罪悪感ゼロのお取り寄せ食材「豆乳クリームチーズ」で作るヘルシーパスタと魅惑のおやつ【ご当地ひなたごはん/広島県】
夏の暑い日に作るキャンプ飯。簡単なもの、さっぱりしたものを選びがちですが、暑いときこそ、夏バテ防止に栄養のあるものを食べたいところ。そこで狙い目なのが、広島生まれのお取り寄せ食材「豆乳クリームチーズ」。豆乳ベースなのでしつこくなく、暑い時期でもパクパク食べたくなる不思議な魅力があります。今回は、2種類の豆乳クリームチーズを使って、夏に食べたい絶品キャンプ飯を紹介します。
連載企画「ご当地ひなたごはん」6月のテーマは広島県!
3回目は広島県田万里町の「田万里家 豆乳クリームチーズ」にフォーカス
毎月、全国各地のご当地食材を使ったキャンプ飯レシピを、地域の魅力と一緒に紹介する連載「ご当地ひなたごはん」。6月のテーマは中国地方の広島県。今回は竹原市の小さな町、田万里町の農村で生まれた『
田万里家』の
豆乳クリームチーズをフィーチャー。
田万里家は、急速に過疎化がすすむ田万里町の資源を活用し、耕作放棄された畑や田園を再興しようと立ち上げられた食のブランド。第一弾として発売した「
豆乳クリームチーズ」は、農薬、化学肥料、除草剤を一切使用せず、自然栽培された青大豆と白大豆から作られた加工品。化学調味料も一切不使用で、子どもも安心して食べられます。
商品と地元の魅力を、開発担当者に語ってもらいました
田万里家 農園・商品開発担当
松本那々海さん
広島県出身。小さい頃から祖父母の畑を手伝いや、採れたての野菜で料理することで「農」のオモシロさに触れる。2022年、田万里家をプロデュースする「The CAMPus BASE」に新卒で入社。主に野菜や大豆など農作物の栽培・販売・加工と田万里家のSNSを担当。
優しい甘みでヘルシー!思った以上に使いやすい「豆乳クリームチーズ」
青大豆と白大豆、異なるおいしさの2種類展開
「豆乳クリームチーズ」の主な原材料は、ふくよかで優しい甘みの白大豆と、油分が少なく独特な甘みを持つ青大豆。それぞれの味わいに合わせて白みそや酒粕などの地元食材をブレンドし、「白」と「青」の2種類を展開しています。
豆乳クリームチーズ(青/白) 100g 各1,280円(税込)
豆乳クリームチーズ 青
栽培や収穫に手間ひまがかかるため、希少価値の高いとされる青大豆が原料。白大豆より油分が少なく、独特な甘みの青大豆に酒粕やニンニクをブレンドしたおつまみに最適な一品。鶏肉や白身魚を焼いた上にのせて焼き、表面に焦げ目をつければ本格レストランの味に。
購入はこちら:
田万里家公式オンラインショップ
豆乳クリームチーズ 白
ふくよかで優しい甘みの白大豆に、白みそが加わったコク深さが魅力。ブラックペッパーが効いており、パンやクラッカー、野菜スティックにつけるだけで、飽きずに食べられる魅惑の味わい。
購入はこちら:
田万里家公式オンラインショップ キャンプで作りたい!罪悪感ゼロのヘルシーチーズ料理レシピ
自家製サルシッチャと舞茸の豆乳クリームペンネ
ハーブが香る自家製サルシッチャに、ポルチーニ茸と舞茸の風味が漂う大人な味わいのクリームペンネ。クリームをタンパク質豊富な豆乳クリームチーズにすることで、濃厚さはそのままに、大幅なカロリーオフが実現。ペンネは細長いスパゲッティに比べ、時間が経っても麺が伸びないのでキャンプにピッタリです。
【材料】2〜3人分
[自家製サルシッチャ(豚ひき肉でも代用可) ]
- 豚こま肉 200g
- ニンニク 1/2片
- ローズマリー(生) 小さじ1 ※枝から外して刻む。乾燥でもOK
- フェンネル(生) 小さじ1 ※茎から外刻む。乾燥でもOK
- ナツメグ(乾燥) 小さじ1
- 塩 2g
[パスタ]
- ペンネ(乾麺) 250g
- キャベツ 1枚
- 舞茸 1パック
- 乾燥ポルチーニ茸 3枚(使わない場合は、舞茸を2パックに)
- ニンニク 1片
- 豆乳クリームチーズ(Ao) 大さじ3
- 豆乳 大さじ3
- パルミジャーノ 大さじ3
- 白ワイン 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
作り方
サルシッチャは豚ひき肉でも代用できますが、前日に仕込んでおけば、料理がグッとおいしくなります。ニンニクやハーブとともに巻くだけなので、意外なほど簡単。
まず、自家製サルシッチャを作ります。キャンプの前日に、仕込めそうならぜひ挑戦を!
①豚こま肉、塩、ニンニク、刻んだローズマリー、フェンネル、ナツメグを入れて攪拌。空気をしっかり抜きながらラップで細長く巻き、冷蔵庫寝かす。
②ポルチーニ茸3枚を大さじ3の熱湯に入れて戻す。
サルシッチャはまるごとポン!とフライパンに入れて、フライ返しで潰しながら炒めます
③フライパンにオリーブオイルとみじん切りしたニンニクを入れて火にかけ、香りがしてきたら、自家製サルシッチャを潰しながら炒める
「イタリアの松茸」と呼ばれる高級食材、ポルチーニ茸。他のキノコでは出せない濃厚な香りが特徴です。少し値は張りますが、取り入れる価値あり!
④色が変わったら、手でほぐした舞茸と一口大にカットしたキャベツを入れて炒め、刻んだポルチーニ茸と戻し汁、白ワインを入れて乳化させる
⑤豆乳クリームチーズと豆乳、茹でたペンネを加えてパルミジャーノを振り入れ、全体的に混ぜながら炒める。味を見て塩で調整したら完成
焼き芋クリームチーズディップ
甘くて濃厚、みんな大好きホクホクの焼き芋に、豆乳クリームとメープルシロップを混ぜた最強のおやつ。焚き火で作りすぎた焼き芋をディップにしておけば保存が効くのにくわえ、翌朝パンに合わせて朝食にしても良いです。豆乳クリームチーズを多めに、メープルシロップを塩に変えれば、甘さを抑えた大人スイーツに変身。
【材料】2〜3人分
- 焼き芋 1本
- 豆乳クリームチーズ 白 大さじ1
- 水切りヨーグルト 大さじ1?(使わなくてもOK)
- オリーブオイル 大さじ1
- メープルシロップ 小さじ2
- 豆乳 適量
- シナモン(お好みで) 少々
作り方
年中コンビニやスーパーでも手に入る焼き芋。大きさや水分量はものによって異なるので、2〜3本買って多めに作っておくのもベター
①皮をむいた焼き芋、豆乳クリームチーズ、水切りヨーグルト、オリーブオイル、メープルシロップを混ぜ合わせる
②水分が少ない場合は、豆乳を追加してなめらかになるように調整する。お好みでシナモンを振る
レシピを考案したのは、坂下真希子さん!
坂下真希子
アフタヌーンティー・ティールームのお菓子やジャムなどの開発を担当。週末は山の家での二拠点生活。ライター・一田憲子さんのウェブサイト「外の音、内の香」で日々のレシピを連載中。著者に「パンによく合うかんたんサラダ弁当」(立東舎)。 リンネル YouTube Vlog「【日々の食卓】坂下真希子さん秋食材のデリ風作り置き編」など、ライフスタイル系メディアに多数出演実績あり。13歳息子と8歳娘、ファッションデザイナーの夫と4人家族。
若者のチカラで再興中の、どこか懐かしい田舎町「田万里町」
古き良き"農村"だからこそ、自然の恵みが詰まった地産食品の宝庫!
広島県の南中部に位置する竹原市の山間にある小さな町、田万里町。人口360名ほどのうち64%が65歳以上の「限界集落」と呼ばれる、稲作が中心の地域です。山のふもとに農村が広がる景色はどこか懐かしい「田舎」という表現がぴったりで、訪れる人がほっとできるのんびりとした空気が流れています。
広島空港もしくはJR東広島駅から車で約10分、竹原の市街地から車で約15分というアクセスの良さも魅力。
次回は、福島のご当地食材でキャンプ飯!
7月のご当地ひなたごはんは、「福島」がテーマです。福島の地鶏、川俣シャモやエゴマの加工品を使ったキャンプ飯レシピを紹介。福島の地域の魅力とともにお届けするのでお楽しみに!