ペグ

【打ち比べて徹底比較】キャンプ用ペグのおすすめ16選!

キャンプや登山で必需品のペグは、鍛造、チタン、アルミのような素材、またタープ設営には長いペグが良いなど、最適な使い方があります。本記事ではペグの種類や選び方、使い方とおすすめ16選を紹介。エリッゼ、スノーピーク、ゼインアーツなどの人気定番のペグを打ち比べて、初心者にもわかりやすく特徴を解説しています。あなたにぴったりなペグを見つけ、よりキャンプを快適にしましょう!

人気定番のペグをhinata編集部員が実際に使って徹底比較!

本記事では、人気定番のペグをhinata編集部員が実際に使用し、打ち込みやすさ、抜きやすさを検証。ペグの種類や選び方、おすすめのペグを紹介します!
ペグの検証
ペグの検証

ペグとは?

バルブステーク
ペグは、テントやタープが風で飛ばされないように、地面に固定する役割を担っています。このペグがしっかり刺さっていないと、テントやタープは風に飛ばされてしまい、安全性に欠けてしまいます。そのため、テントサイトの土質に合ったペグを選び、正しく刺し込む必要があります。

ペグの種類と選び方

ペグには様々な素材、形の製品がありますが、使う用途によって選び方が変わってきます。ここでは利用シーンに合わせて選ぶペグの種類を紹介します。

テントやタープに利用するなら鍛造ペグ

鍛造ペグ
テントやタープを購入した際に付属しているペグとは別に、新しくペグを新調しようと考えている方は、鍛造製のペグを購入することをおすすめします。芝生などの比較的柔らかい地面から砂利などの固い地面まで幅広く対応でき、重たく固定力があるので、風に吹かれてもテントをしっかり支えてくれます。 テントやタープを固定するためペグ自体の重量は増えますが、その分耐久性も優れています。
ペグの長さの比較
鍛造ペグには同一種類で長さが異なるものも多く販売されています。タープは特に風に煽られやすいため24cm以上の長さのペグを使うと安定感が増します。赤色や青色のペグを出しているメーカーもあり、撤収時にペグを抜き忘れしにくいです。

登山やツーリングキャンプではチタンやジュラルミンペグ

ジュラルミンペグ
登山やツーリングキャンプなど荷物の重量を減らしたい場合は、チタンやジュラルミンがおすすめ。鍛造製のペグに比べて、固定力は劣りますが、その分軽く、持ち運びもしやすいです。また強度もあるため、テントを購入した際に付属しているアルミ製やスチール製のペグのように簡単に折れたり曲がったりしません。 直接風が当たらないシェルター内のインナーテントなどに利用する場合にもおすすめです。

地面が柔らかい場所ではY字や十字型のアルミペグ

アルミペグ
砂浜や柔らかい土で利用する場合、Y字や十字型のアルミペグがおすすめです。地面と接する面積が増えるため固定力に優れています。
キャンプ場でアルミは曲がりやすいので注意
キャンプ場のように硬い地面で使う場合、折れやすいので注意が必要です。

テントやタープにおすすめペグ

おすすめしたいペグは、エリッゼ、スノーピーク、YOGOTO、ogawa、ゼインアーツの5つ。エリッゼとスノーピークは定番、ogawaとゼインアーツはおしゃれなデザインと使いやすさを兼ね備えている鍛造ペグです。YOGOTOは鍛造ではないため、強度は弱いですがコスパの良いアイテムです。
ペグのヘッドの比較
左からエリッゼ、スノーピーク、YOGOTO、ogawa、ゼインアーツ。 左3つのヘッドの形は似ていますがYOGOTOのみ、頭に丸みがあります。それぞれ打ち込んでみると重厚な鉄の音がし、気持ちの良い打ち心地です。YOGOTOのみ軽い金属音で、打つ感覚に物足りなさを感じました。
ペグの打ち込む速さの違い
打撃面の広さによって打ち込むスピードが変化します。画像は左からエリッゼ、ogawa、YOGOTOをそれぞれ10回ペグハンマーで叩いた様子。ogawaは早く打ち込むことができます。エリッゼとYOGOTOは同程度の打ち込み具合です。
ペグ断面の比較
左からエリッゼ、スノーピーク、YOGOTO、ogawa、ゼインアーツ。 断面の形もそれぞれ異なっており、スノーピークとYOGOTOは丸、エリッゼとogawaは楕円、ゼインアーツは長方形です。楕円や長方形のペグは丸に比べて、地面と触れる面積が増えるため、しっかりと刺さります。またペグを抜く際もペグを回して隙間を作ることで、簡単に抜くことができます。 基本的にはどれもしっかりと刺さるため好みで選んで問題ありません。

村の鍛冶屋 エリッゼステーク

村の鍛冶屋 エリッゼ
新潟県三条市で生産されているエリッゼステークは18cm、28cm、38cm、48cmの長さを展開する鍛造ペグ。断面が楕円形になっているため撤収時にペグを回して抜きやすいです。鋼材を熱して圧力をかけているため、頑丈。色違いも販売しているためキャンプ場で抜き忘れもなくなります。

スノーピーク ソリッドステーク

スノーピーク ソリッドステーク
20cmから50cmの10cm単位で全4種類販売されています。ヘッド部分は円柱型で、ハンマーが滑りにくく、打撃力がペグに伝わりやすい構造となっています。ソリッドステークも、高い圧力をかけて製造され、頑丈です。エリッゼとの違いは断面が丸いところ。どちらも使いやすいため好みで選んで問題ありません。

YOGOTO ペグ

YOGOTO ペグ
YOGOTOは20cmと30cmの2タイプ。一番のおすすめポイントはコスパの良さです。1本あたりの金額で比較するとエリッゼやスノーピークの半額程度。また一本一本に夜光テープが付いているのも便利なポイント。他のペグに比べると強度や重厚さはありませんがとりあえずペグが欲しいという方にはおすすめ!

ogawa 鍛造ペグ

ogawa ペグ
新潟県燕三条で作られたogawaの鍛造ペグ。硬度が高く、非常にタフなペグです。ヘッドの形が独特ですが、ハンマーからパワーが伝わりやすく、テント設営時は地面に入り込みやすいです。また断面が楕円形で、撤収時はペグを回して引き抜きやすい形状になっています。18cm、28cmの2タイプです。

ゼインアーツ グラートステイク

ゼインアーツ ペグ
無骨なデザインが特徴的なゼインアーツの鍛造ペグ。18cm、28cmの2タイプです。断面が長方形なので地面にしっかりと密着します。ogawaと同じくペグハンマーの当たる面積が広く、ペグに力が伝わりやすいので地面に入りやすいです。撤収時は楕円タイプのペグより回すときに力が必要ですが、同じ要領で簡単に抜けます。

登山やツーリングキャンプにおすすめペグ

ジュラルミンとチタンペグ
ジュラルミン、チタンで紹介したいのはアウトドアブランドで有名なユニフレームとAmazonで人気のBoundless Voyage。重量は17g、40gとどちらも手に持つとかなり軽いですが、つくりはしっかりしています。打ち込みも簡単に地面に入り込んでいきます。

柔らかい地面におすすめアルミペグ

Y字・十字型のアルミペグは、使い心地の面でブランドによって大きな差はない印象でした。欲しい本数やカラー、付属品で選べば問題ありません!

オシャレなおすすめペグ

おしゃれなペグ
hinataストアで販売しているペグを紹介します。どちらも個性的な商品なので他の人とは違うペグが欲しい!という方におすすめです!

あわせて買いたい!ペグハンマー・ペグケース

お気に入りのペグを見つけたら合わせてペグハンマーやペグケースも欲しくなってしまうもの。hinata編集部が選ぶおすすめ商品も記事にしていますのでチェックしてみてください!ペグケースもあるとキャンプが楽しくなりますよね!

ペグの基礎知識

テントやタープの設営に必須のペグですが、使用の際にはちょっとしたコツがいります。ここではペグの正しい使い方や、安全かつ便利に使う方法を紹介します!

ペグの打ち方

ペグの打ち込み
キャンプサイトに合ったペグを選んだら、あとは打ち込むだけ!でも、ただむやみに打ち込めばいいというものではありません。それぞれのペグの特徴を100%発揮させるためには、正しく打ち込むことが重要です。

ペグの抜き方

ペグの抜き方
杭抜きの付いているペグハンマーを持っているならば、それを使って抜くのが最も早く、効率が良いです。しかし、すべてのペグハンマーに杭抜きが付いているわけではありません。芝生などの比較的柔らかい地面であれば手で抜くことも可能ですが、固い地面や、深く刺さってしまった際にはどうすれば良いのでしょうか? そんな時はペグを使ってペグを抜くのがおすすめです。余ったペグを、抜けなくなったペグのガイロープ用の穴に通し、ねじってぐるぐる回します。するすると回るようになったら上に引っ張ると簡単にペグが抜けます。プラスチック製のペグは折れてしまう恐れがあるので控えましょう。

ペグの目印はどうする?

ペグの目印
夜になると、ペグをどこに差し込んだのかわからなくなったり、長さの異なるペグを一緒にしておくと判別が難しくなったりしますよね。これらを防ぐために、色付きや光るペグを購入するのも手ですが、これのためにわざわざペグを買いなおすのも面倒…。 そんな方は、穴に小さなガイロープをつけておくと、地面に差し込んであるペグも認識しやすくなります。 また、サイズ別で違う色のガイロープをつけておけば、混ざってしまっても一目で判別!

用途に合わせてペグを選ぼう

ペグの選び方やおすすめのペグを見ていきました。種類や各ペグに適した使用サイトなど、意外と奥が深いペグ。初めにも書きましたが、ペグはテントやタープの「縁の下の力持ち」です。たかがペグと適当に選ぶのではなく、使用する場所に適したペグを使って、楽しく安全にアウトドアを楽しんでほしいと思います。

今回紹介したアイテム

商品画像村の鍛冶屋 エリッゼステーク 18cm村の鍛冶屋 エリッゼステーク 28cm村の鍛冶屋 エリッゼステーク 28cmスノーピーク ソリッドステーク 20cmスノーピーク ソリッドステーク 30cmYOGOTO ペグ 20cmYOGOTO ペグ 30cmogawa 鍛造ペグ 18cmogawa 鍛造ペグ 28cmゼインアーツ グラートステイク 18/28cmユニフレーム ジュラパワーペグ 20cmBoundless Voyage チタンペグ 20cmAzarxis アルミペグTRIWONDER アルミペグサルタハイク BITE STAKEmoose バルブステーク ロング
商品名村の鍛冶屋 エリッゼステーク 18cm村の鍛冶屋 エリッゼステーク 28cm村の鍛冶屋 エリッゼステーク 28cmスノーピーク ソリッドステーク 20cmスノーピーク ソリッドステーク 30cmYOGOTO ペグ 20cmYOGOTO ペグ 30cmogawa 鍛造ペグ 18cmogawa 鍛造ペグ 28cmゼインアーツ グラートステイク 18/28cmユニフレーム ジュラパワーペグ 20cmBoundless Voyage チタンペグ 20cmAzarxis アルミペグTRIWONDER アルミペグサルタハイク BITE STAKEmoose バルブステーク ロング
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