火の粉から服を守る焚き火用ジャケット・ウェア15選!ワークマンのレビューも
キャンプシーンでは、暖を取ったり調理をしたりと、焚き火のそばにいることが多いものです。火の粉が飛んできて、お気に入りの洋服に穴が空いてしまったという結果にならないよう、燃えにくい素材のジャケットやウェアで服を守りましょう。今回は焚き火におすすめの燃えにくいウェアと、ワークマンの焚き火用ウェアのレビューを紹介します。
穴が開くだけじゃない!焚き火の着衣着火は危険
キャンプの楽しみといえば焚き火。炎の揺れを楽しんだり、焚き火で料理をしたりするのが醍醐味です。しかし焚き火の火の粉が飛んで、服に穴があいてしまうこともあります。ウェアの素材としてよく使われている化学繊維は火に弱く、少しの火の粉でも溶けてしまうため要注意。
また、穴があくだけでなく最悪の場合、着衣着火してしまい火傷する危険性もあります。焚き火を楽しむキャンプでは燃えにくいウェアを着用し、火の粉に十分気をつけましょう。
燃えにくいのは「難燃素材」
燃えにくい素材としておすすめなのが、特殊加工を施した難燃素材。燃えるのは、熱分解によって発生した可燃性ガスと酸素が結合する化学反応で起こります。難燃素材は特殊な加工により、化学反応を抑えてガスを発生しにくくする効果があり、ほかの素材と比べて燃え広がりにくいのが特徴です。
ただし、難燃素材であっても全く燃えないというわけではありません。焚き火や火の周辺でいるときには油断せずに行動しましょう。
焚き火に強いおすすめのウェア
焚き火用のウェアはアウトドア業界では人気のアイテム。有名なアウトドアメーカーからウェア専門メーカーでも多く取り扱っています。用途や好みに合わせて選びやすいのでチェックしていきましょう。
ジャケット
Aramidとコットンで織り込んだスノーピークTAKIBIシリーズのジャケット。軽量でサッと羽織れるのが特徴です。難燃性、耐久性、撥水性を兼ね備え、春から夏にかけてのキャンプシーンにぴったり。スッキリとしたシルエットでシンプルスタイルが好みの方におすすめです。
【基本情報】
- 素材:Aramid
- サイズ:M、L
- カラー:ブラック、カーキ
スノーピーク独自の難燃素材にストレッチをプラスした動きやすいジャケット。首まわりをスッキリさせることでレイヤードがしやすく、ハイネックやフードのトップスを重ねてももたつきません。ユニセックスモデルなので、カップルや夫婦でそろえてもGOOD!
【基本情報】
- 素材:ポリエステル、アラミド
- サイズ:S、M、L
- カラー:ブラック
100%難燃コットンで仕上げた焚き火ポンチョ。難燃糸で折り上げた生地は火の粉に強く耐久性抜群。必要に応じて上からサッとかぶるだけなので着脱しやすいのもポイントです。ポンチョタイプはアウターの上からも着られるので、オールシーズン使いたい方にもおすすめ!
【基本情報】
- 素材:コットン
- サイズ:フリー
- カラー:ブラウン、ネイビー、オリーブ
表地に難燃素材を使用したナンガのダウンジャケット。火に強いのはもちろん、耐水加工を施した羽毛が使用されているので、雨天での濡れや汗などの湿気にも強いのが特徴です。ポケットも充実しており収納力も抜群。機能性が高くアウトドアのさまざまなシーンで活躍できるジャケットです。
【基本情報】
- 素材:ポリエステル、アラミド繊維混合
- サイズ:S、M、L、XL
- カラー:ベージュ、コヨーテ、ネイビー、チャコール、カーキ
ナンガ定番のアイテムAURORAを燃えにくい素材で仕上げた特別なアウター。ホワイトダックダウンをたっぷり使用し、暖かいので寒い時期のアウトドアでも役立ちます。ボリュームのあるおしゃれなデザインは、タウンユースとしてもおすすめ。サイズやカラーも豊富で自分に合うものを選べます。
【基本情報】
- 素材:
- サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL、XXL
- カラー:ベージュ、コヨーテ、ボルドー、チャコール、カーキ
大きなポケットで収納力のある100%コットンアウター。左ポケットには、カラビナが引っ掛けられるタブ付きで使い勝手も良好です。丈夫で火に強いヘビーオックスフォード生地を採用し、大きめのシルエットに仕上がっています。分厚いアウターの上から着たい方にもおすすめ!
【基本情報】
- 素材:コットン
- サイズ:S 、M 、L、XL
- カラー:ウォルナット、カーキ
コットンツイル素材に難燃加工と撥水加工を施したgrnオリジナル生地のジャケット。アウトドアらしいデザインで、気分も盛り上がります。フードの前立てが高めのつくりで、首元や口元もしっかりカバー。
【基本情報】
- 素材:コットン
- サイズ:M、L、XL
- カラー:インディゴ、キャメル、オリーブ
難燃性フリース素材を採用した暖かいジャケット。毛足の長いフリース素材は手触りが良く、防寒対策としても活躍します。静電気の発生を抑える静電ケア設計が採用され、ストレスなく使用できるのもポイント。着心地を重視する方にはぴったりのアイテムです。
【基本情報】
- 素材:Firefly Versa Loft
- サイズ:M、L、XL
- カラー:グラベル、アスファルトグレー
【ブランド別】焚き火ポンチョ10選!火の粉から服を守ろう
火の粉から服を守ってくれる焚き火ポンチョ。難燃性の高い素材を使用し、火災の危険から身を守れます。防寒できたり、撥水加工を施したり、シーンに応じたものを選ぶと便利です。この記事では焚き火ポンチョの選び方やおすすめのポンチョを紹介。グリップスワニーやワークマンのアイテムもピックアップしました。
トップス
薄手の難燃シャツトップス。カイハラデニムのオリジナル素材を使った燃えにくいシャンブレーシャツで、普段着としても活躍します。胸元にフラップ付きのポケットとウエストに大きなポケット、バックにもタック付きのポケットがあり収納力抜群。スマートに着こなしたい方におすすめです。
【基本情報】
- 素材:コットン、モダアクリル繊維
- サイズ:S、M
- カラー:ライトブルー、ネイビー
難燃コットンで仕立てたキャンプパーカー。七分袖のポンチョ型なので、動作の邪魔をせず動きやすいのが魅力です。首元のファスナーは首元までしっかりカバー。ハイネックのインナーやネックウォーマーをつけたままでも、火の粉の心配をせずに使用できます!
【基本情報】
- 素材:コットン
- サイズ:M、L
- カラー:オリーブ、ウルフブラウン、ネイビー
汚れても気にならない作業着のようなセットアップ。単体でも使えるので、キャンプシーンでのコーディネートにも役立ちます。また、ドリンクポケットやライターポケットなど収納性も抜群!アウトドアではラフな格好で過ごしたいという方におすすめです。
【基本情報】
- 素材:ポリコットン
- サイズ:M、L
- カラー:グリーン、タン
ボトムス
焚き火時にも安心なコットン製のジャンバースカート。身の回りの小物を収められる収納力で、キャンプベストのように使えて便利です。オーバーオールタイプもあるので、カップルでおそろいにするのもおすすめ。
【基本情報】
- 素材:綿
- サイズ:フリー
- カラー:キャメル、インディゴ、オリーブ
難燃性の高い特殊繊維を使用したパンツ。ゆとりのあるシルエットでコーディネイトしやすく、どんな服装にも合わせやすいでしょう。アースカラーがおしゃれで、タウンユースでもおしゃれに着こなせます。場所を問わず使いたい方におすすめです。
【基本情報】
- 素材:モダクリル、ナイロン
- サイズ:S、M、L、XL
- カラー:パインコーンブラウン、ブラック、ニュートープ
焚き火仕様の暖かいダウンパンツ。最上級のダウンを使用し、真冬でも使える優れものです。ダウン素材ですがテーパードシルエットになっているため、スッキリ着こなせます。火の粉と一緒に防寒対策もしたい方にぴったりのアイテムです。
【基本情報】
- 素材:綿、ポリエステル
- サイズ:M、L、XL
- カラー:ブラック、コヨーテ、オリーブ
難燃素材のブランケットでもカバーできる
グリップスワニーのオリジナルファブリック難燃生地ファイアーシールドを使用したブランケット。バックル付きで、足にかけるだけでなく腰に巻きつけたり肩に羽織ったりもできます。冬キャンプの防寒対策にぴったり!
【基本情報】
- 素材:コットン、ポリエステル
- サイズ:120×100cm
- カラー:OLIVE×COYOTE
焚き火用ウェアならワークマンは外せない
焚き火に強いアイテムをそろえているのが「ワークマン」。コットやチェア、タープなど火に強いアイテムを多く取り扱っています。ウェアにもさまざまな種類があり、難燃素材の洗えるダウンやコットンのアウター、よく伸びる綿パンツなど焚き火シーンで使いやすいアイテムが勢ぞろい。
ワークマンの焚き火用ウェアは、アウターでも5,000円以内で手に入り、コスパがいいのも魅力です。多くの商品がある中で、私がマストで使っている「綿かぶりヤッケ」を紹介します。
ワークマンの焚き火ウェア「綿かぶりヤッケ」をレビュー
春や秋のアウターとキャンプで使用している「綿かぶりヤッケ」は、100%綿素材。ゆとりのあるつくりになっており、寒い時期には中にレイヤリングすることで防寒着としても活躍します。落ち着いたアースカラーもお気に入りです。
特徴的なのが首元部分。ファスナーを開けてももう一枚布があるため、中が見えないつくりになっています。着込んでいる服にフードがついている場合やネックウォーマーをつけていても、ファスナーを開けることで首元にゆとりがうまれて苦しくなりません。
しかも、火の粉からもしっかりカバー。首元が狭い分着脱はしにくいものの、着てしまえば快適に動けます。
袖は開いているように見えますが、めくると中はゴム仕様。風が入りにくく、手を洗うときや料理のときなどに腕まくりするのにも便利です。
ただし、綿100%の素材や難燃素材であっても、必ずしも穴が開かないというわけではありません。燃えにくい素材だからといっても油断は禁物です。焚き火の前ではどんな時でも気をつけておきましょう。
火の粉を気にせず焚き火ライフを楽しもう
キャンプで焚き火を楽しみたい人は、焚き火に適した服装をしておくのが重要です。穴が開いても気にならない焚き火専用のウェアを着たり、火に強いアウターを羽織ったりすれば、焚き火前でゆっくりくつろげます。今回の記事を参考にぜひ、自分にぴったりのアイテムをゲットしてみてください。
【ブランド別】焚き火ポンチョ10選!火の粉から服を守ろう
火の粉から服を守ってくれる焚き火ポンチョ。難燃性の高い素材を使用し、火災の危険から身を守れます。防寒できたり、撥水加工を施したり、シーンに応じたものを選ぶと便利です。この記事では焚き火ポンチョの選び方やおすすめのポンチョを紹介。グリップスワニーやワークマンのアイテムもピックアップしました。