キャンプ&災害時に!おすすめのメインランタン14選【LED×高光量】
メインランタンには、明るいLEDランタンがおすすめ!コンパクトでもキャンプサイトを明るく照らします。この記事ではメインで使えるLEDランタンの選び方を解説。持ち運びやすいものや、3,000lm以上の最強LEDランタンも紹介します。
LEDランタンの明るさが進化中!
LEDランタンの光量は近年まで、ガスランタンに劣るとされてきました。ガスランタンの明るさがおよそ2,000lm(ルーメン)なのに対して、LEDランタンにはそれに匹敵するものがなかったからです。
しかし現在は、1,000〜2,000lm、さらには3,000lm以上のLEDランタンが登場。ガスランタンに引けをとらない明るさで、その存在感を増しています。
メインで使うLEDランタンの選び方
LEDをメインランタンとして使用するとき、どのような点に注意して選べば良いのでしょうか。3つのポイントで解説します。
明るさ
ランタンなどの明かりの光量を表すために使用される単位「lm(ルーメン)」。数字が大きければ大きいほど、光量が大きく明るくなります。
メインランタンとして使用したい場合、テントの中やキャンプサイトの広範囲を照らす必要があるため1,000lm以上あるLEDランタンがおすすめ。移動用や就寝時の明かりとして使用するサブランタンは、200〜600lmもあれば快適に過ごせます。使用シーンに合わせて、光量を選ぶことが重要です。
電源
LEDランタンの給電方法はおもに「充電式」と「乾電池式」があります。また、アウトドア専用ではないワークライトや投光器などは「電源コード式」の場合も。
アウトドアで使用する場合のメリットとデメリットは以下のとおりです。
このように、電源によってそれぞれメリットとデメリットがあり、一概にどれが良いとはいえません。自分のキャンプスタイルに合う電源形式のLEDランタンを選ぶことが重要です。
設置方法
つるせるタイプや、置き型のタイプなど、設置方法も重要ポイント!つるせるフックやループが付いているものは、高い位置からつるすことでより広範囲を照らせます。手元だけでなく、上からの明かりが欲しい場合は、フックの有無も確認しましょう。
シーンごとに最適な設置方法は異なるので、以下の表を参考にしてみてください。
hinata編集部が選ぶ!最強のLEDランタン3選
明るいLEDランタンの中から、特におすすめな3モデルを厳選して紹介します。どれもアンダー1万円以下&1,000lmを超える明るさを発揮します。LEDランタンを複数購入したい人や初心者キャンパーはもちろん、災害用のそなえにもぴったりです。
手のひらサイズで非常にコンパクトながらも明るさは1,650lmとパワフル。本体のハンドルをスタンドのように使えばランタンの自立も可能です。最大光量で8.5時間稼働し、
1泊のキャンプにも十分なバッテリー容量も魅力です。
【基本情報】
- サイズ(約):幅11.5×奥行き3.5×高さ8cm
- 重さ(約):700g
- 明るさ(約):250~1,650lm
- 電源:充電式
コールマン定番のLEDランタン。力強い明かりが全方面に放たれるので、テーブルの上やテントの中心に置くのもおすすめ。比較的安価に購入できるのもうれしいポイントです。
過放電を防いで、
電池を長持ちさせるバッテリーガード機能を搭載しています。
【基本情報】
- サイズ(約):直径11×高さ21.5cm
- 重さ(約):570g
- 明るさ(約):75〜1,000lm
- 電源:アルカリ単1形乾電池×4本
照明機器の人気メーカー・ジェントスのAmazon限定モデル。3,000円台で購入できる
リーズナブルな価格設定ながら、
最大1,000lmの明るさを誇るコスパの高さが魅力です。上部にハンドル、底にフックが付いているのでさまざまな使い方が可能。明るさは3色の光を無段階調整できることに加え、キャンドルモードを搭載しています。
【基本情報】
- サイズ(約):直径9.36×高さ18.5cm
- 重さ(約):816g
- 明るさ(約):120〜1,000lm
- 電源:アルカリ単1形乾電池×3本
最強クラス!3,000lm以上の超高輝度LEDランタン4選
ひとつのランタンで広範囲を明るくしたい方におすすめ!3,000lm以上の光量を持つ、最強のLEDランタンを紹介します。
持ち運びやすいコンパクトサイズながら、最大3,200lmの光量を誇るLEDランタンです。モバイルバッテリーとして
スマートフォンなどへの充電も可能。災害用にも重宝します。光量とサイズが違うモデルも展開しています。
【基本情報】
- サイズ(約):幅24×奥行き3.4×高さ9cm
- 重さ(約):720g
- 明るさ(約):最大3,200lm
- 電源:充電式
名前の通り、ライトの面が3つあるLEDランタン。最大4,000lmの明るさでサイトを照らします。環境に合わせて3種類の色温度に調節可能。バッテリー容量も大きく、
最大連続点灯は86時間と、ハイスペックな1台です。
【基本情報】
- サイズ(約):幅29.6×奥行き10×高さ3.6cm
- 重さ(約):825g
- 明るさ(約):最大4,000lm
- 電源:充電式
中国のメーカー、メイキーのLED投光器。
ソーラー充電が可能で、アウトドアだけでなく災害時にも力を発揮します。持ち手には強力な磁石が付いているため、金属製の壁や天井への取り付けも可能で便利。
【基本情報】
- サイズ(約):幅15.4×奥行き3.2×高さ11.4cm
- 重さ(約):500g
- 明るさ(約):3,000lm
- 電源:充電式(USB、ソーラー)
クランプ付きで、
テーブルや棚に取り付け可能なLEDクランプライト。ライト部分にカーブがかかっているため、広範囲を照らせます。三芯の電源コードでの給電なので、電源サイトやバッテリー持参でのキャンプで活躍。
【基本情報】
- サイズ(約):幅17×奥行き11.6×高さ46.7cm
- 重さ(約):2,100g
- 明るさ(約):3,000lm
- 電源:電源コード
コンパクトで高性能!1,000lm以上&携帯性重視のLEDランタン2選
1,000lm以上の明るさを発揮しながらも、コンパクトで持ち運びやすいランタンを紹介。かさばらず、荷物の隙間に収納できて便利です。
タブレットのような見た目がおしゃれなルーメナープラス。コンパクトながらも1,800lmの強い光を放ちます。暖色と白色に色を切り替え可能。ハンドル付きで、
テントの天井につるしても立てて使っても便利です。
【基本情報】
- サイズ(約):幅14.6×奥行き2.8×高さ9.6cm
- 重さ(約):440g
- 明るさ(約):150〜1,800lm
- 電源:充電式
スマートフォンほどのサイズで非常にコンパクトなLEDランタン。背面の強力なマグネットを活用してポールに取り付けたり、専用のフックを装着してテントのループにかけたりできます。防水防塵仕様で、雨の日も安心。
【基本情報】
- サイズ(約):幅12.9×奥行き2.27×高さ7.5cm
- 重さ(約):300g
- 明るさ(約):100〜1,500lm
- 電源:充電式
据え置きで使える!テーブル&室内向けLEDランタン3選
テーブルの上やテントの中に置いて使えるLEDランタンを紹介します。手元をしっかり照らしてくれるため、夕食時や読書などに大活躍。
工具メーカーとしておなじみの、マキタのLEDライト。
ほかのマキタ製品とのバッテリーの共用や、予備バッテリーを持っていくこともできて便利です。立てて使用できるほか、上部のフックでつり下げることも可能。
【基本情報】
- サイズ(約):幅12.6×奥行き8.6×高さ37.6cm
- 重さ(約):460g
- 明るさ(約):710lm
- 電源:バッテリー式
最大1,300lmながら、
据え置き&つり下&マグネットによる固定が可能なLEDランタンです。ライトを点灯しながらスマホの充電が2台まで可能。持ち運び用のケース付きです。
【基本情報】
- サイズ(約):幅12×奥行き5.3×高さ12.5cm
- 重さ(約):830g
- 明るさ(約):1,300lm
- 電源:充電式
電気残量をデジタル盤で確認できるLEDランタン。韓国の有名ブランドのバッテリーを使用しており、
最長で1,500時間点灯が可能です。強力磁石と折りたたみハンドルを搭載しているので、車などに貼り付けることも可能。
【基本情報】
- サイズ(約):幅9.6×奥行き3×高さ10.8cm
- 重さ(約):350g
- 明るさ(約):1,200lm
- 電源:充電式
つるして使える!ポール・ループ対応&1,000lm以上のLEDランタン2選
ランタンポールにLEDランタンをつるせば、高いところからより広い範囲を明るく照らせます。ここからは、ランタンポールと相性のいい、つるせるLEDランタンを紹介!
「弱」「暖色」「強」「点滅」の4つの点灯モードに加えて、無段階調光が可能なLEDランタン。シーンによって光を調節でき、
夕食時から就寝時まで幅広く活躍します。定価が3,280円(税込)と、非常に手頃なのもうれしいポイント。
【基本情報】
- サイズ(約):幅9×奥行き9×高さ18.5cm
- 重さ(約):515g
- 明るさ(約):最大1,000lm
- 電源:充電式
ジェントスのランタンでも最高の明るさの1,300lmを誇るLEDランタン。光量がランダムに変化する、
ろうそくの炎を思わせるキャンドルモードは、LEDながら暖かい雰囲気を演出できます。ダイヤル式の調光機能で操作も簡単。
【基本情報】
- サイズ(約):直径12.9×高さ24.6cm
- 重さ(約):1,220g
- 明るさ(約):600〜1,300lm
- 電源:単1形アルカリ電池×4本
コールマンのランタン11選!LED・ガス・ガソリンの選び方&おすすめを紹介
ブランドロゴにも象徴されるコールマンのランタンは定番から新商品、ビンテージモデルなど多くのファンやコレクターを魅了。その種類はLED・ガス・ガソリンタイプがあり、それぞれの特徴、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。またコールマンの定番人気ランタンやおしゃれな「ルミエール」などおすすめ商品も厳選!長く愛用していくために知っておきたいメンテナンスや修理についても紹介します。
【一覧表】明るいLEDランタンのスペックを比較
「どれを選べばいいか迷う…」という人のために、明るさ(lm)、サイズ、設置方法、電源タイプなど、購入前に確認しておきたいポイントを一覧表で比較しました。目的やスタイルに合う1台を見つける参考にしてください。
商品 | 商品リンク | タイプ | サイズ | 重さ | 明るさ | 電源 |
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| | 据え置き、つり下げ、スタンド(三脚は別途用意が必要) | 幅11.5×奥行き3.5×高さ8cm | 700g | 250~1,650lm | 充電式 |
| | 据え置き、つり下げ | 直径11×高さ21.5cm | 570g | 75〜1,000lm | アルカリ単1形乾電池×4本 |
| | 据え置き、つり下げ | 直径9.36×高さ18.5cm | 816g | 120〜1,000lm | アルカリ単1形乾電池×3本 |
| | 据え置き、つり下げ、スタンド(三脚は別途用意が必要) | 幅24×奥行き3.4×高さ9cm | 720g | 最大3,200lm | 充電式 |
| | つり下げ、スタンド(三脚は別途用意が必要) | 幅29.6×奥行き10×高さ3.6cm | 825g | 最大4,000lm | 充電式 |
| | 据え置き、つり下げ、スタンド(付属)、マグネット | 幅15.4×奥行き3.2×高さ11.4cm | 500g | 3,000lm | 充電式(USB、ソーラー) |
| | クランプ | 幅17×奥行き11.6×高さ46.7cm | 2,100g | 3,000lm | 電源コード |
| | 据え置き、つり下げ | 幅14.6×奥行き2.8×高さ9.6cm | 440g | 150〜1,800lm | 充電式 |
| | つり下げ、スタンド | 幅12.9×奥行き2.27×高さ7.5cm | 300g | 100〜1,500lm | 充電式 |
| | 据え置き、つり下げ | 幅12.6×奥行き8.6×高さ37.6cm | 460g | 710lm | 充電式 |
| | 据え置き、つり下げ、マグネット | 幅12×奥行き5.3×高さ12.5cm | 830g | 1,300lm | 充電式 |
LEDのメインランタンの疑問をQ&Aで解決!
LEDランタンは種類も多く、はじめて選ぶ人は悩みがち。ここでは「ガスとLEDの違いは?」「冬キャンプでも使える?」など、よくある質問にわかりやすくお答えします。
LEDとガスランタン、どっちが明るいの?
最近のLEDランタンは3,000lm以上のモデルもあり、明るさではガスに引けをとりません。LEDは燃焼音がなく、子ども連れにも安全なため、初心者にはLEDがおすすめです。
ランタンはつるすタイプと置くタイプ、どちらが便利?
サイト全体を照らしたい場合はつるすタイプが有利。テーブル照明や手元作業なら置き型が便利です。両方対応の2WAY型もあると使い勝手が広がります。
モバイルバッテリーとしても使えるLEDランタンはある?
クレイモアやルーメナーなど、モバイルバッテリー機能付きのモデルも豊富です。USB出力でスマホ充電ができるモデルは、防災グッズとしても重宝します。
冬キャンプにも使えますか?寒さに弱くない?
寒冷地ではバッテリーの消耗が早くなるため注意が必要です。予備電源を持参するか、乾電池式のモデルを併用すると安心です。
LEDのメインランタンで明るいキャンプサイトに
メインで使用できる、明るくて使い勝手の良いLEDライトを紹介しました。キャンプをはじめたばかりの人や、子ども連れのファミリーキャンプでの使用に特におすすめです。明るいLEDライトでキャンプの夜を快適に過ごしましょう。