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オーロラライト

「ナンガ オーロラライト 450dx」登山・冬山も乗り切るシュラフ選び

※本記事には一部プロモーションが含まれます

キャンパーや登山者に使いやすく人気の高い「ナンガ オーロラライト 450dx」の使用感や冬の使用方法、おすすめポイントやお手入れ方法を紹介します。「オーロラライトがいいけど450dx以外も気になる」そんな人も他モデルトと比較してみましょう。

NANGA(ナンガ)について

ナンガは1941年に滋賀県で誕生した、国産アウトドアメーカーです。高品質な羽毛にこだわり、長年培った技術を生かしてダウンジャケットやシュラフ等のダウン製品をつくりつづけています。その安心の品質とあたたかさは魅力的で、キャンパー達の憧れのブランドです。

「ナンガ オーロラライト 450dx」はどんなシュラフ?

ナンガの寝袋は大きく分けて5種類に分類され、その中でもオーロラライトシリーズは種類豊富。さらにオーロラライト450dxはあらゆる面から比較したちょうど良さ、使いやすさが人気のシュラフです。オーロラライト450dxについて詳しくみていきましょう。

基本情報

nullオーロラライト450DX
快適使用温度/下限温度 0℃/-5℃
ダウンスペイン産ダックダウン90-10%(760FP)
生地表地・15Dオーロラテックス 裏地・15Dリップストップナイロン
内部構造上面・ボックスキルト構造 下面・シングルキルト構造
収納サイズΦ14×30cm
総重量約865g
「オーロラライト450DX」には「450SPDX」も存在し、その違いは使用しているダウンがポーランド産グースダウン、下限温度が-13℃となる点です。ワンランク上のダウンを使用することにより、同じ「オーロラライト450」でも価格が約4万円程度異なります

高品質ダウン使用であたたかい

オーロラライト450DXは保温性と断熱性に優れている、スペイン産ダックダウンを450g使用しています。保温効果の高さを表すFP数値は760FP。一般的に700FP以上は高品質ダウンといわれており、オーロラライト450DXは、少ない量のダウンで高い保温効果が得られる高品質なダウンを使用していることが分かります。 こだわりの羽毛を使用したナンガのシュラフはとにかくあたたかく、その違いは「寝袋に入った瞬間から違う」とユーザーからも高評価を集めています。

軽量コンパクトで登山やソロキャンプにも

オーロラライト450DXは下面がシングルキルト構造でつくられています。表地と裏地を直で縫い合わせるシンプルな縫製で、重量を865gと抑えられ、なおかつコンパクトに収納が可能。登山やソロキャンプでもバックパックの中でかさばるということはなさそうです。

身長によって選べる長さ

使用時サイズ
ショート最大長203×最大肩幅80cm(身長165cmまで)※レッドのみ
レギュラー最大長210×最大肩幅80cm(身長178cmまで)
ロング最大長228×最大肩幅85cm(身長185cmまで)※ブラウンのみ
ナンガのシュラフの特徴として、身長に合わせてサイズが選べるのも大きなポイントです。シュラフの中の空間ができるだけ少ない方が暖かいとされているため、自分に合ったサイズを選択することは暖かさや寝心地にも影響が出てきます。

オリジナルと別注モデル

ナンガのシュラフには様々なメーカーやショップとコラボした別注モデルが存在します。それぞれ独自のカラーやサイズ展開等があり、オリジナルよりもお得に購入できるモデルが多いのも特徴です。 オーロラライトのオリジナルモデルは2019年にリニューアルされ、生地の厚みやカラーなどに改良が加わりました。しかし別注モデルはオリジナルモデルと同等クラスですが、細かいスペックは異なります。別注モデルは全てが日本製の永久保証付きというわけではないので、購入時にはよく確認が必要です。

使い方を工夫して冬キャンプでも使える4シーズン用に

3シーズン用のシュラフとして販売されている「オーロラライト450dx」ですが、使用状況や使い方によって冬も使うことが可能です。実際に4シーズン使用している人も多い「オーロラライト450dx」。その使い方を詳しく紹介していきます。

マットは必須

まず寝袋での快適な寝心地のためにも役立つマットは、冬シーズンは必須です。ダウンシュラフの背中のダウンは寝ているとどうしても体重で潰れてしまう為、背中に冷気が伝わりやすくなります。その冷気を遮断してくれる大きな役割があるため、コット泊等普段はマットを使用しない方も、冬は必ずマットを用意しましょう。

しっかりと着込んでシュラフへ

冬の夜は深夜から朝方にかけてさらに冷え込みも増します。夜中に寒さで目が覚めることの無いよう、寝るときにしっかりと着込んでシュラフに入ることも重要です。保温性の高いインナーの重ね着や厚めの靴下、フリースや身動きの取りやすいアウター等、慣れるまでは少し余分に用意しておくと安心です。

インナーシュラフを使用する

シュラフの中にもう1枚、インナーシュラフを追加することもおすすめです。シュラフの中に入れれば保温性をアップさせるのに加えて、シュラフを汚れから守ることもできます。肌触りが良いので、夏はこのインナーシュラフ1枚だけで眠る人も。1枚あると1年を通して使え便利です。

まだまだある!「ナンガ オーロラライト 450dx」おすすめポイント

オーロラテックスによる防水性

ダウンは濡れると保温機能が低下してしまうため、状況によってはシュラフカバーを使用する必要があります。しかしオーロラライトは「オーロラテックス」という高防水性と高透湿性を併せ持つ高機能素材を採用。冬場の朝のテント内の結露や突然の雨も心配なく、シュラフカバーを別に用意する必要がありません。

安心の永久保証

他メーカーではなかなかないナンガの「永久保証」。品質に自信があるからこそ可能なシステムで、高価なシュラフを安心して使用することができます。

噛まないジッパー

シュラフ生地にジッパーが噛んで生地が破れてしまわぬよう、YKKとのコラボ特殊パーツを採用し噛みにくい仕様になっています。ジッパーは内側からも開閉可能で、就寝中の温度調節の際も便利。そして蓄光樹脂によりパーツが光って暗い中でもジッパーの位置がわかりやすいのも、使いやすいポイントです。

洗濯機でお手入れも簡単

洗濯機

出典:PIXTA

汚れが気になった時にはお手入れがしやすいというのも、使っていく上では大事なポイントです。洗濯機で気軽に洗えるので、きちんとお手入れを行い、清潔に長く愛用していきましょう。
  1. 裏返して(表面防水浸透素材のため)ネットに入れ、「毛布」コースで洗濯(可能ならば脱水は手で行う)
  2. 乾燥機(低温or中温)もしくは陰干しでよく乾燥
  3. 縫い目を中心に防水スプレーをしてダウンの抜け防止

冬登山や極寒!オーロラライトシリーズをよく比較したい

オーロラライトシリーズは2022年12月時点の公式サイトでは12種類販売しています。「キャンプは基本3シーズン楽しむが、冬にも対応可能なもの」に450dxはおすすめですが、「冬の使用率が高い」「冬の登山・極寒地にも対応可能なもの」等の使用用途のためにも、それ以外のオーロラライトシリーズを比較していきましょう。

オーロラライトシリーズ10種類を比較

nullオーロラライト350DXオーロラライト450DXオーロラライト600DXオーロラライト750DXオーロラライト900DX
推奨シーズン3シーズン3シーズン4シーズン冬用(上位モデル)冬用(本格派モデル)
快適使用温度/下限温度5/0℃0/-5℃-4/-11℃-8/-16℃-10/-19℃
内部構造シングルキルト構造上面・ボックスキルト構造/下面・シングルキルト構造台形ボックスキルト構造台形ボックスキルト構造台形ボックスキルト構造
総重量約730g約865g約1100g約1280g約1400g
収納サイズΦ13×25cmΦ14×30cmΦ17×31cmΦ19×31cmΦ21×41cm
公式サイト価格(税込)38,500円45,100円58,300円63,800円69,300円
すべてのシュラフは「DX スペイン産ダックダウン90-10%(760FP)使用」の他に、「SPDX ポーランド産グースダウン93-7%(860FP)使用」もありますが、この比較表ではDXモデルで比較しています。

新発売のオーロラライト2種類が追加

マミー型のみだったオーロラライトに、2022年新たに封筒型が仲間入り。ゆったりした空間のシュラフ内、L字ファスナーでフルオープンにすれば布団のようにもなり、使い方にも幅ができそうです。
nullオーロラスクエアフット600STDオーロラスクエアフット800STD
推奨シーズン3シーズン冬用
快適使用温度/下限温度-1/-4℃-6/-14℃
内部構造ボックスキルト構造ボックスキルト構造
総重量約1366g約1586g
収納サイズΦ18×32cmΦ19×38cm
公式サイト価格(税込)55,000円66,000円
STDモデルのダウンは「スペイン産ダックダウン80-20%(650FP)使用」です。サイズはレギュラーサイズのみの販売となります。

自分の使用用途に合ったシュラフ選びが大切

寝袋はアウトドア用品の中でも重要なギアで、使用状況によっては命に関わることもあります。デザインや見た目だけでなく構造やダウンの種類、自分の使用用途や体質(暑がり、寒がり等)を考慮しながら選ぶことが大切です。

「ナンガ オーロラライト 450dx」注意点!

使用時の難点ではなく、収納・保管時に関することですが、購入前に知っておきたい「オーロラライト450DX」の注意点について紹介します。

収納には慣れが必要

シュラフを収納する際には、コンパクトに圧縮しながら収納バックにしまっていきます。これはオーロラライトに限らず全てのダウンシュラフに言えることですが、圧縮収納は慣れが必要で、はじめは男性女性に関わらず少し大変です。キャンプ場で焦らないよう、家で何度か練習してから行くと安心ですね。

保管場所を確保

ダウンシュラフを家で保管する時は、ダウンを長持ちさせるためにもずっと圧縮しておいたままにはしておかずに、少し大きな保管バックにしまっておきます。収納バックのようにコンパクトではないため、ファミリー等でいくつか購入した場合には保管場所の確保が必要ですので注意しておきましょう。

「ナンガ オーロラライト 450dx」でゆっくりとした眠りを

3シーズン用として販売されている「オーロラライト450dx」は、工夫をすれば通年使える便利なシュラフ。ナンガのシュラフは価格が高めですが、構造や品質、永久保証付きの安心感等、購入後も満足度が高い人気のあるシュラフです。ぜひオーロラライト450dxで快適なキャンプを楽しみましょう。

今回紹介したアイテム

商品画像オーロラライト 450DXオーロラライト 450DX さかいや別注モデルオーロラライトJP 450DX ナンガ×サンデーマウンテン THERMAREST(サーマレスト) Zライト ソルSoomloom(スームルーム) 寝袋用マットナンガ コットンピーチダウン ハンテンナンガ コットンピーチ ダウンワンピースISUKA(イスカ) ライナーSZスーパーライトmont-bell(モンベル) ウォームアップシーツオーロラライト 350DXオーロラライト 350SPDXオーロラライト 450DXオーロラライト 450SPDXオーロラライト 600DXオーロラライト 600SPDXオーロラライト 750DXオーロラライト 750SPDXオーロラライト 900DXオーロラライト 900SPDXオーロラスクエアフット 600STDオーロラスクエアフット 800STDシュラフ 収納バッグ
商品名オーロラライト 450DXオーロラライト 450DX さかいや別注モデルオーロラライトJP 450DX ナンガ×サンデーマウンテン THERMAREST(サーマレスト) Zライト ソルSoomloom(スームルーム) 寝袋用マットナンガ コットンピーチダウン ハンテンナンガ コットンピーチ ダウンワンピースISUKA(イスカ) ライナーSZスーパーライトmont-bell(モンベル) ウォームアップシーツオーロラライト 350DXオーロラライト 350SPDXオーロラライト 450DXオーロラライト 450SPDXオーロラライト 600DXオーロラライト 600SPDXオーロラライト 750DXオーロラライト 750SPDXオーロラライト 900DXオーロラライト 900SPDXオーロラスクエアフット 600STDオーロラスクエアフット 800STDシュラフ 収納バッグ
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