンタースポーツのゴーグルやヘルメットも展開しています。曇天でもコントラストが高く見えるVIVIDレンズや、広い視覚を確保できるインジェクション球面レンズなど、独自開発した機能性が魅力。スノボゴーグルの性能にこだわりたい人におすすめです。
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【レディース向け】おすすめのスノボゴーグル8選
お気に入りのゴーグルで安全にスノーボードを楽しもう
今回はスノボゴーグルの種類や選び方、おすすめのアイテムを紹介しました。クリアな視界の確保や、目のまわりを保護できるスノボゴーグルは、安全にスノーボードを楽しむために必須なアイテムです。
これからスノボゴーグルを購入しようと探してる人は、紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。お気に入りのスノボゴーグルを見つけて、安全にスノーボードを楽しみましょう!