折りたたみ電動自転車のおすすめ商品や選び方をプロが解説！キャンプ場周辺を散策

一般的に「自転車キャンプ」とは、マウンテンバイクやクロスバイクのようなスポーツバイクに必要なギアを装着し、キャンプ場まで自転車1つで行くというものです。 オートキャンプと比べると、キャンプ場までの道のりも楽しむことができ、途中ふらっと寄り道したり目的地を急に変更したりと、かなり自由度が高いスタイルです。 一方で、できるだけコンパクトに積載しなければならなかったり、自分の脚で目的地までこぎつづけなければならなかったりと、それなりにテクニックや知識、装備が必要というのも事実。

そこでおすすめしたいのが、キャンプ場まで車で行き、現地周辺を折りたたみ電動自転車で散策するというスタイルです。車に自転車やギアを積んで行けば荷物の多さも、道中での体力消耗も心配することなし。 折りたたみ電動自転車を使用することで、積載をさほど圧迫することもなく、ギアを厳選せずに済みます。小さいものだとキャリーケースと同様のサイズまで折りたため、大きくても1m前後の長さのものがほとんどです。 また、電動のためキャンプ場周辺の山道も難なく漕ぐことができ、体力に自信がない人でも安心して自転車キャンプに挑戦できます！

折りたたみ電動自転車は、もちろんキャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、普段使いにもおすすめ。コンパクトに折りたたみ室内で保管し、鍵より強力な盗難対策をすることができます。また、駐輪場代も節約することができるため、お財布にも優しいです。

折りたたみ電動自転車は、一般的なシティサイクルと比較するとどうしても高価格になってしまうもの。つい値段だけ見てできるだけ安いものを選びたくなってしまいますが、バッテリー容量の少なさや車体の重さに後悔してしまうことも。 では、どんな折りたたみ電動自転車を選べばよいのでしょうか。ここでは注目してほしい3つのポイントを紹介します！ぜひ参考にして、お気に入りの1台を見つけてみてください。

車への積み下ろしや、自宅から外へ出すときに持ち運んだりする機会が多いなら、軽量モデルに注目。折りたたみ電動自転車に多い20kg前後のものになると、持ち運びには少し不便で腰への負担も大きいです。 15kg以下のモデルであれば、持ち運びがそこまで苦ではなく、腰への負担も少ないです。また、13kg以下の超軽量なものもあり、女性や筋力に自信のない人も安心です。

折りたたみタイプにも2つ折りと3つ折りの2種類があり、車に積載するのであればよりコンパクトに収納できる3つ折りタイプがおすすめです。それぞれ特徴が異なるため、好みに合った方を選びましょう。

容量が大きいものほど1回の走行距離は長いですが、その分価格も上がります。バッテリー容量は小さいもので6Ah(アンペアパワーと読み、バッテリー容量を表す単位のこと)、大きいもので16Ahほど。 使用頻度が高い人は、バッテリー容量の少ないものだと頻繁に充電しなければならず寿命も短くなるため、容量の多いものがおすすめです。 また、バッテリーのスペックには、バッテリー容量(Ah)と電圧(V：ボルト)を掛け合わせたバッテリーの電力量(Wh：ワットアワー)という数値もあります。同じ容量(Ah)でも、電圧(V)によってバッテリーの電力量(Wh)が異なるため、予算や使うシーンに応じたバッテリー選びが大切です。

キャンプにも日常使いにもピッタリな折りたたみ電動自転車のおすすめ商品をたっぷり17選紹介します。自転車専門メディアであるFRAMEが5段階評価で自転車を選定！ぜひ、参考にしてお気に入りの1台を見つけてください。

自転車キャンプに対してハードルの高さを感じていた人にとって、今回紹介した、キャンプ×電動自転車というスタイルは挑戦しやすいのではないでしょうか。 折りたたみ電動自転車を取り入れることで移動範囲が広がり、オートキャンプでは体験することのできなかった景色を見たり、誰も知らない穴場で一休みしたりと新しい楽しみ方ができるようになります。 キャンプの楽しみ方が一層広がることで、新たな発見が待っているかもしれません。