実際に使ってみた!オイルランプで素敵なキャンプを過ごそう!
キャンプにおいて欠かせないのがランプの灯り。灯りにこだわるとキャンプが一層素敵になりますよ。今回はキャンプの夜を優雅にしてくれるオイルランプの使い方を解説します。オイルランプの自作方法も解説するのでぜひ最後までみ見てください。
オイルランプの魅力
オイルランプの魅力①雰囲気づくりにもってこい
料理をしたり読書をしたりするのに必須の灯り。キャンプ場では主にガスランタンやLEDランタンを使っている、というキャンパーさんが多いと思いますが、毎回同じランタンを使っていると普段のキャンプと代わり映えがあまりなく、少し味気ないですよね。そんな時オイルランプがあれば、食事をするときの雰囲気づくりや記念日など、華やかな雰囲気を演出してくれます。
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オイルランプの魅力②多様な空間を演出
明るさが物足りないと思う方も中にはいるかもしれませんが、そんな時はたくさん置いてみることで幻想的な空間ができ上がります。個数によって暗くも明るくもできるので、たとえば暗めにしてちょっと大人な雰囲気を楽しんだり、キャンドルみたいにたくさん並べてかわいい空間を作ったりとさまざまな楽しみ方ができます。
実際にオイルランプを使ってみよう!使い方の手順
実際に「アメリカンクラシックランプ」を使ってみました。
オイルランプを実際にどうつけるのかわからない方のために、簡単なつけ方を丁寧に解説します。今回はクラッシックな雰囲気のあるこちらの「アメリカンクラシックランプ」を使ってみました。
手順その1. オイルを入れて芯を浸そう!
土台にオイルを入れて、オイルに芯を数分間よく浸します。芯に触れた時、しっかり濡れていれば染み込んでいる証拠。この時にきちんと芯にオイルをなじませないと芯だけが燃えてしまい、あっという間に芯だけが無くなってオイルランプが灯らない...という状況になってしまいうので、オイルはしっかりと染み込ませてくださいね。
手順その2. 火をつけよう!
ホヤ(空気が入らないようにするガラス状の筒)をかぶせない状態で点火しましょう。すぐに火がつかない場合は芯への染み込みこませが甘い可能性があります。そういった時は、あまり無理に火をつけようとせずに、もう一度芯とオイルが馴染むよう、手順その1からやり直してみてください。
手順その3. ホヤをかぶせて完成!
次にホヤをかぶせます。ホヤをかぶせると火が強くなりますので、慌てずにレバーを左右に回して火力を調整してみてください。火が強く出すぎるとホヤにススが付きやすくなります。難しそうに感じますが、実際作業自体はとても簡単なので、慣れれば5分とかからず点火できます。
※オイルを取り扱うときは注意して使いましょう
オイルをこぼしてしまった場合は、必ず拭き取って、作業した周辺が濡れないようにしてください。特にオイルランタン用燃料としてよく使われるレインボーオイルは揮発性が低い(高い温度にならないと引火しない)ため、大丈夫と安心して雑に扱うと火事などの事故につながってしまいます。せっかくの楽しいキャンプが、一転して思い出したくないキャンプになってしまいますので、オイルの取り扱いは慎重に取り扱ってください。
手順その4. 火を消そう!
消すときはレバーを回して芯を閉めると火は消えます。レバーを回しすぎると芯がオイルに落下してしまうので、回しすぎないように気をつけながら消火してください。また「消えた!」と思ってすぐ片づけようとすると、ホヤの部分はまだ熱を持っているので、やけどしてしまいます。しばらく時間をおいてから片づけるようにしてくださいね。
手順その5. 割れないように収納
割れないように、エアーパッキンや新聞紙に包んでからクッション性のあるバッグに入れて収納するのがおすすめです。段ボールや自作したケースに入れている方も多いので、自分が扱いやすい方法を取り入れてください。
運転中に車の中で落として割れてしまった!ということがあっては悲しいので、さらにコンテナ等の中に入れて、車の中でも転がらないようにするとなお良いです。その際、オイルがランプの中に入っていると着火の可能性があって危ないので、オイルが残っていないようにしてくださいね。
おすすめオイルランタン&ランプのオイル
オイルランプをいざ「手に入れたい!」と思っても、たくさんある種類の中で、キャンプで使うのにどれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。そこでおすすめのものを厳選して紹介します。
ロゴス ブロンズランタン
アンティークな見た目がかわいく、強風でも消えない高い防風性能を備えたハリケーン型ランタン。リーズナブルな価格で扱いやすく、とても人気があります。ロゴスのアイテムを取り扱っているアウトドアショップ、ホームセンターならどこでも手に入ります。専用の虫除けのオイルがあり、蚊取り線香と一緒に使用することで、虫除けの効果を得られるのもうれしいところです。
【基本情報】
使用サイズ:(約)28cm
重さ:(約)700g
燃焼時間目安:(約)20時間
長持ちでコスパ良し!ロゴス アロマランプオイル
ブロンズランタンには専用のオイルがあります。それがロゴス(LOGOS)アロマランプオイル500MLです。1本購入しておくとかなり長持ちするのでコスパも抜群。実際に筆者は購入してから1年、10泊ほどのキャンプでブロンズランタンを使用しましたが、半分ぐらいは残っているので、長く使えますよ。
【基本情報】
重さ:358g
カラー展開:無色
サイズ:FF
※ロゴスブロンズランタン専用
アラジンオイルランプも人気!
アラジンオイルランプはゴージャスな見た目で根強い人気があります。ランプとして使う実用性はもちろんですが、置物として使っても空間を豪華な雰囲気にしてくれます。
種類豊富!レインボーオイル フレグランス
オイルランプのオイルとしてよく使われているのが、ムラエ商事のレインボーオイルです。嫌な匂いがしないのが特徴で、注ぎ口が細いのでランプの注ぎ口に安全にオイルを入れられるのも魅力です。種類豊富であることから、その時の気分によって色を変えて楽しめます。フレグランスつきのレインボーオイルは、気分に合わせて使うとリラックス効果もありますので、テントを設営して疲れたときなどにおすすめです。
オイルランプは自作もおすすめ!
オイルランプを自作してみるのも楽しいです。今回はメイソンジャーなど簡単に取り揃えられるものでオイルランプを作る方法を紹介します。
オイルランプの自作方法
【用意するもの】
・メイソンジャー&ふた(できればふたの中央部分に穴が空いているもの)
・空き缶
・オリーブオイル(サラダ油でも可)
・ひも(綿ロープ。太さ4mm。20cm程度)
【作り方】
①カッターなどでアルミ缶を3cmくらいの幅で帯状にカットする。
②紐にアルミ缶を巻きつけて、巻きつけた紐をメイソンジャーのふたに通す。(穴に通した紐がアルミを巻いたことによってふたから落ちないようになるかを確認)
③メイソンジャーにオリーブオイルを注ぐ。
④ふたの穴に通している紐を取り外してオイルに漬ける。
⑤ピンセットなどを使い、オイルに浸っている紐をふたの穴に再度通したら完成。
香りづけにアロマやエッセンシャルオイルを加えよう!
メイソンジャーにオリーブオイルを入れる③の工程で、アロマやエッセンシャルオイルをくわえてあげると香りも楽しめます。ぜひお好みでくわえてみてください。
オイルランプが汚れてしまったら...
テントやタープなど雨が降ったら乾燥して袋に入れますよね。それと同じようにオイルランプもきちんとしたメンテナンスが重要です。
キャンプ中にオイルランプが汚れてしまった時はホヤ部分を柔らかい布で拭いてください。それでも取れない汚れは水や中性洗剤をつけた布で拭くと汚れが上手く拭き取れます。
ホヤ部分が汚れる原因は、炎が強すぎたり、風でホヤ部分にススがついたり、といった要素が考えられます。芯の部分にもススがついていないか、芯の吸い上げ等の確認をするとより長く使えますよ。
オイルランプでキャンプより素敵なものに!
今回はオイルランプの魅力や使い方など初歩的なところから、手軽にできる自作方法まで紹介しました。お気に入りのオイルランプで、いつもとまた違ったキャンプを楽しんでみてください。