足を守ってくれる頼もしい相棒。登山靴の選び方をプロに聞く!
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自分に合った登山靴使ってる?最大限に登山を楽しむための正しい選び方
2018.07.08ライフスタイル
登山三種の神器の1つでもある「登山靴」。自分の足の形に合った登山靴を、きちんと選べていますか?登山を始めたばかりの方も、これから登山を始める方も、知っていてほしい登山靴の選び方をまとめました!
制作者
ミッフィー
海の近くに住む山派女子です。
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登山靴って必要?スニーカーじゃダメ?
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観光客が多く訪れる高尾山など、道が整備されているような山ではスニーカーでも登ることができますが、岩がごつごつしているような山では足場が不安定で滑りやすいところが多いため、登山靴の着用がマストです。靴擦れやつま先の痛みを防ぐためにも、スニーカーではなく登山靴を履いて登山することをおすすめします!
登山靴ってどう選べばいいの?
登山靴は大きく3つの種類に分けることができます。登る山のレベルやコンディションに合わせて、登山靴の種類を選びましょう♪
ローカット
ローカットの登山靴は足首を自由に動かせることができ、重量も軽いことが特徴です。トレッキングやウォーキング、キャンプなどに向いています。しかし、足首が固定されていないことから足をくじきやすく、小石も入りやすいという難点があります。
ミドルカット
ミドルカットは足首を保護するだけでなく、歩きやすさも兼ねているタイプの登山靴です。でこぼこの少ない自然歩道や岩場の無い低山に向いています。靴底が柔らかいことから、靴底の耐久性が弱いものもあるため注意が必要です。
ハイカット
ハイカットの特徴は、くるぶしまでがしっかりと固定され、靴底が硬いところです。安定感があるため、雨や雪、ごつごつした岩場などの足場が悪い時に向いています。重く、足首を自由に動かせないところが難点です。
サイズの選び方は?
登山靴は自分の足にあったものを履いていないと、靴擦れになりやすく、かかとやつま先が痛くなることがあります。ケガを防ぐためにも、正しいサイズの選び方を学びましょう!
正しいサイズの選び方
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登山靴を選ぶ時には、4つの手順があります。
1、登山用の分厚いソックスを履いて、登山靴を試し履きしましょう。
多くのアウトドアショップでは試し履き用ソックスが用意されています。厚手のソックスを持っていない方は、試し履きソックスの有無を店員さんに確認してみてください♪
2、靴の紐を緩め、つま先が内側の先端に触れるところまで足を入れてください。
この時、かかとに指が1本入るゆとりがあるかを確認します。
3、足を靴のかかと寄りに移動させ、つま先に空間を作ります。そのままの状態で紐を締めます。
4、両足履いたらお店の中を歩いてみましょう!
傾斜台を登り下りして、足が痛くならないかどうかを確認してください。
次に、登山靴を履いた状態でチェックしてほしいポイントを3つご紹介します!
ポイント① 全体的にフィットしている?
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山登り中に靴擦れになることは避けたいですよね。足幅や甲の高さが合っていないものや、くるぶしが当たるものは、ケガや靴擦れにつながります。店内を歩いてみて、足全体が靴にフィットしているかを確認してください。
ポイント② つま先に余裕ある?
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店内に用意されている傾斜台を下ってみて、つま先に余裕があることを確認してください。下山時は、全体重がつま先にかかると言っても過言ではありません。つま先部分に余裕がない場合、下山途中に指や爪を痛める原因となるため、しっかりと確認しておきたいポイントです。
ポイント③ かかとは浮き上がらない?
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傾斜台を登ってみると、かかとが浮く感じがする。これはサイズが合っていない証拠です!登るたびにかかとが擦れるため、靴擦れにつながります。また、足に疲労も溜まりやすくなるため、かかとが浮かないかどうかをしっかりと確認しましょう!
「防水透湿素材」の靴を選ぼう!
防水透湿素材は、防水ながら水蒸気はしっかり外へ逃がすという高機能な素材です。これに代表される素材が「ゴアテックス」です。他には、コロンビアが独自で開発した「オムニテック」が防水透湿素材としてあります。山は気候が変わりやすく、突然雨が降り出すことがあるうえ、靴の中は蒸れやすいため防水透湿素材の靴をおすすめします!
ゴアテックスの凄さを詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください☆
お手入れ、保管方法は?
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登山靴の寿命は4~5年と言われています。寿命が短くなることを防ぐためにも正しいお手入れ方法と保管方法を学びましょう!
登山靴の使用後は、靴に付いた汚れを乾いた布で拭き取りましょう。それでも取れない汚れは、水を絞った布やスポンジで拭き取ってください。汚れを落とした後は、防水能力を落とさないためにも撥水スプレーや、クリームで防水処理を施してください。
お手入れが済んだら中敷きを外し、中に新聞紙を詰め、通気性の良いところで保管しましょう。直接日光が当たる場所や、湿度の高い場所での保管は避けてください。最後に靴紐を一番上まで締めて、型崩れを防ぎましょう。
まとめ
登山靴の正しい選び方を学ぶことはできましたか?登山靴は、快適に楽しく山登りをするための重要なアイテムの1つです!靴擦れやケガを防ぐためにも、自分の足の形に合った登山靴を選んでくださいね!