本格登山靴なら絶対「ザンバラン」!人気のフジヤマや人気商品を徹底解説!
最終更新日:2020/07/03
ファッション
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「ザンバラン」は、世界中の登山家から高い人気を誇る、本物志向の登山靴メーカー。軽登山靴に新たな革命をもたらした「フジヤマ NW GT」や、優れたフィット感が人気の「マウンテン プロGT」など優秀アイテムが勢揃い!名門ブランド、ザンバランの歴史と魅力に迫ります。
世界中の登山者から愛されるザンバランの魅力
ザンバランは、1929年に靴作りの本場であるイタリアで誕生したブランド。創業者であるジュゼッペ・ザンバランは、山登りを愛する仲間たちや自分自身のため、良質な素材を用いて妥協のない靴作りに取り組んでいました。登山靴の歴史を変えたといわれるのが「ゴム製ソール」の開発!世界的なゴム製のソール製造会社「ビブラム社」とともに研究を進め、これまでにないゴムソールの登山靴を展開。登山靴業界に新しい風を吹き込みました。
メイドインイタリアの耐久性の高いレザー
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高品質のレザー素材にこだわったザンバランのブーツは、加工技術が高いイタリアンレザーを使用しています。革の特性を生かしながらそれぞれの靴のタイプに合わせ、丁寧に加工処理を行います。堅牢でありながら、撥水性や保湿性の高い靴に仕上がっています。
型くずれしにくく、長持ちする職人の特殊製法
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ザンバランの中でも特に有名な「フジヤマ NW GT」にも採用されている「ノルウィージャン(NW)製法」は、職人たちが一つ一つ手縫いで行う稀少な製法です。
2重スティッチ構造により、頑丈かつ防寒や防水に優れた内容となっています。堅牢なつくりながら、ウェルトとアッパーを水平にすくい縫いしていることで、屈曲性も失われず、柔らかで自然な履き心地が魅力。手の込んだ製法のため、型くずれしにくく、丈夫で長持ちするのが特徴です。
登山者の足もとを守る最新テクノロジーを採用
出典:ザンバラン
ザンバランの特徴は、未だ引き継がれるトラディショナルな技術とともに、最新の技術が織り込まれていること。ハイカットブーツでありながら、足首周りの可動性を高め、同時に衝撃からしっかり足を守ってくれる特殊デザインが「ザンバラン フレックス システム(Z.F.S)」。密度の異なるクッション材を組み合わせて、衝撃吸収を行う「ザンバラン クッショニング システム(Z.C.S)」など、創業時からのスピリットを引き継ぎながら、登山者の安全性と快適性を守る新しい技術を生み出しています。
また「ビブラム社」との共同開発は今も続き、更なる技術向上を目指しています。
創業90周年の動画をチェック!
サンバランの大定番「フジヤマ NW GT」
トラディショナルスタイルが人気の「フジヤマ NW GT」
ザンバランの顔といっても過言ではない、一世を風靡したトレッキング用人気モデル。イタリアの職人による手縫い加工で作り上げられる上質なフルレザーの革靴は、頑丈なつくりで長く使えるのが魅力です。また、衝撃吸収の高いソールを使用することで、ごつごつした岩場でも安定した歩行をサポートしてくれます。
見た目にも重厚感があり、トラディショナルなスタイルが定番の人気アイテムです。現在の登山靴と比べてちょっぴり懐かしいデザインと手の込んだ伝統の製法は、登山者の間では広く長く愛される一足。日帰り登山から縦走まで幅広いシチュエーションにも対応してくれる登山靴です。
フジヤマの評価を口コミからチェック!
気に入った点
この登山靴は吸い込まれるように足が入ります。レザーで足首を包まれた感触は最高に気持ちいいです。また最近は種類が減ってきたオールレザーとなっており、デザインは一番惹かれます。
欠点ちょっと重いです。片足820g。オールレザーだから仕方ないです。あと手入れが大変そう。オールレザーだからこまめに手入れしないとだめですね。お値段は高いです。さすがオールレザー。40,000円超えです。
今まで私の足にピッタリ合う登山靴が無く、大変苦労しました。でも「ザンバランフジヤマNWGT」は私の足にピッタリで、大変気に入りました。 靴の重さも感ずることなく、履き心地が良く革の柔軟性もちょうど良いです。雪が溶けて春山登山に履く時が楽しみです。 これから大切に使っていきます。
やはりレザーの質感やデザイン、履いたときの柔らかさが人気の理由のようです。一方でレザーである分、少し重く感じることもあったり、手入れも必要になってきますが、永く履き続けられる1足となることは間違いありません。
その他、ザンバランのおすすめシューズ
経験者も納得の「フィッツロイGT」
長期間の縦走登山や、技術的にハイレベルなバリエーションルートなどにも対応できる高機能な登山靴です。耐久性が高いシンセティックレザーとスーパーファブリックを使用。高い耐久性ながら、足首周りの動きを邪魔しない作りになっており、快適な登山を楽しむことができます。
フィッツロイGT
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【基本情報】
サイズ: EUR40〜46(約25〜28cm)
重量 : 780g(サイズEUR42片足)
革の雰囲気抜群の「ヴィオーズプラス」
イタリア製であるザンバランの魅力が伝わるブランレザーのトレッキングブーツ。足全体を包み込むようにホールドしてくれるので、歩行時にブレを抑えてくれます。また、ソールにはPUフォームが入っているので、着地時に衝撃が吸収され、体への負担を減らしてくれます。
【基本情報】
サイズ:EUR36~45(約23~27.5cm)
重量 :820g(サイズEUR42片足)
残雪期にも活躍する「ジョラスGT」
ハードなバリエーションルートから、縦走登山、残雪期にも活躍するアルパインブーツ。岩がゴツゴツとしたルートでの使用にも耐えられるように、アッパーはラバーで保護されています。ソールは硬めで、重量のある荷物を長時間背負っても耐えられるようになっています。
ジョラスGT
出典:Amazon
【基本情報】
サイズ:EUR37〜45(約23〜27.5cm)
重量 : 820g(サイズEUR42片足)
入門者からベテランにまで愛される「パスビオGT」
トレッキング用の入門者向けモデル。レザーと人工皮革を使用しているので、柔らかく軽量であることが特徴です。メンズとレディースでモデルが分かれているので、女性にも選びやすい登山ブーツ。
イタリア工場で行われる「つりこみ製法」は、クリップで足底につり込むことにより、足元を優しく包み込むフィット感を叶えました。コストパフォーマンスにも優れており、紅葉を楽しむなどライトなトレッキングから始めたい方の一足目としてもおすすめ。初心者からベテランの方まで、幅広いニーズを汲んだ使いやすさが魅力の登山靴です。
夏山から残雪期の低山まで使える「バルトロGT」
丈夫なレザーと、足首周りの可動性を実現したオールラウンドモデル。夏山から雪の残る低山、幅広く活躍します。ソールは硬めで、細身なデザインです。
軽量では着心地抜群の「シェルパ・プロGT」
軽量なトレッキングシューズですが、ソールが硬いので重量のある荷物を持って、3,000m級の登山にも耐えることができる丈夫さ。足首も安定していて、履けば履くほど足に馴染むのでフィット感は抜群です。日帰りはもちろん、さらに上に登ることを挑戦したい方におすすめ。
抜群の保温機能で雪山に挑む「マウンテン プロGT」
ウィンターマウンテン用の本格派モデル。アッパー部分にペルワンガー社製の堅牢なレザーを一枚革で使用し、堅実剛健なつくりを実現しています。インナーブーツには登山靴の中では一番厚い4mmの保温材を採用し、通常のゴアテックスファブリックと一体化させることで、雪山の厳しい環境でも高い保温性で足元を守ってくれます。
足首の自由度高め!歩きやすさにこだわる「トファーネNW GT」
植物タンニンでなめしているため、使い込むほど足に馴染み、革の経年変化を楽しむことができます。アウトソールは、衝撃吸収性やグリップ力はもちろん、歩きやすさを高めるきめ細かな配慮がなされています。
実際の試用感は?ブログでの評価をチェック!
出典:楽天
足入れ感もなかなか。爪先辺りは広すぎず狭すぎず。甲周りに適度なフィット感を持たせています。フィット感重視の作りと言ったところでしょうか、、、。
靴の幅が狭くて指が当たって痛くなるのは困りますが、だからと言ってゆるすぎ靴もまた困ります。靴の中で遊びが強すぎると歩きにくいですし靴擦れの原因にもなります。やはり登山靴もフィット感を大切にして選びたいものです。
過酷な環境下で、長時間歩くことになる登山。必要不可欠な要素のひとつは、フィット感です。ザンバランの靴は、ほど良いフィット感から素晴らしい履き心地を実現しているのですね!
サイズを大きめ(実寸26.5cmの足に対して、靴はEUROサイズ44を買ったこともあるが、兎に角、足入れが恐ろしいほど楽。
逆に締めようと思えばキツく履ける。思い切りヒモを締めればタイトに、緩めればブカブカに履けて、結構調整ができる。オールレザーならでは。
みなさん、声を揃えて言うのが「足入れの楽さ」です。思い切り締めるればキツくすることもできるので、状況に合わせて履き心地も調整できます。ザンバランのクオリティだからこそできる、履き方ですね。
ザンバランのサイズはヨーロッパ表記
ザンバランのサイズ換算表
※サイズ換算は、あくまでも目安です。
イタリアのブランドであるザンバランは、サイズの表記がヨーロッパ表記になっています。購入の際は、日本のサイズ(cm)に換算して、自分の足に合ったサイズを購入しましょう。
ザンバランの取扱店&メンテナンス
スポーツ・アウトドア用品店で取り扱いあり
出典:楽天
ザンバランは、L-Breath、好日山荘、ICI石井スポーツといったスポーツ・アウトドア用品店、そして登山靴のキャラバンなどでも取り扱いがあります。購入の際には、実際に試し履きをして、自分に合うブーツを見つけましょう。
登山靴のメンテナンス
登山靴のメンテナンスは、ショップの店員さんに尋ねるのも良いですが、キャラバンのシューズメンテナンスが参考になります。専用クリーナーなども販売しているので、参考ページを見ながら適切にお手入れし、シューズを長持ちさせましょう。
詳しくはこちら:
キャラバン シューズメンテナンス
サンバランの登山靴をチェック!
これらの伝統技術とともに、あらゆる最新のテクノロジーを採用することで、登山靴のさらなる可能性を切り開いています。老舗ブランドとしての貫禄を保ちつつ、常にアップデートされた高い技術は、入門者からプロまで「本物」を求める世界中の登山者に愛され続けています◎
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