最強のバイク用レインウェアおすすめ9選!雨の日をより快適&安全に
雨の日のバイクを安全に運転するために、レインウェアは必須です。雨を防ぐのはもちろん、着心地の良いものや快適に使用できるものなどにも注目したいところ。今回はバイク用レインウェアの選び方とおすすめのアイテムを紹介します。雨の日でも快適に使える、最強レインウェアをチェック!
バイクでのツーリングが好きな人
通勤や通学でバイクに乗る機会が多い人
外出時の天気の急変に備えたい人
バイク用レインウェアの選び方
まずは、バイク用のレインウェアの選び方について詳しく解説します。タイプや携帯性、耐水性などチェックするポイントは多数あります!シチュエーションや用途に合わせてしっかり確認しましょう。
レインウェアの種類┆スーツタイプ vs コートタイプ
レインウェアの形状には、
「スーツタイプ」と「コートタイプ」の2種類があります。
レインウェアの種類
- スーツタイプ:ジャケットとパンツでの2ピース
- コートタイプ:羽織るだけ
スーツタイプは
上下に分かれているため動きやすく、
バイクの操作がしやすいのが特徴です。長時間運転する人も疲れにくいでしょう。
一方コートタイプは、
サッと羽織るだけで簡単に着脱できるのが特徴。ただし裾が風にあおられ、雨が入りやすいため短時間の使用がおすすめです。
耐水圧・透湿性のチェックポイント
雨の侵入を防ぐ「耐水圧」は、レインウェア選びで非常に重要な指標です。
耐水性とは、生地に水が染み込まないようにする性能のこと。耐水圧の数値は、1cm²あたりの面積にかかる水圧の高さで示され、一般的に「何mmの水圧まで耐えられるか」を表します。
例えば、10mの高さまでの水圧に耐えられれば、耐水圧は10,000mmということです。一般的な耐水圧の目安は以下の通りです。
耐水圧の目安
- 小雨:300mm
- 雨:2,000mm
- 大雨:10,000mm
- 嵐:20,000mm
耐水圧の目安を参考に、どのような雨の状況でバイクに乗るのかを考えて選びましょう。
また、耐水圧とあわせてチェックしておきたいのが、レインウェア内の蒸れを軽減する「透湿性」です。透湿性は、生地の内側から外側へ水蒸気を通す性能を意味します。透湿性の優れたレインウェアは、外からの雨の侵入を防ぎながら内側を快適に保ちます。
透湿性の数値は、生地1㎡あたりに排出された水分量を表すものです。例えば10,000g/㎡/24hなら、24時間で1㎡あたり10,000gの水分が外に出ることを表しています。雨の中でも快適に使える透湿性能は5,000〜8,000g/㎡ほどで、より高性能なものなら10,000〜20,000g/㎡以上を目安に選びましょう。
さまざまな素材のなかでも、特に耐水性・透湿性に優れているのが「ゴアテックス」と呼ばれる素材。ゴアテックスの代表値は耐水圧45,000mm以上、透湿性13,500/㎡/24hで、長時間激しい雨にうたれても耐えられる機能を持ち合わせています。そのため長距離をバイクで移動する人にはおすすめです!
ただし、高品質なためほかのモデルよりも価格が高くなる傾向がある点に注意しましょう。
目立つカラーや反射素材の重要性
視界が悪くなる雨の日は、着用するものにも配慮が必要です。ほかの車やバイクなどから確認しやすいレインウェアを選ぶことで、危険を回避できます。
具体的には、蛍光カラーでデザインされたものや、反射テープを搭載したものは視認性が高く安全です。できるだけ目立つカラーを選んで安全な走行を心がけましょう。
携帯性・収納性も確認しよう
バイクでの走行中に急に雨が降ってくるシーンもあります。コンパクトに収納できたり、収納袋が付属していたりするものを選べば、手軽に持ち運べていざというときに便利です。ただし、レインウェアは高性能になる程かさばる傾向があります。機能面と携帯性のバランスがいいものが狙い目です。
用途に合わせて選ぶのも大切なポイントです。たとえば、毎日の通勤にはコンパクトで持ち運びやすいもの、ツーリングや長距離移動には耐水性・透湿性に優れたモデルがぴったりです。荷物を背負って運転することが多い方は、リュック対応の設計や背中のカバー力にも注目してみてください。どんなシーンで使うのかを考えることで、自分に合った1着が見つかりやすくなります。
hinata編集部厳選!バイク用レインウェアおすすめ9選
hinata編集部が厳選した、おすすめのバイク用レインウェアを紹介します。各モデルの違いが一目でわかる「スペック比較表」で耐水圧や透湿性、タイプや特徴を確認することで、自分の使い方に合うレインウェアを見つけやすくなります。どれを選べばよいか迷っている方は、まずこの表を参考にしてみてくださいね。
※ワークマンの製品は除く
商品 | 商品リンク | タイプ | 耐水圧 | 透湿性 | 特徴・向いている用途 |
|---|
|
| | スーツ | 約30,000mm | 約16,000g/㎡/24h | 高耐水・高透湿/長距離・雨天走行 |
| | ジャケット | 42,000mm | 16,000g/㎡/24h | 多サイズ展開/防寒の上からもOK |
| | スーツ | - | - | リュック対応/荷物が多い人向け |
| | スーツ | 10,000mm | 2,000g/㎡/24h | アジャスター付き/街乗り・通勤向け |
| | スーツ | 20,000mm | 10,000g/㎡/24h | ストレッチ・動きやすい/前傾姿勢対応 |
| | スーツ | - | - | 軽量・細身/見た目重視派に人気 |
| | スーツ | 10,000mm | - | デザイン性◎/通勤・街乗り向け |
| | スーツ | 20,000mm | 10,000g/㎡/24h | 高機能・反射あり/夜間走行に◎ |
ベタつきにくく強度にも優れたレインウェアです。独自の3層構造でムレを防ぎながら、雨や風の侵入を防ぎます。
透湿性は約16,000g/㎡/24h、
耐水圧は約30,000mm以上と高性能で、雨の日も快適です。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L、XL、2XL、SB、MB、MBB
- 耐水圧:約30,000mm以上
- 透湿性:約16,000g/㎡/24h
- 素材:[本体]ナイロン100% [内衿切替]ポリエステル100%
3レイヤー構造の透湿防水生地を採用したレインジャケットです。携帯ポーチつきで持ち運びも良好。反射プリントを搭載しているため、視界が悪いシーンや夜間でも安心です。
サイズ展開が多く、
防寒着の上からも余裕を持って着られます。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L、XL、2XL、3XLB、4XLB、5XLB
6XLB
- 耐水圧:42,000mm
- 透湿性:16,000g/㎡/24h
- 素材:polyester+TPU+polyester
デイパックやウエストバッグを装着したまま着用できる便利なレインウェアです。背中に搭載されたファスナーを開けると生地が広がり、
荷物を背負ったままストレスなく着られます。ツーリングキャンプを楽しむ人や登山の道中にバイクを使う人など、荷物の多い人におすすめのモデルです。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L、LL、XL、BL
- 耐水圧:-
- 透湿性:-
- 素材:[表地]ナイロンタフタデュアルテックス加工 [裏地]スーパーエアメッシュ [襟裏]起毛トリコット
使いやすいさまざまな機能を搭載したレインウェアです。袖や裾にはアジャスターを搭載し、風によるバタつきを押さえています。また、
背中の裾を長めにし、
背中から水が浸入するのを防ぐ効果も。カラー展開が豊富で、自分の好みのものを見つけられるのもうれしいポイントです。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L、LL、3L、4L
- 耐水圧:10,000mm
- 透湿性:2,000g/㎡/24h
- 素材:[表地]ナイロン100% [裏地]ポリエステル100%
ストレッチ性に優れた
動きやすいレインウェアです。前傾姿勢でも背中をカバーできる、ドロップテールを採用。フロント前面ベルクロや雨返しで、前からの雨にも対応しています。また、収納袋つきで持ち運びにも便利です。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L、LL、3L、4L
- 耐水圧:20,000mm
- 透湿性:10,000g/㎡/24h
- 素材:ポリエステル、裏面PUラミネート
裏地を持たず軽量設計を実現した、軽くて丈夫なレインウェア。
スリムなシルエットでもたつきがなく、
スタイルアップにも役立ちます。ゴールドウインのレインウェアは大きめにデザインされているため、ジャケットなどと同じサイズで選ぶのがおすすめです。
【基本情報】
- サイズ展開:0、1、2、3、4、5、4-2、4-3
- 耐水圧:-
- 透湿性:-
- 素材:ナイロン100%(コーティングなど樹脂加工)
スタイリッシュなデザインが印象的なエルフのレインウェア。耐水圧10,000mmで、強い雨にも対応できます。カラーのレッドとブルーはパキッとした色味で視認性も良好。かっこいいデザインのウェアを探している人にぴったりな一着です。
【基本情報】
- サイズ展開:M 、L、LL、3L、4L
- 耐水圧:10,000mm
- 透湿性:-
- 素材:[表地]ナイロン(PVCコーティング) [裏地]ポリエステルメッシュ
耐水圧20,000mm、透湿度10,000g/㎡/24hの高性能なレインウェアです。浸水を防ぐファスナーフラップや雨がえし、アジャストフラップを腰や袖に備えています。
反射板つきで夜間や視界の悪い状況でも確認しやすいです。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L、XL、XXL、WM
- 耐水圧:20,000mm
- 透湿性:10,000g/㎡/24h
- 素材:[表地]ナイロン(PUコーティング)100% [裏地]ポリエステル100%
ワークマン 3レイヤー透湿レインスーツ バイカーズ
3層構造生地で防水性と透湿性、耐久性にも優れたレインウェアです。ウェアのフロントは二重前立てになっており、首元をしっかりカバー。
裾の大きく開くパンツは、
ブーツの脱ぎ履きにも便利です。価格も安く、手軽に高機能なレインウェアを手に入れたい人におすすめです。
【基本情報】
- サイズ展開:S、M、L、LL、3L、5L
- 耐水圧:20,000mm
- 透湿性:2,000g/㎡/24h
- 素材:[表地]ナイロン100% [裏地]ポリエステル100%
ワークマン 3レイヤー透湿レインスーツ バイカーズ 代用も可!バイク用とアウトドア用レインウェアの違い
バイク用レインウェアとアウトドア用レインウェアは、一見似ていても設計のポイントが異なります。バイク用は、走行時の風の巻き込みを防ぐアジャスターや、裾のバタつきを抑える構造があり、反射素材も多く使われていて安全性が高いのが特徴です。
一方、アウトドア用は登山やトレッキング向けに作られており、軽量性や動きやすさを重視した設計。通気性の高さや、着脱のしやすさを重視したモデルも多いです。
どちらにもメリットがありますが、走行中の安全やフィット感を重視したい場合は、やはりバイク用が安心です。キャンプやフェスなど他の用途でも兼用したい人には、アウトドア用も選択肢になります。
レインウェアおすすめ25選!登山用や自転車用、ワークマンも注目!
レインウェアは悪天候での登山や釣り、自転車での通勤通学にになくてはならないアイテムです。しかし形や機能などさまざまで、どれを選ぶべきか悩む人も多いのではないでしょうか。本記事では話題のワークマンや人気のアウトドアブランドから厳選したレインウェア25選を紹介します。
ゴアテックスのレインウェアおすすめ8選!選び方やお手入れ方まで解説
モンベルのレインウェアはとにかく種類が豊富!独自素材や、世界最高レベルのゴアテックスを使用し、登山やキャンプといったさまざまなシーンに合わせたレインウェアを取り扱っています。今回はモンベルレインウェアの魅力を、登山・キャンプツーリングごとの選び方からおすすめの商品と合わせて紹介します。
レインウェアのよくある質問(FAQ)
レインウェアに関するよくある質問に回答します!サイズや季節ごとでの選ぶポイント、耐水圧についてなどを事前に知っておいて、自分に合うアイテムを選びましょう。
Q. バイク用レインウェアの「耐水圧」はどれくらいあれば安心?
通勤など短時間の使用なら10,000mmでも十分ですが、長距離ツーリングや激しい雨を想定する場合は20,000mm以上がおすすめです。高性能モデルでは30,000mmを超えるものもあり、雨風をしっかり防ぎたい方に向いています。
Q. サイズはどのように選べばいい?
冬場に厚着をする方やプロテクターをインナーに使う方は、ワンサイズ上を選ぶと安心です。メーカーによってサイズ感が異なるため、公式サイトのサイズ表を必ず確認しましょう。
Q. 春夏・秋冬での選ぶポイントは?
春夏は気温が高く蒸れやすいため、透湿性が高くベンチレーション付きのモデルがおすすめ。軽量でコンパクトに収納できるタイプも便利です。
一方、秋冬は防寒対策が重要になるため、インナーに防寒着を重ね着できるゆとりのあるサイズ感や、風の侵入を防ぐアジャスター付きのレインウェアを選ぶと快適に過ごせます。
Q. 夏でもレインウェアは必要?蒸れが気になる。
夏場でも急な雨対策にレインウェアは必須です。透湿性の高いモデルを選ぶことでムレを軽減でき、快適に走行できます。ベンチレーション付きのモデルもおすすめです。
目立つレインウェアで雨の日のツーリングを快適に!
雨の日でも快適に走れるかどうかは、レインウェア選びで決まります。紹介したアイテムは、どれも防水性や透湿性、安全性に優れた信頼できる一着ばかり。通勤、ツーリング、荷物の多いライダーなど、使い方に合わせて選ぶことで、雨の日もストレスなく走れます。ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりのレインウェアを見つけて、安全で快適なライディングを楽しんでください。