キャンプ初心者におすすめのオートキャンプ場とそろえたい道具リスト【関東編】
駐車スペースとテントサイトがセットになっているオートキャンプ場。テントサイトに車を横付けできるため、駐車場からサイトまで重い荷物を運ぶ必要がありません。本記事では、関東にあるオートキャンプ場とキャンプ初心者がそろえたいギアなどを紹介します!
オートキャンプ場ってどんなところ?
オートキャンプ場は、決められた範囲を貸し切り、キャンプサイトに車を乗り入れられるキャンプ場。テントの近くに駐車できるため荷物を持ち運ぶ距離が短く、すぐにテントを設営できます。雨が降ってきたら車内に移動して雨宿りしたり、車中泊したりと、シーンに応じて臨機応変に対応可能です。
キャンプ場のフリーサイトは無料や数百円程度ですが、オートキャンプ場は使用料は5,000円前後からと少し高く設定されています。その分、設備が整っているので、初めてキャンプする人にもとても魅力的です。
初心者にはオートキャンプがおすすめ!そのワケは?
キャンプ初心者や子ども連れのファミリーキャンパーは、車が横付けできて設備が充実しているオートキャンプサイトがおすすめ!ここでは、オートキャンプサイトのおすすめポイントを紹介します。
バンガローやコテージに泊まれる
キャンプ初心者はキャンプ場のフリーサイトを利用する前に一度、オートキャンプ場でバンガローやコテージを利用してアウトドアを体験してみましょう。テント設営が難しくてなかなか踏み出せない!という人でも、水まわりや家具が一式そろった宿泊小屋を利用すれば、安心してアウトドア気分を満喫できます。
バンガローやコテージで調理や焚き火といった体験をしてから、今後使うテントやチェアなどのキャンプ用品をそろえるのがおすすめです!
設備が充実!
共同トイレやシャワールーム、売店など設備がそろっているので、キャンプ場を初めて利用する人でも不自由なく楽しめます。また、手ぶらで訪れてもキャンプができるように、キャンプギアのレンタルを取り扱っている場合も!キャンプ初心者にはうってつけのキャンプ場です。
設営と撤収が楽!
設営と撤収が楽な点も、オートキャンプ場の魅力。サイト内に車を停められるので荷物を運ぶ手間を省けて、車から荷物をおろしたらすぐに設営できます。特に、ファミリーキャンパーはサイト内に車が停まっていることで子どもも疲れることなく、一緒に設営撤収できるのでおすすめです!
ソロや女子、ファミリーのデビューにも安心
もともとキャンプでは安全が保障されているわけではないですが、ファミリーやソロとなるとその危険性は上がってしまいます。特にある問題が、騒音やゴミ捨てといった近隣サイトのトラブル、盗難被害といったもの。どこのキャンプ場を利用するかで、トラブルの頻度は異なります。
安全面を考慮すると、隣との境目がないフリーサイトより区切られているオートキャンプサイトがおすすめ!オープンな環境はサイトへの侵入もしやすくなります。また、区画サイトの中でも管理棟に近い場所を選ぶとより安心です。
【初心者向け】関東のオートキャンプ場15選
都心からアクセスの良い関東で、キャンパーから人気が高いキャンプ場をピックアップしました!これからキャンプを初めてみたいという人も利用しやすい設備とサービスをそなえているので、気になる施設をチェックしてみましょう。
ウエストリバーオートキャンプ場【山梨県南アルプス市】
キャンプ場の中央に川が流れ自然を存分に味わえるキャンプ場。電源付きサイトや売店、シャワー室があるので初心者でも安心してキャンプを楽しめます。
また、場内には雑誌や絵本、漫画1,000冊以上を置いているライブラリーがあるのもうれしいポイント!さらにコインランドリーもあるので汚れた服をすぐに洗濯できます。これからキャンプをはじめたい人におすすめのキャンプ場です!
【基本情報】
百年小屋キャンプ場【群馬県吾妻郡嬬恋村】
群馬県吾妻郡に位置し、標高の高さから夏でも涼しく過ごせると評判のキャンプ場。サイトは電源設備付きなので、肌寒い季節にはストーブを使用できます。
ほかにも、温水洗浄便座付きトイレや炊事場がきれいに整備されているので、子ども連れのファミリーや初心者の人でも安心して利用可能です。近隣には温泉やスーパーがそろっているので、入浴から買い出しまで不自由なく楽しめます。
【基本情報】
河口湖オートキャンプ場【山梨県南都留郡】
キャンプ場全体が日陰になっており夏でも比較的涼しく、オールシーズン過ごしやすいキャンプ場。サイト内マップはありませんが、管理人さんが親切に案内してくれます。
キャンプ場周辺にはスーパーやコンビニがあるため、足りない食材や調理器具をすぐに調達可能。富士急ハイランドまで約3kmと好立地な点も魅力です。
【基本情報】
ケニーズ・ファミリー・ビレッジ【埼玉県飯能市】
都心からもわずか1時間ほどの場所にあり、交通の便がいいキャンプ場。サイト前には名栗川が流れていて、川の流れる音で自然を感じられます。ファミリー向けのルールや設備があり、利用者はファミリーやカップル、ソロキャンパーが中心です。
アウトドア初心者の人でも安心して楽しめるように、キャンプインストラクターのスタッフも在中し、テント設営から火起こしまでサポートしてくれます。レンタル品や販売品も充実しているのもうれしいポイントです。
【基本情報】
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場【静岡県富士宮市】
富士山に近い場所にあり、夏でも涼しく自然を体感できるキャンプ場。予約制ではないので早めに行ってベストポジションを確保しましょう!日本有数の面積を誇り、天気がよければ富士山が見えるのもポイント。とても静かな場所なので、ゆったりと自然を体感しましょう。
【基本情報】
FACT LAND【栃木県那須町】
那須ハイランドパークに隣接している公式キャンプ場。那須高原の木々と、澄んだ空気が織りなす満天の星を見ながらキャンプが楽しめる自然豊かなキャンプ場です。スペースが広く、しっかりと整備されている19区画のオートサイトがそなわっています。
そのほかにも、フリーサイトやグラウンドサイトなども選べるので、好きなスタイルでキャンプを楽しめるのもポイント。さらに薪の販売やレンタル品も充実しており、温泉やカフェも隣接しているので初心者でも安心してキャンプが行える施設です。
【基本情報】
那須野が原公園オートキャンプ場【栃木県那須塩原市】
キャビンサイトやオートサイト、フリーサイトと3種類から選べるキャンプ場。キャンビンサイトでは寝具やキッチンをはじめ、冷蔵庫やエアコン、トイレやお風呂などが一通りそろっています。また、お風呂には温泉がひいてあり、疲れた身体を癒せるのもポイントです!
【基本情報】
北軽井沢スウィートグラス【群馬県吾妻郡】
軽井沢の浅間高原に広がる広大な敷地面積を持つキャンプ場。1年を通して利用でき、四季を感じながらキャンプを楽しめます。
広大な敷地内には遊具があったりイベントが開催されていたりと小さな子ども連れにはもってこい!ツリーハウスやハンモックサイト、インディアンティピなどの宿泊施設も数多くあり、行くたびに違う雰囲気の中でキャンプを楽しめます。
【基本情報】
館山サザンビレッジ【千葉県館山市】
南房総の海に囲まれており、海まで徒歩10秒と好立地のキャンプ場。ここの魅力はなんといっても、目の前に広がる海!海水浴はもちろんのこと、パドルボードやカヤックなどのマリンスポーツも楽しめます。施設内には卓球台やハンモックなどのレクリエーション設備も充実しているので、ファミリー層に大人気です!
【基本情報】
BOSCO Auto Camp Base 【神奈川県秦野市】
大自然に囲まれたキャンプ場で、まわりの人を気にせずにおもいきり楽しめるキャンプ場。トイレやシャワーなど設備も整っているので、キャンプ初心者や子ども連れの家族も安心して利用できます。
広い敷地内ではニジマス釣りが楽しめて、さらにピザ釜まであるので本格アウトドア料理がつくれます。料理や飲み水として使用できる湧き水が出ている場所があるので、とことん自然の中で楽しい時間を過ごしましょう。
【基本情報】
九十九里オートキャンプ場【千葉県旭市】
目の前には太平洋と九十九里浜が広がるキャンプ場。近辺に何カ所か海水浴場が点在し、海水浴や釣りを楽しめます。デイキャンプもでき、ジャグジー露天風呂まで完備されているのもうれしいポイントです!
年越しキャンプもできるので天気が良ければ目の前で初日の出を見られます。設備も整っているだけあって女性に大人気のスポットです。
【基本情報】
城南島海浜公園キャンプ場【東京都大田区】
東京23区にある唯一のオートキャンプ場です。オートサイトは22区画、テント専用は約20区画あり、オートサイトの利用はファミリーのみとなっています。子ども連れの家族から、友達同士でバーべキューを楽しむ人、デイキャンプをする利用者も多く訪れるスポットです。
【基本情報】
Fun Space芦ノ湖キャンプ村レイクサイドヴィラ【神奈川県足柄下郡】
芦ノ湖畔にあり、ケビン棟にはお風呂やトイレ、キッチンなどがあり手ぶらでもキャンプが楽しめます。オートキャンプサイトが25区画、テントサイトが20区画、バーベキューガーデンなどもあり、広々とした場所でのんびり過ごせるのが魅力です。
【基本情報】
ウェルキャンプ西丹沢【神奈川県足柄上群】
丹沢の中川沿いに広がる広大なキャンプ場。オートサイトやコテージ、キャビンなどがあり、目的にあったキャンプを楽しめます。施設周辺にはドッグランや釣り堀、プールなどの施設が充実しているのも魅力です。
【基本情報】
アメリカキャンプ村【東京都西多摩郡】
自然あふれる場所にあり、東京にいることを忘れるほど子どもから大人まで楽しめる場所です。ログハウスやツリーハウスなどさまざまな施設が並んでいて、施設内にはバーベキュー場もあるので思いっきり楽しめます。また、大人でも楽しめる本格的アスレチックがあり、時間を忘れて楽しめることまちがいありません。
【基本情報】
キャンプに必要な道具一式リスト
テント泊は少し荷物が多くなりますので、忘れ物がないように持ち物をおさらいしておきましょう!キャンプに行く前に必要なものを忘れないようにリスト形式にして、テント泊で必要なアイテムを紹介します。
【最低限の必需品】
- テント
- タープ
- グランドシート
- ペグ&ペグハンマー
- ランタン
- テーブル
- チェア
- インナーマット
- クーラーボックス
キャンプ用品は“レンタル”という選択も
「キャンプを続けるかわからないのに、キャンプ用品一式をそろえるか迷う」と思っているあなた。キャンプ用品を買うか迷っている人は、
レンタルサービスを使用するのもおすすめ。
1年に1~2回のキャンプ頻度であれば、キャンプ用品を買わずに、レンタルで済ませたほうが経済的にもお得です。特に「
hinataレンタル」では
キャンプ場でアイテムを直接受け取れるので、キャンプ場までの旅路を手ぶらで楽しめます。
購入時の人気アイテムをご紹介
キャンプならではのマナーを事前にチェック
キャンプ場では、必ずマナーやルールを守るのが第一。オートキャンプ場は普通のキャンプ場よりも注意点が多いです。思わぬ事故やケガ、ほかのキャンパーに迷惑をかけないようにマナーを守っていきましょう。ここでは、特に注意すべきマナーを解説します。
ゴミ捨てや火起こしはキャンプ場のルールに従う
最近のキャンプ場では、ゴミの不法投棄や火気厳禁の場所でのバーベキューなど、多くの問題が発生しています。キャンプ場はそれぞれのルールが存在し、昔から一人ひとりのキャンパーが守りながら利用して成り立っている施設です。
人が手をかけて守っている場所を借りているという意識を持って利用しましょう。利用するキャンプ場のゴミ出しルールや火の使用方法について、事前に確認しておくのが大切です。
音楽の音量&声のボリュームに注意
オートキャンプ場は車のスペースが考慮されているので、比較的隣のサイトとの距離はとってありますが、普通のキャンプ場と同じく音楽の音量や声のボリュームには注意が必要です。
多少距離がある分、音量を上げてしまうパターンも多いため、隣人同士のトラブルになりかねません。特に、夜と早朝は声が響きやすいので、声のボリュームに注意しましょう。
炊事場を独占せず、きれいに使う
オートキャンプ場は施設が整っている分、ほかのキャンパーと共有して利用する設備も多いです。中でも炊事場は、多くの人のマナーによってキレイに保たれる共通スペース。
食材を冷やすために炊事場の水を流しっぱなしにしたり、片付けずに食器類を置きっぱなしにしたりせず、ほかの人が利用することも心がけておくのが大切です。
初キャンプはオートキャンプ場!必要事項をチェックして楽しもう!
オートキャンプ場では、キャンプで何が必要か実際に体験できるので、これから本格的にキャンプをはじめたいと思っている人におすすめです!都心からも近いので、少し遠出をして緑多い自然の中で家族やお友達と思いっきり楽しみましょう。
【全国版】オートキャンプ場おすすめ69選!エリア別に紹介
キャンプサイトに車を横付けできる「オートキャンプ場」。駐車場からキャンプ場まで荷物を運ぶ手間をはぶけて便利ですよね。今回は全国のオートキャンプ場をエリア別に紹介します。設備が整った高規格な施設から、アクティビティ豊富な施設まで盛りだくさん!