おつまみにもメインにも!「焼き厚揚げと枝豆の和風ホットサラダ」
2024.08.16キャンプ料理
料理研究家の植松良枝さんに「旬食材でつくるキャンプおつまみ」を教わる連載の第19回は、「焼き厚揚げと枝豆の和風ホットサラダ」です。厚揚げを入れてボリュームたっぷり!シソやミョウガの薬味が香り、メインはもちろん、おつまみにもぴったりなサラダです。
監修者
料理教室「日々の飯事」を主宰。季節を取り入れながら暮らすスタイルが人気。野菜づくりは今やライフワークとなっていて、野菜を多く使ったシンプルな料理が得意。週末は自宅のテラスでおうちキャンプを楽しむ。著書に「バスクバルレシピブック」(誠文堂新光社)、「一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ」(プレジデント社)など
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制作者
鎌上織愛
自然をこよなく愛する道産子ライター。春は釣り、夏はダイビング、秋は登山、冬はスキーと、年中アウトドアを楽しむ。最も思い出深いアウトドア経験は、あらゆるライフラインが断絶された山奥での1ヶ月キャンプ。出版社や新聞社での勤務を経て、現在はフリーライターとして農業メディアや食と暮らしのメディアなど多方面で執筆活動中。特においしいものに目がなく、持ち前のフッカルさで日本全国のご当地グルメを食べ歩いている。
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ボリューム満点「焼き厚揚げと枝豆の和風ホットサラダ」
8月の旬食材は「枝豆」。今回は「焼き厚揚げと枝豆の和風ホットサラダ」の作り方を植松さんに教わりました。さやからマメを取り出して使うので、食感を楽しみたい人は少し固めにゆでましょう。
たっぷり入れた薬味のほろ苦さと枝豆の甘みが、淡白な味の厚揚げにぴったりのサラダです。厚揚げは、外がカリッとするまでじっくり焼いて食感よく仕上げるのがポイント。キャンプ場で食べる場合は、事前にゆでた枝豆を持っていけば、厚揚げを焼くだけで仕上がる簡単レシピです。
材料(2人分)
- 枝豆 1/2カップ(約60g ※ゆでてさやを取り除いた状態)
- 厚揚げ 1パック
- シラス 30g
- 青ジソ 4枚
- ミョウガ 1個
- おろしショウガ(チューブでも可) 適量
- しょうゆ 適量
作り方(調理時間10分)
1. 下準備をする
ゆでた枝豆を、さやから取り出しておきます。厚揚げは4等分に、ミョウガは縦に4等分してから斜めに薄く切ります。青ジソは手でちぎり、食べやすい大きさにします。
2. 厚揚げを焼く
中火にかけたスキレットに、油は引かず、4等分に切った厚揚げを入れて両面を焼きます。
3. 厚揚げをお皿に盛り付け、トッピングする
厚揚げをお皿に盛り、青ジソ・ミョウガ・シラスをトッピングします。その上に、枝豆とショウガをのせ、しょうゆをまわしかけます。
パリパリの厚揚げにたっぷりのトッピングで食べごたえ満点!
薬味としょうゆが枝豆の甘みを引き立てる、メインにもなるおつまみサラダです。トッピングのさまざまな食感に、シソやミョウガの香りも楽しめる、ごちそう感あふれるひと品。キャンプ飯にも普段のおかずにもぴったりで、食卓を華やかにしてくれます。和風の味付けなので、合わせるお酒はキリリと冷やした日本酒をぜひ。シラスの塩味で、お酒がクイッと進みます。
今回のキーアイテム
食品・キッチン雑貨の人気セレクトショップ「DEAN&DELUCA(ディーンアンドデルーカ)」で販売されている、アメリカ・サンフランシスコの老舗テーブルウェアブランド「CROW CANYON HOME(クロウキャニオンホーム)」のホーロー製サラダプレート。
直径20cmのほどよい大きさで、サラダやおかず、ケーキなどの取り分けに便利です。高品質のホーロー製で耐久性・機能性に優れており、アウトドアでも大活躍!美しいマーブル模様が、盛り付けた料理をより一層おいしそうに引き立ててくれます。レンジ、オーブン、直火は不可。食洗機は使用可能です。
撮影/宮本信義 スタイリング/河野亜紀
旬を作って食って飲む
キャンプでは地元で採れる食材や、旬の幸を味わいたいですよね。「旬を作って食って飲む」では、野菜を使う料理を得意とする人気料理研究家の植松良枝さんに、旬の食材でつくるおつまみを教わります。お酒と料理のフードペアリングも必見です!