スノーピークのランドロックが人気の理由とは?設営方法も詳しく解説
スノーピークのランドロックは、使いやすさや快適さなど、ユーザー満足度が高く人気のアイテム。今回は、そんなランドロックの人気の秘密に迫ります。「ランドロックって何?」「普通のテントと何が違うの?」等、疑問を解消しましょう。ブログの口コミもあわせてチェック!
スノーピークの大人気テント「ランドロック」とは?
寝室とリビングスペースの一体型テント!
ランドロックとは、居住スペースとベッドルームが一体化したテントのこと。多くのテントがワンルームであるのに対し、ランドロックは1D(ものによっては1DK)なので、ゆったりとした空間でキャンプを楽しむことができます。
広々サイズでファミリーやグルキャンにおすすめ
ランドロックの魅力はそのサイズの大きさ!縦625×横405×高さ205cmの広々空間は、最大6名まで対応しています。寝室用のインナーテントを取り付けても、テーブルやチェアをレイアウトできるほどの大きさ!また、左右両サイドのD型ドアパネルと前後のパネルには、大型のメッシュパネルを採用。家族やグループなどの大人数での利用でも、テント内が蒸れることなく、快適に過ごすことができます。
スノーピーク ランドロック
楽しみ方いろいろ!ランドロックのレイアウト
インナーテントを吊るせばのびのび寝室
フレームがなく吊り下げ式のインナーテントを設置すれば、大人4人が寝ても十分な広さを誇るベッドルームが完成。広さは約370㎝×240㎝あり、天井は190㎝もあって立ったまま移動することができるので、テントにありがちな狭い空間で雑魚寝といった雰囲気はありません。最近では高級なグランピング施設が人気ですが、ランドロックがあればそういう場所にわざわざ行く必要はないかも!?それほど広々とした空間なのに、人数分のテント&タープよりも占有面積は狭くて済むというからすごいです。
大人数で使うときはインナーテントを外して
大人数で使う場合は、インナーテントをはずせばOK!625㎝×405㎝の空間にロングテーブルとイスを置いてパーティー会場のように使うも良し、自転車やカヌーなどアクティブギアを置くも良し、大好きなワンちゃんと一緒に過ごすも良し、広い空間があることで、キャンプがさらに快適に楽しくなります。
今人気のお座敷スタイルもお手の物♪
写真のようにインナーシートを敷いて、折り畳みローテーブルを置けば屋外とは思えないゆったりとしたリビングスペースができちゃいます!広い出入り口で外と中の行き来がしやすいので、小さなお子様連れのキャンプも安心です!
お座敷スタイルのキャンプを楽しみたい方はこちらも参考にしてみてください!▼
【応用編】タープと合わせれば更なる快適空間が実現!
ランドロックはもともとリビングと寝室が一体となったモデルなので、タープいらずのテントですが、これにタープを連結させることによってさらに快適な空間を作り出すことができます!夕方はタープの下で風に当たりながらのんびりとし、夜になり寒くなってきたら中に入って宴会…という使い方だってできちゃいます!
【応用編】薪ストーブをインストールすれば冬でも快適
サイドパネルがメッシュ素材になっており、夏場のキャンプでも快適に過ごすことのできるランドロックですが、その反面、冬キャンプで使用するのは厳しいのでしょうか?確かにそのまま使うには冬場のキャンプは難しいかもしれませんが、薪ストーブをインストールするなど、テント内でも暖かく過ごせる工夫をすればオールシーズン対応することができます。
▼薪ストーブのインストール方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください
他のテントとランドロックを比較してみた
ランドロックを使うメリットについて書いてきましたが、最近はほかのテントも昔とは比べ物にならないほど進化しています。そこで具体的な商品名を挙げながら、他のテントとランドロックを比較してみましょう。
スノーピーク「アメニティドーム」との違いは?
アメニティドームの一番大きな特徴は、テント全体の地上高が低いこと。ランドロックが200㎝を超えるのに対し、アメニティドームは一番大きいLサイズでも165㎝しかありません。大人の男性が立つのは難しい高さなので、小さなお子様を抱っこしながらの出入りなどは厳しいでしょう。
なぜその高さになっているかというと、耐風性を高めるため。屋外に建てるテントは常に風との闘いなので、使い勝手を優先するあまり高さを出すと、風にあおられて飛ばされたり、フレームの破損や崩壊につながったりする可能性があります。アメニティドームは高さをなるべく抑え、さらに天井を丸いシルエットにすることで、風がテントの上をうまく通っていくように設計。そのクオリティが特にキャンプ初心者の方から評価され、アメニティドームは“ファーストテント”として発売以来スノーピークのベストセラーになっています。
一方でランドロックもフレームのクロス部分にテープを巻き、そこから張り綱をペグダウンすることで高い耐久性を確保。直径19mmのジュラルミンA6061を採用したメインフレーム素材は強度があるのにしなり、ストレスを逃がしてくれるので安心です。
簡単に設営でき、初心者の方におすすめしたいドーム型テント!子どもを抱っこした状態でも入りやすい広々とした入口や、インナーサイズが270×270cmとファミリーでの使用がぴったりです。高品質で経験者の方まで使われています。
【hinataのおすすめポイント】
- 風でテントが崩れる心配が少ない
- 接続部分が色分けされて設営楽々
▼アメニティドームについてもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック!
コールマン「ウェザーマスター」との違いは?
“コールマンの最高峰”ともいわれているウェザーマスターシリーズ。その名の通りどのような天候にも対応できるよう、耐水性、換気性にとても優れ、春夏は高温多湿で雨が多く、秋冬は風が強くて気温が下がるという過酷な自然環境の日本でも、四季を通してキャンプを楽しめるよう設計されています。
通常モデルよりやや高めの価格設定ですが、それも納得の品質の高さが特徴。たとえばフライシート(屋根部分)の耐水圧は約3,000mmとテントの中で最強クラスを誇り、雨水や夜露が浸みてくるのを防いでくれます。さらにウェザーマスターシリーズはベンチレーションシステムを採用。まるでテント自体が呼吸をするように空気の対流で空気循環を行うことで換気作業を楽にし、気温の寒暖差による結露の発生を防ぐことに成功し、通気性だけでなく保温力にも優れていて、全天候に対応できるアイテムです。
一方、ランドロックは150Dポリエステルオックス生地を採用し、耐水圧1,800mm、天井部などは耐水圧3,000mm、さらに遮光ピグメント加工も。数字では負けますが、通常の利用ならまったく問題ありません。
同じウェザーマスターシリーズのコクーンと比較すると一回り小さく、お手ごろ価格になっています。4~5人家族で使用するには十分な広さで、どんな天候でも安心して過ごすことができます。
【hinataのおすすめポイント】
- ファミリーで過ごせるよに中は広めになっています
- オールシーズンキャンプをする方におすすめの高性能テント
▼ウェザーマスターについて詳しく知りたい方はこちらをチェック!
コールマンの最高峰モデル「マスターシリーズ」の人気の秘密に迫る
人気アウトドアブランド、Coleman(コールマン)の最高峰シリーズであるマスターシリーズを徹底解説!最上級モデルと呼ばれる理由を紹介します。より快適に過ごすためのキャンプアイテムもあわせて解説するので、極上のキャンプ体験を目指している人は要チェックです!
スノーピーク「トルテュライト」との違いは?
ランドロックよりも一回り小さいトルテュライトは、これひとつで居住スペースと寝室スペースをつくりだすことができるので、テントとタープ、両方そろえる必要がないのが魅力。吊り下げ式のインナーテントは、リビング側で横の長さが300cm、横が220cm、奥行きが220cmと広々。4人家族(大人二人、子ども二人を想定)が過ごすには十分な広さがあります。重量がトルテュPro.よりも5キロ以上軽く、収納ケースがコンパクトなので、持ち運びやすいのもうれしいポイントです。
また、接続部分が色分けされているので、説明書を読み込まなくても感覚的に設営が可能。価格から性能まですべてにおいて、初心者に優しいのが特徴になっています。ただ、長期的な目で見ると、お子様が大きくなったときの手狭感は否めません。テントを張るのも慣れなので、トルテュライトを買うなら、ランドロックを買っておいたほうが長く使えそうです。
よく比較されるランドロックよりも一回り小さい、4人家族用の2ルームテントです!テントとタープを両方揃えなくても、これ一張りで寝室スペースと居住スペースを作り出すことができます。
【hinataのおすすめポイント】
- ランドロックよりも小さく軽めなテント
- アウトドア初心者におすすめ
▼トルテュについてもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック!
大人気!スノーピーク トルテュProとライトの正しい選び方
日本が誇るアウトドアメーカーのスノーピークから出ている、人気テント「トルテュ」。ツールーム式のオールインワンテントで、トルテュ ライトとトルテュ pro.の2種類があります。エントリーモデルのトルテュ ライトと、プロモデルのトルテュ pro.、その違いを徹底解説。自分が必要としているのはどちらのモデルなのか、トルテュの正しい選び方を紹介します。
比較から見えたランドロックの魅力とは
テントに望むものは人それぞれですが、「とにかく快適に過ごしたい」「まるで家のような広々空間を確保したい」という人には断然ランドロック。価格的にも設営の難しさ的にもキャンプ慣れしている人向きではありますが、これからどんどんキャンプに出掛ける予定のある方や、小学校高学年以上のお子様がいるご家庭は、最初からランドロックを買っておいて損はないでしょう。グランピングほど人工的でなく、昔のキャンプほどワイルドでない“野遊び”が楽しめるランドロック。これならキャンプに慣れていないお子様や女性も、日常から違和感なく楽しめます。
ランドロックの設営方法をマスターしよう!
ランドロックは大型テントのため、設営も一般のテントと比較すると少々難しいと感じるかもしれません。しかし、一度コツを掴んでしまえばスムーズに建てられるようになります!ここでは、ランドロックの設営手順をご紹介していきます。文章でわかりづらければ、上の動画も参考にしてみてください。
【設営手順】
- 設営したい場所に幕体を広げます。
- 本体の屋根部分、真ん中のスリーブに背骨となるポール(リッジポール)を通します。
- テント前後、両脇の足となるポール(Aフレーム)2本をリッジポールの両端に接続します。この時、Aフレーム中央の緑色のシールが外側を向くようにしてリッジポールに差し込んでください。
- 本体両脇の緑色の紐が付いているピンにAフレームの末端部を差し込み、立ちあげると、本体が自立します。
- 本体前後のパネル上部のスリーブにポール(Cフレーム)を通します。本体の側面でAフレームとCフレームを交差させ、本体左右の黒色の紐が付いているピンにCフレームの末端部を差し込みます。そして、Cフレームに本体のフックを引っ掛け、本体を広げます。
- 本体の中央上部のスリーブにポール(センターフレーム)を通します。本体左右の黄色の紐が付いているピンにセンターフレームの末端部を差し込みます。そして、センターフレームに本体のフックを引っ掛け、本体を広げます。
- 各フレームの足元や張り綱をペグで固定すれば本体の設営は完了です。ペグダウンカ所は各フレーム下10カ所、前後パネル下4カ所、張り綱12本と大型テントな分、多いですが、安全にキャンプを楽しむためにしっかりとペグダウンをしましょう。
ランドロックのオプションもご紹介!
ランドロックインナーマット
ランドロックには専用のインナーマットが展開されています。先程ご紹介したお座敷スタイルを楽しみたい方は必須のアイテムです。インナーマットは底冷えを防ぐ大事な役割を果たすアイテムなので、テント購入時に合わせて揃えていおきましょう。
【hinataのおすすめポイント】
- テントの中で寝っ転がってくつろぎたい方におすすめ
- そこ冷えを防いで過ごしやすい空間を作る
ランドロックグランドシート
ランドロックには専用のグランドシートが展開されています。インナールームを地表の冷気や汚れから守りテント内を快適性を保ちます。
【hinataおすすめポイント】
・持ち運びやすい収納袋付き
・雨天時の浸水を抑える
ランドロック シールドルーフ
シールドルーフを使用することにより、降雨や降雪、日差しからテントを守ってくれます。ランドロックと長く付き合っていきたいなら、テントを長持ちさせるという意味でも初めに購入しておくべきアイテムと言えるでしょう。
【hinataのおすすめポイント】
- 強い雨でも水が侵入しなくなる
- UVを二重でカットする
アップライトポールセット
パネルを上げてより開放感を作ることのできるオプションです。タープを使用すれば必ずしも必要なオプションではありませんが、連結するよりも圧倒的に楽に設営することができます。こちらのポールは、ランドロックの収納ケースに収まる点がうれしいポイント。
【hinataのおすすめポイント】
- テントがタープにできるポール
- 収納ケースに入れて持ち運べる
気になるユーザーの口コミと評価は?ブログをチェック!
では最後に、ユーザーがどんなレビューをしているのか、ブログでチェックしてみましょう!
気になる大きさですが、我が家3人にはでか過ぎるのでは?と思いましたが、全然快適です♪
特に今回雨で、幕内に閉じこもるような状態だとこれ以下は嫌だな〜と妻も同意見
インナーテント内も広々で、窮屈さがまったくない!この余裕が素敵♡
ジメジメした雨の日のキャンプでもランドロックの広々空間なら快適に過ごすことができます。
周りはシースルーになっていて、
風通しもよく、テントとは思えないほど快適です。
夜、涼しくなれば閉めることができ、
密閉出来るので、
寒さも全くありませんツ!!
ランドロックのサイドは開閉式メッシュウォールになっており、日中は開けて風通しを良くし、寒い夜は閉めて保温性を保てるという、大変使い勝手の良いテントなんです!ジメジメした日本の気候にしっかり対応しています☆
ランドロックでキャンプを楽しもう!
自然と触れ合い、非日常空間を楽しめるキャンプ。食事をしたり、家族や仲間と語らったりなど、長時間過ごすことになるテントは、しっかりニーズを満たしたものを選びたいです。決して安い買い物ではないので慎重になりがちですが、一緒に使う人や使うシーンを想像しながら探すと選びやすいかも知れません。お子様の教育にも役立ち、忘れられないたくさんの思い出を作ってくれるキャンプに、お気に入りのテントを持ってさっそく出かけてみませんか?
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