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旬を作って食って飲む「台湾風高菜炒め」

枝豆でボリュームアップ!ご飯もお酒も進む「台湾風高菜炒め」

※本記事には一部プロモーションが含まれます

料理研究家の植松良枝さんに「旬食材でつくるキャンプおつまみ」を教わる連載の第20回は「台湾風高菜炒め」。今が旬の枝豆に豚肉を加え、台湾でなじみ深い高菜漬けを炒め合わせた異国情緒あふれる料理です。高菜の塩味が食欲をそそり、紹興酒が進みます。

監修者

植松良枝

料理研究家 植松良枝

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料理教室「日々の飯事」を主宰。季節を取り入れながら暮らすスタイルが人気。野菜づくりは今やライフワークとなっていて、野菜を多く使ったシンプルな料理が得意。週末は自宅のテラスでおうちキャンプを楽しむ。著書に「バスクバルレシピブック」(誠文堂新光社)、「一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ」(プレジデント社)など
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カリカリお肉がジューシー!異国情緒感じる「台湾風高菜炒め」

台湾風高菜炒め
8月の旬食材は「枝豆」です。今回は、高菜炒めに枝豆を入れてボリューミーに仕上げた「台湾風高菜炒め」の作り方を植松さんに教わりました。 「高菜漬け」は福岡や熊本などの九州地方の名産として知られていますが、実は台湾でもポピュラーな食材。日本と異なるのは「高菜漬け」を調味料として使う点だそうです。 高菜漬けは炒めることで酸味やうまみが増し、おいしさがアップします。枝豆のほどよい甘みがいいアクセントになり、ご飯が何杯でも進む味に。キャンプ場では、焼きそばの具にしたり、スクランブルエッグを合わせて朝食にするのもおすすめです。

材料(2人分)

「台湾風高菜炒め」の材料
  • 豚バラ肉(2cm幅にカット) 150g
  • 枝豆 1/2カップ(約60g ※ゆでてさやを取り除いた状態)
  • 高菜漬け(小口切り) 1/2カップ(約60g)
  • 小ネギ(小口切り) 50g
  • ニンニク(薄くスライス) 1片
  • ショウガ(みじん切り) 1片
  • しょうゆ 大さじ1
  • 酢 大さじ1
  • 砂糖 小さじ1
  • ごま油 小さじ2

作り方(調理時間15分)

1. 豚肉を炒める

マルチグリドルで豚肉を炒めている様子
中火にかけたマルチグリドルにごま油をひき、ニンニクとショウガを加熱します。香りが立ったら豚バラ肉を加え、火が通るまでしっかり炒めます。
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植松さん

豚バラ肉はカリッとするくらい、しっかり焼くのがおすすめです。食感も良く、ジューシーな味わいに仕上がりますよ

2. 野菜を順番に加えて炒め合わせる

高菜を加えて炒め合わせている様子
豚肉にしっかり火が通ったら、まず高菜を加えて炒め合わせます。
枝豆を加えて混ぜ合わせている様子
次に枝豆を加えて炒め合わせます。
ネギを加えて炒め合わせている様子
最後に小ネギを加えて、炒め合わせます。
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植松さん

小ネギは炒めすぎると水分が出てしなしなになってしまうので、調味料の直前に加えましょう

3. 調味料を加えて仕上げる

最後に調味料を加えて炒め合わせている様子
しょうゆ・酢・砂糖を加え、炒め合わせます。

高菜と紹興酒のハーモニーがまさに台湾!

「台湾風高菜炒め」と紹興酒を合わせたテーブルコーディネート
カリッと焼いた豚肉と高菜のうまみが、やさしい枝豆の甘さとよく合います。高菜炒めは台湾では一般的な料理で、台湾の市場では量り売りで買う地元民も多い人気メニュー。本場台湾にならって、ぜひ紹興酒と一緒にいただきましょう。キャンプ場で台湾さながらの食事が楽しめます! 「台湾風高菜炒め」はお酒も進むメニューですが、白米にもよく合う濃い味わいが美味。材料を炒め合わせるだけで手軽につくれるので、キャンプ場だけでなく、普段のおかずにもおすすめです。
撮影/宮本信義 スタイリング/河野亜紀

旬を作って食って飲む

キャンプでは地元で採れる食材や、旬の幸を味わいたいですよね。「旬を作って食って飲む」では、野菜を使う料理を得意とする人気料理研究家の植松良枝さんに、旬の食材でつくるおつまみを教わります。お酒と料理のフードペアリングも必見です!



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