電池なしで使用でき、コンパクトで持ち運びしやすい石油ストーブです。フジカハイペットから発売されている石油ストーブは、他メーカーと比べて値段が比較的高く設定されている分、非常に高性能なストーブとなっています。また、デザインや性能の面でアルパカストーブと近いと言われています。ここではKSP-229-21C-J2型(反射板無しモデル)の機能や特徴についてご紹介いたします。
対流型ストーブは空間全体を暖める
アルパカストーブには反射板がついていることによって、一部分を集中的に温めてくれる反射型ストーブと、一般的な全角度から熱を出す対流型ストーブがあります。このストーブは反射板のついていないストーブとなります。反射板ストーブはストーブの前で暖まりたい時に効率の良いストーブであるのに対し、対流型ストーブはテント内などの真ん中に置いて、空間全体を暖めるのに適しています。
また広いテント内で使用したり、真冬でのキャンプで用いるときは、石油ストーブ一つだと寒さを防げないかもしれません。その場合はより熱量の大きい薪ストーブを使うか、石油ストーブを複数購入して使用するキャンパーの方も多いです。またテント内で使用するときは一酸化炭素中毒の危険性があるので、一酸化炭素警報機を持参しておくと安心です。
コンパクトで高性能なストーブ
軽くてコンパクトなことから持ち運びが簡単なので、女子キャンプでもおすすめです。また小さいストーブであることから、車への積み込みという面でも非常に助かります。またフジカのストーブは高性能で、車での移動中に揺れで燃料が漏れる心配がほとんどないと言われています。ストーブ内に灯油を入れた状態でキャンプに行けるので、余分な荷物が減ったり、灯油を毎回入れる手間が省けるのは魅力的です。
電池なしで使用できる
他メーカーの石油ストーブだと、電池が必要な場合があります。しかしアルパカストーブは電池なしで使用することができます。その代わりチャッカマンやマッチなど点火できるものが必要なので、キャンプの際は忘れないようにしましょう。
コンロとしても使える
石油ストーブとしての基本性能はもちろん、天板には鍋やヤカンを置いて、調理したり水を沸かしたりすることができます。水を沸かすことによって乾燥しがちな冬に湿気を足してくれるでしょう。ただ天板が狭いため、鍋の大きさには注意が必要です。
安全性の高いストーブ
フジカハイペットの安全性を見込んでストーブを購入する方も多いようです。アルパカと似ているとは言われるものの、フジカハイペットには耐震消火装置が備え付けられており、地震などで本体が倒れてしまっても、自動で停止できるようになっています。ここがアルパカとの大きな違いと言えるでしょう。安全性に考慮されたストーブとなっています。
KSP-229-21C-J2型(反射板無しモデル)の基本情報
商品名 | KSP-229-21C-J2型(反射板無しモデル) |
---|---|
ブランド | フジカ |
カラー | ブラック |
サイズ | 幅310×奥行310×高さ432 mm |
重さ | 5.5kg |
燃料 | 灯油 |
燃焼時間 | 10~12時間 |
暖房面積 | 8~10時間 |
タンク容量 | 3.6L |