関東・関西の車中泊スポット!場所を決めるポイントやマナー紹介
最近急速に人気が高まっているのが「車中泊」。車中泊は気軽に移動でき、宿の心配がいらない魅力があります。今回は、車中泊のおすすめスポットや決めるポイント、車中泊をする際に気をつけるべき基本的なルールやマナーを紹介します。
車中泊できる場所の決め方
車中泊の場所を決める5つのポイントを紹介します。快適に過ごせる施設を見つけて、車中泊を楽しみましょう。
宿泊日数はどのくらいか
車中泊は宿泊日数によって、適した場所があります。
・1日仮眠で車中泊
サービスエリアや道の駅がおすすめです。どちらもテントやガスバーナーは使用できず、ただ寝泊りするだけの場所になります。
・連泊で車中泊
オートキャンプ場がおすすめです。キャンプをしながらの車中泊が可能で、広々とした区画を借りてバーベキューや焚き火ができます。
利用時間はあるのか
車中泊をする際は、施設の利用時間を把握しておきましょう。24時間利用可能な施設もありますが、全てではありません。行きたい場所の施設を利用したい場合は、事前に確認してからスケジュールを立てましょう。
料金はどのくらいかかるのか
オートキャンプ場の利用料金は、地域の相場や施設の充実度によっても異なります。オートキャンプサイトの場合は1区画1泊6000円前後が相場です。安く車中泊したいという方は、サービスエリアや道の駅がおすすめ!
施設の利用可能台数を確認
当日車中泊をするため施設を訪れたが、駐車場が満員のため利用できなかったという残念な状況は避けたいという方は多いと思います。サービスエリアや道の駅の利用可能台数を確認し、早めに出発するためにスケジュールを変更したり、利用可能台数が多い場所に変更したりなどがおすすめです。
予約が可能か確認
オートキャンプ場はきちんと管理された環境なので、初心者さんやファミリーでも安心してキャンプができると人気です。有名なキャンプ場だと、すくに予約が埋まってしまいます。オートキャンプ場は遅くても一カ月前から、予約しましょう。
車中泊の定番スポット紹介
車中泊の定番スポットは、3つあります。定番スポットの魅力や利用上の注意点を紹介!
道の駅
道の駅は、全国に1000カ所以上も点在しています。観光地のすぐ近くにある場合があるため、旅行にはぴったりです。24時間利用可能なトイレや駐車場を備えていたり、温泉施設がある道の駅も多いため、車中泊しやすい定番スポットとなっています。また道の駅は地域の特産品が販売されているため、帰りにお土産を買うことが最適です。
道の駅を利用する際に注意しなければいけないことがあります。それは、車中泊を目的とした連泊をしないことです。基本的に道の駅は休憩するための施設なので、休憩のために一泊することは問題ないと思います。しかし営業時間外は駐車場を封鎖する道の駅もあるため、車中泊をしたい場合は事前に確認しましょう。
サービスエリア
サービスエリアは、道の駅と同じように24時間利用可能なトイレや駐車場を備えています。場所によって、24時間営業のコンビニや温泉施設など車中泊をするに適したサービスエリアも多いです。
サービスエリアを利用する上で注意すべき点は、一度通り過ぎると引き返すことができません。目的のサービスエリアがある場合は、降り過ごさないよう注意しましょう。また、道の駅と同じように基本的には休憩所のため、連泊はおすすめしません。
キャンプ場
オートキャンプ場は、車が入ることができるキャンプ場のことです。区画ごとに分けられ隣の車と距離が離れているので、安心して車中泊できます。場所によって売店やレストラン、シャワー、コインランドリーなどの設備が充実しているため、キャンプを楽しみながら快適に過ごせます。
しかしオートキャンプ場は、入場できる車の台数が限られています。特にシーズンは、予約で埋まっていることが多いです。気軽に車中泊できる道の駅やサービスエリアと違うため、オートキャンプ場は基本的に事前に確認し予約したほうがいいでしょう。
車中泊できる関東のおすすめスポット9選
車中泊できる関東の道の駅やサービスエリア、キャンプ場などのおすすめスポットを9つ紹介します。
道の駅保田小学校
この道の駅は、鋸南町にある創立126年の保田小学校が生まれ変わった施設です。体育館は、地元物産の販売所として改修されました。そして校庭は、駐車場になっています。他に温浴施設や公共施設、食堂を含めた都市交流場があるため、充分にに楽しめる施設です。かつての小学校の雰囲気を残しつつも、ユニークな観光スポットのためとても人気があります。
【基本情報】
城の湯RVパーク
城の湯RVパークは、城の湯やすらぎの里といわれるほど広い施設です。施設内には城の湯温泉センターや城の湯ふれあい館があり、温泉やレンタサイクル、キャンプ、バーベキューといったアクティビティが楽しめます。矢板ICからアクセスしやすいところに位置し、日光東照宮にも行きやすい場所です。
【基本情報】
道の駅箱根峠
道の駅箱根峠は、多くの山々に囲まれ、芦ノ湖や箱根の絶景を眺められる場所にあります。また、そばやうどんといった軽食や、地元の新鮮な野菜や寄木細工などのお土産を販売しています。箱根に来たときには必ず立ち寄りたくなる施設です。
【基本情報】
道の駅富士吉田
道の駅富士吉田は富士山が真正面に見え、関東の道の駅ランキングで常に上位です。富士山麓にあるため、年間を通じて多くの人が訪れています。道の駅でしか買えない地元の土産物があり、軽食コーナーでは富士吉田の郷土料理「吉田のうどん」が食べれます。施設の無料水汲み場は富士山の湧水が汲み放題です。駐車場も200台分以上完備!
【基本情報】
RVパーク甲州市勝沼ぶどうの丘
ワインで有名な勝沼の小高い丘に立つRVパーク甲州市勝沼ぶどうの丘。周囲にはいくつものぶどう園があり、歩いてぶどうを買いに行けるのもぶどうの丘の特徴。また丘の上にあるので甲府盆地を一望でき、正面に雄大な南アルプスを望めます。RVパークの正面には温泉があるので、留め置きしているキャンピングカーを動かす手間も入りません。
【基本情報】
RVパークつる
電源、ゴミ処理サービスが付いたRVパークです。電源が付いているので、車のエンジンをつけなくても家電が使え、快適に過ごせます。また近くにはリニアモーターカーの見学施設や子どもが遊べるような芝生の広場があ流ので、ファミリーでも楽しめます!
【基本情報】
RVパーク 道の駅南きよさと
自然たっぷりな清里高原の入り口に位置するRVパーク道の駅南きよさと。静かな雰囲気なので、しっぽりと過ごしたい方におすすめ。南アルプスや八ヶ岳、清里高原などの観光の拠点になる立地です。
足柄サービスエリア
足柄サービスエリアは、海老名に次ぐ広さです。ショッピングコーナーやフードコートは24時間営業のため、いつでも買いにいけるため便利です。富士五湖、伊豆や箱根などの特産品、地元の生鮮野菜が多く販売されています。施設内に泊まれ、入浴のみの利用も可能です。足柄のおいしい地下水が汲み放題なのも魅力!
道の駅 草津運動茶屋公園
草津温泉へのアクセスが良い道の駅 草津運動茶屋公園。どこかドイツの雰囲気を感じられるエリアにあります。またレストランも併設してるので、料理の手間を省け、時間を有効に使えます。
【基本情報】
【関西】車中泊できるおすすめスポット5選
車中泊できる関西の道の駅やサービスエリア、キャンプ場などのおすすめスポットを5つ紹介します。
道の駅スプリングスひよし
この道の駅は京都丹波高原国定公園に位置し、日吉ダム直下という好ロケーションに位置しています。天然温泉やダムカレーが名物のレストラン、野菜の直売所などゆっくりとくつろげる複合施設です。BBQやキャンプ場などのアウトドアも充実しています。
【基本情報】
道の駅 但馬楽座兵
ここの温泉は、地下の深さ1,000mから湧き出る弱アルカリ性の天然温泉です。神経痛、筋肉痛、慢性消化器病などに良く効きます。肌がツルツルになると女性にとても人気です。温泉の後は、施設内のレストランで地元の名産品を使った料理を味わうのがおすすめ!
【基本情報】
道の駅飯高駅
電車が通らない駅として注目を集めた道の駅です。日帰り天然温泉 『香肌峡温泉 いいたかの湯』は、温かさが続く泉質で温泉に入りながら絶景を楽しめます。清潔で優しい木の香りに人気!地域食材レストラン 『レストランいいたか』は、松阪牛やジビエなどの地域食材を使うメニューや、人気の手打ちそばが人気です。
【基本情報】
淡路サービスエリア
淡路サービスエリアは、兵庫県淡路市にある神戸淡路鳴門自動車道のサービスエリアです。レストランや売店、道路案内所、展望テラスなど多くの複合施設があり、ゆっくりとくつろげます。「橋のみえる丘」と呼ばれる明石海峡大橋の絶景を間近で眺められる丘がおすすめです。
自然の森ファミリーオートキャンプ場
大阪市内から約1時間ほど離れた、山の中にあります。このオートキャンプ場は、約8割のお客様がファミリーキャンパーです。そのため、ファミリーからグループキャンプにまで幅広く対応出来る様に区画が広く、過ごしやすいです。昼間は野鳥の鳴き声をきき、夜は満天の星の下で焚き火ができます。車中泊におすすめなキャンプ場です。
【基本情報】
車中泊をする際の注意点
車中泊をする際は、気をつけるべきポイントが4つあります。ルールやマナーを知らない方も分かりやすく紹介!
無許可で車中泊しない
実際に車中泊する場所に到着してみると、もともと禁止されている場所で多くの人が無許可で車中泊を行っていたということがあります。車中泊が禁止の理由としては、周りの環境の変化などによって近所迷惑になってしまうためや土砂崩れや川の氾濫の危険性が高いためなどです。実際に車中泊をする際は、場所の情報をしっかりと調査しておくことが大切です。
禁止事項を把握して準備する
サービスエリアや道の駅は、運転の休憩に立ち寄る以外にも車中泊の場所としてよく利用されています。しかし、どちらも国土交通省管轄の公的施設のため、宿泊所として利用することはできません。道の駅は駐車スペースを24時間利用できるところがありますが、利用時間が決められている場所も少なくありません、事前に調べて車中泊の準備をしましょう。
必ずエンジンは止める
夏や冬は車内のエアコンをつけたまま寝てしまう方が少なくありません。エンジンをつけっぱなしにすると、排気ガスが車内に入り込む危険性があります。実際、エアコンをつけっぱなしにしたことで一酸化炭素中毒で死亡する事故が起きています。車中泊をする際は、必ずエンジンを切りましょう。夏場は車用網戸で屋外の空気を取り込んだり、冬場は断熱性の高いマットレスを使うなどがおすすめです。
お酒の飲みすぎに注意
お酒は車中泊を楽しむうちの一つですが、飲みすぎには気をつけましょう。飲みすぎてしまった場合、翌日にお酒を抜けきれておらず、知らず知らずのうちに飲酒運転をする可能性があります。旅行中は、気が抜けて羽目をはずすことが意外と多いです。最後まで楽しい車中泊をするため、お酒を飲む場合はくれぐれも注意しましょう。
場所のルールを守って、快適な車中泊を楽しもう!
今回は、車中泊のおすすめスポットや決めるポイント、車中泊をする際に気をつけるべき基本的なルールやマナーを紹介しました。車中泊は宿代を節約できる上に、気軽に長旅できる魅力があります。まだ未経験の方は、ぜひ車中泊に挑戦してみてください。注意したほうがいいことが、一酸化炭素中毒や盗難といったリスクです。行く前は対策をしっかりと行い、ルールやマナーを守って安全で快適な長旅を楽しみましょう。
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