キャンプ・アウトドア情報メディア | hinata〜もっとそとが好きになる〜
春シイタケのクリームリゾット

うまみがぎゅっと溶け込む「春シイタケのクリームリゾット」

※本記事には一部プロモーションが含まれます

「旬食材で作るキャンプおつまみ」の第3回は、春シイタケをたっぷり使ったクリームリゾットです。夜はまだまだ肌寒いこともあるこの季節。熱々のリゾットで体を温めましょう!とっておきのお酒を合わせれば、キャンプの夜がもっとすてきな時間になりますよ。

植松良枝

監修者

料理研究家

植松良枝

  • Instagramアカウント

料理教室「日々の飯事」を主宰。季節を取り入れながら暮らすスタイルが人気。野菜づくりは今やライフワークとなっていて、野菜を多く使ったシンプルな料理が得意。週末は自宅のテラスでおうちキャンプを楽しむ。著書に「バスクバルレシピブック」(誠文堂新光社)、「一度は使ってみたい野菜で、何度でもつくりたいレシピ」(プレジデント社)など公式HP

続きを読む

4月の旬食材は「春シイタケ」

シイタケ
春シイタケのおいしさがたっぷり詰まったアヒージョを紹介した前回に続き、今回も旬のおいしさをしっかり味わえる春シイタケのレシピを紹介します。肉厚&新鮮な春シイタケを手に入れて、お酒が進むキャンプおつまみをつくりましょう。

春シイタケのおつまみをもっと見る!

春シイタケのうまみを味わうクリームリゾット

シイタケのクリームリゾット
今回紹介するレシピは、イタリアを代表する米料理「リゾット」です。うまみをたっぷり含んだ春のシイタケを使って、生米からつくります。 和の食材のイメージがあるシイタケですが、香りと味の良さから海外では高級食材として扱われているのです。そのおいしさはトリュフや松茸と並び、世界三大キノコと称されるポルチーニに似ているともいわれるほど。エリンギでは少しもの足りなく感じるコクが、春シイタケを使うと深みのある味わいに仕上がります。 4月とはいえ、キャンプ場の夜はまだまだ冷え込むことも。こっくりとしたクリームリゾットで温まりましょう。
person icon

植松さん

生米からブイヨンで炊くことで、芯の残ったアルデンテのリゾットに仕上がります。シイタケのうまみをお米にぎゅっととじ込めますよ。

材料(2人分)

  • シイタケ 5〜6個 
  • タマネギ(粗みじん切り) 大さじ3杯
  • 米 1/2カップ
  • コンソメスープ 約400mL(お湯にスープキューブ1/2個を加えて溶かしておく)
  • 生クリーム 60mL
  • 塩 小さじ1/2
  • オリーブオイル 大さじ1
  • パルメザンチーズ 適量

作り方(調理時間15分)

1. シイタケを切る

シイタケを切っている様子
シイタケは石づきをとり、1〜1.5cmの角切りに切ります。
person icon

植松さん

スプーンで口に入れやすい大きさのサイコロ状に切ります。お米とのまとまりがよく、食感も良いです。軸は手で割いて一緒に加えましょう。

2. 鍋でタマネギを炒める

鍋でタマネギを炒めている様子
鍋にオリーブオイルを入れて熱し、タマネギが透き通るまで炒めます。
person icon

植松さん

少し手間のかかるタマネギのみじん切りは、あらかじめ自宅で切ってからキャンプに持っていくと楽チンです。

3. 鍋にシイタケと米を加えて炒める

シイタケとタマネギを炒めている
鍋にシイタケを加えて、軽く焼きめがつくまで炒めます。
ストウブ鍋で米とシイタケを炒めている様子
米を加えたら、米が透き通るまで炒めます。

4. スープを加えて弱火で煮る

スープを加えて弱火で煮ている様子
コンソメスープを鍋に加えたら、木べらでひと混ぜてひと煮立ちさせます。煮立ったら、ごく弱火にして12〜13分はふたをせずにそのまま煮こみましょう。
person icon

植松さん

途中で2~3回、鍋底が焦げないようにかき混ぜてください。

5. 生クリームをまわし入れ、味を調える

生クリームを回し入れる
生クリームを回し入れ、混ぜたら塩で味付けします。

6. オリーブオイル、粉チーズをかける

リゾットに粉チーズをかける様子
器によそいオリーブオイルを適量まわしかけたら、粉チーズをたっぷりと散らします。

コクのあるリゾットは泡系のお酒でさっぱりと

「春シイタケのクリームリゾット」とシャンパンがテーブルに並んでいる
シイタケを大きめに切ることで、肉が入っていなくても食べ応え抜群のリゾットに。シイタケの芳醇な香りや深いうまみが口いっぱいに広がります。 生クリームの濃厚な味には、シャンパンやスパークリングワインといった泡系のお酒がぴったり。洋風おつまみのシメにいかがでしょうか。

今回のキーアイテム

Staub(ストウブ) のピコ・ココット オーバルは、炒め物や煮物はもちろんダッチオーブンとしても使えるので、普段使いはもちろんキャンプ用品としても重宝します。食材の水分を鍋の中で循環させる独自の仕組みで、香りとうまみを逃さずに調理可能。オーバル型は長い食材をそのまま調理でき、使いやすさも抜群です。
撮影/宮本信義 スタイリング/河野亜紀

旬を作って食って飲む

キャンプでは地元で採れる食材や、旬の幸を味わいたいですよね。「旬を作って食って飲む」では、野菜を使う料理を得意とする人気料理研究家の植松良枝さんに、旬の食材でつくるおつまみを教わります。お酒と料理のフードペアリングも必見です!



あわせて読みたい記事