ニンニクのうまみでお酒が進む!「焼き枝豆のペペロン」
2024.08.09キャンプ料理
料理研究家の植松良枝さんに「旬食材でつくるキャンプおつまみ」を教わる連載の第18回は、「焼き枝豆のペペロン」です。枝豆を塩ゆで以外の食べ方にチャレンジしてみましょう。ペペロン味で焼いた枝豆に流行りのジンソーダがよく合います!
監修者
料理教室「日々の飯事」を主宰。季節を取り入れながら暮らすスタイルが人気。野菜づくりは今やライフワークとなっていて、野菜を多く使ったシンプルな料理が得意。週末は自宅のテラスでおうちキャンプを楽しむ。著書に「バスクバルレシピブック」(誠文堂新光社)、「一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ」(プレジデント社)など
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制作者
鎌上織愛
自然をこよなく愛する道産子ライター。春は釣り、夏はダイビング、秋は登山、冬はスキーと、年中アウトドアを楽しむ。最も思い出深いアウトドア経験は、あらゆるライフラインが断絶された山奥での1ヶ月キャンプ。出版社や新聞社での勤務を経て、現在はフリーライターとして農業メディアや食と暮らしのメディアなど多方面で執筆活動中。特においしいものに目がなく、持ち前のフッカルさで日本全国のご当地グルメを食べ歩いている。
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さやまでこんがり焼いて「焼き枝豆のペペロン」
8月の旬食材は「枝豆」。今回は「焼き枝豆のペペロン」の作り方を植松さんに教わりました。ゆでる前の塩もみで下味をつけ、さやの産毛を取るひと手間を忘れずに。口当たりが良くなりおいしさもアップします。
さやごと焼いて、香ばしさとうまみを閉じ込めるのがこのレシピのポイント。こんがりと焼いた枝豆のほくほくとした甘みは格別です。手軽に作れてやみつきになるおつまみですよ。
材料(2人分)
- 枝豆 120g
- ベーコン 60g(1cm幅に切っておく)
- ニンニク 2片(叩き潰して実を取っておく)
- 唐辛子 2個
- オリーブオイル 大さじ3
- 塩 小さじ1/2
作り方(調理時間10分)
1 .枝豆のさやを切り落とす
枝豆のさやの上部をキッチンバサミで切り落とします。
2. 枝豆を塩もみする
バットに枝豆と塩と水少々(分量外)を入れ、揉み込むようにこすり合わせます。
3. 2の枝豆とニンニク、唐辛子を入れて焼く
中火にかけたマルチグリドルにオリーブオイルを入れ、2の枝豆とニンニク、種を取ってちぎった唐辛子を入れます。
4. ベーコンを加え、炒めながら混ぜ合わせる
さやがしなっとしてきたらベーコンを加え、炒めながら混ぜ合わせます。
5. 味を整える
最後に塩で味を整えます。
ペペロン味の枝豆のお供はドライなジンソーダで決まり!
焼いた枝豆の甘みに、ニンニクのうまみとピリッとした唐辛子がクセになるおいしさです。ベーコンと交互に食べればもう手が止まりません。いつもとは違う枝豆のおいしさに驚きますよ。
おすすめのお酒はキリッとドライな味わいのジンソーダ。爽やかなジンの香りがパンチのきいたペペロン味によく合います。
今回のキーアイテム
特殊なコーティングがされており、シーズニング不要でお手入れも簡単な「JHQ 鉄板マルチグリドル」のディープタイプ。傷・摩擦に強いためアウトドアでも大活躍のアイテムです。高い熱伝導率で素材のおいしさを最大限に引き出し、多彩な調理方法に対応してくれます。収納ケース・木製グリップ・鍋敷き付きの親切設計。IH対応。
撮影/宮本信義 スタイリング/河野亜紀
旬を作って食って飲む
キャンプでは地元で採れる食材や、旬の幸を味わいたいですよね。「旬を作って食って飲む」では、野菜を使う料理を得意とする人気料理研究家の植松良枝さんに、旬の食材でつくるおつまみを教わります。お酒と料理のフードペアリングも必見です!