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日本酒

出典:PIXTA

日本酒マニアが推す、キャンプで飲みたい「地酒」東日本編!お取り寄せできる銘柄も

※本記事には一部プロモーションが含まれます

次のキャンプはどこに行って何をしよう…。キャンプの予定を立てるのは楽しいものの、行き慣れてくると場所とコンテンツが“ネタ切れ”してくることもしばしば。そんなときにおすすめなのが「地酒+キャンプ」。全国のキャンプ場をめぐりつつ、その土地の地酒を堪能。そんな地酒とキャンプのコラボを、日本酒に精通したインフルエンサーに教えてもらいました。今回は東日本エリアを紹介!

その土地を知るなら「地酒」を飲め!

日本酒の酒蔵は、全国で1,400棟以上、銘柄は1万種類以上といわれています。そのなかでも、特定の地域でつくられる日本酒のことを広く「地酒」と呼んでいます。地酒には、その地域の特徴や文化が反映されており、土地のことを知るにはうってつけ。 せっかくキャンプで遠出するのだから、普段はなかなか体験できない酒蔵や地酒を知って、もっと楽しもう!ということで、全国のおすすめ地酒と、一緒に訪れたいキャンプ場を「東日本編」「西日本編」に分けて紹介します。今回は東日本編をお届け!
西日本編は以下リンクからチェック!

教えてくれるのはこの人!

つけたろうさん
ナビゲーターは、日本酒に対する愛情を熱燗で表現する熱燗DJつけたろうさん。 自身が運営する会員制オンライン酒屋「つけたろう酒店」を通じ、オリジナル酒の定期販売や、レストランや酒蔵とのコラボイベントなども行っています。温度、熟成、ペアリングなどさまざまな観点から日本酒の世界を探求し続ける熱燗のスペシャリストです。
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熱燗DJつけたろうさん

地酒を知ることで、よりその土地の魅力に触れられるはず。日本を8つの地域に分け、ぜひとも飲んでもらいたい地酒を紹介します。今回は北海道・東北・関東・中部の東日本編!

【北海道】北の大地の恵みをたっぷり味わえるお酒

運送費の関係で、道外にはなかなか出回らない北海道のお酒。そのため、北海道のお酒こそ現地で堪能したいものです。中でも今回紹介したいのが上川大雪酒造。道内に「緑丘蔵(りょっきゅうぐら)」(上川町)、「碧雲蔵(へきうんぐら)」(帯広)、「五稜乃蔵(ごりょうのくら)」(函館)と呼ばれる3つの酒蔵を持つ酒造で、それぞれの蔵では見学やお酒の購入ができます。 地方創生に力を入れている上川大雪酒造は、北海道の米や水を使った酒造りが自慢!北海道の恵みをじっくりと味わえます。そして、上川大雪酒造がモットーにしているのは「飲まさる酒」。北海道弁で、ついつい飲んでしまう酒、の意味で、バランスが良く、多くの人に喜ばれる一杯をつくっているのです。

【上川町】飲まさる酒を造る上川大雪酒造の「神川」

上川大雪酒造の「神川」は、北海道上川町地区限定の銘柄。蔵直営のショップやオンラインショップでも販売されていない、地域限定のブランド酒です。もちろん、北海道産の米のみを使用。大雪山のふもとに広がる大自然の恵みが凝縮されています。
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熱燗DJつけたろうさん

味のバランスが良く、食中酒にぴったり。常温はもちろん、冷酒や熱燗でもおいしいです。ぜひこの日本酒を通して、北海道を楽しんでください!
【基本情報】 名称:神川 酒質:純米 精米歩合:70% アルコール度数:15% 公式サイト:上川大雪酒造 緑丘蔵

神川を飲むなら「層雲峡オートキャンプ場」で!

石狩川の近くに位置する「層雲峡オートキャンプ場」。上川層雲峡IC(旭川紋別自動車道)からクルマで約20分、上川大雪酒造の緑丘蔵からはクルマで約16分ほどのところに位置します。 野生動物の生息エリアでもあり、シカやウサギと出会えることも!黒岳でのトレッキングや層雲峡でのラフティングなど、キャンプ以外のアクティビティも楽しめます。大自然とお酒から、上川町を味わい尽くせるはず!
【基本情報】 住所:北海道上川郡上川町清川 電話:01658-5-3368 料金:1,500円(税込)〜/区画 公式サイト:層雲峡オートキャンプ場

【東北】常識にとらわれない酒造りは全国から注目!

【福島】エネルギーも自前!大和川酒造店の「弥右衛門 純米辛口」

福島県喜多方市に鞍を構える、1790年創業の大和川酒造店。自社で水田を所有し、酒米を育てているほか、再生可能エネルギーの会社も運営。酒をつくるための材料はもちろん、設備を動かすためのエネルギーまでも自分たちでつくっているという、先進的な取り組みが特徴です。 「弥右衛門 純米辛口」は同社の代表的な銘柄で、2022年の全国燗酒コンテストで最高金賞を受賞しています。料理に寄り添い、おいしい食事を約束してくれる、最高の食中酒です!
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熱燗DJつけたろうさん

僕が辛口の中で初めて感動したお酒です。冷酒、常温、熱燗どれでも絶品!酒蔵のある土地でとれた米と水、そしてエネルギーでつくったお酒は、自然の恩恵を享受できるお酒と言っても過言ではありません。福島県喜多方市の魅力をたっぷりと感じてみてください!

弥右衛門を飲むなら「天神浜オートキャンプ場」で!

「天神浜オートキャンプ場」は、猪苗代湖のほとりに広がるキャンプ場です。猪苗代磐梯高原IC(磐越自動車道)からクルマで5分という好立地も魅力。ダイナミックな磐梯山を見上げたり、湖面に映る夕陽を眺めたりしながら、その自然の中でつくられた弥右衛門を飲む時間は格別です!
【基本情報】 住所:福島県猪苗代町中小松四百刈 電話:0242-67-4133 料金:880円(税込)〜/人〜 参考サイト:天神浜オートキャンプ場

【秋田】新進気鋭の酒蔵・稲とアガベの「DOBUROKU」

2021年に創業したばかりのクラフトサケ醸造所「稲とアガベ」。「新たな地酒」を目指し、日本酒の製造技術をベースとした、“クラフトサケ”と名付けられた新ジャンルを開拓しています。米や米麹、水が主原料である日本酒に、ホップやブドウ酒を入れるなど、型破りで先進的な酒造りが特徴! 無肥料・無農薬の自然栽培米を使用した「DOBUROKU」は、同社の定番の酒。甘味と酸味のバランスが非常に良く、心地よいクリーミーな舌触りと飲み心地。飲みごたえも抜群なので、お酒だけでも十分に楽しめます。
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熱燗DJつけたろうさん

DOBUROKUは、冷酒か熱燗がおすすめ。どぶろくは好き嫌いが分かれがちですが、こちらはどぶろくが苦手な人にもぜひ飲んでほしい1本です。

DOBUROKUを飲むなら「なまはげオートキャンプ場」で!

秋田県男鹿市にある高規格キャンプ場「なまはげオートキャンプ場」。70区画のオートキャンプサイト以外にも、キャンピングカー専用サイトやコテージなどを備えているため、スタイルに合わせて自由に楽しめます。レンタルサービスが充実しているのも魅力です。 アクセスは、昭和男鹿半島IC(秋田自動車道)からクルマで約40分。稲とアガベの醸造所からはクルマで約18分です。醸造所には、レストランやショップも併設されているので観光にもぴったり。キャンプを楽しみつつ、新進気鋭の酒蔵を訪ねてみるのはいかがでしょうか。
【基本情報】 住所:秋田県男鹿市北浦北浦字平岱山地内 電話:0185-22-5030 料金:1,700円(税込)〜/区画 参考サイト:なまはげオートキャンプ場

【関東】製造技術にこだわりのある2つの酒蔵

【埼玉】日本酒界のレジェンド・神亀酒造の「神亀 純米酒」

神亀酒造(しんかめしゅぞう)は、醸造アルコールや人工調味料を使った酒造りが多かった戦後に、初めて米・米麹・水のみでの酒造りに切り替え、全量純米蔵になった酒造。その歴史から、日本酒業界のレジェンド的な存在として知られています。 同社の代表的なお酒である「神亀 純米酒」は、まさに純米酒といった味わい。飲んだ瞬間に米のふくよかさ、奥深さ、おいしさが口いっぱいに広がります。
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熱燗DJつけたろうさん

熱燗がめちゃくちゃおいしいお酒です。キャンプでは、やかん燗やケトル燗などにして、豪快に飲んでみてください!

神亀を飲むなら「蓮田裏庭キャンプ場」で!

「蓮田裏庭キャンプ場」は、埼玉県蓮田市にあるキャンプ場。築約100年の古民家の裏側を開拓した、こぢんまりとした静かな環境で焚き火や晩酌が楽しめます。ソロやデュオなどで、マイペースに日本酒と向き合うのにおすすめ! 蓮田スマートIC(東北自動車道)から約10分のところに位置し、都内からのアクセスも良好。焚き火で神亀を燗しながらゆったりした時間を過ごせば、日常の喧騒から離れてリラックスできること間違いなし。
【基本情報】 住所:埼玉県蓮田市閏戸1808 定休日:平日 料金:2,200円(税込)〜/人〜 参考サイト:蓮田裏庭キャンプ場

【群馬】現代と江戸の融合!土田酒造の「誉国光 生もと純米 白ラベル」

群馬県川場村に蔵を構える土田酒造。大きな特徴は、現代的な設備で江戸時代の生酛(きもと)造りを再現している点。添加物を加えずに菌の働きを最大限に生かし、米本来のおいしさを味わえるお酒が自慢です。 「誉国光(ほまれこっこう)」は、創業以来、110年以上も愛され続けている代表銘柄。群馬県内で主に流通しています。群馬県産の米をなるべく削らないまま使用し、甘みやうまみが感じられるお酒です。
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熱燗DJつけたろうさん

米をたくさん削るのが日本酒の伝統的なつくり方ですが、土田酒造ではあえて削らない手法を採用しています。そのため、米のうまみや複雑な味わいが楽しめるのが魅力。常温か熱燗がおいしいですよ!

キャンプをするなら、酒造の近くにある道の駅「川場田園プラザ」で食材を調達するのがおすすめ。チーズや野菜、キノコなど、キャンプにぴったりの食材が並んでいます。

誉国光を飲むなら「Akari~あかり~かわば田園キャンプ場」で!

体験型キャンプ場と銘打つ「Akari~あかり~かわば田園キャンプ場」は、手ぶらでテントサウナなどを楽しめるグランピング施設。周辺には釣り堀や日帰り温泉施設、川遊びのできる公園もあり、さまざまな体験を味わえます。また、姉妹店であるオートキャンプ専門のキャンプ場「kawaba camp village」も併設しています。 沼田IC(関越自動車道)からクルマで10分の好立地で、遊び方もいろいろ!誉国光とともに群馬の自然を堪能してください。
【基本情報】 住所:群馬県利根郡川場村大字萩室字下御座乙9 電話:0278-25-3692 料金:9,800円(税込)〜/人〜 参考サイト:Akari~あかり~かわば田園キャンプ場

【中部】日本酒激戦区!現地の食材とのペアリングが楽しい

【新潟】淡麗旨口!丸山酒造場の「雪中梅 特別本醸造」

日本酒激戦区の新潟の中で、今回選んだのは丸山酒造場。キャンプ場も多い上越市に蔵を構え、特に「雪中梅(せっちゅうばい)」という銘柄がおすすめです。 淡麗辛口が主流の新潟のお酒の中で、丸山酒造場の酒は甘めなのが特徴。“淡麗旨口”とも表現されるやわらかな味わいは、どんな料理とも相性抜群。甘みをしっかりと感じ、思わず「うまい!」と言ってしまうような飲み口なのです。
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熱燗DJつけたろうさん

雪中梅は、バーベキューの肉と相性抜群。トマトソースやチーズなど、洋風の食材とも合いますよ!常温や熱燗でぜひ飲んでみてください。

雪中梅を飲むなら「南葉高原キャンプ場」で!

標高949mの高台に広がる「南葉高原キャンプ場」は、見晴らしの良さが魅力のキャンプ場。上越高田IC(上信越自動車道)からクルマで約20分のところに位置し、市街地や日本海がぐるりと眺められます。開放的な景色は、地酒のおいしさをさらに引き立ててくれるはず。持ち込みテント・タープの場合は日帰りで1張480円(税込)、宿泊で1張840円(税込)というリーズナブルさも見逃せないポイント! バーベキューセットのレンタルサービスもあるので、新潟の食材を頬張りながら雪中梅をペアリングするという楽しみ方がおすすめです!
【基本情報】 住所:新潟県上越市 中ノ俣4966-194 電話:025-524-9046 営業時期:4月29日〜11月3日 料金:480円(税込)〜/張 参考サイト:南葉高原キャンプ場

【長野】みそとも合わせたい!中善酒造店の「中乗さん特別純米」

かつて中山道の宿場町として栄え、ノスタルジックな街並みを残す木曽福島。そんな歴史深い土地にあるのが中善酒造店です。木曽谷の厳しい寒さは、繊細な菌を扱う日本酒造りにはうってつけ。空気中に漂う野生の菌に汚染されにくく、高品質でおいしいお酒ができるというわけです。 人気銘柄の「中乗(なかのり)さん」とは、船頭さんのこと。かつて木曽川を使って木材を運んでいた際に、流木の中心部に乗っていた人のことをこう呼んでいたのです。木曽の歴史や文化を想いながら飲めば、いっそうおいしく味わえるはずです。
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熱燗DJつけたろうさん

しっかりとした味わいでザ・地酒というおいしさ!冷、常温、熱燗どれでもおいしいですよ。おすすめのおつまみは、「すんき」と呼ばれる木曽の漬物。また、同じく木曽にある「小池糀店(こいけこうじてん)」の熟成みそも相性抜群なので、長野の野菜につけながら一杯やるなんていう楽しみ方も試してみてほしいです。

中乗さんを飲むなら「木曽ふれあいの郷キャンプ場」で!

中津川IC(中央自動車)からクルマで30分ほどにあり、中央アルプスを一望できる「木曽ふれあいの郷キャンプ場」。渓谷の美しい景色が楽しめるほか、湧き水をくめたり、敷地内では温泉に浸かれたりと、五感を通して自然を楽しめます。夏でも涼しいので、避暑キャンプにもぴったり! 中善酒造店、小池糀店からクルマで40分ほどなので、中乗さんと熟成みそを購入して、キャンプ場で楽しんでみてはいかがでしょうか。
【基本情報】 住所:長野県木曽郡大桑村野尻939-58あてら荘 電話:0264-55-4455 料金:3,300円(税込)〜/区画 公式サイト:木曽ふれあいの郷キャンプ場

次のキャンプは地酒で乾杯!

地域の特性や文化を反映した個性的な酒蔵を紹介しました。酒蔵めぐりは、キャンプの新たな楽しみ方を提供してくれるはず。キャンプのマンネリに悩んでいる人や、お酒が好きな人は、ぜひ地酒を軸にキャンプを満喫してみてはいかがでしょうか?

今回紹介したアイテム

商品画像大和川酒造店 弥右衛門 純米辛口稲とアガベ DOBUROKU神亀酒造 神亀 純米酒土田酒造 誉国光 生もと純米 白ラベル丸山酒造場 雪中梅 特別本醸造中善酒造店 中乗りさん 特別純米
商品名大和川酒造店 弥右衛門 純米辛口稲とアガベ DOBUROKU神亀酒造 神亀 純米酒土田酒造 誉国光 生もと純米 白ラベル丸山酒造場 雪中梅 特別本醸造中善酒造店 中乗りさん 特別純米
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