スノーピークのアメニティドームの魅力や特徴を、設営方法、他のサイズとの比較、オプション商品と合わせて紹介しています。エントリーモデルとして人気なアメニティドームの中でも一番大きなサイズで、大家族のファミリーキャンプにもおすすめです。
大家族でも使用できるサイズ
アメニティドームシリーズで一番大きいサイズのテントです。室内サイズは295×295×165(h)cmとなっています。対応人数は大人4人、子ども2人となっていますが、快適に寝るは5人がちょうどいいでしょう。アメニティドームはファミリー向けのテントとされていますが、このテントは特に子供の多いキャンプでの使用におすすめです。
一方で、室内の高さは165cmとあまり高くないので、室内で活動するには少し不便かもしれません。中で過ごすというよりも、寝るための使用がメインになります。アメニティドームには3つのサイズ展開があり、どれも快適な寝室をもつので、人数や用途を軸に選ぶとよいでしょう。
アメニティドームシリーズのサイズ比較
アメニティドームLのオプションアイテム
グランドシート・インナーマットのセットで寝室を快適に
アメニティドーム L専用のフロアマットとフロアシートのセットです。フロアシートは、地面とテントの間に敷くことで、テント自体に汚れが付くことを防ぐことができます。フロアマットは、インナーテントの中に敷くことで、快適な空間を作ることができます。地面が凸凹しているところや、砂利が多くてゴツゴツしていても、このマットがあれば気になりません。
アップライトポールでリビングを作る
アメニティドームのオプションギアとして、アップライトポールというものがあります。ポールがない状態だと、折角の広い前室のスペースが物を格納するだけのものになってしまいます。そこで、ドアパネルを最大限活用できるポールを使用することで、快適なアウトドアリビングの空間を実現できます。ドアパネルをポールで跳ね上げることで、アメニティドームを使用して最高のアウトドアを楽しむことができます。
メッシュシェルターと連結で快適なリビング
前室のスペースだけでは満足できないという方には、別売りのメッシュシェルターがおすすめです。これを接続することで、より広いリビング空間を提供してくれます。
アメニティドームLの設営・撤収
テントを一度も立てたことがない人にも、安心・簡単に立てられる設計となっているのが魅力の一つです。一般的なドーム型テントのように2本のポールをテントのトップ部分で交差させて立ち上げる流れになります。対応するポールと、カラーテープを目印にすれば、簡単に組み立てられるでしょう。
設営動画
2016年にリニューアルしました!
アメニティドームLは2016年にリニューアルされました。主な変更点はこちらです。
1、出入り口の上部を通すフレームとスリーブが緑色に塗られたことで、色分けによる設営がよりしやすくなったこと
2、インナーテントの地上高を低くし耐風性に向上させたこと
その他にもインナーポケットの位置など、細かい部分も変更されています。
アメニティドームLの詳しい特徴
ワイドな前室スペース
アメニティドーム Lの前室は変形五角形という変わった形をしており、ここでも快適性を追求しています。広々とした前室を確保できる作りになっているので、ラゲッジスペースとしてアウトドアギアや荷物を格納することができます。さらには、雨の日などには、雨よけのスペースとして利用し、快適なリビングスペースとしても使うことができます。
耐久性を追求した作り
スノーピークのドームテントは背を低く抑えることで、高い耐久性を生む設計になっています。シルエットの丸みを持つ部分を多くすることで、風がテントの上を通っていくような設計が施されています。室内の空間が高く設計されているテントは、立って作業をする時に便利ですが、風の影響を受けやすいという難点もあります。スノーピークのアメニティドームは、風への高い耐久性を追求しています。
ジュラルミン素材のフレーム使用で軽くて丈夫!
アメニティドームシリーズのフレームには、優れた柔軟性と耐久性を併せ持つアルミニウム合金ジュラルミンと、ジュラルミン7001を使用しています。山や浜辺など強風がふきやすいスポットでは、テントのポールが風に耐え切れず、折れてしまうといいことも。その点、アメニティドームシリーズは安心です!ポールがしなることで、テントにかかるストレスを緩和させ、風に負けないようになっています。
雨に強い!高い防水・撥水加工
雨に強いので、急な天候の変化で雨が降ってきても心配ありません。初心者の方ですと、どうしても雨の時心配になりますよね。雨が降ってきただけでテンションが下がってしまうことも。でも、このテントなら雨の心配はいりません!アメニティドームのテントのフライシートの耐水圧は1,800mmです。一般的なテントの耐水圧は1,000~1,500mm。普通の雨なら浸水する心配はなく、強い雨でも多少は大丈夫な作りになっています。さらに、スノーピークの耐水圧表記は他と違い、「1,800ミニマム」という記載をしています。これは、生地のどこを測っても最低1,800mm以上ありますという意味です。なので、一般的なテントよりも高めの耐水圧設定となっています。
適切な換気コントロールで優れた快適性を実現
インナーテントの上に被せるフライシート、その後部にベンチレーターを一ヶ所装備しています。ベンチレーターとは、室内の換気を促す装置のことです。こもった空気を外に出すだけでなく、結露を軽減する重要な機能です。雨風が強い場所や、標高が高いスポットでは、空気がこもりやすく酸欠をおこしてしまいます。でも、このベンチレーターシステムで、その危険性を回避することが可能なので、重要な機能と言えるでしょう。
更には、通気性を重視したインナーテントのお陰で、室内にこもった空気を一気に換気することも可能です。暑い時期ですと、テントの中がすぐに暑くなってこもってしまいます。最悪、テントの中にいるのにも関わらず、熱射病なんてことも起こり得ます。そうならないように、効率的な換気ができるシステムとなっています。
換気のシステムは出入口パネルだけでなく、インナーテントの天井部にも施されています。インナーテントルーフにメッシュパーツを採用しているので、テントそのものが換気しやすい作りになっています。天井部にファスナーの開閉でメッシュパネルが現れるようにデザインが施されています。通気性に優れていて、いつも換気を促す仕組みとなっているインナーテントは、常にフレッシュな空気で保てるようになっています。
大型の入口パネルで出入りがラクラク
アメニティドームのインナーテントの出入口はとても広いのが特徴です。大型Dパネルで、出入りを楽に行うことができます。初心者かつお子様連れのお客様でも、快適に使うことができるのがこのテントのいいところ。小さなお子様を抱っこした状態でも出入りできます。
アメニティドームの魅力を記事で読む
アメニティドームLの基本情報
商品名 | アメニティドームL |
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ブランド | Snow Peak |
カテゴリ | テント > ドームテント |
カラー | ベージュ×グレイ |
型番 | SDE-003 |
サイズ | 540×310×165(h)cm(使用時) 73×23×27(h)cm(キャリーバッグサイズ) |
重さ | 9.8kg(フレーム、ペグ、ロープ含む) |
材質 | フライシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン撥水加工(初期撥水100点、5回洗濯後90 点)、UVカット加工 インナーウォール/68Dポリエステルタフタ ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム(初期撥水100点、5回洗濯後90点) フレーム/ジュラルミンA7,001+A6,061・直径14.5mm・直径13mm・直径12mm |
定員 | 6人 (大人4人、子ども2人) |
セット内容 | インナー、フライシート、本体フレーム(×3)、前室フレーム、ジュラピンペグ(×16)、自在付ロープ(2.5m×2、二又用1.9m×2、二又用1.4m×2、0.7m×6)、リペアパイプ、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース、取扱説明書 |
その他 | 取扱説明書 |