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網の上にのっている色とりどりな野菜ときのこ

すぐにでも使える!BBQをより楽しむために覚えておきたい小ワザ7選

2018.05.31ノウハウ

アウトドアシーズン本番!バーベキューで知っておきたい便利な小ワザをたけだバーベキューが伝授してくれます。食材を美味しく焼くコツから、紙皿が飛んでいかないようにする方法などすぐにでも使えるものばかり!簡単なので、すぐにでもお試しあれ☆

アウトドアタレント『たけだバーベキュー』

たけだバーベキュー
アウトドアタレントとして現在テレビやYoutubeチャンネルでご活躍されているたけだバーベキューさん。バーベキューに関する資格まで持っていて、バーベキューの腕は達人並です。たけださんにインタビューした時には「バーベキューでの小さなトラブルも、1個1個解決していけば、バーベキューを楽しんでくれる人はもっと多くなる」とおっしゃっていました。そんなたけださんがバーベキューにありがちなトラブルを初心者でも簡単に解決出来る「小ワザ」を教えてくれたんです!今回はたけだバーベキュー直伝のバーベキューで使える小ワザを7つご紹介していきます!

小ワザ1. 着火剤無しでも火をつける方法

着火剤の代わりとなる牛乳パック
炭はちゃんと買ったものの、着火剤を買い忘れてしまって着火に苦労したという経験はありませんか?新聞紙だけでどうにか燃やそうと思ってもなかなか炭に火を移すのは難しいんですよね。そんな時の救世主が「牛乳パック」なんです。牛乳パックを細く割いて、丸めたものを作って火をつけると・・・
着火した炭と牛乳パック
こんなに燃え上がるんです!牛乳パックは内側と外側をポリエチエンでコーティングされており、ポリエチレンが燃えやすい性質を持っているため、簡単に火が起こせちゃうんです。牛乳パック1つあれば5分から10分程度燃え続けるので、着火剤無しでも炭に火をうつせちゃうんですよ!

小ワザ2. バーベキューで火加減を調整する方法

左側に寄せられた鎮火した炭
家庭のキッチンと違ってバーベキューで難しいのが火加減の調節ではないでしょうか?キッチンのガスコンロであれば、お肉が焦げそうになったら火を弱めるか止めるかすればいいですが、バーベキューではそう簡単に火を消すことはできません。できてもすぐに火を起こすことはできないでしょう。 そんな時に試して欲しいのが「炭火のレイアウトを変える」ことです。具体的にはどうするか。上の写真のようにコンロの中で、炭を置いている部分と置いていない部分を作るんです。これによってバーベキューでも強火と弱火を使い分けることができます!
強火ゾーンに置かれた焼きあがる前のお肉
お肉の焼き始めは炭をたくさん置いた「強火ゾーン」で。表面を焼いて肉汁や旨味を閉じ込め、あとは弱火でじっくりと。バーベキューでそんな調理法もできちゃいます。
弱火ゾーンに置かれた焼きあがったお肉
焼きあがったお肉は「弱火ゾーン」に退避。これでお肉が焦げてしまうという悲しい出来事ともさよならできますね!野菜も強火で焼いているとしなしなになってしまうので、弱火ゾーンをうまく使って調理しましょう!

小ワザ3. お肉をジューシーに焼く方法

カットされている焼きあがったお肉
ヤキニクスタイルの日本のバーベキューもいいですが、たまには塊肉を豪快に焼くアメリカ式のバーベキューも楽しんでみませんか?塊肉で焼いた方がお肉がジューシーで柔らかく仕上がるんです。ただ大きな塊肉はお値段もそこそこ。絶対に失敗はしたくありません。
お肉をジューシーに焼くために置かれるアルミトレー
そんな悩みを解消してくれるのがこのアルミトレー。焼きそばを作るのに使ったことがある方もいるのではないでしょうか?そのアルミトレーをなんと逆さまにしてふたとして使っちゃうんです。 2つ目の小ワザで炭の配置を工夫して、強火のゾーンと弱火のゾーンを作りましたよね?焼き始めは強火ゾーンで表面をこんがり焼いて肉汁を閉じ込めます。表面がいい感じに焼きあがったら、弱火ゾーンでじっくり中まで火を通していくのですが、このタイミングでアルミトレーをふたとして使います。 この時のポイントは2つ。肉は炭の上に置かないこと。アルミトレーの端っこだけ炭の上に置くこと。肉を炭の上に置かないことで炭火が直接当たらず、肉にじっくり火を通すことができます。ですがそれだけだと火が通りませんよね。そこでアルミトレーが活躍します。端っこから炭火の熱がトレーに入り込み、トレーの中が高温になります。閉じ込められた熱でお肉にじっくりと通すことで、お肉がジューシーで柔らかく仕上がるのです!

小ワザ4. 野菜をジューシーに焼く方法

火で焼かれる前の野菜
バーベキューはお肉ばかりにならないよう野菜もしっかり食べたいですが、うっかり焼きすぎてしまってパサパサ、カリカリになってしまうこと多くありませんか?野菜はしっかり目をつけていないと水分がすぐ飛んでしまって美味しくなくなってしまうんです。 そんな時に使えるアイテムが「オリーブオイル」です!野菜を焼く前にハケでオリーブオイルを表面に塗っておくだけ。この一手間で野菜の水分が抜けにくくなって、焼き上がりがジューシーになるんです。オリーブオイルを塗ると見た目も鮮やかになり一石二鳥です☆

小ワザ5. きのこをジューシーに焼く方法

机の上に置かれた野菜
バーベキューでメインにはなれないものの人気の食材であるきのこ類。しいたけやエリンギなど炭火で焼くととってもおいしいものばかりですよね!でも、きのこ類って焼き方によってはしなしなになってしまって、もったいない気持ちになったことありませんか?そんな悩みを解決する方法があるんです☆
白ワインをスプレーで吹きかけられる野菜
きのこをいつも通りスライスして、網で焼くまでは一緒ですが、ここからがポイント。白ワインをスプレーで吹きかけるんです。こうすることで、きのこがしなしなにならず、ジューシーで風味良く焼き上がるそうです!野菜にかけても柔らかく仕上がるんだとか。簡単なので白ワインスプレーは常備しておくといいでしょう☆

小ワザ6. 紙皿や紙コップを誰のものか見分ける方法

様々な色のマスキングテープ
バーベキューしている時って、準備や調理、料理を食べたり、飲み物を飲んだりして紙皿や紙コップが誰のものだか分からない・・・なんてことになりがちですよね?そんな時に便利なのが「マスキングテープ」なんです!
名前を書かれたマスキングテープ
紙コップに貼られた名前入りのマスキングテープ
マスキングテープに名前を書いて紙皿や紙コップに貼っておけば、どれが誰のだっけ?となる心配はもういりません。紙コップに直接名前を書くより可愛くていいですよね♪サークルの新歓など初めて会う人が多い時、このテープを貼っておけば名前も覚えやすくなりますよね!書く名前もあだ名にして、みんなであだ名をつけあったりすれば、初対面でも仲良くなれること間違いなしです♪

小ワザ7. 紙皿が風で飛ばされるのを防ぐ方法

水を少しつけた紙皿の裏
バーベキューあるある「紙皿を置いておいたら、風ですぐに飛ばされる。」飛ばされるだけならいいですが、皿に入っていたタレで服や荷物を汚してしまったらせっかくのバーベキューでも気分はブルー。小さいことですが、バーベキューのわずらわしさの1つですよね。そんな時には使える小ワザが「紙皿の裏に水を少しだけつける」こと!
机に上に置かれた紙皿
撮影当日は風の強い日だったのですが、水を数滴つけるだけでテーブルにくっついたまま飛ばされません!小ワザとしては地味ですが後ろの木の葉っぱが相当あおられていることからこの小ワザの威力が見てとれると思います。地味でも簡単で効果は大きいのでやってみる価値はあるのではないでしょうか!

まとめ

たけだバーベキューさんが実際に使っている、バーベキューでの簡単小ワザテクニックをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?「バーベキューでの小さなトラブルも、1個1個解決していけば、バーベキューを楽しんでくれる人はもっと多くなる」、そんなたけだバーベキューさんの思いは伝わったでしょうか?どれも簡単にできるものばかりで、バーベキューするのがワクワクしそうです♪次回のバーベキューでは小ワザテクを使って、もっとバーベキューを楽しんでみませんか? たけだバーベキューオフィシャルウェブサイト Twitter:@TAKEDA_BBQ
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