川俣シャモ飼育農家のご夫婦
【1袋で家族分のごはんが完成】福島地鶏のレトルトパウチで作る、絶品ピラフのレシピ
2022.07.27キャンプ料理
ご当地食材を使ったキャンプ飯レシピを紹介する本連載。今月は福島の地元食材を生かした「ふくしまの常備食」シリーズを活用し、即席で本格的なキャンプ飯を作ります。常温で長期保存のできる常備食は、アウトドアの携行食にもなり、キャンプシーンにピッタリ。少し手を加えるだけで大人数で食べられるおかずに変身します。今回、福島の地鶏『川俣シャモ』のレトルト食品を使い、洋風ピラフと砂肝アヒージョのサラダにアレンジ!
制作者
hinata編集部 朝倉奈緒
ファッション誌の広告営業、音楽業界であれこれと経験し、出産を機にフリーランスへ転身。フェス取材や夫が出演するキャンプインフェスへの同行を重ねてキャンプの経験値を上げ、hinata編集部へ。気づけば夫婦でのキャンプ歴12年目。主にファミリー、料理系の記事を担当。
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連載企画「ご当地ひなたごはん」7月のテーマは福島県
「ふくしまの常備食」シリーズをキャンプ飯に活用!
毎月、全国各地のご当地食材を使ったキャンプ飯レシピを紹介する連載「ご当地ひなたごはん」。7月のテーマは東北地方の福島県。「ふくしまの常備食」シリーズの食材を使ったレシピを、3回にわたり紹介します。
ご当地食材を手に入れたい!と思っても、キャンプの当日、道の駅などで何が調達できるかは、季節やタイミング次第。「ふくしまの常備食」シリーズは常温で保存でき、アウトドアの携行食や、災害時の非常食としても活躍するので常備しておくと便利です。
今回は福島の地鶏、『川俣シャモ』の常備食を使ったキャンプ飯レシピ2品をお届け。
川俣シャモを使った常備食でキャンプ飯!
川俣シャモの洋風炊き込みピラフ
川俣シャモの鶏油と野菜の出汁が溶け込んだジュレで炊いた、風味豊かな洋風ピラフ。ニンニクや玉ねぎなど野菜を追加し、調味料はジュレ以外に塩を入れるだけで、1袋で3〜4人分のピラフができあがります。盛りつけ後レモンを搾り、お好みでチリパウダーを振りかけるとエスニックな味わいに。
このご当地食材を使います!
川俣シャモのゴロっと煮込み
福島の地鶏、川俣シャモと野菜のスープがジュレ状になり、常温でも食べやすくパッケージング。適度な弾力にコクのあるお肉と野菜が鶏油に溶け込み、化学調味料無添加のやさしい味わいです。同量のお湯で割れば具たくさんの即席スープに、お米と煮込んでリゾットにと、アレンジ次第でさまざまな料理に転用可能。
【材料】3〜4人分
- 川俣シャモのゴロっと煮込み 1袋
- お米 2合
- 玉ねぎ 1/2個
- ニンジン 1/2本
- マッシュルーム 5個
- ニンニク 1/2個
- バター 1片
- 酒 大さじ1
作り方
(下準備)
お米は洗ってザルにあげ水を切っておく。玉ねぎはみじん切り、ニンジンは小さめの角切り、マッシュルームはスライス、ニンニクはみじん切りにする
お米は水をよく切っておくと、炊き上がりがべちゃっとしません
①厚手の鍋にバター1片、ニンニクを入れて中火にかける。香りがしてきたら、玉ねぎ、ニンジン、マッシュルームを入れて、玉ねぎが透き通るまで炒める
②①にお米を入れて軽く炒めたら、「川俣シャモのゴロっと煮込み」の具を先に入れたあと、[ジュレ・酒大1・水]が合わせて2カップ(400cc)になるように水で調整して入れる。軽く塩をし、バター1片を入れて全体的にまぜる
袋の具だけを先に取り出し、残った煮込み汁(ジュレ)に水を足すことで、炊き込みごはんの水分量を調整します
バターがなければ、オリーブオイルかサラダ油大さじ1を回しかけるだけで、風味アップ!
③中火にかけて沸騰してきたらふたをし、弱火で13〜15分炊く。火元からおろし、ふたをしたまま10分ほど蒸らして完成
砂肝アヒージョのサラダ ガーリックトースト添え
柔らかな食感の砂肝をゴロゴロと盛り込み、砂肝の風味が染み出たアヒージョのオイルダレをドレッシングに転用。春菊のほろ苦さとフレッシュなりんご、カッテージチーズのコクが合わさり、口の中でまとまるとなんと何度噛んでもうまい!砂肝ニンニクオイルを塗りこんだガーリックトーストを添えれば、砂肝づくしの贅沢サラダです。
このご当地食材を使います!
川俣シャモ 砂肝アヒージョ
コリコリとした食感の砂肝を、ニンニクとオリーブオイルでじっくり煮込み、砂肝の旨みを存分に味わえるアヒージョ。軽く温めてお酒のおつまみにはもちろん、大ぶりで風味豊かな砂肝は、パスタやサラダの具材の主役にするのもおすすめ。
【材料】2〜3人分
- 川俣シャモ 砂肝アヒージョ 1袋
- サラダ春菊 1束(なければ春菊でもOK)
- ラディッシュ 3個
- りんご 1/2個
- カッテージチーズ 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ2〜3
- レモン 1/4個
- 塩 少々
- バゲット 1/4本
- ニンニク 適量
作り方
(下準備)
- サラダ春菊は茎をはずし食べやすいサイズに切り、皮をむいたりんごとラディッシュはそれぞれ薄くスライスする
- 「川俣シャモ 砂肝アヒージョ」を袋から出し、2つのボールへ砂肝とアヒージョオイルに分けておく
りんごは、梨や柿、柑橘類にかえてもOK。水分が多い果物は春菊がクタッとなってしまうので、レモンの量を調整しましょう
①1.5cm幅にスライスしたバゲットの表面にニンニクをこすりつけ、香りをつける。アヒージョオイルを塗ってこんがり焼く
生のニンニクをバケットの表面にこすりつけるだけで、即席ガーリックトーストに!
直火でパンを焼くときは焦げやすいので注意。片面数分ずつでこんがりします
②ボールに残った砂肝アヒージョのオイルに、オリーブオイル(アヒージョオイルの量によって調整)、レモン、塩を入れて混ぜ、ドレッシングを作る
③砂肝の入っているボールにサラダ春菊、りんご、カッテージチーズを入れて和える。お皿に盛り、ドレッシングをかけ、ガーリックトーストを添えて完成
サラダ春菊をなるべくシャキッとした状態でいただきたい人は、食べる直前にドレッシングをかけるとグー
レシピを考案したのは、坂下真希子さん!
坂下真希子さん
アフタヌーンティー・ティールームのお菓子やジャムなどの開発を担当。週末は山の家での二拠点生活。ライター・一田憲子さんのウェブサイト「外の音、内の香」で日々のレシピを連載中。著者に「パンによく合うかんたんサラダ弁当」(立東舎)。 リンネル YouTube Vlog「【日々の食卓】坂下真希子さん秋食材のデリ風作り置き編」など、ライフスタイル系メディアに多数出演実績あり。13歳息子と8歳娘、ファッションデザイナーの夫と4人家族。
インスタグラムはこちら:@donuts1010
福島に行ってみよう!
福島県川俣町ってこんなところ
今回使用した『川俣シャモ』の産地である川俣町は、福島市から南東約20km、阿武隈山系の山間にある古くから「絹の里・シルクの産地」として栄えてきた町。町がとくに賑わうのは、国内最大級の中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン」が開催される10月の3日間。南米の民族衣装で着飾った町民や団体が、町を練り歩くパレードで町中が南米一色となり、まるで外国を旅した気分になれる一大イベントです。
まだまだある!「ふくしまの常備食」シリーズ
※一部在庫切れ、販売中止のものがあります
今回のレシピで使った「ふくしまの常備食」シリーズは、福島県浜通り地域等12市町村の事業者を支援する「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」から生まれたもの。
お湯を注ぐだけで手軽に本格的なお味噌汁ができ、アウトドアシーンでも注目されている『味噌玉』ほか、福島の味が楽しめる商品がラインナップ。常温で長期保存が可能なので、登山やキャンプにも活躍します。災害時の非常食や、日常の常備食としても活用できるので、ストックしておかない手はないでしょう。
▼ふくしまの常備食シリーズはコチラ
次回は、『エゴマ豚みそ』を使ったキャンプ飯を作ります!
次回のご当地ひなたごはんは、「ふくしまの常備食」シリーズ第2弾!福島の特産品「エゴマ」と福島県白河市の農産物ブランド「白河高原清流豚肉」で作られた『エゴマ豚みそ』を使ったキャンプ飯レシピ2品を紹介。定番メニューが豚みそを使うことでいつもと違う一皿になります。お見逃しなく!
ご当地ひなたごはん
キャンプを何倍にも楽しく思い出深いものにしてくれるのは、なんといってもおいしいごはん。訪れた土地ならではの食材で料理し、キャンプ場で味わえたら最高です。「ご当地ひなたごはん」は、全国各地のご当地食材を使い、プロの料理家が誰でも簡単に作れるレシピを紹介。食材や地域の魅力、料理のワンポイントアドバイスもあり、食を求めてキャンプする旅がしたくなるコンテンツが満載です。