キャンプ場で星空を120%楽しむ!星空がきれいなおすすめのキャンプ場26選
キャンプ場は、星空を見るのに適した場所。なぜなら、キャンプ場では周りに電灯などが少なく、星の輝きをダイレクトに感じることができるからです!そこで今回は、星空がきれいに見えるおすすめのキャンプ場や、キャンプでの星空の楽しみ方、星空撮影のコツを紹介します。
キャンプ場で眺めるきれいな星空
みなさんはキャンプ場での夜をどう過ごしていますか?バーベキューをして盛り上がったり、非日常的な空間で普段は話せないような話をして友人と過ごしたり。キャンプ場での夜ってなんだかワクワクするもの。キャンプ場での楽しみ方はまだまだたくさんあります!バーベキューやおしゃべりももちろん楽しいですが、いつもとは少し違った夜の過ごし方をしてみませんか?
突然ですが、キャンプ場で星空を見たことはありますか?実はキャンプ場から見える星ってとてもきれい。キャンプ場では街中のように夜空が過剰に照らされていることがありません。必要最小限の照明しかないキャンプ場は星空を楽しむための環境としては最高。今回はそんなキャンプ場での星空の楽しみ方を紹介します!
当日の会場には、「星を見せる会社」になることをビジョンに掲げており、天体望遠鏡や双眼鏡の生産している
Vixen(ビクセン)でマーケティングディレクターをなさっており、また「星のソムリエ」でもある
SAMさんが会場にいらっしゃったので、星空がよく見えるキャンプ場のポイントを伺いました。
星空がきれいに見えるキャンプ場は?
綺麗な星空を見るためには場所が大切!場所次第で楽しめるかどうかの9割は決まると言っても過言ではありません。では、どんなキャンプ場がいいのでしょうか?選ぶ視点はズバリ2点!
1点目は明かりが少ないキャンプ場であること。いくらキャンプ場内に明かりが少ないとはいえ、キャンプ場の周辺が明るいようだときれいな星空を見られません。都内のキャンプ場はアクセスはいいですが、住宅やオフィス、街灯が多いためどうしても明るくなってしまいます。都心から少し離れた地域や、山中にあるキャンプ場を選びましょう。
2点目は視界が開けたキャンプ場であること。いくら明かりの少ないキャンプ場とはいえ、背の高い樹木に囲まれているなどして、そもそも空があまり見えないキャンプ場ではせっかくのきれいな星を最大限楽しめません。星は1時間に約15度動きます。目当ての星座が見えたとしても視界が狭いとすぐに見えなくなってしまいます。森の中の開けた部分から星空が少し見えるよりも視界一面に星空が広がっている方が感動します。
以上、2点が星空の見えるキャンプ場の探し方ですが、この2点を満たせるキャンプ場って実は少ないんです。明かりの少ないキャンプ場というのは山中などの住宅が少ない場所が当てはまるんですが、山の中にあるキャンプ場は背の高い樹木に囲まれており、視界が広くないことがしばしば。
逆に視界が開けたキャンプ場は樹木が少ない平野部に多いのですが、住宅地は基本的に平野部につくるので明かりが多いことが多いんです。
この2点を見事に満たすキャンプ場に先日筆者が行ってきました!そのキャンプ場とは「森と星空のキャンプヴィレッジ」です。栃木県の茂木町にあるモータースポーツレース場であるツインリンクもてぎ内の施設で、2016年3月19日にリニューアルオープンしたばかりのキャンプ場です。どんなキャンプ場か気になる方は、こちらからチェック!
星空のきれいなキャンプ場
森と星空のキャンプヴィレッジ以外にも、全国各地に星が美しいキャンプ場があります。その中でも各地域の厳選した星空の見えるキャンプ場を紹介。
【北海道】真狩焚き火キャンプ場
真狩焚き火キャンプ場は、北海道真狩村の⽺蹄⼭を眺めながら四季折々の⾃然と焚き⽕を楽しめるキャンプ場です。車だと千歳空港・札幌駅から約1時間45分ほどで着きます!アウトドア用品がレンタルできるため、キャンプ初心者や気軽に焚き火やバーベキューを楽しみたい方におすすめです。
2〜4人で宿泊できるプランをメインに提供しており、ファミリー層に人気があります。冬はかまくらやスノーモービルなどのアクティビティも楽しめる!
【基本情報】
【北海道】ニセコ カマハレビレッジキャンプ場
北海道の観光地ニセコにできた1日限定3組のプライベート感あふれるキャンプ場!札幌から車で2時間半、ゆったりとした敷地の中で夕日や星空を見ながら、自然を満喫することができます。
宿泊タイプはカマボコテント、ティーピーテント、アウトドア初心者にも安心なコンテナタイプの3つから選ぶことが可能。森の中でととのえるテントサウナや、子どもが楽しめるトランポリンなどもあり、大人も子どもも楽しめるキャンプ施設です!
【基本情報】
【甲信越・山梨】おかえりキャンプ村
山の中にあるので、夜は綺麗な星を眺めながらアウトドアを満喫できるキャンプ場。山梨県南巨摩郡に位置し、手ぶらでキャンプが楽しめることが人気でファミリーや初心者を中心に多くのキャンパーが訪れています。初心者でも扱いやすいレンタル品が充実しているのでキャンプデビューにぴったり!
昼間はキャンプやバーベキュー、夜は甲府の夜景と星空を楽しみましょう!
【基本情報】
【甲信越・山梨】舞子高原オートキャンプ場
舞子高原オートキャンプ場は、魚沼平野を一望できるほど広大なサイトを有したオートキャンプ場です。最寄りのICからはなんと約2分!車で行きやすいため幅広い層から人気があります。舞子高原ホテルが近くにあるため、キャンプのあとはサウナ付きの温泉大浴場も利用OK!
1サイトの料金は3500円と格安です!4人家族で利用すると、6000円ほど。キャンプ場を利用した方は、温泉が割引されるお得な特典があります。また、レンタル用具も充実しているため、キャンプ初心者も利用しやすいのも魅力の一つ。
【基本情報】
【甲信越・山梨】河口湖オートキャンプ場
キャンプ場全体が日陰になっており、夏でも比較的涼しく過ごせる「河口湖オートキャンプ場」。サイトマップはありませんが、管理人さんが優しく親切に案内してくれるので、迷うことがありません!トイレや炊事場なども綺麗に整備されているだけでなく、24時間使用できるシャワーも備わっています。
キャンプ場周辺には、買い出しできるスーパーやコンビニ、日帰り温泉、富士急ハイランドまで…!一日中飽きることなく楽しめること間違いなし!富士吉田ICから車でわずか5分と好立地のため、都心付近でキャンプ場を探している方におすすめのキャンプ場です!
【基本情報】
【甲信越・山梨】LOOF TINY HOUSE CAMP
「LOOF TINY HOUSE CAMP」は山梨県笛吹市に位置し、四季折々の表情を贅沢に体感できる宿泊施設です。4棟のTINY HOUSE(小さな家)に宿泊できます。室内は空調設備がしっかり完備されており、薪ストーブも用意しているので冬でも暖かいです。トイレや浴室も綺麗に整備されているため、いつでも快適に使用できます。外に出ると、プライベートデッキで焚き火も楽しめる!
【基本情報】
ウエストリバーオートキャンプ場
敷地の中央に「御庵沢川」が流れており、川や自然の中でキャンプを満喫できるウエストリバーオートキャンプ場。パウダールームやシャワー室、遊具、ライブラリーなど、設備や子どもが楽しめる施設が充実。テントやキャンプグッズのレンタルも多いので、初心者にもおすすめです。
AC電源付きとAC電源なし区画サイトの他にも、ドッグラン付きのサイト、ロッジ、バンガロー、コテージなどさまざまな宿泊タイプから選べるのもポイント!
【基本情報】
【甲信越・新潟】キューピッドバレイ
キューピッドバレイは、新潟県上越市安塚区の雪だるま高原に位置するスキー場です。6〜11月になれば、併設しているキャンプサイトやログハウスやコテージでキャンプやバーベキューといったアウトドアも楽しめます。ペットは同伴可能ですが、リードをつけるのを忘れずに!施設内には「久比岐野」と呼ばれる日帰り温泉もあります。
【基本情報】
【関東・千葉】M-REX Tomiura Seaside Village
千葉の南房総に位置するキャンプ場。都心から90分でアクセスできる好立地。周りに明かりがないので夜になるとサイトから星を眺めらます。また目の前が海なのでサンセットも見られるロケーション。景色を楽しみたいキャンパーにおすすめのキャンプ場です!
【基本情報】
【関東・千葉】じゃぱり館山
都心から90分で行ける南国リゾート。星が綺麗に見える南房総に位置するキャンプ場です。目の前に海が広がっているので遮るものが無く星空鑑賞には抜群の立地。波の音を聞きながら星空鑑賞を楽しめます。場内にはワンちゃんのリードを外して遊べるサイトやドッグラン、ワンちゃん専用の温水シャワーなども完備しているのでペット連れにもおすすめです!
【基本情報】
【関東・埼玉】スプラッシュガーデン秩父
電車、車どちらでも都心からアクセスしやすいキャンプ場。周りに明かりが少なく、サイトが開けているので星空鑑賞が楽しめます。またキャンプ場の横には荒川が流れており河川敷で遊ぶことも可能。さらに日帰り温泉や、給湯器付きの炊事場があったりと施設が充実しているので初心者も安心してキャンプを楽しめます!
【基本情報】
【関東・山梨】FACT LAND
2019年8月にオープンした栃木県那須のキャンプ場です。キャンプサイトは全て電源付きの5サイトのみ。レンタル品も充実していますので、手ぶらでも大丈夫です。キャンプサイトのすぐ横には炊事場とトイレがあり、常にきれいに清掃されているため気持ちよく利用できます。
【基本情報】
【関東・茨城】HAOLE SURF RESORT
海沿いにあるキャンプ場なので明かりが少なく星空を眺められます。また1日1組だけ宿泊できるので周りを気にせず静かな空間で星空を楽しめるのもうれしいポイント!目の前には海が広がるのでSUPや海水欲などマリンレジャーを楽しめます。さらに東向きのビーチなので天候条件がよければ朝日を見られます!
【基本情報】
【関東・栃木】なす高原 YUMOTO CAMP
「なす高原 YUMOTO CAMP」は2021年春に新しくオープンしたキャンプ場です。ICから比較的アクセスしやすく、キャンプサイト内まで車やバイクで入れるため大人気!広々とした敷地内でゆったりとアウトドアを楽しみたい方におすすめです。
キャンプ場周辺にはコンビニやスーパーがありますので、足りないものがあればすぐに買いに行けます。
【基本情報】
【関東・群馬】百年小屋キャンプ場
群馬県吾妻郡に位置し、標高の高さから夏も涼しく過ごせると評判のキャンプ場。サイトは電源設備付きなので、肌寒い季節はストーブを使用できます。フリー区画は電源を設置していませんが、晴れた日には浅間山が見渡せるのが魅力。
フリー区画サイトは浅間山を見渡せるだけでなく、星空の絶景スポットでもあります。標高が高いため天候が変わりやすく、雨予報でも晴れ間が広がるケースも多いため、天体観測で訪れる際は天気チェックが欠かせません。
【基本情報】
【関東・群馬】THE FIVE RIVERS FINE GLAMPING群馬白沢
“川に囲まれた緑溢れるグランピング&キャンプ”をコンセプトに、沼田市白沢町に2022年春オープンしたキャンプ場。群馬県沼田市に位置し、敷地内には小川が流れているため、川沿いで食事や焚き火が楽しめます。ICから車で約15分という立地の良さも魅力で、車やバイクで訪れるキャンパーが多いです。
川と緑に囲まれた場所のため、夜は空気が澄んでおり、星がよく見えます。焚き火をしたり、自分で淹れたコーヒーを飲みながら、ゆったりと椅子に座って夜空を眺めるのもおすすめです。
【基本情報】
【関東・群馬】野反湖キャンプ場
抜群の透明度を誇り、魚の泳いでいる姿が水面からでも確認できるほどの野反湖。その湖畔にあるキャンプ場が群馬県の野反湖キャンプ場です。昼間は、豊かな緑が生い茂った湖畔と、美しい青色をした湖、空との美しいコントラストを堪能できます。標高1,500mという大自然に囲まれた環境にあることから、夜には他の光に邪魔されない満点の星を眺められるスポットです。
もちろんキャンプ場の施設も充実。広々としたテントサイトのほか、バンガローもあります。レンタルサービスも充実しており、手ぶらでもキャンプを楽しめます!キャンプ以外にも、レベルに合わせたトレッキングコースが複数あり、朝から晩まで自然を堪能できるスポットです。
【基本情報】
【東海・静岡】NELO gotemba
富士山の麓にあるファミリー専用キャンプ場。御殿場ICから車で10分、足柄スマートICから車で5分とアクセスしやすいです。周囲と距離が取れる130㎡の広々区画サイトに加え、近隣には3ヶ所の温浴施設があります。レンタル品が充実しているため、ファミリーキャンパーや初心者におすすめ!
伊豆稲取の山間にある自然豊かな場所にあるため、夜は星がとてもはっきりと観測できます。天気がいい日は金時山や富士山を眺めたり、夜は満点の星を眺めながらコーヒーを飲んで静かなひとときを満喫しましょう。
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【東海・静岡】オートキャンプもぐら
標高500〜600m程の高台にあるキャンプ場。街中から離れているの明かりが少なく星が綺麗に見えます。また駿河湾越しに富士山も見える絶好のロケーションです。さらにプラベートサイトがあるので静けさの中でキャンプを楽しめます。
キャンプ場から車で20分いけば修善寺温泉や、綺麗な海があるのでレジャーと組み合わせられるのもオートキャンプモグラの魅力です。
【基本情報】
【北陸・石川】鉢ヶ崎オートキャンプ場
トレーラーハウス、オートキャンプを楽しめるキャンプ場です。トレーラーハウスは冷暖房が完備されているので季節問わず楽しめるのがポイント!またキャンプ場でレンタルを行っているのでギアを持っていなくても気軽にキャンプを楽しめます。
近くには日本の渚百選にも選ばれている「鉢ヶ崎海水浴場」があるので海水浴を楽しめるのうれしいポイント!さらに周囲に明かりが少なく天候条件が良ければ星空鑑賞もできます。
【基本情報】
【関西・奈良】フォレスト・イン洞川
奈良県の天川村という山に囲まれた場所にあるキャンプ場。山々に囲まれているおかげで余計な光が一切なく、美しい星空を堪能できる、関西随一のキャンプ場です。
星空を堪能できるだけでなく、自然に恵まれたこのキャンプ場にはきれいな川が流れており、初夏の昼間には川遊びを、夜には星空の光とともにホタルの光も堪能。大小様々なオートサイトのほか、バンガローもあります。大自然を感じるキャンプ場でゆったりと星を眺めてみてください。
【基本情報】
【甲信越・長野】銀河もみじキャンプ場
環境省から「星が最も輝いて見える場所」の第一位に認定されたこともある、とにかく美しい星空を堪能できるキャンプ場です。高い標高と町から離れた立地、澄んだ空気と自然あふれる環境が最高の夜空をつくりだします。
23棟のバンガローを備えており、初心者でも安心です。キャンプ場の名前にもある通り秋には紅葉も美しく色づきます。秋に訪れて、昼間は紅葉、夜は星空と絶景をいつでも楽しむのも最高です。
【基本情報】
【東海・岐阜】めいほう高原キャンプフィールド
スキー場の一角にある自然に囲まれたキャンプ場!スキー場の広大な敷地がすぐ横にあるのみで、そのほかに光源になるものがなく、また高原の空気が澄み渡っているので、星の輝く明るい夜空を楽しめます。
ピザ作りやカヌー体験のように、キャンプ以外にも楽しめるアクティビティが満載。子どもも喜ぶこと間違いなしなので、ファミリーキャンパーさんにはうってつけのキャンプ場です!
【基本情報】
【四国・徳島】まぜのおかオートキャンプ場
太平洋を望むことができる小高い丘の上にあるキャンプ場です。四国の中でも施設の充実したキャンプ場で、テントサイトやコテージはもちろん、プールやテニスコートも付属しており、キャンプとともにその他のスポーツやアクティビティを楽しむこともできます。また、海も山も近くにあるため、豊かな自然の中で採れた新鮮な魚や野菜などをいただくことができますよ!
星空ももちろん絶品!海と山に囲まれ、澄んだ空気の中満点の星空を楽しむことができます。
【基本情報】
くじゅう花公園 キャンピングリゾート花と星
阿蘇くじゅう国立公園の中に位置するくじゅう花公園内にあるキャンピングリゾート花と星。春から秋にかけて、500万本の花が咲き誇る公園内にあるため、24時間花や自然を感じることができます。夜には満点の星空と花畑のコラボレーションを見ることができるのは宿泊者の特権!
宿泊プランは手ぶらグランピングからオートサイトまで選ぶことができるので、初心者でも安心。体験イベントも充実しており、リースやハーバリウム作り、ブルーベリー摘みやヨガなど、大人からこどもまで楽しめるメニューが盛り沢山あります!
【基本情報】
【九州・大分】久住高原オートビレッジ
阿蘇の山々を眺めることができ、高台にあるため空を見上げれば全面に美しい星空を眺められるキャンプ場です。時には流れ星を見ることができ、都会の暮らししかしたことのないお子さんに自然を感じてもらうにはうってつけ。阿蘇山がひらけて見える露天風呂もあり、その雄大な自然にあっとされるばかりです!
秋に訪れると、周辺一体が紅葉で埋め尽くされています!キャンプ場についてからはもちろん、道中にも自然を感じ素敵な時間を堪能できます。
【基本情報】
【北海道】星に手のとどく丘キャンプ場
その名の通り、まさに星に手がとどくかと思うほどに美しい星空が目一杯に広がる素敵なキャンプ場です。日本で一番星がきれいだと言われる富良野町の中でも、山に囲まれたこのキャンプ場はより一層澄み切った空気で、遠く輝く星までもが見える場所ですよいつもは焚き火を楽しんだら寝てしまうという方も、焚き火を楽しんだ後は明かりを全て消して星空を堪能しましょう!
【基本情報】
キャンプ場での過ごし方
行き先さえ決まってしまえば、あとはお楽しみの星空キャンプが待っています。星が見える夜になるまでの過ごし方はもちろん自由。キャンプをとことん楽しみましょう!星空を見ずに寝てしまわないよう、はしゃぎすぎには注意です。
ただし1つだけしなければいけないことがあります。それは昼間のうちに星空を見るスポット絞ってしまうことです。夜になってしまうと、星空がきれいに見えるような暗いスポットを探すことは難しく、危ないです。昼間にいろんな場所を見て回るついでに、めぼしいスポットをピックアップしておくとよいでしょう。スポットを探すポイントは「南の空が開けているかどうか」ですよ!!理由はこの後説明します。
夜になって星空を見るスポットに移動する時は暗くて大変です。明かりを持っていく必要がありますが、ここでやってはいけないことが懐中電灯などの白色の明かりを使うことです。見る時は消すから問題ないんじゃないの?と思う方もいるかと思いますが、星空をきれいに見るためのポイントは周辺の明かりがないことはもちろん、自分の目を暗闇に慣れさせておくことです。懐中電灯などに使われている白色光は光量が多く、いろんな色の光が混ざった光なので、目が強い光に慣れてしまい、弱い光を放つ星を見ることができなくなってしまいます。
そこでおすすめなのがランタンです。ランタンはLED、ガス、ガソリンを使う3種類のタイプがありますが一番光量の少ないLEDのタイプを選ぶのがよいでしょう。暖色系のLEDを使ったタイプもあるので、そこまで明るくならないです!星空を見ている時間は使わないとは言え、帰り道に電池が切れると大変なのでソーラー発電タイプは使わないのが無難でしょう。
いよいよ星空観察
おめあてのスポットに着いたらいよいよ星空観察を始めましょう!一口に観察と言ってもいろんな楽しみ方ができます。
まずはシンプルに夜空を見上げる。
観察するスポットが星空を見るのに適した場所なら、見上げるとそこには最高の星空が広がっているはずです!南の空が開けていればその季節に見ることのできる星座は全部見ることができるでしょう。季節特有の星座は全て南の空を通るので南の空は開けているスポットが絶好のスポットなんです!
双眼鏡を使ってもっと小さな星たちも!
双眼鏡って風景や鳥を見るためのものじゃないの?と思っている方は多いと思います。実際、バードウォッチングなどでよく使われますが、実は星を見るのにも役立ちます。月の模様もはっきり見えて、裸眼では見えないような光の弱い星まで見られます。星を見るための双眼鏡もあり、星雲まで見られることもあるとか。
天体観測と言ったら望遠鏡!
星を見るなら望遠鏡は鉄板。月のクレーターはもちろん、土星の輪っかや木星の縞模様まで見えます!最近の望遠鏡はシンプルで高性能なものが出てきたため、初心者でも扱いが簡単。望遠鏡を担いでほうき星を探しに行きましょう。
最高のぜいたく!?ハンモック
長時間でも眺めていたい星空ですが、ずっと見上げていると首が痛くなることも。そんな時にはハンモックがおすすめです!上を見上げる必要がないので首も疲れず、寝ながら夜空を見れば視界一面に星空が広がっています。ハンモックでゆらゆら揺られながら、視界いっぱいに星空を楽しめるなんて最高のきれいだと思いませんか?ハンモックを持っていくのが難しい場合にはコットを持っていくのもおすすめです。
写真に撮って絶景を持ち帰ろう!撮影のポイントは?
最高の景色はキャンプから帰っても楽しみたいもの!夜空の写真を撮るのが難しいと思っている方に朗報です!一眼レフカメラさえ触ったことのない筆者でも簡単にきれいな夜空が撮影できました。
撮り方など技術的な説明はこちら
最近のカメラはとても性能が良いので少しコツをつかめば簡単に写真が撮れます。詳しく撮り方を知りたい方は記事を読んでもらえばわかるので、今回は「写真を撮る」を楽しむ方法を紹介します!
なにを撮るか、なにと撮るか
星空のみを撮る場合、なにを撮るのかで写真の見栄えは大きく変わってきます。一番見栄えが良いのは天の川。夜空が明るくなるほど無数の星が光っている景色はそれだけで被写体としては十分です!ロケーションが良ければ6月から8月まで見られるのでキャンプシーズンともかぶっていておすすめです。他にもはくちょう座やさそり座などキャンプシーズンには写真映えする星座がいくつもあります。
しかし、せっかくキャンプに来てるなら、キャンプ感が出ている写真も欲しいところ。そんな時にはテントやランタンと星空を一緒に撮ってみるのはどうでしょうか?明かるい被写体と一緒に写してしまうと、星が写りにくくなってしまいますが、明るい一等星や二等星は写るので「星のきれいなキャンプ場」の写真が撮れます。
どう撮るか
同じ星空を撮るにしても、どう撮るかが違うだけで大きく印象の異なる写真を撮れます。
1つ目はシャッタースピード。どのくらいの間、シャッターを開けて写真を撮るかを設定できます。長い時間シャッターを開けると動いている被写体が繋がっているような写真が撮れ、短いシャッタースピードなら動いている被写体でも止まった状態の写真に。星が繋がっているような写真はシャッタースピードを遅くして撮っています。
2つ目はホワイトバランス。ホワイトバランスは光によって色が違って見えるのを補正するためのものです。例えば室内で見た白と、外で太陽の光が当たっている白では同じ白でも違って見えます。それを同じ白に補正できるのがホワイトバランス機能。
星空の写真を撮るときには白色蛍光灯のホワイトバランスに設定するのがおすすめです!太陽光のホワイトバランスに設定して写真を撮ると実際に目で見ている感じに近い星空の写真が撮れますが、白色蛍光灯のホワイトバランスに設定すると夜空が寒色系の色に変わり、「The 宇宙!」という感じの星空が撮れます
写真の好みは人それぞれなので、たくさん写真を撮りながら自分好みの設定を見つけてみてください!きれいな写真を撮っていると、時間を忘れて夢中になってしまいます。筆者は夢中になりすぎていつの間にか朝になってました。
星のきれいなキャンプ場で幸せな夜を過ごそう
実はキャンプ場は星空を見れる絶好のスポットです。星空の自分なりの楽しみ方を見つけて、キャンプをもっと楽しみましょう!
高規格キャンプ場31選!綺麗で充実した設備が魅力【関東・甲信越編】
高規格キャンプ場とは、お風呂やトイレ、レンタル品など設備が充実していてとても綺麗な、初心者でも安心してキャンプを楽しめるキャンプ場のこと!今回は、千葉や埼玉などの首都圏から行きやすいキャンプ場や、山梨や神奈川、長野などの関東甲信越でおすすめの高規格キャンプ場を紹介します。