超便利な小型薪ストーブ!石油、ガスストーブにも匹敵する手軽さ!
最終更新日:2019/11/01
キャンプ用品
出典:ドッペルギャンガーアウトドア
小型薪ストーブってご存知ですか?キャンパルジャパンさんのものが代表的ですが、最近は他のメーカーさんからも続々と小さくて扱いやすいストーブが販売されています。今回は寒い冬、暖をとるのに大活躍する小型薪ストーブのいいところを存分にお伝えしたいと思います!
小型薪ストーブはキャンプでの存在感はバッチリ!
ドッペンギャンガーアウトドアさんからも、「まきちゃん」という薪ストーブが出ています。詳しくは、こちらをご覧になってください。
小型薪ストーブの5つのいいところ!
1.小さい!
小型薪ストーブという名前の通りです!そのサイズは他の小ぶりな薪ストーブと比べても小さく、幅280x奥行400x高さ1500mmという寸法です。パッキング時は380x470x330mmになり、これはなんと一般的にキャンプで使われる石油ストーブと大差ありません!本当に薪ストーブなのか疑いたくなるほどのサイズです。
2. 軽い!
その重量はなんと5.2kg!ガスストーブには届きませんが、石油ストーブに匹敵する軽さです。薪ストーブでこの重量というのはすごいことです。板の厚さを0.6mmにすることで実現したこの軽さをぜひ実感してみてください。
3. 運びやすい!
車に積む時には場所を取らず、手で運ぶ時も軽いので、運びやすさが嬉しいポイント!分解をしてパッキングをすれば簡単に1つにまとめることもでき、付属の収納ケースを活用すれば、片手も空いてしまいます。驚きです。
4. 使いやすい!
簡単に組み立てられるのも嬉しいポイントです。芝生の上でも使えるように脚も4本付いており、テント内での使用、屋外での使用どちらでもいけます。また、ちょっとしたバーベキューや煮炊きも楽しめます。
5. 手入れもすんなり!
小さくとも薪ストーブなので手入れは必須です。手入れもストーブが小さければ小さいほど楽になりますよね。灰も取り出しやすく、分解もできるので、煙突も洗いやすいです。
小さいので「ストーブとして十分に使えるの?」という疑問を持つ人も居るかもしれないですが、そのような心配はいりません!テントはばっちりポカポカになり、気持ちいいキャンプを過ごせます。
薪ストーブは、石油ストーブやガスストーブと異なり、薪や炭を燃やすことで出る遠赤外線が体の中まであっためてくれるので、暖かさも長続きします。何より火を見ながら温まるので、単純に体が温まるだけでなく気持ちも温かくなってきます。
小型薪ストーブを使うときに気をつけること
小さいストーブでも使う際に気をつけるべきポイントがあります!一般的な薪ストーブを使う際にも注意してほしいこともあるので、必見です。
慣らし焚き
出典:Lezin_Konstantin / ゲッティイメージズ
新品の薪ストーブを初めて使う前にしなければならないのが『慣らし焚き』。これを忘れてはいけません。小さいストーブはとても手軽ですが、どんな薪ストーブにも手入れは必要です。
初めて使う前に熱にならしておかないと、使用した時に急激な温度変化によってストーブが破損してしまうこともあります。キャンプ場に行く前に済ませておきましょう。
慣らし焚きについてはこちらの記事で詳しく説明しているので、読んでみてください。
薪ストーブは火花が散る
薪や炭を燃やして暖を取っているので、もちろん高温になりますし、火の粉も跳びます。テント内で使用する際には火の粉対策は必須!ストーブから煙を出す煙突もテントに触れないようにしないと、もしかしたら溶けてしまうかもしれません。石膏ボードや、耐熱パイプを使って煙突の熱が直接テントに伝わらないような工夫が必要です。
こちらの画像では小さい脚立を使って、テントに直接煙突が当たらないようにしていますね。
薪ストーブを使う時にはテントは熱に強いコットン製の物を使用するのがおすすめです!
小さいからこそ薪の大きさに気を配る
出典:_suika / flickr
薪の大きさには気を配りましょう。製品によって奥行きや薪のいれ方が異なるので、キャンプに行く前に要チェック。あまり大きすぎるとストーブに入らなくなってしまうのでサイズより-5cmを目安にしてください。
そして、小さすぎると薪を何度もくべることになるので、丁度いい大きさの薪を調達しましょう。『ちびストーブ』だと奥行きが40cmなので35cmほどが目安です。
薪を燃やすから一酸化炭素が出る!
一酸化炭素は体に有毒です。テント内で使用する際には換気に十分気を払い、警報機を設置しておきましょう。一酸化炭素は目に見えないので、パッとわかりにくいですがとても危険です。せっかくのキャンプで事故に遭わないように!
『ちびストーブ』だけじゃない、魅力的な小型薪ストーブ
ここまで『ちびストーブ』をおすすめしてきました。もちろん『ちびストーブ』はとてもいい製品です。でも、他の小さいストーブも魅力があふれています!
テンマクデザイン iron-stoveちび
出典:amazon
iron-stoveというtent-markから販売されている薪ストーブのさらに小さいバージョンです。そのサイズは478×335×294mmとiron-stoveより小さくありながら、様々な工夫が盛り込まれています。
出典:Amazon
天板には直火が当たる火口が2つあって、本体にはスキレットを入れることもできるのでキャンプ料理に便利。これで料理の幅が広がりますね。公式サイトではLODGE-10-1/4 スキレットが入る、とされているので同じサイズ260φmmのスキレットなら入ることになります!
重さは18kgと『ちびストーブ』に比べると重く、組み立てタイプではありません。その分しっかりとした作りですが、本体をそのまま運ぶことになり運搬は少々大変になります。
出典:Amazon
なんと、分解時は上の画像のような状態になり、普通のバックに入るほど!
小さくても魅力は変わらない薪ストーブ
やはり薪ストーブは石油、ガスストーブとは違い風情がありますよね。屋外で燃え上がる炎はとても綺麗で、見ているだけでも楽しめます。手入れも多少必要ですが、それも薪ストーブのいいところです。子供と同じで手間がかかるほど愛おしくなってくるものです。今はサイズも小さくなっており、誰でも手軽に始められるので、ぜひ薪ストーブデビューして下さい!
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