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海でペグを使用している様子

おすすめの砂浜向けペグ(サンドペグ)8選!抜けにくい製品や打ち方を紹介

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砂浜にテントやタープを固定するときに便利なサンドペグ。でも「どれくらいの長さが必要?」「普通のペグと同じ打ち方でいいの?」と気になることも多いですよね。本記事ではサンドペグのおすすめ8選をはじめ、選び方や打ち方、代用アイテムなどを徹底解説します。

砂浜でもペグは打てる?サンドペグの特徴

砂浜にタープを張ったら、すぐにペグが抜けてしまった!なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?そんなときに活躍するのがサンドペグ。ここでは、サンドペグの特徴を詳しく解説していきます。

サンドペグ(砂地ペグ)とは

サンドペグは、砂浜や海辺などやわらかい地面での使用に特化したペグを指します。表面積が広く、さらさらとした砂浜でも抜けにくいことが特徴です。聞き慣れない人も多いかもしれませんが、アウトドア専門店やホームセンターなどでも手軽に購入可能。夏の海水浴やバーベキューなどのレジャーをはじめ、海辺のキャンプ場や、ふかふかの雪の上にテントを張る雪中キャンプでも活躍します。

サンドペグのメリット

砂浜でペグを使用している様子

出典:PIXTA

サンドペグを使う一番のメリットは、砂浜や雪上などやわらかい地面でも抜けにくいこと。アルミやABS樹脂など、比較的安価で軽量な素材でつくられたものが多いことも魅力です。鍛造ペグやピンペグは、芝生などの一般的なサイトではしっかり差し込めますが、砂浜では抜けやすく不安定になりがち。砂浜での使用に特化したサンドペグを使えば、大型テントもしっかり固定できます。

サンドペグのデメリット

ペグハンマー

出典:PIXTA

サンドぺグは、ペグ自体の強度が弱く、芝生や砂利など固めのサイトでは使えないことがほとんどです。使用シーンが限定されるので、汎用性は決して高くありません。また、金属製のハンマーを使うと破損や変形の恐れがあるため、ゴムやプラスチック製のハンマーを用意する必要があります。一般的なペグより長めのモデルが多く、別のハンマーを用意することも考慮すると、荷物は増えてしまうことはデメリットとして挙げられるでしょう。

砂浜向けペグ(サンドペグ)の選び方

砂浜向けペグの選び方を3つのポイントにわけて解説します。使用シーンをイメージして、自分に合ったアイテムを見つけましょう。

砂浜用ペグ選びの3ポイント

  1. 1

    形状は「X/Y字型」「U字型」「スクリュー型」から選ぶ

  2. 2

    素材は錆びにくく軽量なアルミやABS樹脂

  3. 3

    長さは最低30cm以上、風が強いなら40cm以上

抜けにくい形状をチェック

ペグは使用する地面の質に合わせて形状を選ぶ必要があります。砂地などのやわらかいサイトには設置面積は広い形状のものが抜けにくく、おすすめです。適した形状は主に、X・Y字型、U字型、スクリュー型の3種類。それぞれの特徴を考慮して、自分に合ったものを選びましょう。
X・Y字型は名前のとおり、断面がXやYの形になっています。硬すぎる地面には向きませんが、比較的幅広いサイトに適しています。使用頻度が少ない場合や、砂地に限らずさまざまな地面で使用したい場合は、X・Y字型をチェックしてみましょう。
U字型は、断面積が広く、砂地でも抜けにくいのが特徴。重ねて収納すれば、コンパクトに持ち運べる点も魅力です。アルミ製がほとんどですが、形状ゆえにどうしても素材が薄くなり、強度が低下しがちです。強く打ち込むと変形していまうことがあるので注意しましょう。
スクリュー型はネジのような形状をしており、ねじ込むことでしっかり地面に固定できます。硬い地面には打ち込みにくくいため、砂地や雪上に特化した形状といえるでしょう。中にはハンマー不要で使えるモデルもあり、手軽に使いやすいことも魅力です。

素材はさびにくいものがベター

サンドペグの主な素材はアルミとプラスチック(ABS樹脂)です。どちらも軽量で扱いやすく価格もリーズナブル。耐久性は低めで、アルミは変形しやすい、プラスチックは割れやすい性質を持ちます。 アルミはさびにくい金属ですが、海辺で使用する場合、海水や潮風の影響でさびや腐食が発生しやすくなることも。お手入れの手軽さを考慮するなら、劣化が少ないプラスチック製がおすすめです。汚れも落としやすく、水洗いするだけできれいになります。

抜けにくさにこだわるなら長いものを

サンドペグの長さは30~40cmほどのものが多く、一般的なペグよりやや長めのモデルが主流です。ペグは長いほど抵抗力が増し、抜けにくくなります。デイキャンプ用のビーチテントなら30cm以上ファミリー用の大型テントを固定する場合は40cm以上を目安に選びましょう。砂浜はやわらかく、通常のサイトよりペグが抜けやすいため、できるだけ長めのものを使用することをおすすめします。

おすすめの砂浜向けペグ(サンドペグ)8選

砂浜での使用にぴったりのサンドペグを8選紹介します。サイズや素材、形状の違いを考慮してお気に入りのアイテムを見つけましょう。

砂浜向けペグに代用できるアイテム&アイデア

砂浜向けペグを用意できないとき、代用できるおすすめアイテムやアイデアを紹介します。砂浜でのレジャーを楽しむときはぜひ参考にしてみてください。

ホームセンターのプラ杭

黄色いペグ

出典:PIXTA

プラ抗は、農業用のビニールシートを固定するために使われるアイテムですが、しっかり刺さって抜けにくいため、サンドペグとしても活躍します。100円以下で購入できるものも多く、予算を抑えたい人にもぴったり。CAINZ(カインズ)やコーナンなど、身近なホームセンターでも販売されているので近くの店舗をチェックしてみましょう。

ペグの上に大きな石を乗せる

大きな石

出典:PIXTA

ペグの上に石を乗せて重しにする方法も効果的です。砂浜に大きな石がある場合はぜひ活用してみましょう。風の強い日は、ロープが揺れて石がずれてしまうこともあるので、石にロープを巻いておくと安心です。石以外に、砂や水を入れたバケツなどでも代用できるので、覚えておくと役立ちます。

100均で買える砂浜向けペグ

100円ショップのイメージ

出典:PIXTA

「砂浜向けのペグにあまりお金をかけたくない」という場合は100円ショップをチェックしてみましょう。DAISO(ダイソー)やSeria(セリア)には砂浜にぴったりのプラスチックやアルミ製のペグが販売されています。一般のキャンプサイトで使うにはやや不安がある100円ショップのペグも、やわらかい砂浜なら十分に機能を果たしてくれますよ。

砂浜向けペグの打ち方

サンドペグを打つ様子

出典:PIXTA

砂浜でのペグの打ち方は、芝生や土などのキャンプサイトとやや異なります。ここでは砂浜でのペグの打ち方を解説します。
  1. ペグを打つ場所の周辺に水を撒く
  2. ペグをロープに対して垂直になるように傾けて地面に刺す
  3. プラスチックやゴム製のハンマーで深くまで打ち込む
  4. 上から砂をかけて周辺をしっかり踏み固める
さらさらの砂浜にペグを打つ際にはいくつかのコツがあります。まず、一番に気を付けたいことは、地面に対して角度をつけて打つこと。また、深く差し込むほどに不可抗力で抜けにくくなるためで、地面ギリギリまで打ち込むようにしましょう。抜くときは、ロープを左右に振りながら引っ張れば簡単に抜けるので、ペグ抜きがなくても手軽に撤収できます。

砂浜でも抜けないペグで快適に

サンドペグは、海キャンプや浜辺でのバーベキューに欠かせないアイテムです。場所によってペグを使い分けるのは面倒に感じるかもしれませんが、テントやタープはしっかり固定しないと倒れたり、風で飛ばされたり、危険が生じます。シーンに合ったペグを用意し、安心してレジャーを楽しみましょう。

今回紹介したアイテム

商品画像CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) PC.サンドペグ38cmキャプテンスタッグ PC.サンドペグ45.5cmFreell(フリール) サンドペグ JEELAD U字型サンドペグUMiNEKO(ウミネコ) サンドペグスクリューペグキャプテンスタッグ スパイラルペグYAPJEB テントペグ 第一ビニール プラ杭 36cm
商品名CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) PC.サンドペグ38cmキャプテンスタッグ PC.サンドペグ45.5cmFreell(フリール) サンドペグ JEELAD U字型サンドペグUMiNEKO(ウミネコ) サンドペグスクリューペグキャプテンスタッグ スパイラルペグYAPJEB テントペグ 第一ビニール プラ杭 36cm
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