超便利な小型薪ストーブ9選!折りたたみ式や安いモデルも紹介
薪ストーブはキャンプサイト全体をあたたかく、おしゃれに演出。特に便利な小型薪ストーブの選び方やおすすめ商品を紹介します。「ソロやツーリングでは持ち運べなさそう」「使いこなせるか心配」などの不安も解消してくれます。冬キャンプを快適に過ごしましょう。
小型薪ストーブはキャンプで大活躍!
小型の薪ストーブは、そのサイズゆえ「暖房器具として十分に使えるの?」と不安に感じる人も多いかもしれません。しかし、そのような心配はいりません!テント内で使えばポカポカになり、快適なひとときを過ごせます。
薪ストーブは、石油ストーブやガスストーブと異なり、薪や炭を燃やすことで出る遠赤外線が効果を発揮するため、暖かさが長続きするのも特徴です。揺らぐ炎を眺めていると、体だけでなく気持ちも温かくなってきます。
小型薪ストーブの選び方のポイント
小型の薪ストーブを使ってみたいと思っても、たくさんの商品を目の前にすると、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。ここでは、小型薪ストーブを選ぶ際のポイントを紹介します。
サイズと重さは比例しない
キャンプで使用する薪ストーブはサイズや重さが重要です。薪ストーブは小型のものほど軽いと思われがちですが、サイズと重さは必ず比例するわけではありません。
重さを重視したい場合にチェックしたいのは「素材」。鉄製の薪ストーブは丈夫で著熱性の高く、暖房器具としては優秀ですが、重いのがデメリット。また、サビやすくお手入れに手間がかかるのでやや上級者向きと言えます。ステンレス製は鉄より軽く、サビにくいので手軽に使える点が魅力です!
さらに軽さを求める場合はチタン製のものもおすすめ。2kg以下のものなら持ち運びも簡単!バイクや電車で移動するキャンパーにもぴったりです。
シーンに合わせた機能に注目
小型の薪ストーブを選ぶときは、どんなシーンで使うのかをイメージしてみましょう。テントの中で使うなら、煙を外に出せる煙突が必須。しっかり換気をしないと一酸化炭素中毒をおこすリスクが高まるので注意が必要です。
薪ストーブを調理に使うなら、天板がフラットなものがおすすめ。使用する鍋やクッカーに合わせて耐荷重も確認しましょう。天板を外して網が置けるタイプならバーベキューグリルとしても使えるので、さらにレパートリーが広がります。
折りたためるものなら持ち運びも便利
折り畳めるものや、パーツを外して収納できるものなら持ち運びがぐっとラクになります。専用のバッグが付いたものなら家での保管も便利です。冬のアウトドアは何かと荷物が増えるもの。コンパクトに収納できるアイテムを選んで、持ち運びの負担を減らしましょう。
おすすめの小型薪ストーブ9選
折りたたみ式も!コンパクト収納モデル
3kg以下!軽量モデル
1万円以下!安いモデル
小型薪ストーブを使うときに気をつけること
手軽さが魅力の小型薪ストーブですが、正しく使わないと事故の要因にもなりかねません。ここでは、小型薪ストーブを使うときの注意点について解説します。
慣らし焚きは必須
出典:Lezin_Konstantin / ゲッティイメージズ
新品の薪ストーブを初めて使う前にしなければならないのが「慣らし焚き」。事前に熱に慣らしておかないと、急激な温度変化に耐えられずストーブが破損してしまうこともあります。薪ストーブを長く使うためにも、キャンプ場に行く前に慣らし炊きを済ませておきましょう。
小さいからこそ薪の大きさに気を配る
小型の薪ストーブは持ち運びに便利ですが、使う薪の大きさに注意をする必要があります。モデルによって奥行きや薪の入れ方が異なるので、キャンプに行く前にしっかりチェックしておきましょう。あまり大きすぎるとストーブに入らなくなってしまうのでサイズより-5cmを目安にしてください。二次燃焼に対応したモデルなら、効率良く薪を燃やすことができます。
一酸化炭素中毒に注意
一酸化炭素は体に有毒です。例年、冬は一酸化炭素中毒による事故が増えますので、テント内で薪ストーブを使用する際には換気に十分気を配り、警報機を設置しておきましょう。一酸化炭素は目に見えないのでわかりにくくとても危険。せっかくの楽しいキャンプで大惨事を招かないよう、細心の注意を払いましょう。
小さくても魅力は変わらない薪ストーブ
薪ストーブは石油、ガスストーブとはまた違った風情があります。屋外で燃え上がる炎はとてもきれいで、見ているだけでも楽しめます。手入れも多少必要ですが、それも薪ストーブのいいところ。手間がかかるほど愛おしくなってくるものです。今はサイズも小さくなっており、誰でも手軽に始められるので、ぜひ薪ストーブデビューしてください!