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沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック

ハマったら抜け出せない? 「キャンプ×熱燗×おでん」は、知る人ぞ知る大人な楽しみでした

アウトドアシーンでたしなむ人が着実に増えている日本酒。特に寒さが強まる秋冬キャンプでは、日本酒を温めて飲む「熱燗」がおすすめです。そんな熱燗をより楽しむために日本酒&キャンプ系インフルエンサーの2人が教えてくれたのは、「おでん」との組み合わせ。なぜ熱燗とおでんが合うのか?相性や仕込み方、食べ方のポイントを解説。「キャンプ×熱燗×おでん」の魅力にせまります。

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秋冬キャンプの新定番「熱キャン」を知っていますか?

沢の鶴の日本酒を使った熱燗とおでんでキャンプで楽しむためのテクニック
「熱キャン」をご存知でしょうか? これは日本酒を温めて飲む「熱燗」と「キャンプ」を組み合わせたもので、お酒好きキャンパーたちの間で人気を呼んでいるスタイルです。秋から冬の冷え込んだキャンプ場で、熱燗を一杯やるなんて最高だと思いませんか?
沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック
「でも、キャンプ場で熱燗をつくるのは大変そう…」。そう考えているキャンパーも多いはず。現地に着いたらすぐに飲める缶ビールとは違い、お酒を燗する手間がかかるのも事実です。 しかしそんな理由で諦めるのはもったいない!ガスコンロやシングルバーナー、焚き火など、キャンプシーンで定番の熱源と、ちろりなどお酒を温める道具があれば簡単につくれます。いつものキャンプの延長線上で楽しめるので、熱燗はキャンパーにとって付き合いやすい飲み方のはず。

実はアウトドアシーンにぴったりな「熱燗」

日本酒を愛する「熱燗DJつけたろう」「タシロトモヤ」が熱キャン×おでんを深掘り!

今回は、キャンプで熱燗をより楽しむために、「おでん」との組み合わせを紹介。さまざまな具材を出汁のきいたつゆで煮込むおでんは、熱燗との相性が抜群なのです!熱燗とおでんを合わせれば、冷え込む屋外でも体の芯から温まり、秋冬のキャンプを心ゆくまで堪能できること間違いなし。 そこで、2人のインフルエンサーに熱燗とおでんの魅力をナビゲートしてもらいます。具材のおいしさを引き出すための準備や、熱燗との合わせ方を解説。また、キャンプでのお手軽なおでんの楽しみ方のコツも紹介します。
沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック
タシロトモヤさん(@ponshugram)
ナビゲーターの1人目は登山も愛する生粋のアウトドア派インフルエンサー「タシロトモヤ」さん。 日本ソムリエ協会が認定する「SAKE DIPLOMA」や「茨城県認定いばらき地酒ソムリエ」など日本酒にまつわる多数の資格や肩書きを取得しています。
沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック
熱燗DJつけたろうさん(@atsukan_dj)
2人目は日本酒に対する愛情を熱燗で表現する「熱燗DJつけたろう」さん。 自身が運営する会員制オンライン酒屋「つけたろう酒店」を通じ、オリジナル酒の定期販売や、レストランや酒蔵とのコラボイベントなども行っています。温度、熟成、ペアリングなどさまざまな観点から日本酒の世界を探求し続ける熱燗のスペシャリストです。
「熱燗の飲み方」検証記事はこちら

熱キャンが引き出す、定番「おでんダネ」の底力

アウトドアで熱燗を楽しむには、シーンに適した日本酒を選ぶことが大切。また、おでんの具材との相性も気になるところ。そこで、ナビゲーターの2人におでんと合わせるのにぴったりな日本酒と、キャンプでの味わい方を教えてもらいました。

2人が選んだのは沢の鶴「米だけの酒」

沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック
2人がおでんとの組み合わせに選んだ日本酒は、1717年に創業した兵庫県神戸市に本社を置く「沢の鶴」のロングセラー商品「米だけの酒」。 アウトドアシーンでは、細かな温度調整が難しいもの。醸造アルコールや糖類、酸味料を一切使わずに醸造したこの純米酒は、そんな環境でも「安定しておいしく飲める」のが魅力で、多くのキャンパーに選ばれるお酒です。 パック酒なので、飲み終わったらコンパクトに折りたためるのも見逃せないところ。かさばらずに処分できるため、キャンプで熱燗をするのにぴったりな日本酒なのです。
【基本情報】 酒質:純米酒 アルコール度数:14.5% 容量:1.8L/900mL/180mL 価格:1,663円(税込/1.8L)/845円(税込/900mL)/ 179円(税込/180mL)

熱キャンするなら日本酒はこれで決まり!

【大根・たまご・こんにゃく】味染み系は、キャンプ前の仕込みが命

沢の鶴の日本酒を使った熱燗とおでんでキャンプで楽しむためのテクニック
味の染み込みが醍醐味の「大根・たまご・こんにゃく」は、おでん具材の大定番。芯まで出汁が染み込んだあつあつの具材をほおばって、熱燗を口に含むと身も心も温まること間違いなし。
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つけたろうさん

味が染み込んだ大根と熱燗の相性は抜群です!水分が多いので、大根を少しだけ口の中に入れ熱燗を口に含めば、出汁と熱燗が融合してうまみの相乗効果が生まれます。
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タシロさん

出汁が染み込む具材は、キャンプ前日の夜に仕込んでおくのがおすすめ。フリーザーパックに具材と出汁を入れて一晩漬け込んでおきましょう。キャンプ当日は、フリーザーパックを湯せんするだけで味の染み込んだおでんが完成!

【ちくわ・はんぺん・さつま揚げ】練り物こそ、熱キャンの主役に!

練り物
「ちくわ・はんぺん・さつま揚げ」など練り物のおでんダネは、いつも脇役になりがち。しかし、2人が選んだ沢の鶴の米だけの酒は、魚介系の食材と相性抜群で、練り物と合わせることでそのうまみを倍増させてくれるのです。
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つけたろうさん

魚介系と相性の良い米だけの酒と練り物の組み合わせは抜群です!練り物はすぐに味が染み込むので、当日その場で煮込めば十分おいしく食べられますよ。むしろ煮込みすぎて具材がクタクタにならないよう注意しましょう!
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タシロさん

味のアクセントをつけるためにアウトドアスパイスと合わせるのもおもしろいですよ。いつものおでんとはまた違った味わいに!キャンプならではの楽しみ方です。

【牛すじ・ウインナー】肉系具材も熱燗ならくどくない!

牛すじ・ウインナー
一般に野菜や練り物が中心となるおでんは、どこか食べ応えがないと感じる人も少なくないはず。そこで「牛すじ・ウインナー」など肉系の具材も入れることで、満足感のあるおでんとなります。 牛すじは事前の下茹でなどの準備が必要ではあるものの、手間をかけるだけの価値あり。ガッツリ楽しめる肉系具材のおでんがあれば、熱燗との組み合わせの幅が広がること間違いなしです。
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つけたろうさん

ウインナーなど肉系の具材は、脂があるのでくどくなりがち。でも、熱燗を合わせるとスッキリと楽しめるんです。特に米だけの酒はバランスがいいので、そんな飲み方に向いています。
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タシロさん

牛すじは、キャンプ前日に1時間ほど下茹でしたものを用意しましょう。しっかりと煮込めばぷるぷるの食感を楽しめますよ。

定番おでんダネを手軽に熱燗で楽しむ!

おでんビギナーも真似できる!簡単&おいしく楽しむコツ4選

ここまでおでん×熱燗を楽しむ「熱キャン」の魅力を紹介しました。しかし熱燗との相性がいいとはいえ、専用の道具を用意したり、前日から手間をかけておでんを仕込むのはなかなかハードルが高いもの。 そこでキャンプで初めておでんに挑戦する人に向けて、手軽だけれどワンランク上の楽しみを味わえるコツをナビゲーターの2人に教えてもらいました!

【その1】「レトルト品」で煮込みいらず

沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック
おでんをつくるうえで最もネックとなるのが「煮込む」こと。そこでおすすめなのが、コンビニやスーパーで買えるレトルト品。これなら湯せんするだけでつくれて簡単におでんを楽しめます。パックなので取り扱いも容易で、まさにキャンプ向きなのです。
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タシロさん

コンビニやスーパーなどで販売されているレトルトおでんでも、十分おいしいものがあります。キャンプで熱燗と合わせるおでんとしては、まずレトルト品から始めてみるのがいいでしょう。
沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック
手軽なレトルトでも、よりこだわりたいならアウトドア用おでんの「山とおでん」がおすすめ。 黒いつゆが特徴の静岡おでんを、真空パックに詰め込んだ本格的な一品。具材は定番の大根、こんにゃく、牛すじ、なると、たまご、静岡県の名産品である黒はんぺん。さらにカツオ節や青のりを混ぜた「だし粉」が付属するので、好みに応じて魚介の風味をアップさせられます。 詳細はこちら:山とおでん
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つけたろうさん

静岡名物の黒はんぺんが絶品!鍋で温めるだけでこのクオリティを味わえるのは素晴らしいです。だし粉をかけて食べると、魚介の味わいがグッと増します!米だけの酒とぜひ合わせてもらいたいおでんです。

【その2】「いつものキャンプ道具」でおでん・熱燗を一緒に

沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック
たとえ大きな土鍋などがなくても、キャンプギアを応用すれば熱燗とおでんを一緒に楽しめます。愛用のマグにおでんの具材を入れ、日本酒を注いだちろりと共にお湯を張った鍋やクッカーに入れれば、自分だけの「熱燗×おでん」セットが完成!
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タシロさん

鍋の中に、ちろりとマグなどを用いて日本酒とおでんを入れれば、手軽にこのセットを準備できますよ。熱燗とおでんはそれぞれ小分けして温めるのがベター。いつものキャンプ道具でできるので、ぜひ試してみてください。

【その3】「アウトドアスパイス」がうまみを引き出す

沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック
おでんの具材でシンプルな味わいのものは、アウトドアスパイスをかけることでうまさが倍増します。日本酒はスパイスとの相性が良いので、「おでん×熱燗×アウトドアスパイス」という斬新な組み合わせによってキャンプが盛り上がること必至。
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タシロさん

アウトドアスパイスをかけるときは、下味のついていない具材を選ぶといいですよ。特に練り物や大根などが相性ぴったり。水分を多く含んでいる具材がいいですね。

【その4】「出汁割り」で熱燗がご馳走スープに

沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック
熱燗に出汁を加える「出汁割り」も、せっかくなら試して欲しいところ。手間をかけずに、熱燗とおでんの両者の魅力を引き出してくれます。
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つけたろうさん

米だけの酒は魚介系の味わいと相性がいいので、昆布とカツオのうまみがつまったおでんの出汁割りにぴったり!あくまで出汁がメインなので、「出汁8:熱燗2」くらいの割合で楽しんでみてください。

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おでんキャンプの相棒は「米だけの酒」で決まり

おでんと相性が良い沢の鶴の米だけの酒は、さまざまな容量がラインナップされているのも魅力の一つ。シーンに合わせてぴったりなサイズを選べます。
沢の鶴の日本酒を使った「熱燗」と「おでん」でキャンプで楽しむためのテクニック
今回のようなデュオキャンプには900mLサイズがおすすめ。1.8Lサイズは大人数のグループキャンプで楽しむのにぴったり。また、ソロキャンプには180mLサイズが1人でしっぽり飲むのにちょうどいいですよ。 シーンに応じてサイズを選ぶのも楽しいお酒をお供に、次のキャンプを満喫してみてください。
【基本情報】 酒質:純米酒 アルコール度数:14.5% 容量:1.8L/900mL/180mL 価格:1,663円(税込/1.8L)/845円(税込/900mL)/ 179円(税込/180mL)

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より手軽にキャンプで熱燗を楽しんでもらうために、お得なキャンペーンを実施! 2024年1月31日(水)までの期間、キャンプ用品レンタルサービス「hinataレンタル」にて、「熱燗セット」を無料で借りられます。カセットコンロや鍋、おちょこなどが付属する充実のセット内容です。さらに、セットを借りると、今回紹介した沢の鶴の米だけの酒をプレゼント!これがあれば、初めての熱キャンも成功すること間違いなしです。この機会をお見逃しなく。
【詳細情報】 キャンペーン期間:2024年1月31日(水)まで セット内容:カセットコンロ(カセットフー タフまる)/鍋/酒たんぽ/おちょこ×2/温度計/収納ポーチ ※本セットには燃料(CB缶)は付属いたしません。メーカー純正のガス缶(イワタニ)をお買い求めください ※送料、保証料は別途発生いたします

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撮影/Tat モデル/熱燗DJつけたろうタシロトモヤ

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