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ご当地ひなたごはん

これ1つで味が決まる!福島のご当地食材「エゴマ豚みそ」でポテサラ&シチューがキャンプで簡単!

家庭の定番メニュー、クリームシチューとポテトサラダ。シチューは市販ルウに、ポテトサラダはマヨネーズに頼らないと味が定まりにくく、キャンプで作るには、わざわざ調味料を買っても余らせてしまいそう。そこで今回、魔法の瓶詰め『エゴマ豚みそ』を使い、市販ルウやマヨネーズなしでも味バッチリのシチューとポテサラを作ります。ごはんやお酒にも合い、子どもも喜ぶキャンプ飯にピッタリなレシピをご覧ください!

ご当地キャンプ飯連載、7月のテーマは福島県

「ふくしまの常備食」をプロの料理家がキャンプ飯にアレンジ

ご当地ひなたごはん
毎月、全国各地のご当地食材を使ったキャンプ飯レシピを紹介する連載「ご当地ひなたごはん」。7月のテーマは東北地方の福島県。「ふくしまの常備食」シリーズの食材を使ったレシピを、3回にわたり紹介しています。 「ふくしまの常備食」シリーズは常温で保存でき、アウトドアの携行食や、災害時の非常食としても活躍するので常備しておくと便利。今回は福島の特産物「エゴマ」と、農産物ブランド「白河高原清流豚肉」から作られた『エゴマ豚みそ』を使ったキャンプ飯レシピ2品をお届けします!
▼福島のブランド地鶏、『川俣シャモ』のレトルトパウチを使ったキャンプ飯レシピはコチラ

エゴマ豚みそで、無駄なくウマいキャンプ飯

ご当地食材「エゴマ豚みそ」

うまみが凝縮された赤身と、しつこくない甘みのある脂が特徴の福島県農産ブランド「白河高原清流豚肉」がゴロゴロ入ったぜいたくなおかずみそ。自家栽培のエゴマ、 福島県産天然醸造味噌、砂糖、米油、泡盛とすべて国産の厳選された素材のみを使っており、限定製造の希少な逸品。ごはんのお供にはもちろん、和洋中、どの料理にもコクと深い甘みをプラスしてくれます。

エゴマ豚みそのとろとろ豆乳クリームシチュー

ご当地ひなたごはん
材料をバターで炒め、粉をからめて牛乳で煮込むだけ、と自家製でも手順はとっても簡単なクリームシチュー。しかし粉がダマになってしまったり、とろみが足りなくてスープのようになってしまったり。こちら、味つけは『エゴマ豚みそ』に、とろみは里いもにお任せのクリームシチュー。みそベースなので豆乳を使い、里いものとろとろと豚みそのコクが合わさった、ごはんに合うブラウンシチューになりました。
【材料】3〜4人分
  • 玉ねぎ 1/2個
  • 里いも 3個
  • ニンジン 1/2個
  • しめじ 1パック
  • 小麦粉 大さじ2
  • エゴマ豚みそ 大さじ3
  • 豆乳(牛乳でもOK) 2カップ(400ml)
  • バター 一片
  • 塩 適量

作り方

ご当地ひなたごはん
じゃがいもでもいいですが、里いもにすることで、市販ルウなしでもとろとろに
(下準備) 玉ねぎは薄くスライス、里いも・ニンジンは一口大にカット、しめじは石づきを取っておく
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最初にバターで玉ねぎを炒めると、甘みがアップ。小麦粉の量を控えめにするとさらりとしたルウになります
①鍋にバターを入れて火にかけ、溶けてきたら、玉ねぎを入れて炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら里いも、ニンジン、しめじをほぐし入れ、軽く炒めたら小麦粉をふりからめながら、よく炒める
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豆乳はドバーッと入れずに、ゆっくりと回し入れましょう。優しく混ぜながら煮込むと、だんだんとろみが出てきます
②豆乳をゆっくり入れ、とろみがつくまで弱火で10分ほど煮込む。火を止めて、エゴマ豚みそを溶かし入れる。味を見て、塩で調整して完成

エゴマ豚みそポテサラ

ご当地ひなたごはん
入れる具材やマヨネーズの分量がさまざまな“家庭の味”ポテトサラダ。玉ねぎ入れる派、入れない派?からし派、マスタード派?などいろいろありますが、こちらは『エゴマ豚みそ』が主役。ハムがなくても豚が入ってるし、マヨネーズよりリッチなクリームチーズ(キリ)をじゃがいも1個にたいして1個投入。みそクリーム味なブラウンポテサラは、日本酒や白ワインとの相性も抜群。
【材料】3〜4人分
  • じゃがいも 中3個
  • 玉ねぎ  1/8個
  • クリームチーズ 50g(キリ3個)
  • エゴマ豚みそ 大さじ2
  • 豆乳(牛乳でもOK) 大さじ2程度

作り方

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せいろなどの蒸し器があれば、他の煮込み料理などで出る湯気でじゃがいもが蒸せて省エネに!
(下準備) じゃがいもは皮を剥き、茹でるか蒸す。玉ねぎはみじん切りにし、水にさらす
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クリームチーズ(キリ)は1個でも2個でも、4個でもお好みで。3個でもかなりクリーミーです
ご当地ひなたごはん
じゃがいもの固さによって、豆乳でなめらかに。じゃがいもの食感を残す程度でもOK
①じゃがいもが温かいうちに、玉ねぎ、クリームチーズ、エゴマ豚みそを入れて潰しながら和える。固さを見て、豆乳で調整する

レシピを考案したのは、坂下真希子さん!

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坂下真希子

アフタヌーンティー・ティールームのお菓子やジャムなどの開発を担当。週末は山の家での二拠点生活。ライター・一田憲子さんのウェブサイト「外の音、内の香」で日々のレシピを連載中。著者に「パンによく合うかんたんサラダ弁当」(立東舎)。 リンネル YouTube Vlog「【日々の食卓】坂下真希子さん秋食材のデリ風作り置き編」など、ライフスタイル系メディアに多数出演実績あり。13歳息子と8歳娘、ファッションデザイナーの夫と4人家族。

Instagramはコチラ@donuts1010

福島についてもっと知ろう

『エゴマ豚みそ』が生産されている、田村市ってどんなところ?

田村市は福島空港から車で約45分、東北新幹線郡山駅から約30分の内陸、阿武隈(あぶくま)高原の中央に位置しています。面積の62%が森林で、美しい自然に囲まれた鍾乳洞の地下水「あぶくまの天然水」はモンド・セレクション7年連続金賞を受賞。全国でも星がきれいに見える場所にある「星の村天文台」では、県内最大級の反射式望遠鏡で天体観測が楽しめます。
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福福堂 稲福さんご夫妻

観光のイチオシは、全長600mの洞内に、種類と数の多さでは東洋一ともいわれる鍾乳石が続く国内有数の鍾乳洞「あぶくま洞」。車で10分ほどの「入水鍾乳洞」は、地底空間を水の中探検でき、どちらも幻想的な非日常感を味わうことができますよ!

次回は、『エゴマじゃん』でキャンプ飯!

ご当地ひなたごはん
次回のご当地ひなたごはんは、「ふくしまの常備食」シリーズ最終回。福島の特産品「エゴマ」と唐辛子からできたうまみたっぷりの万能調味料『エゴマじゃん』を使ったキャンプ飯レシピ2品を紹介。暑い夏にピッタリな台湾料理も登場するのでお楽しみに!

ご当地ひなたごはん

キャンプを何倍にも楽しく思い出深いものにしてくれるのは、なんといってもおいしいごはん。訪れた土地ならではの食材で料理し、キャンプ場で味わえたら最高です。「ご当地ひなたごはん」は、全国各地のご当地食材を使い、プロの料理家が誰でも簡単に作れるレシピを紹介。食材や地域の魅力、料理のワンポイントアドバイスもあり、食を求めてキャンプする旅がしたくなるコンテンツが満載です。



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