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Fumiharu Nakajimaさんのキャンプフォト

【キャンプの輪】アウトドアフォトグラファーの家族と歩むキャンプライフ

2020.05.19ノウハウ

キャンパーが知り合いのキャンパーを紹介する好評連載「キャンプの輪」。今回は、職業フォトグラファーのキャンパーNakajimaさん(@bluecolor0411)。北海道を拠点に全国を飛び回り、仕事でもキャンプをするNakajimaさんが語るキャンプの魅力に迫ります!

【キャンプの輪】No.17 Nakajimaさん

△名前:Fumiharu Nakajimaさん △Instagramアカウント:@bluecolor0411 △住まい:北海道 △キャンプ歴:20年 △1年のキャンプ数:40泊
キャンパーに知り合いのキャンパーを紹介していく形で、取材を行なっているキャンプの輪。前回の北海道在住のキャンパー、シンさん(@mcn01)に紹介していただいたのが、Nakajimaさん(@dbluecolor0411)です。さっそく、その素敵なキャンプをのぞいてみましょう。 ▼前回のシンさんのキャンプストーリーはこちら

「選べる自由」を楽しむ!北海道ならではのキャンプスタイル

━━━━Nakajimaさんは、お仕事でプロのアウトドアフォトグラファーをされていることもあり、どの写真も別世界のような美しさです!キャンプスタイルの中で大事にしていることはありますか?
Nakajimaさん:最高の空間に自分のライフスタイルを置いて、家族や仲間とその景色を共有しながら楽しむことです。好きな風景を選んで、好きなように生活空間を作れる。その自由さがキャンプの最大の魅力です。その補足が写真だと思っています。写真を撮ることも好きですが、まず第一はキャンプを楽しむこと。だから、写真を撮る時間は10分ほどで、あまりこだわりすぎないようにしています。
━━━━キャンプと写真との付き合い方もポリシーがあってカッコいいですね。確かにキャンプの自由さは、ホテルでは味わえない楽しさですね。
Nakajimaさん:そうなんです。場所や向きも全部自分で決められる。特に私の住む北海道には、そういった自由度の高いキャンプ場が多いんです!

Nakajimaさんがキャンプを始めた理由

━━━━北海道で日常的にキャンプができる環境、うらやましい限りです。ちなみにNakajimaさんがキャンプを始めたきっかけは、何だったのですか?
Nakajimaさん:私の家には犬が2匹いまして、犬も含めて家族で、出かけて泊まれる場所が欲しかったことがきっかけでした。妻と高校生の娘と全員でそういう楽しみ方ができる場所はなかなかないですからね。
━━━━家族全員でキャンプ、素敵すぎます!仲の良いご家族なんですね。
Nakajimaさん:キャンプでは、家族それぞれ自分の好きなように時間を過ごしているので、程よい距離感が保てるんです。そこもキャンプの魅力ですね。

Nakajimaさんのベストキャンプ場

━━━━北海道キャンパーのNakajimaさんにおききしたいのですが、お気に入りのキャンプ場を教えていただけますか?
Nakajimaさん:道内には魅力的なキャンプ場がいっぱいあるので悩みますね(笑)。 そんな中でも、お気に入りの場所が2ヶ所あります。ひとつは「朱鞠内(しゅまりない)湖畔キャンプ場」です。

朱鞠内(しゅまりない)湖畔キャンプ場

Nakajimaさん:旭川のさらに北にある道北のキャンプ場なのですが、私が一番良く行くキャンプ場です。時間によって表情を変える景色の美しさが最高で、星空が途方もなく綺麗なんです!札幌の自宅からは200kmありますが、北海道は道が混んでおらず道路状況が良いので、片道2時間半ほどで行ける点も魅力です。
━━━━写真を見ると星空が本当に美しいですね...。一度は行って見たいです!そして、渋滞が無いなんて素晴らしい!
Nakajimaさん:朱鞠内湖も最高ですが、もうひとつのお気に入りの場所は、帯広と釧路の間にある音別町のカムイミンタラキャンプ場です。キャンプ仲間が教えてくれた場所なのですが、ここも最高のキャンプ場ですよ!

YAMANONAKAカムイミンタラ キャンプ場

Nakajimaさん:ここは廃校になった学校のグラウンドをキャンプ場にした場所で、まるで異空間です!区画サイトなのですが、1区画のスペースが異常に広く取られていて、貸切のようなプライベート感が味わえます。あと、管理棟に改装された校舎から、オーナーの奥さんのプロ並みのピアノ演奏が聴こえてきて、とても癒されるんです!
━━━━ピアノの音色が聴こえてくるキャンプ場ははじめて聞きました!想像しただけで癒されます!
Nakajimaさん:キャンプ場から5分ほど歩くと、イワナなどの魚が釣れるポイントがあって、釣った魚をテントに持ち帰り、焼いて食べるなんていう楽しみ方ができるのも魅力です。1,000円の釣り竿でも釣れますよ!

Nakajimaさんの愛用キャンプギア

ヒルバーグ・ケロン4GT

━━━━珠玉のキャンプ場の紹介、ありがとうございます!次は、Nakajimaさんのお気に入りのキャンプギアについて教えてください。
Nakajimaさん:まず、私のお気に入りのひとつは、ヒルバーグのケロン4GTというテントです。このテントの最大の魅力は、軽さとコンパクトさです。仕事でキャンプ場に行くときも、簡単な荷物と、このテントだけ持っていって、中で仕事しています。今後も手放せないソロキャンプの相棒です。
━━━━これは最高の移動式オフィスですね。これなら出張もさらに楽しくなりそうです!

テンティピ・ジルコン

Nakajimaさん:次は、テンティピのジルコンというティピーテントです。これはいつか、ふもとっぱらキャンプ場で張りたくて入手しました。家族とのキャンプで使うことが多いですね。北海道は電源サイトがあるキャンプ場が多いので、冬はお座敷スタイルのキャンプが多いです。
━━━━この写真の一部をタープのように、ぱかーんと開く張り方がかっこいいですね!

コールマンのクイックライト

Nakajimaさん:最後はコールマンのヴィンテージランタン「クイックライト(写真中央奥)」です。このランタンの良い点は、どしっとした安定感ですね。うっかり倒してしまう心配がありません。ホワイトガソリン式なので、冬の北海道でも、少しの予熱で点灯できる扱いやすさも気に入っています。灯油式のランタンだと、3回予熱しても点かないことがあったので、結局このランタンに落ち着きました。
━━━━冬の北海道ならではの問題ですね。ガラス製のランプシェードが雰囲気たっぷりです!

調光可能なコールマンのガソリンランタン

Nakajimaさん:最後は、調光ができるコールマンのホワイトガソリン式のランタンです。明るさの調節機能は写真を撮る際に便利で、キャンプの夜景を撮った時に、ランタンの光が明るすぎてにじんでしまうことを避けられます。調光可能なタイプは写真を撮る方には便利です。

Nakajimaさんにとってのキャンプとは?

━━━━最後に、Nakajimaさんにとってのキャンプとはどんなものでしょう?
Nakajimaさん:一言で言うと、ライフスタイルそのものですね。仕事も家族との時間もキャンプ場で過ごすことが多いので、日常と一体化しています。同時にキャンプは自分にとって最高の学び場で多くのことを学びました。これは一生やめられないですよね。まだまだ、キャンプでやりたいことがあります。今年は、車で乗り入れできないキャンプ場を開拓したり、関西の大学に受かって独立した娘と京都でキャンプもしたいです。
━━━━Nakajimaさんの人生はキャンプなしでは語れないものとなっていますね。娘さんとのキャンプの素敵な写真、お待ちしてます!

次のキャンパーは...?

Nakajimaさんに紹介していただいた次回のキャンパーさんはキャンプイラストレーターのホリデーさん(@campholiday_)!また「キャンプの輪」が広がっていきます!次回のインタビューもお楽しみに!

キャンプの輪

キャンパーがキャンパーを紹介するキャンプの輪。 「人はなぜ、キャンプにはまってしまうのか」。 キャンプの魅力や、人それぞれのスタイルを紹介します。


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