スキットルの洗い方を解説!使っている人も必見の注意ポイントも紹介
ダイソーのスキットルが人気の理由を徹底レビュー!使用方法や洗い方も紹介
2024.04.16キャンプ用品
アウトドアの雰囲気をおしゃれにしてくれる「スキットル」を知っていますか。ウイスキーなどのお酒を入れて持ち運べる容器のことで、映画などで目にしたことのある人も多いはず。実は、100均のダイソーでも売られているのです。スペックや使いやすさを解説します。
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キャンプ・アウトドアWebマガジン「hinata」編集部。年間に制作・編集する記事は600以上。著書に『ひなたごはん』(扶桑社ムック)など。
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お酒好きのキャンパー必見!ダイソーのスキットル
今さら聞けない「スキットル」とは
出典:PIXTA
スキットルとは、アルコール度数の高い蒸留酒を入れて持ち運べる容器のこと。別名「ヒップフラスコ」とも呼ばれ、ズボンやボトムスの後ろポケットに入れて携帯することができる小型の水筒のことです。
金属製でつくられたものが主流で、ウイスキーやウオッカ、ブランデーなどアルコール度数の高い蒸留酒を入れるのに適しています。映画やアニメのワンシーンで目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。キャンプやアウトドアを、より楽しく、おしゃれにしてくれるワンランク上のアイテムです。
ダイソーのスキットルは売り切れ続出
出典:PIXTA
玄人好みのアウトドアギアのスキットルですが、アウトドア用品店やインテリアショップなどで購入すると、1個数万円する商品もあります。そうした中、100均のダイソーでは300円(税込330円)で販売されているのです。
ダイソーのスキットルは発売開始直後からSNSで話題になり、各店舗で売り切れが続出したほど。今回は注目商品のダイソーのスキットルを実際に購入し、スペックやクオリティを詳しく調べてみました。
ダイソーのスキットルの基本情報
サイズや大きさ
ダイソーのスキットルは箱に入った状態で売られており、箱から出すと透明のビニールに入っていて高級感があります。本体とフタに加えて、注ぎやすくするための専用器具「漏斗(じょうご)」がついています。手に持ってみると、手のひらに収まるほどのコンパクトなサイズです。
詳しいサイズや容量は以下の通りです。
【基本情報】
- 価格:330円(税込)
- 材質:本体:ステンレス鋼、フタ裏:ポリエチレン
- サイズ(約):幅9.3×奥行2.6×高さ12.6cm
- 適正容量:180mL (満水容量:190mL)
- 公式サイト:スキットル(漏斗付)
素材と重さ
本体の素材はステンレス鋼で、アウトドアに適した頑丈なつくりです。ステンレスはさびにくい金属ですので、お手入れも簡単にできそうです。フタ裏にはポリエチレンが使用されています。
本体の重さを量ってみると101gでした。これは小ぶりの卵2個分の重さに相当しますので、持ち運ぶのには適した軽さといえるでしょう。
見た目(安っぽくないか)
ダイソーのスキットルと聞いて「安っぽく見えるのではないか」と不安になる人もいるかもしれません。実際に手にしてみると、全体的にステンレスのシルバー色で、無駄のないスタイリッシュなデザインです。
パッと見ただけでは、ダイソーの商品とはわからないでしょう。グランピングなどの豪華なキャンプや、デザイン性に優れた最先端ギアともマッチする洗練されたアイテムだと感じます。
携帯性(ポケットに入るか)
別名はヒップフラスコといい、ズボンの尻ポケットに入れることを想定しているスキットル。お尻の形にフィットするように本体はゆるやかにカーブしています。
実際に成人女性のズボンの尻ポケットに入れてみると、すんなりと収まりました。コンパクトなので、ズボン以外にもアウトドアのアウターやレインウェアなどの腰ポケット、スーツの内ポケットにも入る大きさです。
漏れる心配はないのかを徹底検証!
商品を購入する上で肝心なのは、機能性です。ダイソーのスキットルは、本当に中に入れた水分がこぼれないのか、実際に検証しました。
1. 逆さまにする
まずはダイソーのスキットルに、適正容量の180mLの水を入れます。フタを回してしっかりと閉めて、逆さまにしてみます。水の冷たさが指に伝わってきてひんやりとしますが、水は全く漏れません。
2. 10回振ってみる
続いて、水を入れたまま思い切り10回、上下に振ってみます。フタが緩むのではないかと心配していましたが、全く緩むことなはく、水分も漏れませんでした。
3. さらに100回降ってみる
ポケットに入れてアウトドアや登山で使う場合には、何十回もの揺れがスキットルに伝わるはず。水を入れた状態で、さらに100回振ってみました。フタは緩むことはなく、水は一滴も漏れませんでした。
4. 逆さまにしたまま1時間放置
最後に、水の入ったスキットルを逆さまにしたまま約1時間、放置してみました。1時間後、フタの緩みはなく、水は全く漏れていませんでした。フタの締めが甘い場合には、水が漏れる恐れもあるので、しっかりと閉じておくことが肝心です。
結論!ダイソーのスキットルは使える!!
結論として、ダイソーのスキットルの機能性に問題はなさそうでした。逆さまにしたり、何回も上下に振ったりしても、水分が漏れることはなかったため、便利に使えて「コスパ良し」の商品と言えるでしょう。
使い方とお手入れ方法
基本的な使い方、補充の仕方
続いて、お手入れ方法について解説します。ダイソーのスキットルの箱の裏面には「使用方法」として詳しい使い方が記載されていました。使い方はとても単純で、簡単。初めてスキットルを使う人も安心ですね。
【商品に記載のある基本的な使用方法】
- 本体のフタを左回して開ける
- 付属の漏斗(じょうご)を注ぎ口に差し込む
- 漏斗から溢れないように少しずつお酒を注ぎ入れる
- 注ぎ終わったら本体のフタを右回しでしっかり閉じる
- 本体をひっくり返して中身が漏れないことを確認してから使う
洗い方
スキットルの洗い方は、口をつけた飲み口だけを洗剤で洗い、中は熱湯ですすぐ方法が一般的です。アルコール度数の高いお酒には殺菌作用もあるため、中まで洗わなくても熱湯で洗い流すだけできれいになります。洗った後はしっかりと乾かしましょう。
スキットルの洗い方のポイント
初めて使用する際は、食品用洗剤などで水洗いする
タワシやクレンザーは使用しない
食品洗い機、食器乾燥機は使用しない
熱湯を入れるときは、やけどしないよう注意する
保管方法
保管方法は、直射日光や高温多湿の場所を避けて保管するようにしましょう。ステンレスはさびにくい素材ですが、洗った後に完全に乾燥させることがさび予防として効果的です。また、金属製品のため、火や熱源のそばには置かないように注意しましょう。
スキットルに向いているお酒、向かないお酒
スキットルに入れるお酒は、ウイスキー・ウオッカ・ブランデーなど、アルコール度数が40%以上あるものが適しています。飲み口に直接口をつける上、内部を洗いにくい形状のため、殺菌作用のある度数が高いお酒を入れるのが基本です。
一方、スキットルに向かないお酒は、糖度が高いビールや日本酒、ワインなど。アルコール度数の低いお酒は雑菌の繁殖の原因となります。特にワインは、金属と反応して味が変化する可能性もあるので要注意です。
ワンランク上のキャンプを楽しんで
ダイソーのスキットルは洗練された見た目で、アウトドアシーンをより上品に、雰囲気のあるものにしてくれるでしょう。このクオリティが300円(税込330円)で手に入るなんで、感激してしまうくらいに機能性とデザイン性が高い商品だと感じました。スキットルを手に入れて、よりおしゃれにアウトドアライフを楽しんでみてくださいね。