灯油バーナーおすすめ11選!アウトドアや草焼きで活躍
「灯油バーナー」は言葉の通り、灯油を燃料にします。使っている人は珍しいですが、ガスやガソリンと同様に使いやすいです。実は、灯油バーナーはキャンプ料理や草焼きの際に大活躍!今回は、おすすめの灯油バーナーやその使い方、注意点などを紹介します。
バーナーになぜ灯油を燃料にするのか
灯油バーナーとは、バーナーの燃料に灯油を用いたものです。灯油はガスやガソリンと違い、ガソリンスタンドで手軽に手に入るため、コスパがいいです。
灯油の特徴としてガスとは違い煤が多く出る魅力があります。煤が多く出ると片付けの手間が増えるため、多くの方が敬遠する原因です。灯油バーナーは、煤が出る感じが雰囲気があって好きという理由で好まれています。
灯油バーナーの使い方
灯油バーナーの大まかな使い方を解説します。ガスやガソリンと同様に、手順はほとんど変わりません。慣れてしまえば数分で行えます。
灯油バーナーを組み立てる
灯油バーナーは煤が多く出るため、隅々まで掃除できるよう分解できるものが多いです。使う際は、バラバラになった部品を組み立てる必要があります。灯油が漏れてしまったり、ほかの部分に着火しないよう説明書などを用いてしっかりと組み立てましょう。
点火する
石油はほかの燃料とは異なりとても引火しやすい性質を持っています。そのため着火する際には注意をしながら火をつけましょう。火を付けたら調理や草焼きなどを行い、終わったら元栓をしめて火が消えていることを確認するのを忘れずに!
灯油バーナーを使用する際の注意点
灯油バーナーを使用&保管する際の注意点を紹介します。灯油もガスやガソリンと同様に危険物です。使用には細心の注意を払ってアウトドアを楽しみましょう。
灯油バーナーの使用
- 元栓が中途半端に開いていると不完全燃焼を起こす可能性があります。また、火を消す際に元栓をしっかりと閉めないと、事故につながることも!元栓が閉じているかを目視でしっかりと確認しましょう。
- バーナーが倒れると引火する可能性があります。置く際は、平らで風に煽られない場所がおすすめです。
- 触ると思わぬ怪我につながります。子どもを近づけず、離れた位置で操作しましょう。
灯油バーナーの保管
- バーナーが傷つくと火がつかなかったり、事故につながる可能性があります。ケースに入れて持ち運びましょう。
- 灯油は引火しにくいと言われていますが、条件が揃えば当然引火します。太陽が直接当たらない冷暗所で保管するのがおすすめです。
- 灯油バーナーは煤が出やすく汚れやすいです。使い終わった後は、きれいに拭きましょう。こまめなメンテナンスも忘れずに!
灯油バーナーは使用用途によって選ぼう
灯油バーナーはアウトドアの調理や草焼きに使用されることが多いです。シーンに応じて使いやすい形が変化しますので、使用用途にあった灯油バーナーを選びましょう。
アウトドアでの調理に
灯油バーナーはほかの燃料のバーナーと同じように、アウトドアでの調理に使用できます。灯油はガソリンスタンドなどで簡単に手に入るため、もし燃料がなくなってもすぐに入手できるのが魅力です。煤が多く出てしまいますが、味のある昔ながらのキャンプをしたい人にぴったり!
草焼きに
雑草や害虫を駆除する時には除草剤を使うことが多いですが、雑草が生えている範囲が広い場合や除草剤の効果が薄い山間部では効果ありません。そんなときに有効なのが、草焼きです!除草剤を買うよりも経済的で、焼けた草が土の栄養になり、草焼きをした場所で園芸や農業もしやすくなります。
おすすめ灯油バーナー【直火調理】
キャンプで調理できる灯油バーナーを紹介します。ガスがガソリンと違い、燃料のコスパがいいので、ひそかに人気があります。コンパクトに折りたたんで、持ち運べます。
おすすめ灯油バーナー【ストーブ】
ストーブとして使える灯油バーナーを紹介します。冬キャンプの暖房アイテムを探している方は、燃料のコスパがいい灯油バーナーがおすすめ!コンパクトなサイズが多いので、持ち運びやすいです。
2〜3人のキャンプに向いているオイルタンクを備えたコンパクトサイズの灯油ストーブ。最大7時間も使用できます。灯油のみを燃料として使用可能です。ほかの燃料は入れないように気をつけましょう。
【基本情報】
- サイズ:17×18cm
- 重さ:550g
- 燃焼量:1.5L
IGTフレームにセット可能なスノーピークの灯油ストーブ。鍋など煮込み調理に適しています。テント内での使用は酸素不足による不完全燃焼の危険があります。必ずテント外で使用しましょう。
【基本情報】
- サイズ:38×38×34cm
- 重さ:6kg
- 燃焼時間:15時間
- 燃焼量:3.1L
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おすすめ灯油バーナー【草焼き】
草焼きできる灯油バーナーを紹介します。キャンプで調理したり、ストーブとして使用できる灯油バーナーと違い、独特な形が魅力!これ一台で除草作業があっという間に終わります。
タンク満タンに入れると、約40分も連続で使用できます。火力は30,000kcalと高く、しぶとい雑草の根っこまで熱で焼く優れもの!そのうえ、完全燃焼式を採用して灯油の不完全燃焼を防ぎます。
【基本情報】
- サイズ:7×13.3cm
- 重さ:2.7kg
- 炎温度:1,200度
- 発熱量:34.9kW(30,000kcal/h)
持ち運びやすく軽量タイプの草焼バーナー。火力自体は変化させることなく、強力な除草や害虫駆除ができます。女性でも使いやすいので、除草作業を楽に行いたい人におすすめ!
【基本情報】
- サイズ:105cm
- 重さ:1.48kg
- 連続燃焼可能時間:40〜50分
- 燃料量:1.5L
火力47,000kcalを備えた草焼きバーナー。湿った場所や砂利道などの除草や害虫駆除に適しています。そのうえ、土の中までしっかりと火を通すので、数カ月間草が生えてきません。草焼きを数カ月に一回にしたい人におすすめ!
【基本情報】
- サイズ:8×133cm
- 重さ:3.05kg
- 炎温度:1,300度
- 発熱量:54.7kW(47,000kcal/h)
余熱時間が少ないバーナー。灯油を特殊なパイプを通して熱するため、ノズルつまりを最小限に抑えてくれます。タンクに満タン入れても重さが3kg程度に抑えられているため、重いものを持つのが大変な方におすすめ!
【基本情報】
- サイズ:123.3×11.6×23.1cm
- 重さ:3.4kg
- 炎温度:1,370度
- 発熱量:51.6kW
ボンベを引きずって草焼きができる専用台車が付いたバーナー。台車が付いていて持ち歩く手間がないので、草焼き作業の負担が軽減します。1時間あたり610,000kcalの高火力を実現!広範囲を草焼き可能です。
【基本情報】
- サイズ:[バーナー部]117cm、[ホース長さ]130cm
- 重さ:3.8kg
- 発熱量:70.9kW(610,000kcal/h)
灯油バーナーを使ってみよう!
灯油バーナーはアウトドアでおいしい料理を味わえます。庭の草焼きでは強力に害虫駆除や除草ができるため、庭が広い方や除草剤を使わない方におすすめです。今回紹介したおすすめの灯油バーナーを安全に使って、ガスやガソリンとは少し違った魅力を体験しましょう!
※使用する際は必ずメーカーの正しい使用方法に従い、取扱いには十分気を付けてご使用ください。
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