釣り用クーラーボックスおすすめ23選!選び方徹底解説!
釣った魚を新鮮に保つために必要な「釣り用クーラーボックス」は、サイズ、機能、値段、保冷力など選ぶポイントがたくさんあります。この記事ではおすすめ商品を紹介!釣りにピッタリなクーラーボックスを選び、獲れたて新鮮なまま魚を持ち帰りましょう!
釣り用クーラーボックスと一般的なクーラーボックスの違いは?
釣り用と一般的なクーラーボックスの一番の違いは保冷力の差です。
釣り用のクーラーボックスは、魚を新鮮な状態で持って帰るために高い保冷力がそなわっています。中には2日以上冷たさを保つものも!
ほかにも釣りをする際に便利な機能がたくさんあるのも釣り用ならでは!
エサをいれるトレーや、ふたの上に魚のサイズを測れるメモリ、竿を固定できるロッドスタンドなど。ほかにも抗菌加工や消臭加工がついているものもあり、生魚をそのまま入れるクーラーボックスだからこその工夫があるのも魅力のひとつです。
釣り用クーラーボックスの選び方
釣り用クーラーボックスの選ぶポイントは5つです。「内容量」「保冷力」「運びやすさ」「機能性」「値段」の項目に分けて徹底解説します!5つの選び方から自分にぴったりの釣り用クーラーボックスを選びましょう。
魚の大きさからサイズを選ぶ
クーラーボックスのサイズは10L程度の小さい物から80Lを超える大型ものまで幅広いサイズがあります。おすすめの選び方は、
狙っている魚のサイズに合わせることです。
ただし、魚がピッタリ入るサイズではなく、
保冷剤や氷を入れるスペースも考えて少し余裕を持ったサイズを選びましょう。
クーラーボックスの容量は、商品説明に記載されているリットル(L)数、または内寸のサイズを参考にしましょう。
【狙う魚のサイズとクーラーボックスサイズの目安】
- 20cm以下→ 10L程度
- 20〜30cm→10〜20L
- 30〜40cm→20〜25L
- 40〜60cm→25〜40L
- 60〜70cm→40〜50L以上
※商品によっては横幅が広く、高さが低いワイドサイズなどもあります。
これらの表記を目安に、釣りたい魚と保冷剤や氷が入るサイズのものを選んでください。
断熱素材から保冷力を選ぶ
釣れた魚の鮮度を保って持ち帰るために保冷力は欠かせないポイント。クーラーボックスの保冷力は、使われている断熱素材によって変わります。断熱素材は、大きくわけて真空断熱パネル・発泡ウレタン・発泡スチロールの3種類です。
パネルの中が真空になっていて、熱伝導率が下がりクーラーボックスの保冷温度を保つことができる優れもの!3つの素材の中で最も保冷力があります。クーラーボックスによっては、全面真空断熱パネルを使用しているものもあれば、底だけ使用しているものもあります。底だけが真空断熱パネルであっても地面からの熱を断熱してくれるため暑い日は安心。
真空断熱パネルを使用しているものは小さいものであっても値段も重量も上がります。予算と持ち運びの距離を考慮して選ぶ必要があります。
保冷力は真空断熱パネルにはおよびませんが、層にウレタンがしっかりと詰め込まれているため熱が逃げにくくなっています。値段、保冷力、重量どれをとっても中間の素材。発泡ウレタンを使ったクーラーボックスは、保冷力と持ち運びやすさのバランスが良いアイテムが多いです。
発泡スチロールは98%が空気でできているため軽いことが特徴。発泡スチロールを使ったクーラーボックスは軽くて扱いやすいでので持ち運びやすさも抜群です。そして、ほかの素材に比べると値段もリーズナブル!
ただし、発泡スチロールは断熱性にも優れているとはいえ、真空断熱パネルやウレタンには及ばず、保冷力は劣ります。近くの釣り場に行くのであれば、発泡スチロールやポリスチレンでも十分使えます。
【保冷力からクーラーボックスを選ぶポイント】
保冷力が何時間なのか示している商品が多くあるので、その時間を参考に選びましょう。
また、狙う魚の傷みやすさや、日帰りか宿泊かによっても保冷させたい時間がかわるので、釣りをする状況に応じて選ぶ必要があります。
運びやすさから選ぶ
釣り用のクーラーボックスは持ち運びやすい工夫がされたアイテムも多数あります。肩に掛ける用のショルダーベルトや、キャスター付きで転がせるものもあります。
特に大きいクーラーボックスは持ち運びが大変です。本体の重量はもちろん、大物の魚が釣れるとかなりの重さになります。ほかの荷物も考慮して、運びやすいものを選びましょう。
あると便利な機能性から選ぶ
釣り用クーラーボックスには釣りを快適にする便利な機能がそなわったモデルもあります。釣った魚を入れる投入口や、水抜き用の水栓、座れる強度など。釣りをする状況をイメージして、欲しい機能がついているクーラーボックスを選びましょう!
【魚の投入口】
ふたの上に投入口がついているクーラーボックスは、釣れた魚を素早く入れられます。ワンタッチで開く投入口も多いので、片手が塞がっている状態でも開閉が簡単です!
また、投入口があることでクーラーボックス内の温度上昇を抑える働きもあります。クーラーボックスの温度が上がってしまう原因の一つは、何度も開閉して中に温かい空気を入れてしまうことです。温かい空気が入ると、中の氷が早く溶けてしまうことも!そのため、開閉口を小さくし、できるだけ空気の通り道を狭くすることで冷たさを長くキープできます。
水栓はクーラーボックス内の水を排水する際に便利です。特に大型のクーラーボックスは、持ち上げたり逆さにすることが大変なので水栓付きをおすすめします。また、クーラーボックス内の水を少しだけ捨てたいなど、中の水の量を調整する時にも役立ちます!
釣りをしながらクーラーボックスに座る際は、座れる強度があるかの確認が必要です。長時間の釣りともなると、座って釣れるのを待ちたいもの。椅子を持参せず、できるだけ荷物を減らして釣りに出かけたい場合にも必要な機能です。商品によってはサイズが大きくても座ることを推奨していないものや、小さくても座れるものもあります。クーラーボックスを椅子として使いたい人は、買う前に座る強度があるか確認しましょう。
値段から選ぶ
サイズや機能によって5,000円以下で買えるものから10万円を超えるものまで値段はピンキリです。初心者が釣りをはじめるのであれば1万円以下のお手ごろなものでも十分使えます。慣れてきたころに性能や狙いたいサイズの魚に合う、少し高価なクーラーボックスに買い換えるのもおすすめです。
また、サイズとは別に保冷力も値段に大きく影響しています。保冷力が上がれば値段も上がるということも覚えておきましょう。
20L以下!小型の釣り用クーラーボックス6選
20L以下の小型クーラーボックスを紹介します。サイズとしては下記を参考にしてみてください!(メーカーによって多少サイズが異なりますので、目安として参考にしてください。)
- 10L→500mlペットボトル約9本
- 20L→500mlペットボトル約17本
30L前後!中型の釣り用クーラーボックス9選
30L前後の中型クーラーボックスを紹介します。サイズとしては下記を参考にしてみてください!(メーカーによって多少サイズが異なりますので、目安として参考にしてください。)
40L以上!大型の釣り用クーラーボックス5選
40L以上の大型クーラーボックスを紹介します。サイズとしては下記を参考にしてみてください!(メーカーによって多少サイズが異なりますので、目安として参考にしてください。)
- 40L→2Lペットボトル約9本
- 50L→2Lペットボトル約12〜16本
- 60L→2Lペットボトル約18本
初心者におすすめ!コスパ重視釣り用クーラーボックス3選
これから初めて釣りに行く方必見!コストパフォーマンスのいいクーラーボックスを紹介します!
釣り用クーラーボックスで魚の鮮度を保とう!
釣り用のクーラーボックスは、保冷力や容量、機能性など快適に釣りを楽しむための工夫がたくさん詰まっています。選ぶポイントはたくさんありますが、釣りに行く場面を想像して自分にぴったりなクーラーボックスを選んでください!そして、鮮度を保ったまま魚を持ち帰りましょう!