「春シイタケの網焼き」特製タレでバーベキューが激変!
4月のテーマ食材「春シイタケ」の最終回は、香りと食感を楽しむ「網焼き」です。オリジナルのタレを準備するだけで、ただの網焼きがグレードアップ!食材を目の前で焼くキャンプならではの楽しみ方で、春シイタケのおいしさをシンプルに味わいましょう!
4月の旬食材は「春シイタケ」
春に採れるシイタケの特徴は、なんといってもみずみずしさ。水分とうまみをたっぷりと含んでいます。
春シイタケのうまみを生かした
前回のリゾットに続き、今回紹介する「焼きシイタケ」も春シイタケを手に入れたらぜひ試してほしいレシピです。旬のおいしさを、シンプルな簡単レシピでいただきましょう。
シンプル・イズ・ベスト!「春シイタケの網焼き」
春シイタケを弱火でじっくり焼くと、ほどよく水分が抜けてうまみが凝縮します。食材が焼けるのを待つ時間も、キャンプの楽しみのひとつ。あわてず食べごろを見極めましょう。
焼いたシイタケにはシンプルに醤油や塩も合いますが、今回はごちそう感のある「黄身の醤油漬け」と「ネギみそマヨ」の作り方を紹介します。
黄身の醤油漬けは、卵黄を醤油に漬け込むだけの簡単レシピです。醤油に漬けることで黄身のまろやかさと塩味が引き立ち、春シイタケを一気に主役級に押し上げてくれます。
一方のネギみそマヨも、材料を混ぜ合わせるだけで簡単につくれます。相性の良いみそとマヨネーズにネギのさわやかな香りが加わり、香ばしい焼きシイタケに絶妙に合います。シイタケ以外にも、焼き魚や焼き肉、野菜など幅広い食材に活用できるので、キャンプやバーベキューの際には用意しておくと何かと重宝するでしょう。
材料(2人分)
[黄身の醤油漬け]
- 卵黄 1~2個
- 醤油 適量
- オリーブオイル 適量
- わさび(チューブ) 適宜
[ネギみそマヨ]
- 小ネギ(小口切り) 適量(目安は大さじ山盛り1)
- みそ 小さじ1
- マヨネーズ 大さじ2
- 七味または一味唐辛子 適量
作り方(調理時間10分)
1. 黄身の醤油漬けをつくる
プラスチック製の食品保存容器に卵黄と醤油を入れます。事前につくってキャンプ場に持って行くと便利です。
2. ネギみそマヨをつくる
全ての材料をボウルやシェラカップなどに入れて、よく混ぜ合わせます。
3. シイタケの軸を切り落とす
4. 焼き網でシイタケを焼く
カセットコンロに焼き網をのせて熱し、シイタケのカサを上向きにして並べます。そのまま弱火で裏返さずに10分弱焼きます。
シイタケから香ばしい香りが立ち、汗をかいて縮んできたら焼き上がりです。
5. 焼いたシイタケにタレをのせる
焼いたシイタケに黄身の醤油漬けとネギみそマヨをそれぞれのせます。
こってり味のトッピングにすっきりジンソーダが合う!
香ばしいかおりが食欲をそそる春シイタケの網焼き。こってりした黄身の醤油漬けにネギみそマヨと、味を変えながら食べるとあっという間にシイタケがなくなってしまいます。
お酒はキリッとしたジンソーダやビールがよく合います。ジンに使うライムをシイタケに絞って食べるのもおすすめです。今回用意したタレはほかの焼き野菜に合わせてもおいしいので、お気に入りの食べ方をぜひ見つけてみてください。
今回のキーアイテム
春シイタケを焼いたのは、遠赤外線効果でうまみを逃さずに焼けるセラミックの焼き網。シイタケに限らず、野菜や魚、餅やパンなどさまざまな食材をおいしく焼き上げます。あらかじめ中火で焼き網を温めておくことで、くっつき防止に。コンパクトで卓上に置いてもスペースを取らないので、キャンプはもちろん日常使いできますよ。