遮光タープおすすめ13選！夏を乗り切る最強の一枚を見つけよう

通年で日除けや小雨避けに役立つタープですが、いわゆる「普通の」タープは夏の日差し対策に十分とは言えません。たとえば「このタープはUVカット加工が施されているので真夏でも安心」だと思いがち。しかし、実は「UVカット」と「遮光」ではカットする光の種類に違いがあるので、使用するシーンによっては注意が必要です。

上の図のように、「UVカット」とは、日焼け・シミの原因になる紫外線をカットすることを指します。一方で「遮光」とは目に見える光（可視光線）をカットすることを指し、こちらは暑さを防ぐ効果があります。つまり、UVカット加工のタープだけでは暑さを軽減する効果はないため、夏場の屋外では、紫外線だけでなく可視光線までカットすることが大切なのです。

アウトドアブランドでは、各社さまざまな遮光技術でタープを開発しています。どのような遮光タープを選べばいいかわからない人は、どのような遮光技術があるのかをチェックしてみてください。そのうえで、キャンプスタイルや人数に合わせて選んでみましょう。

ロゴスには、「トラッドソーラーコーティング」と「ソーラーブロックコーティング」という遮光技術があります。UVカット率99.9%以上、遮光率はなんと100%。日なたと日陰で−15℃の温度差を実現しています(※LOGOS調べ)。強烈な日差しを遮る驚異の遮光効果で、真夏の強い日差しのアウトドアでも快適に過ごせます。

スノーピークが採用する「遮光ピグメントPU加工 "SHIELD"」は、生地を通す光を軽減し、体感温度を低くする仕組み。気温35〜45℃という暑い中で、直射日光、ノーマル加工のタープ、シールド加工のタープのそれぞれ下にテーブルを設置し、温度測定をした結果、シールド加工のタープはノーマル加工と比べ2〜4℃低く、直射日光下と比べると10℃も低いという検証結果を得ています。 しっかり色の濃い影を作り、UVカット機能付き。品質のいいスノーピークならではの遮光タープは、日焼けが気になる小さな子どもがいるファミリーや、女性キャンパーにおすすめです。

ogawaのタープには、「遮光コーティング技術」や「T/C素材」が採用されています。遮光コーティング技術は、日差しを和らげ温度上昇を緩和。透け防止効果もあります。また、ポリエステルとコットンの混紡素材であるT/C素材は、遮光性が高めるとともに、通気性、吸湿性に優れているのが特徴。サイズ展開も豊富で、ソロからファミリーまでさまざまなタイプがそろっているのもポイントです。

コールマンが誇る「ダークルームテクノロジー」は、光を90％以上ブロックする遮光性に優れた素材が生地を採用しています。コールマンの同等製品と比較して、ダークルームテクノロジーが採用された製品との最大温度差は13.5℃も。日光の透過を防ぐことでテント内の温度上昇を大きく抑え、夜間は内側からの光漏れも防いてくれます。

日差しが気になる季節のキャンプには、ぜひ遮光タープを取り入れてみてください。熱中症など思わぬトラブルを防ぎ、涼しく快適なリビングを作り出せます。利用人数やお好みのデザインの遮光タープで、安全、快適な夏キャンプを楽しみましょう。