【みんなの#ひなたごはん】キャンプで食べたい!魚料理レシピ集
「キャンプ飯」というと、肉料理を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、近くで新鮮なお魚が手に入るキャンプ場などでは、魚を使った料理をしてみるのも、楽しみのひとつ!今回は、Instagramで「#ひなたごはん」をつけてくれた投稿のなかから、魚を使ったキャンプ飯のレシピを、厳選して紹介します。
魚料理をキャンプでも作ってみよう!
キャンプで作る!みんなの魚料理レシピ
キャンプではややマイナーな魚料理ですが、新鮮な食材や旬のものを使えば、キャンプ飯がもっと楽しくなります。今回は魚を使ったキャンプ飯レシピを、Instagramで「#ひなたごはん」をつけてくれた投稿のなかからご紹介。気になる料理があれば、ぜひレシピを参考にしてみてください!それぞれの料理に使えるアイテムも合わせて紹介していきます!
キャンプでの魚料理9選
鮭のホイル焼き
【材料】
・鮭の切り身
・玉ねぎ
・パプリカ
・マッシュルーム
・ミニトマト
・オリーブオイル
・塩
・胡椒
・ヨーデルサワークリームスパイス
【作り方】
①玉ねぎをスライスし、パプリカ、マッシュルーム、ミニトマトを食べやすい大きさに切る。
②アルミホイルにオリーブオイルを薄くひく。
③玉ねぎ、軽く塩胡椒した鮭の切り身、の順にアルミホイルにのせる。
④パプリカ、マッシュルーム、ミニトマトを散らして、ヨーデルサワークリームスパイスをかける。
⑤ホイルで包んで蒸し焼きにする。
⑥蒸しあがったら、さらにヨーデルサワークリームスパイスをかけて完成。
【ワンポイントアドバイス】
1番下に敷く玉ねぎは焦げやすいため、少し厚めにスライスにするのがポイントです。ヨーデルサワークリームスパイスは、たくさんかけたほうが、おいしくなります。
アクアパッツア
【材料】
・白身魚1匹
・アサリ
・エビ
・パプリカ
・にんにく1かけ
・オリーブオイル
・白ワイン
・クレイジーソルトまたは塩胡椒
・黒胡椒
・レモン
【作り方】
①パプリカを食べやすい大きさに切り、にんにくはみじん切りにする。
①魚の鱗を取って、塩をふる。
③ダッチオーブンを火にかけ、オリーブオイルとにんにくを入れる。
④にんにくの香りが立ってきたら魚を入れて軽く両面を焼く。
⑤パプリカ、アサリ、エビを④の周りに並べ、クレイジーソルトをふる。
⑥白ワインを回し入れたら蓋をして、10分ほど蒸し焼きにする。
⑦黒胡椒をふりかけたら完成。
【ワンポイントアドバイス】
エビやアサリは殻付きのものを使うと、しっかり出汁が出ておいしいです。
イクラたっぷりのはらこ飯
【材料】
・お米2合
・生秋鮭3切
・イクラの醤油漬けたっぷり
・水200ml
・みりん大さじ2
・醤油大さじ2
・日本酒大さじ1
・砂糖大さじ1
・すりおろし生姜大さじ1
・だし汁200ml
【作り方】
①みりん、醤油、日本酒、佐藤、すりおろし生姜、だし汁をライスクッカーかメスティンに入れて煮立たせる。
②1口大に切った鮭を①に入れ、弱火で5分ほど煮る。
③鮭に火が通ったら固くなる前に取り出し、煮汁を30分ほど冷ます。
④研いだお米と水200mlを煮汁に加えて炊飯する。
⑤炊き上がったご飯を器に盛り、鮭とイクラを盛り付けて完成。
【ワンポイントアドバイス】
鮭が固くならないよう、煮すぎないのがポイントです。炊飯する際は、煮汁の粗熱をしっかりとります。
2~3人ならこのサイズ。大人数のためにラージサイズも販売されています!
自家製ツナのガーリックぽん酢丼
【材料】(1人前)
・ご飯シェラカップ1杯分
・自家製ツナまたは市販のツナ缶適量(ご飯が隠れるくらい)
・ドライ柚子ひとつまみ
・アーモンドスライス大さじ1程度
・ツナ油小さじ1
・ぽん酢大さじ2
・ドライハーブ小さじ1程度
・すりおろしにんにく少々
・好みでフレッシュハーブひと枝
【作り方】
①油をひいていない弱火のフライパンで、アーモンドスライスを軽く色づくまで(5分程度)炒める。
②ツナ油、ぽん酢、ドライハーブ、にんにくを混ぜる。
③シェラカップにご飯を盛り、ツナをのせる。
④ツナの上に②のドレッシングを回しかける。
⑤ローストしたアーモンドと柚子をまぶし、飾りのフレッシュハーブをのせたら完成。
【自家製ツナの材料】
・マグロ1さく
・塩大さじ1
・ローリエ2枚
・タイム2枝
・サラダ油適量
・黒胡椒適量
【自家製ツナの作り方】
①マグロに塩を振り30分ほどおく
②ペーパータオルでマグロの水気を取る
③ホーロー容器(なければフライパンなどでも可)にマグロとローリエ、タイムを入れ、マグロが浸かる程度の油を注ぐ
④弱火で5分加熱し、裏返してさらに5分焼く
⑤粗熱をとったら完成
【ワンポイントアドバイス】
自家製ツナを作る際は、香りの強い油を使うとマグロ本来の旨みが損なわれてしまうため、香りの弱い油を使ったほうがおいしく仕上がります。オリーブ油なら、エキストラバージンではなく、バージンオイルで充分。ツナ丼は柚子とハーブの風味を加えるのが、おいしさの秘訣です。
シェラカップは調理器具でありながら、そのまま食器としても使える便利なアイテムです。一つ持っているだけで、キャンプサイトでの食関係の手間がたくさん省けます。
フライパン要らず!?シェラカップでおいしい料理レシピ9選
シェラカップはあるけどインスタント食品やコーヒーを入れる程度の使い方しかしていないあなたへ!シェラカップだけで簡単に料理が作れることをご存知でしょうか。料理のバリエーションと、作り方さえ把握してしまえば、フライパンいらず!キャンプ場へ持ち込む装備も減ります。シェラカップを上手に活用して、ワンランク上の快適なキャンプライフを送りましょう!
サーモンのウッドプランクグリル
【材料】(4人前)
・サーモン4切
・レモンスライス8枚
・ローズマリー4枝
・黒胡椒
・塩
・メープルシロップ
・白ワイン
【作り方】
①白ワインを入れたバットの中で、プランクグリル用のプランク(板)を1時間以上しっかり漬け込む。
②プランクを取り出してキッチンペーパーで軽く水気をふく。
③プランクにサーモンを並べ、塩と黒胡椒をふる。
④サーモンの上に、スライスしたレモン、ローズマリーの順でのせる。
⑤メープルシロップを全体にかける。
⑥BBQグリルの上にプランクを乗せて加熱し、サーモンに火が通ったら完成
【ワンポイントアドバイス】
プランクが燃えやすいので火加減に注意。炭火の方がやりやすいと思いますが、私は焚き火でやったので、プランクを置く場所を度々調整しました。プランクごとアルミで包んでしまう方法もあるみたいです。
板が燻されることで燻製になりますが、白ワインに浸してあるので蒸し焼きのようになり、ふっくらと香りのいい仕上がり。
ちなみにプランクが焦げないよう漬け込む水分は、水でも白ワインでも、ウイスキーでもいいようです。次はウイスキーに漬け込んだ板で、他の食材の調理にチャレンジしてみたいと思います。
ウッドプランクグリルを使って、周りと差をつけましょう!いつものバーベキューとは一味違ったおいしさを味わえること間違いなしです。
カツオの藁焼き
【材料】
・カツオ 1さく
・粗塩
・にんにく
・玉ねぎ
・大葉
・ねぎ
・ポン酢
・おろししょうが
・ 藁(焼き用)
【作り方】
①薬味として使うにんにく、玉ねぎをスライスし、ねぎを適当な小口切りにする。
②皮付きのカツオに扇形になるよう串(バーベキュー串3〜4本)に刺し、粗塩を振る。
③焚き火台に藁をセットして火をつけ、皮目から焼きはじめる。
④皮目に焼き色がついたら、裏返して身のほうも、色が変わるくらいまで軽く焼く。
⑤カツオを串から外して粗熱を取り、アルミホイルに包んでクーラーボックスで冷やす(冬場は外に出しておくだけでもOK)。
⑥食べやすい大きさにカットして、大葉、玉ねぎを敷いたお皿に盛り付け、にんにく、ねぎを散らして完成。おろししょうが、ポン酢をつけて食べる。
【ワンポイントアドバイス】
藁はすぐ燃えはじめるので、カツオを焼き始める準備が整ってから火をつけるのがポイント。焼きすぎると中まで火が通ってしまうので、火から下ろすタイミングに注意します。
熱伝導率が高いステンレス製のため、食材の中まで火が通りやすいおすすめの一品です!
徐々に熱くなる串を持ったり火を扱ったりする際、活躍するのがこちらのグローブ。おいしい料理も大切ですがその前に、まずは安全を確保することがアウトドアの鉄則です!
製氷皿でお寿司
【材料】
・ハマチのお刺身
・サーモンのお刺身
・イカのお刺身
・甘エビのお刺身
・ホタテのお刺身
・イクラ
・錦糸卵
・レモン
・きゅうり
・大葉
・大根のツマ
・煎り酒
【作り方】
①錦糸卵を作っておく。
②レモンときゅうりをそれぞれ薄切りにする。
③製氷皿にラップをして、それぞれのくぼみの底にネタを並べる。
④ネタの上に酢飯を詰めて軽く押す。
⑤お寿司をお皿の上にひっくり返す。
⑥錦糸卵を端に添え、サーモンの上に薄切りレモン、イカの上に薄切り胡瓜とイクラをのせたら完成。
【ワンポイントアドバイス】
製氷皿に詰める際、隣に色味の違うネタがくるよう並べると彩りが綺麗です。お刺身だけでなく、ツマや大葉、レモン、胡瓜などを添えると、より華やかになります。
おうちにある角型のものに加えて、こちらの丸形を使ってみるのはいかがですか?てまり寿司のようなかわいらしいお寿司は喜ばれること間違いなしです!
ホンビノス貝のワイン蒸し
【材料】
・ホンビノス貝(貝ならなんでもOK)
・白ワイン
・にんにく
・レモン
【作り方】
①にんにくをスライスし、レモンを輪切りにする。
②鍋にホンビノス貝、白ワイン、にんにくをを入れて中火で酒蒸しする。
③レモンの輪切りを乗せて完成。
【ワンポイントアドバイス】
貝の殻が開かない場合は、ワインを足して強火にします。
ダッチオーブンよりもお手軽に使え、その上性能はダッチオーブンに匹敵する高さを誇ります。シンプルでおしゃれなデザインと、豊富なカラーバリエーションも人気の理由の一つです。
鰻蒲焼と天然ブリの藁焼き
【材料】
・「つきじ宮川本廛」の鰻蒲焼と肝吸い
・「沖の島水産」の天然ブリの藁焼き
【作り方】
①鰻蒲焼は温めてご飯に乗せ、タレをかける
②お湯を注いで肝吸いを作る
③ブリは切って盛り付ける
魚料理に挑戦すれば、キャンプ飯の楽しみ方も広がる!
キャンプ場で楽しめる魚料理、全9レシピをご紹介しました! 焼くだけでなく、蒸したり炊いたり、生で食べたり、さまざまな方法で調理することで、幅広いバリエーションの魚料理が作れます。いつもはお肉ばかり…という方も、次回は魚を使ったキャンプ料理に、挑戦してみてはいかがでしょう!