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アスパラとカニカマの春巻き

簡単すぎてリピ決定!「アスパラガスとチーズとカニカマの焼き春巻き」

※本記事には一部プロモーションが含まれます

料理研究家の植松良枝さんに「旬食材でつくるキャンプおつまみ」を教わる連載の第6回は、アスパラガス入りの「焼き春巻き」です。揚げずにこんがりと焼くことで香ばしい仕上がりに!アスパラガスが丸ごと1本入って食べごたえがあり、キャンプにぴったりなおつまみです。

植松良枝

監修者

料理研究家

植松良枝

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料理教室「日々の飯事」を主宰。季節を取り入れながら暮らすスタイルが人気。野菜づくりは今やライフワークとなっていて、野菜を多く使ったシンプルな料理が得意。週末は自宅のテラスでおうちキャンプを楽しむ。著書に「バスクバルレシピブック」(誠文堂新光社)、「一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ」(プレジデント社)など公式HP

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5月の旬食材は「アスパラガス」

木製テーブルに置かれたアスパラガス
前回はアスパラガスのオスとメスの見分け方や、旬のアスパラガスを使ったスペインのオムレツ「トルティージャ」の作り方を紹介しました。今回の「焼き春巻き」のレシピでは、アスパラガスを下ゆでをせずに使います。アスパラガスをそのまま使う場合は、新鮮なアスパラガスを見分けるポイントを押さえておくことが大事。 アスパラガスは水分を多く含むため、乾燥に弱く足がはやい野菜です。鮮度を見分けるには、まず切り口が乾いていないかをチェックしましょう。また全体的に緑色が濃く、茎の太さが均一なもの、穂先が引き締まったものを選ぶのもポイントです。時間がたつと水分が抜けて筋っぽくなってしまうので、買ったらすぐに調理しましょう。

味付けいらずで簡単!アスパラガスの焼き春巻き

「アスパラガスとチーズとのカニカマの焼き春巻き」
アスパラガス1本を下ゆでせずにまるまる食べられるレシピです。あまりの簡単さに、筆者も「リピ確定!」と毎週のようにつくっているほど。調理工程は、切って巻いて焼くだけ!味付けはせず、カニカマとチーズの塩味だけの非常にシンプルなレシピですが、おいしいおつまみがあっという間にできあがります。 カニ風味かまぼこは日本ではおなじみの食材ですが、「スペインでも大人気なんですよ」と植松さん。なんと消費量は日本の3倍以上だとか。現地では「SURIMI」という名前で売られており、「本物のカニと比べても安くておいしい」と親しまれているそうです。
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植松さん

ハムやベーコンなどでも代用できますが、今回はカニ風味かまぼこを使ったスペイン風をぜひお試しください!

材料(2人分)

アスパラガス、チーズ、カニカマ、春巻きの皮
  • アスパラガス 4本
  • とろけるスライスチーズ 4枚
  • カニ風味かまぼこ 4本
  • 春巻の皮 4枚
  • 水 適量
  • オリーブオイル 適量

作り方(調理時間15分)

1. 春巻きの皮に具材をのせる

アスパラガスとチーズとカニカマを春巻きの皮にのせた様子
アスパラガスは根元の処理をし、半分に切ります。 春巻の皮をひし形の向きにまな板に置き、半分に折りたたんだスライスチーズ1枚分、アスパラガスを1本分、ほぐしたカニ風味かまぼこを1本分の順で重ねます。
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植松さん

アスパラガスは下ゆでしなくてOKです。具材は皮の真ん中ではなく、半分より少し下の位置に置くときれいに巻けますよ。

2. 春巻きの皮で具材を包む

アスパラガスとチーズとカニカマを春巻きの皮で包む様子
少し平らになるように、春巻きの皮を下からたたんで具材を包みます。
春巻きの皮に水をつけている様子
皮の角に薄く水をつけたら、はがれないように軽く握ってなじませます。
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植松さん

ボリュームがあるので手のひらでぎゅっと押して平らにしながら巻きましょう。

3. 温めたプレートに春巻きを並べる

グリルプレートに「アスパラガスとチーズとのカニカマの焼き春巻き」を並べた様子
コンロにグリルプレートを置き中火で温めたら、オリーブオイルをたっぷりとひいて2を並べます。
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植松さん

春巻きの閉じ口を下にしておくと、皮がはがれにくくなりキレイに仕上がります。

4. 両面を焼く

「アスパラガスとチーズとのカニカマの焼き春巻き」を焼いている様子
両面をそれぞれ5分ほど、きつね色になるまでこんがりと焼きます。

パリパリ焼き春巻きにはシュワッとレモンサワーがベストマッチ

「アスパラガスとチーズとのカニカマの焼き春巻き」とレモンサワーがテーブルに置かれている
焼きたてのパリッとした皮に、シャキシャキのアスパラガスの歯ごたえがたまらない焼き春巻き。とろけるチーズのまろやかな塩気やカニ風味かまぼこのうまみが、甘いアスパラガスと相性抜群です。調味料は何もつけずに、素材のおいしさをそのままいただきましょう。 ボリューム満点の焼き春巻きに合わせたいのは、レモンサワー。楽しい食感と味わいに、さっぱりしたお酒が進みます。

今回のキーアイテム

今回使用したのは、熱をじっくり均等に伝えてくれるグリルプレート。フライパンより厚みがあるため食材が焦げつきにくく、保温に優れているという特徴があります。焼き目がきれいにつき、本格的なキャンプ料理を楽しめるアイテムです。 また「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」のプレートは、そのままテーブルに出してもおしゃれ。直火はもちろん、オーブンでも使用できます。
撮影/宮本信義 スタイリング/河野亜紀

旬を作って食って飲む

キャンプでは地元で採れる食材や、旬の幸を味わいたいですよね。「旬を作って食って飲む」では、野菜を使う料理を得意とする人気料理研究家の植松良枝さんに、旬の食材でつくるおつまみを教わります。お酒と料理のフードペアリングも必見です!



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