Kuksa Pieni-Kuhmunen 80ccは、フィンランドで古くから伝わるマグカップです。ククサは一つ一つ丁寧に作られているので、「贈られた人は幸せになる」と言い伝えられています。彫り出した際の木目が一つ一つ違うのもククサの魅力です。持ち手の部分には、1つの穴が空いていて、手にフィットしやすい形になっています。表面が凸凹しているデザインは作るのが難しく、プーハリ社独自の製法にこだわっているそうです。ここでは、Kuksa Pieni-Kuhmunen 80ccの特徴やスペック、使い勝手などを紹介します。
貴重で丈夫な白樺のコブを採用
Kuksa (ククサ)は、フィンランドの北部に住んでいたサーメ人に古くから伝わる手作りのマグカップです。白樺のコブのブロックからマグカップの形になるように、手作業でくり抜いて作られています。
材料となるバハカと呼ばれる白樺のコブは、十分な大きさに育つまでに30年ほどかかります。小さなコブでも10年〜15年ほどかかるといわれ、取れる量に限りがあり、とても貴重な素材です。また、ストラップ部分のトナカイの皮に付いているトナカイの角は、北欧では「お守り」として親しまれています。
伝統的な手法で職人が手作り
伝統的な方法で作ることで、割れにくくバランスの取れた性質の木材になります。具体的には、まず、白樺のコブを切り落としたら、マイナス2度〜3度の倉庫に3〜4ヶ月寝かせます。そして、寝かせた白樺のコブをブロックに切り出して、ククサの形に成形しやすい状態にし、マイナス20度で24時間凍らせます。
ククサの元となるブロックをしっかり凍らせたら、海水と同じ濃度の塩水で24時間煮ます。ここで、しっかり木材の中に塩水が浸透することで割れにくい性質になります。
その後、木材を1週間かけて乾燥させてから、やっと削る作業に入ります。丁寧に削って、トレーシングペーパーでカップの内側と外側を磨き上げ、蜜ろうを刷り込んで完成となります。
プレゼントされると幸せになるかも
ククサは、使う人の幸せを願いながら、一つ一つ丁寧に作られており「贈られた人は幸せになる」と言い伝えられています。そのため出産祝いなどのギフトやプレゼントとしても最適です。職人によって、丁寧に作られたククサは、長い間愛着の持てる「本物」を感じることができます。
ミルクやコーヒーはもちろん、お酒が好きな方はブランデーなどを入れて楽しむこともできます。ナチュラルな素材なので、シーンを問わず普段使いからアウトドアにも向いています。自然の空気を感じながら、ククサの魅力によって心身が癒されます。
お子様や女性におすすめのサイズ
Kuksa (ククサ) Pieni-Kuhmunen 80ccは容量が80ccなので、小ぶりなサイズのマグカップになっています。持ち手の部分にも厚みがあるので、離乳食の時期のお子様も、しっかり掴むことができます。マグカップのサイズが小さめなので、女性にもおすすめです。朝食や小腹が空いた時など、使いやすいサイズになっています。
Kuksa Pieni-Kuhmunen80ccの基本情報
商品名 | Kuksa Pieni-Kuhmunen80cc |
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ブランド | Puuhari |
カテゴリ | クッキング用品 > カップ・コップ・グラス |
型番 | pu-ku-6008 |
サイズ | W120mm×D70mm×H52mm |
材質 | 白樺のこぶ、トナカイの角、トナカイの皮 |
容量 | 80㏄ |