100均でも買える!クーラーボックス代用品はこれ!保冷剤の代用品もご紹介
アウトドアやお出かけで活躍するクーラーボックスは、冷たいものを運ぶ時の便利アイテムです。出先のお買い物で冷たいものを買った時、思いがけずクーラーボックスが必要になった時はありませんか。そんなときに活躍する、クーラーボックスの代わりになる、さまざまな代用品を紹介いたします!
クーラーボックスの代用品はこれ
クーラーボックスが急に必要になった!そんなときに活用できる、クーラーボックスの代用品をご紹介いたします。
発泡スチロール
100均で買えるうえ、スーパーで無料でもらえる素材です。発泡スチロールは空気をたくさん含み、熱伝導率が低く外気の影響を受けにくいため、保温効果、保冷効果に優れています。
発泡スチロールの代用方法は、まず発泡スチロールにビニール袋を敷き、保冷剤を入れ、その中に荷物を入れます。また、箱の内側にアルミシートを張り付けると保冷効果がさらに高まります。
フタを閉めたらしっかりとガムテープで止めることで、保冷力を各段に上げることができます!
段ボール
段ボールも、スーパーで無料でもらうことができ、宅配の荷物の梱包に使われたものを保管してある家も多いでしょう。段ボールの特徴である、中空構造により保冷ができます。枚数を重ねるとさらに断熱性が高くなります。
段ボールの代用方法は、まずサイズ違いのダンボールを2枚ほど重ねます。これはダンボールの強化もかねていますが、何よりダンボールの保冷力をあげてくれます。耐水性ではないので内側にビニール袋を重ね、タオルをひくとよいでしょう。さらにアルミホイルを重ねても、保冷効果がアップします。
保冷バック
100均でも豊富にそろう、保冷バックも、クーラーボックスの代用になります。中のアルミシートが外からの熱を反射するので、保冷効果が高く、コンパクトに畳めるので持ち運びも便利です。また絵柄が豊富でかわいいものも多くあります。サイズが小さいものが多いため、入れるものが少ない時に利用するのがよいでしょう。
保冷バックの代用方法は、冷やしたいものと一緒に保冷剤を入れるだけ。大小2枚重ねて使用すれば保冷力はアップします。しっかりチャックやファスナーを閉め、密閉しましょう。
アルミホイル
アルミホイルもまた、手に入りやすい素材です。家に常備してある家庭が多いでしょう。アルミホイルは熱伝導率が高く、熱や冷たさが伝わりやすいという特徴と、熱を反射して外気の熱から守ってくれる効果があります。保冷バッグの中にアルミシートが敷いてあるのは、その理由からです。
アルミホイルの代用方法は、保冷したいものに保冷剤を当ててからアルミホイルで包みます。そうすることで保冷剤の冷たさがものに伝わり、保冷状態を保つことができます。
プチプチ(気泡緩衝材)
割れ物などの梱包のときに緩衝材としてよく使われているプチプチ(気泡緩衝材)。配達物の梱包によく使用され、自宅に保管して余っているのであれば是非活用してみてください。プチプチの気泡が空気の層をつくり、冷たい空気が外に逃げていくのを抑えるはたらきをしてくれます。空気の層があることで熱が移動しにくくなるため、空気がたくさん入っているプチプチはクーラーボックスの代わりとして効果的に使うことができます。
プチプチのでの代用方法は、 アルミホイルと同様、保冷したいものに保冷剤を当ててからプチプチで包みます。ただし、保冷剤を直接当てても問題かどうか確認してから冷やしましょう。
保冷剤の代用品はこれ
保冷剤が自宅にない!そんなとき代わりになる代用品をご紹介いたします。
凍らせたペットボトル飲料
ペットボトル飲料を凍らせたものは、保冷剤の代用品として最適です。中身が溶けてしまったらそのまま飲み物として飲むことができるため、無駄もありません。明日のお出かけに保冷剤が急に必要な時、家にペットボトル飲料が置いてあれば、冷凍庫で凍らせて保冷剤として代用できます。
また、コンビニには凍らせたペットボトル飲料の種類も豊富に置いてあるため、急に必要になった時に購入でき便利です。
もし、家でペットボトル飲料を凍らせるという場合は、未開封のものは凍らせると膨張して破裂する危険があるため、なるべく一度フタを開けてから凍らせるようにするのがポイントです。
食べられる保冷剤
個包装のゼリーを凍らせたものも、保冷剤として活用できます。市販のものもいいですが、手づくりするのもおすすめです。市販のスタンドバックに手づくりのゼリーを流し入れ、常温まで戻し冷凍庫で冷やして固めたものを、保冷剤の代わりに利用します。ゼリーの中身に缶詰のフルーツを入れれば、見た目もかわいく、溶けたら中身をおいしく食べられる、一石二鳥の保冷剤になります。
ビニール袋と氷
氷は、コンビニやスーパーでも購入できる保冷剤の代用品です。氷を保冷剤の代用品として使う時は、溶けると水浸しになってしまうため、ビニール袋などに入れてから使うようにしましょう。また、スーパーなどでは保冷が必要なものを購入した時に、無料の氷を保冷剤の代わりに提供しているところも多くあります。ただし、この氷は基本的にきれいなものではないため、食べたり飲んだりはしないようにしましょう。
クーラーボックスの代用品を使用する時の注意点
ここまで、クーラーボックスの代わりになるさまざまな代用品を紹介しましたが、ここからは使用する際の注意点をまとめました。
保冷力について
どうしてもクーラーボックスに比べ保冷力は弱くなります。保冷力を上げるためには保冷剤の詰め方にも工夫が必要になります!フタの近くは外気の影響を受けやすいため、保冷剤を上部だけではなく、底の方にも置き食材を包むようにすれば冷気が閉じ込められ、保冷効果を上げることができます。また食材を隙間なく詰め、傷みやすい食材に近くに保冷剤を置き、フタをしっかり密閉して閉じるように気をつけましょう。
置く場所について
直射日光にあたれば、いくら断熱性がある素材でも中の温度は上昇してしまいます。そのため日陰に置くようにしましょう。また、晴れた日のアスファルトは50度以上になります!芝生の上でも熱くなるため、直接置くのは危険です。テーブルや台、クーラーボックススタンドの上など、地面と距離をとって置くようにしましょう。
耐久性について
クーラーボックスの代用品は、どれもクーラーボックスに比べ、つくりが単純で壊れやすいものです。そのため重量がかかると底がぬけたり持ち手が切れてしまうことがあります。荷物の入れ過ぎや扱いをていねいにするなど気をつけましょう。
クーラーボックスがなくても代用品を活用してみよう!
クーラーボックスの代用品は無料でもらえたり、家に置いてあったり、100均で手に入るものばかりです。これから外に出ることが多くなる季節、冷たいものを運びたいけれどクーラーボックスがない!という時に代用品を利用してクーラーボックス代わりに使用してみるのはいかがでしょうか。その際は保冷剤の入れ方、代用品を置く場所、荷物の入れ方に注意しながら使用してみましょう。